イディオムってなに?その効率的な覚え方とは

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イディオムを覚える人

英語を勉強していると、「イディオム」というものの存在に気づくことがあるでしょう。実はネイティブが英語を話すとき、このイディオムをかなり使っています。また、英語学習中の人たちも、それがイディオムと知らずに自然と使っていることも。

それだけ頻繁に出てくる表現なので、英語を勉強するときや英会話を習うときには、この「イディオム」を覚えることが必須になります。今回はこのイディオムについて、どういったもので、どうすれば効率的に覚えられるかについてご説明していきます。

イディオムってどんなもののこと?

イディオムを日本語では「英熟語」という言い方で教えられているかもしれません。
厳密に言えば、「英熟語」の中にイディオムがあるといったイメージです。例えば、英熟語とは2つ以上の英単語が連立することにより、元々の単語とは違う意味を持つものになるもののことです。動詞+upoffなどの単語の並び(例えばGet upやPut offなど)がこれに当たります。

ではイディオムは何かというと、2つ、または3つの英単語が連立し、その文字から連想される意味とは異なる意味になる慣用語といったところでしょうか。
言葉で説明すると同じもののように思えるかもしれませんが、英熟語の中にはイディオムに該当しないものもあります。そういったことはイディオムを使いこなすためには、あまり関係ないのでここでは省略しますが、イディオムは「イディオム」というものとして覚えた方がいいでしょう。

さてこのイディオムですが、実は英語を勉強する上で大変重要な要素の1つです。なぜなら、イディオムはリーディング・リスニングをするときに頻出する表現ですし、ライティングやスピーキングをするときにも、使える場面では使った方が、より自然な英語になるからです。

特にリーディングやリスニングをするときには、それがイディオムだとわかっていないと意味を取り違えてしまうかもしれません。そういった意味でイディオムは英文法と同等、場合によってはそれ以上に重要と言ってもいいかもしれません。

英単語の暗記と同様に、イディオムもしっかり記憶できていなければ、英語を使いこなせるようにはならないでしょう。
イディオムをしっかり覚えて、うまく使えるようになってくださいね。

イディオムを効率よくたくさん覚えるコツとは

イディオムの量は非常に膨大ですから、そのすべてを記憶することは難しいでしょう。しかしある程度必要なイディオムを覚えてしまえば、英文を見ていて知らないイディオムが出てきても、それがイディオムだと気づくことができるようにはなります。
これはイディオムがその文面から連想されるものとは、全く異なる意味を持つものであるため、そのイディオムを知らなければ文脈が理解できないからです。「理解できない単語の並びがある=イディオム」と気付けるということですね。

ですからまずは、基本的で特によく見かけるイディオムから覚えていくのがコツです。イディオムを覚えるには、イディオムや英熟語の参考書やテキストを購入するといいでしょう。英熟語一覧がついていて、イディオムを含まれているようなものだと、もっといいですね。

イディオムの基本的な勉強法は、英単語と同様になります。そういった参考書・テキストにある例文をフレーズ単位で覚えていけば、しっかりその意味が身につくでしょう。
例文はできるだけ多い方がいいので、購入した参考書やテキストの例文が少ないと思えば、インターネットで探してみてください。

こうした英単語を覚えるときの基本的なやり方に加えて、イディオムにはもう1つ覚え方があります。それは「面白いな」と感じるものや「使える」と感じるものからどんどん覚えていくということです。
イディオムの中には、なぜそれでそういう意味になるの?と思わせるようなものがたくさんあります。
また、体のパーツの入ったイディオムや動物が入ったイディオムを多いため、「体シリーズ」「動物シリーズ」というように覚えてもいいでしょう。

よく見るイディオムを例文+日本語訳とともにご紹介

イディオムがどういうもので、どう覚えればいいかわかったところで、基本的でよく見るイディオムをいくつか日本語訳つきでご紹介していきます。
中には知っているものもあるでしょう。これを見たら「イディオムっておもしろい!」とどんどん覚えたくなるかもしれません。

・A piece of cake :とても簡単なこと

“Speaking English is a piece of cake for me.”(私にとって英語を話すことはとても簡単です。)

これはとてもよく見るフレーズですから、知っている人も多いでしょう。しかしこれがイディオムだったとは知らなかったという人もいるかもしれません。

・To feel under the weather:具合が悪い、気分がすぐれないこと

“She seems to feel under the weather today.”(彼女は今日は具合が悪いようです。)

これも日常会話でよく聞く表現なので覚えることをおすすめします。

・When pigs fly:起こりようもないこと

“My mother will stop complaining when pigs fly.”(豚が飛んだら私のお母さんは文句を言うのをやめるだろう)

この表現はちょっと日本人には馴染みがないかもしれません。日本語訳は直訳です。豚が飛ぶことはありえないので、お母さんは文句を言うのをやめないということです。

・To kill two birds with one stone:2つの問題を1度に解決すること=一石二鳥

“Working as a web writer is like killing two birds with one stone for me. I can travel and earn money at the same time.” (ウェブライターとして働くのは私にとって一石二鳥です。旅をしながらお金を稼ぐこともできます。)

これは日本語では「一石二鳥」として使われているので、理解しやすいでしょう。こんな風に日本語と似ているようなイディオムもあります。

・Once in a blue moon:あまり起こらないようなこと

“I see my brother once in a blue moon.”(私は私の兄弟とそんなに会うことがありません。)

この表現はかなり聞く表現です。覚えておいて損はないでしょう。

この他にもイディオムにはたくさんの種類があります。”When pigs fly”なんてなかなか面白い表現ですよね。このような面白い表現もたくさんありますし、日本語と似ているもの、なんとなく想像がつくものなど、その種類はさまざまです。

まとめ

今回はイディオムについてご説明しましたが、うまく覚えられそうでしょうか。イディオムを制覇することは、語彙力・表現力アップにつながります。色々調べていると面白いですからどんどん覚えて使いこなしてみてください。

ちなみに日本の英語学習では、「イディオム」と「英熟語」はしばしば同一視されるのですが、英語ではイディオムというと、ここでご紹介した例文のようなもののことを指します。
「イディオムってどんなもののこと?」でちらっと触れているGet upPut offのような熟語は、英語ではPhrasal verbsと呼ばれています。日本語では句動詞というようです。
Phrasal verbsも英語には欠かせない表現ですから、またの機会にご説明します。

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