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Maisshimo
日本
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日本と気候の異なる欧米では、スナック菓子を開けっぱなしにして置いておいても、さほど湿気の影響を感じません。そのため、「湿気る」にそのまま該当する言葉がないのです。 辞書で「湿気る」と引くと、to become damp が出てきますが、英語における damp 「湿った」という形容詞は、本当にじっとりと湿り気を感じるような状態を指すもので、単に湿気ただけのおせんべいなどを表すには適しません。 It gets less crunchy before finishing it if you leave the bag open. 「袋を開けたままにしていると、食べきる前に湿気ってしまいます」 したがって、ここでは視点を変えて、「湿気た」ことによって何が起きるのかに焦点を当てて文章を作りましょう。Less crunchy 「パリパリでなくなる」と言うことによって、的確に「(食べ物が)湿気る」ということを表すことができますよ。
I wear muted colour clothes often. 「くすんだ色の服をよく着ます」 「くすんだ色」を指すには、どうくすんでいるのかによっていろいろな表現の可能性がありますが(後述します)、もっとも幅広く使えるのは muted 「くすんだ、かすんだ」でしょう。 日本語でもミュートというカタカナ英語で使うとおり、to mute とは第一義が「音を抑える」という意味です。そこから転じて、音以外のものにも「おとなしい、地味な」という形容詞で用いることができるのです。 「くすんだ」という言葉によって、「色調が暗い」ということを言いたい場合は dark を、「彩度が低い」と表現したい場合は monotonous (モノトーンな)を使うとよいでしょう。 「くすむ」で辞書を引くと出てくる dull 「くすんだ」や、faded 「色の褪せた」という形容詞は、ネガティブなニュアンスを持ち、時には色落ちしたものを指すこともあります。ニュートラルに使いたい場合は、回答例に挙げた言葉が適していますよ。
My dog is 50-year-old in human years. 「人間に換算するとうちの犬は50歳です」 この場合の human は、「人間」という名詞ではなく、「人間の」という形容詞になります。Years と組み合わせることによって、human years 「人間の年齢」という言葉を作ることができます。 犬の実年齢を、人間の年齢の「中」( in )に置くことによって、相当する年齢を割り出すイメージですね。 To convert 「換算する」、to calculate 「計算する」というような動詞を使うよりも、こちらの方が断然シンプルで覚えやすいので、おすすめです! 質問にしたい場合は、以下のような文が作れます。 How old is your dog in human years? 「あなたの犬は、人間換算でいくつですか?」
Companies are trying to survive and thrive in the business world. 「生き残り競争に勝とうという動きが盛んにみられます」 回答例に挙げた survival of the fittest 「適者生存」は、ダーウィンの進化論における概念です。しかし、文字通りに生物の話だけを指すのではなく、このように比喩的に、企業の生き残り競争に当てはめて使うことも可能です。 上記の例文では、より使いやすいよう to survive 「生き残る」という動詞を使いました。そのあとに続く to thrive は「繁栄する」という意味で、サバイブ & スライブという語感の良さから、よく survive と組み合わせて用いられます。 組み合わせると、「生き残り、栄える」という意味になり、企業が競争を勝ち残り栄える様を的確に表すことができますよ。
Your voice was breaking and I couldn't hear you well. 声が途切れて聞こえづらかったです。 To break は、つい第一義の「壊れる」という意味に意識を取られてしまいがちですが、他にもさまざまな意味合いで使えます。この場合は「中断する、途切れる」という意味で用いています。 音声の乱れが甚だしく、ほとんど聞き取れなかったという場合は、hardly 「ほとんど」を使ってもよいですね。 Your voice was breaking and I could hardly hear your voice. 声が途切れてほとんど聞こえなかったです。