ネイティブときちんとした英語で会話を楽しもう!

今回はネイティブと非ネイティブで、言葉から受けるニュアンス、語感の違いについてクローズアップしたいと思います。

自分としてはきちんとした英語を使っているつもりでも、ネイティブにとっては違ったニュアンスで伝ってしまっていたということもあります。

ネイティブも、言葉が流暢な人が言っているわけではないので、多少の齟齬があっても「きっとこう言いたいんだろうな」ということで理解してくれますが、どうせならきちんと伝わる英語を身に着けたいですよね。

以外に注意大げさに聞こえてしまうフレーズ!

羨ましい! I envy you.

「羨ましい」といった時に使いたくなるこのフレーズ、嫉妬する、妬むといった意味がありますが、例えばこれをインスタグラム等で美味しい料理をアップしている友達に対して「羨ましい!私も食べたい!」といったニュアンスで使うと、かなり大げさな表現となってしまいます。

というのも、この envy はハンカチを歯で食いしばって顔をしかめながら悔しがるという度合いの強烈な嫉妬を表す言葉なのです。

日本語の会話で使う「いいなー、羨ましい」という軽い表現をしたい場合は

I'm so jealous!

という表現がもっとも適したフレーズとなります。

✕大げさな例

Chen: I ate TAKOYAKI the other day.
チェン「こないだたこ焼き食べたよ」

Ken: I envy you.
ケン「羨ましい…」(顔をしかめハンカチを歯で食いしばり、声をワナワナ震わせながら)

チェン(何かまずいこと言ったかな…)

◯適切な例

Chen: I ate TAKOYAKI the other day.
チェン「こないだたこ焼き食べたよ」

Ryu: I'm so jealous
リュウ「いいなー、羨ましい!」

〜した方がいいよ had better

「〜した方がいいよ」という風に、カジュアルに軽くおすすめしたい時ありますよね。

had better という中学生の時に授業で習うフレーズがありますが、間柄にもよりますが、友人同士等の場合にこれを使ってしまうとかなり上から目線の不快な表現となってしまいます。

日本語で例えるならば「〜した方がいいぞ」という度合いの表現になってしまいます。

では、軽い提案のニュアンスは出すためにはどうすればいいかというと I think や maybe などを文頭につけることでそのニュアンスが出せます。

I think you'd better choose the short dagger rather than the torch in this game.
このゲームでは武器は松明より短剣を選んだほうがいいよ

Maybe you'd better buy a PlayStation. (Rather than a SEGA Saturn)
プレステ買った方がいいよ(セガサターンより)

趣味はなんですか? What’s your hobby?

会話のきっかけとして趣味をききたいケースは多々ありますよね。

What's your hobby? 一見、当然の表現にも見えますが、実はこれ軽い趣味程度のことを聞くためにはあまり一般的な表現ではありません。

hobby = 趣味 と思っている方が日本人には多いですが、実はこのhobbyは日本人が思っている軽い趣味の言葉ではなく、相当専門的に取り組んでいる事柄に用いられる言葉なのです。

そのため、 What’s your hobby?という聞き方だと、かなりマニアックに取り組んでいることはあるかという大げさな聞き方になってしまい、受け手を返答に困ってしまう事があります。

ですので、純粋に趣味を聞きたい場合は

What do you do in your free time?

という表現が最も適した表現となります。

問題が起きた I got trouble!

トラブルという言葉はもはや日本語としても定着しているため、何か問題が起きると「トラブルが発生した」などと言ったりします。

それに慣れてしまっているせいか、日本人が使いがちなのは

I got trouble.

というフレーズ。

こちらの trouble という言葉ですが、実は重大度の大きい言葉になっています。
なので普段の日本語の感覚でこの言葉を使うと聞いた側は「いったい何事だ!?」と驚いてしまうかもしれません。

I have a problem / I've got a problem.

と言った方がネイティブ的にはしっくり来るようです。
ネイティブは trouble と problem を感覚的に区別して使用しています。

problem は解決策のある問題、どうにかすれば解決できる問題
trouble は具体的な1つの問題というよりも、漠然とした厄介な局面、重大なもめごとや難局

といった感覚で使われることが多いようです。

ですので、日本語の感覚でトラブルと言いたい時は problem に置き換えた方がよいかもしれません。

逆に英語では大げさじゃない perfect

逆に、日本語では大げさに聞こえるけど、英語ではカジュアルに使われてるフレーズもあります。

perfect は日本語では「完璧な、見事な、理想的な」と訳されており、日本語としてもパーフェクトという単語を使いますが、場合によっては少々大げさですよね。

例えば、服屋などで試着をし、店員にどうですか?と聞かれた時に

「完璧です」
「見事です」

なんて言ったら、かなり大げさな表現に聞こえます。

しかし英語の perfect はもっとカジュアルに使用されており店員に試着した服の心地を聞かれた際も

It was perfect.
ぴったりでした

といった具合に使われたりします。
他の用法としては

You are a perfect match.
お似合いのカップルだね

It's perfect!
ちょうどいいよ

といった用に、日本語の完璧やパーフェクトとよりも大げさ度は抑えめのワードとなっているので、積極的に使ってみてください。

シンプルで簡単な表現がネイティブっぽい?

go out や get along 等のように 動詞+前置詞、動詞+副詞、動詞+動詞+前置詞 の形で構成されるシンプルなフレーズを句動詞といいます。 英語では Phrasal Verb と言います。

もちろん句動詞で表現される意味と同じ意味の単語はあるのですが、句動詞を使いこなせるとぐっとネイティブっぽい表現に近づきます。

ちなみに某番組が海外旅行者に聞いたよく使う便利な動詞として、以下の動詞が挙げられています。

  • have
  • take
  • get
  • make
  • go
  • do
  • see
  • like
  • tell
  • use

ネイティブの語感によって柔軟に使い分けられる句動詞ですが、その組み合わせの数は限りなく多いので、ここではよく使われる代表的な例や、組み合わせによって意外な意味になる句動詞を厳選して見ていきましょう。

take + ◯◯

take out 取り出す、持ち出す、引き出す
The hero took out a sword of iron for the battle. 勇者は戦闘に備えるためはがねのつるぎを取り出した

take on 引き受ける
He took on the serious mission of stopping the unidentified huge monster that emerged in Tokyo-Bay. 彼は東京湾に出現した謎の巨大生物をくい止める重大な任務を引き受けた

take in 騙す
Mitsuo took in the umpire and received the judge of dead ball. ミツオは審判を騙して死球の判定をもらった

get + ◯◯

get across 理解させる
He got across to his uncle that it's impossible to be a professional baseball player from the age of 50. 彼はおじに50歳からプロ野球選手になるのは無理だと理解させた

get ahead 成功する
Tsubasa got ahead in the IT industry. ツバサはIT事業で成功した

get along うまくやっていく
It is hard for mothers-in-law and daughters-in-law to get along. 嫁と姑がうまくやっていくのは大変だ

make + ◯◯

make away 持ち逃げする
The shopkeeper will be angry if you make away with products without paying. ギタン(お金)を払わず商品を持ち逃げすると店主に怒られる

go + ◯◯

go off 爆発する
There's a possibility that your smart phone will go off if you bring it onto the plane. スマホを機内に持ち込むと爆発する可能性がある

go down (歴史等に)残る
The Nobel Prize is a great achievement that will go down in history. ノーベル賞受賞は歴史に残る大功績だ

go far 役立つ、成功する
The elixir will allow you to go far. エリクサーを持っているととっさの時に役立つ

tell + ◯◯

tell from 見分ける
It's hard to tell HIRAGINO KAKUGO from KOZUKA GOTHIC. ヒラギノ角ゴと小塚ゴシックを見分けるのは大変だ

tell off 説教する
I was told off for forgetting my homework. 宿題を忘れて説教された

look + ◯◯

look up 調べる
The hero looked up the tactics for beating the Last-Boss on Google. 勇者はグーグルで魔王の倒し方を調べた

look through ざっと目を通す、調べる
I will look through the documents for the conference. カンファレンスに備えて資料に目を通しておく

look into 詳しく調べる
I look into Cy Young's achievements on Wikipedia. Wikipediaでサイヤングの成績を詳しく調べる

look after 世話をする
I look after my parents after retirement. 老後の親の世話をする

句動詞を制するものは英語を制す?

ご覧いただいたように、ひとつの単語から組み合わさるフレーズでも、プラスする前置詞や動詞によって様々に変化する句動詞。

その組み合わせは膨大で、とてもネイティブでない者が覚えようとして覚えられるようなものではありません。

単純な意味で覚えるよりも、その言葉が持つ感触を身につける事が大切です。

その言葉が持つ感触、ニュアンスを覚えることで、ネイティブとまでは行かなくても、自然と句動詞の語感を使いこなせるようになっていくはずです。

まとめ

日本人が日本人の感覚で使った言葉でも、ネイティブにとっては違った意味に聞こえたり大げさに聞こえたり、ちょっとした発言でもすれ違いが生じかねない事例を挙げました。

注意したり、改善していく必要はありますが、もちろん相手もこちらが非ネイティブだという事がわかっていれば、大体の意味を汲み取ってくれるのでそこまで過剰に気にする必要はありません。

あまり深刻に考えずのびのび英語を使って学習・改善していきましょう!

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