英語で日本酒は何て言う?~種類・飲み方の説明&海外で人気のある日本酒を紹介~

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日本酒

みなさんは外国人のお客さんやお友達に英語で日本酒を紹介したいときに、困った経験はありませんか?

日本語でさえ、食べ物や飲み物の味や香りを言葉で表現し、説明するのって案外難しかったりしますよね。

実際に、海外での日本酒の注目度は年々上昇しており、日本酒ブームが起きているほどの人気なんです。

国税庁が公表しているデータによれば、10年前に比べて約2.7倍に増えていることも明らかになっています。

そこで今回は英語で日本酒についてどんな表現で説明したらいいか、覚えておくと便利な単語やフレーズを押さえ、例文を使いながら学んでいきましょう!

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1.日本酒とは

英語で「日本酒」は”sake”といいます。

日本酒はワインに比べればまだまだ広く認知されていないもので、Japanese rice wineと表現されることもあります。しかし、一般的に”sake”が日本酒を表す英語として通じることでしょう。

ではさっそく日本酒がどのようなものであるか基礎知識を英語で紹介してみましょう。

*知ってると便利な単語*
liquor:アルコール飲料、(蒸留した)お酒
fermentation:発酵
brew:醸造する

Sake is a Japanese national liquor.
(日本酒は日本の国民的なお酒です。)

Sake is made from rice through fermentation.
(日本酒はお米を発酵させることでつくられます。)

Sake has been made for over 1,000 years all over the Japanese islands.
(日本酒は1,000年もの間日本中で飲まれてきました。)

There are more than 10,000 kinds of sake.
(日本酒は10,000種類以上あると言われます。)

Sake brewed by using locally grown rice grains and water from local sources is called “Jizake.”
(地方の水やお米を使い、醸造された日本酒は地酒と呼ばれます。)

*度数*
Alcoholic content in sake is about 15 percent which is a little higher than wine.

(日本酒のアルコール度数はおよそ15%ほどで、これはワインより少し高いくらいです。)

If you are lightweight, please take care of yourself.
(もしお酒が弱いようならお気をつけてくださいね。)

I’m just tipsy. / sober.
(ほろ酔いです。/ しらふです。)

2.温度

ワインやウイスキーなど冷やしたお酒を日常的に飲む海外の人々にとって、温めて飲んだり常温で飲んだりする日本酒は少しユニークに感じるかもしれません。

温度の変化に応じた味わいや香りの変化、熱燗や冷酒の風味の違いをどのようにして伝えればよいのか、うまく説明できたらお酒の席も盛り上がること間違いなしです!

今回はお店でよく見受けられる熱燗、冷酒、冷やの違いについて見ていきましょう。

Sake can be enjoyed chilled, at room temperature, or hot.
(日本酒は冷やしても常温でも温めても美味しく飲めます。)

Depending on the temperature, sake changes the flavor and the aromas.
(日本酒は温度によって風味や匂いを変えます。)

*知ってると便利な単語*
hot sake:熱燗
cold sake:冷酒
room temperature sake:冷や
degrees:

①熱燗 ~ hot sake ~

Hot sake is one of the traditional ways to drink it and it’s called “Atukan” in Japanese.
(熱燗は伝統的な日本酒の飲み方の一つです。)

Hot sake is warmed to around 50 degrees Celsius, and once it’s warmed the aroma grows stronger.
(熱燗は50℃前後まで温められ、一度温めるとその日本酒の持つ香りが強まります。)

Generally, hot sake is drunk in winter for people to warm their body.
(一般的に熱燗は冬に飲み、体を温めます。)

②冷酒 ~ chilled sake ~

Chilled sake is cooled down to 5~10 degrees Celsius.
(冷酒は5~10℃まで冷やします。)

The characteristics of chilled sake are its fruity aroma and refreshing taste.
(冷酒はフルーティーな香りと爽やかな味が特徴です。)

In summer, Japanese people often drink “chilled sake,” served in a cold glass to help them refresh themselves.
(夏の間は冷えたコップに入れた冷酒が飲むと爽やかな気分になれます。)

③冷や ~ room temperature sake ~

Room temperature sake is kept about 15~20 degrees Celsius.
(冷やは常温の15~20℃ほどに保たれています。)

Room temperature sake offers the original taste of Japanese sake with the best balance of sweetness, acidity, and bitterness.
(冷やは甘味や酸味、苦みなどバランスよく味わえ、日本酒本来の味を楽しめます。)

 

3.味覚

味に関する説明はそもそもの語彙が必要ですし、お酒もお料理も一度も味わったことのない相手に適切に伝えるのってなかなかうまくいかないものだったりします。

そこで覚えておくと言い回しの効く便利な単語やフレーズを一挙に取り上げてみました。次のような基本的なものを押さえておくと、あとは応用するだけなので使いまわしが出来るのでとっても便利なんです。

以下の単語は例文で登場したものも多いので、同じように使ってみてはいかがでしょうか。

*知ってると便利な単語*
Flavor:味わい   
Dry:辛口
Sweet:甘口
Fruity/florid:華やか
Rich:濃い
Easy to drink:飲みやすい
Soft:柔らかい
Light:軽やか
Fresh:新鮮な
Acidity:酸味がある
Complex:複雑な
Mellow:芳醇な
Crisp finish:キレがいい
Good length:余韻が長い
Well-balanced:バランスがいい
High aroma / Aromatic:香り高い

 

4.日本酒の種類

日本酒は造り方によって大吟醸酒、吟醸酒や純米酒など様々な種類があり、それに伴い風味が変わってきます。

ここでは吟醸酒、純米酒、本醸造酒、長期熟成酒を取り上げ、それぞれどのように造り、どのような味覚の違いがあるのか説明していきます。

There are many types of sake and the difference depend on the brewing methods.
(日本酒には醸造の仕方によって様々な種類が出来上がります。)

①Ginjo-shu:吟醸酒

Ginjo-shu is specially refined sake made from highly polished rice with special techniques applied.
(吟醸酒は高度な技術で精米された純度の高い日本酒です。)

It has a mild taste with fruity flavors as if it contains apples, bananas, lemons and so on.
(まるでレモン、バナナやリンゴなどが含まれているような華やかな香りを持つまろやかな味です。)

②Junmai-shu:純米酒

Junmai-shu is made only from rice and rice koji. Generally, it has a rich taste and flavor like that of boiled rice.
(純米酒はお米を米麹から造り、一般的にこくのある味と炊き立てのごはんのような香りを持ちます。)

③Honjozo-shu:本醸造酒

Honjozo-shu is made from rice, rice koji, and limited volumes of alcohol.
(本醸造酒はお米と米麹と決まった量のアルコールで造られます。)

It is neutral between Junmai-shu and Ginjo-shu, so it has a well-balanced taste and flavor.
(純米酒と吟醸酒の中間で香りや味のバランスがあります。)

④Long-aged sake:長期熟成酒

It has special flavors and mellow taste as if it contains almonds, butter, and cinnamon.
(熟成日本酒特有の香りとアーモンド、バターやシナモンが含まれているかのような芳醇な味です。)

 

5.飲み方

日本酒を飲むときに使う、お猪口や徳利なんてものは普段海外ではほとんど見られることがありません。

初めて使うお猪口や徳利の使い方、またその飲み方は慣れていない海外の人々に説明してあげると喜ばれることでしょう。

また、海外の方が同席する会社の飲みの席やお友達との飲みの席で「盛りこぼし」のサービスがあった場合は、彼らにとって日本特有の文化を体験できるいい機会になるはずです。

そんなときに大活躍する説明を紹介します。

*知ってると便利な単語*
sake cup:お猪口(おちょこ)
sake bottle:徳利(とっくり)
square wooden cup:升(ます)

Pour sake from a bottle called ‘tokkuri’ into a small sake cup called ‘ochoko’.
(徳利からお猪口にお酒を注いでください。)

At first, please enjoy the aroma of sake.
(まずは香りを楽しんでみてください。)

With your first sip, try to let the sake linger in your mouth a little longer to appreciate its aroma and taste.
(一口目は飲み干さず、少し口に含んで香りと味を堪能してみてください。)

*盛りこぼし*
First, drink sake from the cup, and then pour the sake which is left in the wooden box or masu (lacquer box ) into your cup.
(最初にお猪口のお酒を飲み、そのあとに升に入っているお酒をお猪口に移して飲んでください。)

6.海外で人気のある日本酒

2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産に認定されたこともあり、海外では日本酒が流行しており世界的に注目されるほど大人気なんです。

17年の財務省貿易統計の「清酒の輸出数量・金額推移」を見ても、8年連続で過去最高を更新しているほどに年々人気が拡大していることもわかります。

では海外の人々にとってはどんな日本酒が好まれるのか、イギリスの新聞で取り上げられたトップ10の日本酒を参考にご紹介したいと思います。

1位 玉川Time Machine1712(京都府)
2位 出羽桜(山形県)
3位 伯楽星 純米吟醸(宮城県)
4位 風の森 秋津穂 純米大吟醸しぼり華(奈良県)
5位 惣誉 純米吟醸(栃木県)
6位 岸浪園の梅酒(宮城県)
7位 ヌーベル月桂冠 純米吟醸(京都府)
8位 賀茂泉 純米大吟醸(広島県)
9位 七田 純米 七割五分磨き(佐賀県)
10位 松竹梅白壁蔵 澪(京都府)

また、海外からも利用できるオンラインショップのサイトも日本酒人気がうかがえます。

イギリスの「TENGU SAKE」というサイトでは、
1位に岐阜県の「三千盛」が「あぺりてぃふ」と名前を変えて
2位に岡山県の「御前酒・九」が「ロッキー・マウンテン」として続き、
3位には岡山県の「御前酒・上撰」がランクインしています。

フランスの「MAISON DU WHISKY」では埼玉産の「恋鯉」「魚織」、新潟産「カワセミの旅」などが、ベストセラーとなっています。

その他にも海外に在住している方に向けたオンラインショップがあるので、よかったらチェックしてみてくださいね!

日本酒好きな海外の知人友人がいましたら教えてあげると喜ばれるかもしれません。

スイス:SHINWAZEN
ドイツ:J’epoca SAKAbar
オランダ:酒リシャス
イタリア:SAKE COMPANY

 

7.おすすめのおつまみ

これまで日本酒についてたくさんご紹介してきましたが、日本酒を引き立ててくれえる「おつまみ」も忘れてはいけません!

「和食」のお供としての食中酒として注目されている日本酒ですが、ちょっとしたおつまみ一品でお酒は何倍も楽しめると言っても過言ではありません。

最後に日本酒にぴったりなおつまみを紹介します。

①吟醸酒にオススメなおつまみ

フルーティーな香りと爽やかな味わいが特徴の吟醸酒にはあっさりとしたものがオススメです。

白菜のおひたし、生春巻き、春雨サラダ、白身魚の刺身などが合います。
海外の方には、白身魚のムース、シーフードサラダなどがオススメできます。

②純米酒にオススメなおつまみ

米そのもののような甘い香りと旨味の強さが特徴的な純米酒には、バターやホワイトクリームなどを使った洋風なものとの相性がばっちりです。

フライドチキン、クリームシチュー、グラタンなど海外の方にも喜ばれそうなものも多いのではないでしょうか。

③本醸造酒にオススメなおつまみ

香りが淡く控えめで、辛口である本醸造酒には広範囲のお料理と相性が良いので、あっさりとした軽めのものでもこってりとした思いお料理でも合わせることができます。

ロールキャベツ、かに玉、冷奴など家庭で簡単に作れるものにもぴったりです。

④長期熟成酒にオススメなおつまみ

熟成日本酒特有のクセがあり、濃厚な味わいを持つ長期熟成酒には熟成された肉や魚、また甘みの強いものととっても合います。

サンマのかば焼き、豚の角煮、麻婆豆腐などとの相性が抜群です。

海外の方には、甘味の強いハードタイプのチーズやビーフステーキなどが喜ばれるのではないでしょうか。

 

8.まとめ

英語での日本酒の造り方や味の表現、そして飲み方や海外で人気の日本酒までざっくりと見てきましたがいかかでしょうか。

仕事の飲み会やサークルの飲み会など、大学生から大人まで幅広い年代の方が英語で外国人とお酒を交わすこともあるのではないでしょうか。

海外の人々にとって日本酒に触れることは日本の文化を知ることにもなりますね。

フィリピンでは日本酒を飲めるお店がありますので、ネイティブキャンプの講師に日本酒のことをどのくらい知っているか聞いてみるのもいいですね!

もちろん全く知らないという講師もいますので、今回学んだことを活かして説明してみて下さい!

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