avoidの意味と使い方について!詳しい使い方と関連表現を紹介

avoid, オンライン英会話, ネイティブキャンプ

今回は、よく見かける英語の言葉の一つである動詞avoidの使い方を、英語例文を交えながらわかりやすく解説していきたいと思います。

Avoid、、、? 聞いたことはあるし何となく意味はわかる、、、あるいは普段よく使ってます!という人、avoidなんて言葉、初めて聞いた、どんな使い方をするの!?という人、いろいろだと思います。

Avoidというこの言葉、ここは声を大きくして( *turn up the volume ) 言いたいのですが、もう本当にめちゃくちゃ便利 ( *extremely useful ) 、なおかつもの凄く役に立つ ( *very valuable ) 言葉です。

欧米で使われているような英語の辞書を引くと『最もよく使う』言葉と『あまり使わない』言葉を印でランク分けされていることがあるのですが、avoidは『最もよく使う』印がしっかりとついています。

そんな重要で大切な言葉であるavoid。ここでぜひ皆さんと一緒に使い方をしっかり理解し、avoidを使った英語表現で自由にavoidを使いこなせるようになりたいと思います!大丈夫、ちょっとしたコツを理解すれば、全然難しくない。下記に、ちょっと役に立つ熟語をまとめておきました。

*turn up the volume 音を大きくして
*extremely useful 極めて便利
*very valuable とても役に立つ、値打ちがある、重要である

Avoidの意味と使い方

1、悪いことが起こらないようそれらを避けるような時
= to stop something bad from happening

渋滞を避ける、
交通事故を避ける、
テストで落第を避ける、
などなどに使えます。

2、何か特定の人や事、物などを避ける時
= to stay away from someone or something

別れた恋人を避ける、
喧嘩した友達を避ける、
特定の食品、例えば卵を避ける、魚を避ける、肉を避ける、
赤の服を避ける、残業を避ける、太陽の光を避ける
などなどにも使えます。

3、間違ったこと、危険なこと、有害なことを避けるよう、意図的にそれらをしないことを選択する時
= to deliberately not do something, especially something wrong, dangerous, or harmful

個人情報を教えないようにする、
人前で発言しないようにする、
などなどにも使えます。

いかがでしょうか?なんとなくavoidのイメージが浮かび上がってきましたか?Avoidはつまり、そうです!『避ける』という意味なのです。

主語の人称による変化 ( 現在形 )

I : avoid
We : avoid
You : avoid
They : avoid
He : avoids
She : avoids
It : avoids

否定文 (現在形)

I : don’t : avoid
We : don’t : avoid
You : don’t : avoid
They : don’t : avoid
He : doesn’t : avoid
She : doesn’t : avoid
It : doesn’t : avoid

Avoid +動詞ing

1、avoid+動詞ing、よく使うパターンは口に出して覚えよう

よく使われる形でavoid+動詞ingがあります。動詞がing形を取ります。

間違いを回避するために、ぜひこの言葉は口に出して、Avoidプラス動詞ing、avoidプラス動詞ing あるいは外国の語学学校でよく教えられているように、avoid doing something, avoid doing somethingと覚えて下さい。これを覚えると、もうavoidを半分制覇したのと同じです!

あなたはavoidを、自信を持ってとても美しく使うことが出来るようになるでしょう。

2、avoid+動詞ingとは?

Avoidの後ろに動詞をingの形にして文章を作ります。

例えば、あなたがダイエットをしているとします。あなたは、ファーストフードを食べるのを避けています。そのような状況を、文章として形にしてみましょう。

avoid(避ける)+eating(食べるing)fast food (ファーストフード)すなわち avoid eating fast foodとなります。

【新感覚?!】マックポテトにチョコレート!
https://nativecamp.net/blog/reading/4407

数学の勉強を避けている、こんな時もavoid+動詞ingです。Avoid+studying mathとなります。

Avoidを使った例文

1、avoid+動詞ingという形で、例文を作ってみよう

answerのing形を使う
①avoid answering my question → avoid + answering my question
私の質問に答えるのを避ける
eatのing形を使う
②avoid eating salad → avoid + eating salad
サラダを食べるのを避ける

春野菜を英語で表現!季節感あふれる英語表現をマスターしよう
https://nativecamp.net/blog/20240105-spring_vegetables

drinkのing形を使う
③avoid drinking coffee → avoid + drinking coffee
コーヒーを飲むのを避ける
workのing形を使う
④avoid working overtime → avoid + working overtime
残業するのを避ける
beのing形を使う
⑤avoid being crowded → avoid + being crowded
人混みを避ける
wearのing形を使う
⑥avoid wearing black clothes → avoid + wearing black clothes
黒い服を着るのを避ける
callのing形を使う
⑦avoid calling the phone → avoid + calling the phone
電話をするのを避ける

2、上記のavoid+動詞ingの例文を使って、完全な文章を作ってみよう

上記のように、avoid+動詞ingの例文に慣れてきたら、今度は上記の文章に主語を付けて、完全な文章を作ってみましょう。

美しい文章とは、主語、目的語などが正しい形を取っている文章のことです。英語で外国人に『boyfriend avoid』と単語を繋げただけで話したとすれば、相手はちょっと戸惑ってしまいます。

『ボーイフレンド? 避ける? 』のようになって、ボーイフレンドががあなたを避けるのか、それともあなたがボーイフレンドを避けているのか、あるいはボーイフレンドを持つことを避けたい、、、?というような感じになります。

英語で会話をする、あるいは文章を書くときは必ず、主語、目的語などを明確にし、「私は今、ボーイフレンドを避けているの。だってケンカしたから、、。』『ボーイフレンドが私を避けているの。私が約束をすっぽかしてしまったから、、。』というような、伝えたいことが明確に伝えられる美しい大人英語を使えるようになりたいですね。

もちろん、中学英語、高校英語の文法の授業でも、英検にチャレンジしようとする方にも、とっても大切なことです。ポイントをしっかり押さえながら、楽しく英語学習をしたいですね。

①The teacher tried to avoid answering my question.
先生は、私の質問に答えるのを避けようとした。
②She tried to avoid eating salad.
彼女は、サラダを食べるのを避けようとした。
③I avoid drinking coffee.
私は、コーヒーを飲むことを避けています。

https://nativecamp.net/blog/20230420-bitter

④I avoid working overtime.
私は、残業するのを避けている。
⑤He avoids crowds.
彼は、人混みを避けている。
⑥She avoids wearing black clothes.
彼女は、黒い服を着るのを避けている。
⑦His girlfriend avoided calling the phone.
彼のガールフレンドは、電話をかけるのを避けた。

いかがでしょうか?ぜひあなたの『避けていること』を文章にしてみて下さい。もしavoid+動詞ingの形が少し難しい、という人は『avoid+名詞』の形をとっても使うことが出来ます。
avoid+名詞=avoid +noun

The children narrowly avoided injury.
子供達は間一髪で怪我を免れた。
She carefully avoided the carrots.
彼女は注意深く人参を避けた。

avoidと相性の良いadverb (副詞)であるnarrowly、carefullyについて

Narrowlyとcarefullyはadverbと呼ばれる副詞です。これらはavoidととても相性が良く、avoidの動きがどのように起こったかを表すために使われています。Narrowlyは危機一髪、という時やギリギリのところで、という意味です。

narrowly avoided = まさに危機一髪の状況で免れた
carefully avoided=注意深く避けた

いかがでしょうか?単に『避けた』というより、どのように起こったか、という状況を表してくれる副詞を付け加えるだけで、文章にぐっとリアリティが出て、その状況が目に浮かぶようですね。

動詞+avoidで状況を説明する

Avoidと相性の良い動詞には、以下のようなものがあります。

want to+avoid
〜を避けたい

wish to+avoid
〜を避けたい

try to+avoid
〜を避けようとしている

be difficult to+avoid
〜を避けるのは難しい

be impossible to+avoid
〜を避けるのは不可能だ

動詞をプラスすることにより、避けるというアクションに対して表現の幅が広がり、そこにどのような思いがあるのかも表現できるようになります。避けたいという願い、避けるのは難しいという思い、避けようとしている、という状況、それらが明確になっています。

関連表現

refrain=to not do something that you want to do

このrefrainという動詞(verb)、皆さんもどこかで耳にしたことがあるかも知れません。この動詞は、〜したいけど控える、というような意味で使われます。

Refrainは、フォーマルと呼ばれる種類の言葉で、主に新聞記事や論文など、物事を正確に説明する必要がある文章で使われる言葉です。

英検などの英語学習をされている皆さんや、CNNやBBCなどの海外のニュースを読まれる方は度々目にされるかもしれません。

Refrain From

Refrainはfromとセットでよく一緒に使われて(collocate)います。Collocateとは、言葉と言葉がセットになって使われていることで、それらの組み合わせを正しく使うことにより、ナチュラルに聞こえる効果があります。

ネイティブスピーカーは、話し言葉に自然にcollocationを使います。Refrain from~もcollacationの一つで、〜をしないようにする、と使うことが出来ます。

Please refrain from swimming here.
ここで泳ぐことは控えて下さい。

これは、ここで泳ぎたい人がいるけれど、思いがけず深いので控えてほしい、あるいは個人的な領域なので控えてほしい、というような場合に使われます。下記も同様です。

Please refrain from playing here.
ここで遊ぶことは控えて下さい。
Please refrain from running here.
ここで走ることは控えて下さい。

海の「ocean」と「sea」は何が違う?海にまつわる英語表現も紹介!
https://nativecamp.net/blog/20221112-ocean

Prevent

prevent=to stop something from happening, or stop someone from doing something

このpreventという動詞(verb) は、何かが起こるのを止める、誰かが何かをするのを止める、という意味で使われます。とてもよく目にする使用頻度の高い、実用的な動詞です。

preventの使い方

Preventには、決まった使い方のパターンがあります。

prevent somebody/something (from) doing something

No one can prevent you from going abroad.
誰もあなたが外国に行くのを止めることは出来ない。

上記の文章は、no oneを主語に持って来ました。誰もいない、という意味で、canを使うことにより、誰も出来るものがいない、と使うことが出来ます。これはいろんな状況で使える便利な表現です。

No one can prevent you from eating ice cream.
誰もあなたがアイスクリームを食べるのを止めることは出来ない。

アイスって外国人に通じる?シャーベットや日本の冷たいデザートのフレーズもご紹介します!!
https://nativecamp.net/blog/20231123-ice_cream

No one can prevent you from loving him.
誰もあなたが彼を愛することを止められない。
She prevented you from quitting your job.
彼女は、あなたが仕事をやめるのを止めた。(やめようとするのを防いだ)

「目指す」は英語でなんて言う?「目標」の英語表現も紹介
https://nativecamp.net/blog/20220930-aim

まとめ

いかがでしたか?今回は、動詞avoidの意味、使い方、動詞+avoid、avoid+名詞、英語学習においての主語や目的語の大切さ、状況によって副詞を使う表現の仕方などを解説しながら、皆さんと一緒にしっかり学びました。

文章を作ってみたけど、自分の作った文章が合っているのかがわからないから確認してほしい。少しスピーキングの練習をしてみたい。再び英語の勉強をしてみたくなった!などと思われたら、5分のスキマ時間でも何分でも、24時間いつでも手軽に出来る、ネイティブキャンプのオンラインレッスンがおすすめです!

優しい講師やフレンドリーで明るい講師がいっぱいいて、豊富な教材で楽しくレッスン出来ます。世界のニュースを題材にしたデイリーニュース、会話をしながら学べるレベル別の文法教材、キッズに人気のイラストが豊富な子供のための教材Let’s Goなどなど、楽しい教材が盛りだくさんです。

nativecamp.net

nativecamp.net