皆さんは、アメリカの衣食住といったらどのようなことを思い浮かべますか?
例えば、ニューヨークに憧れのある方は、カッコよく、タイムズスクエアを歩くファッションを思い浮かべるかもしれません。また食事では、ピザやハンバーガーなどをコーラで流し込むようなジャンクフードを思い浮かべる人もいるでしょう。
今回は、アメリカの衣食住について、日本の衣食住と比べながらご紹介します!
アメリカの衣食住について
しかし、生活スタイルや人によって好みや暮らしは異なるので「アメリカといえば・・」ということが、必ずしもあるわけではないことを最初にお伝えしておきますね。
アメリカの衣服:日本との違い
まず初めに、アメリカの衣服事情についてご紹介します。
アメリカ人のファッションといえば、海外映画やドラマで想像するようなキラキラとした派手な服装をイメージする方が多いかと思います。
しかし、海外の人気ドラマ「Gossip Girl(ゴシップガール)」の世界のように、ハイブランドばかりを身につけている人は、ごく一部です。実際には、想像よりもシンプルな服装が多いです。
アメリカのファッション
アメリカで生活している人は、基本的にTシャツにジーンズ、動きやすい靴というようなシンプルな服装が多い印象です。自分のために服を選んで着ることを重視しているので、動きやすくて快適なカジュアルな服装が好まれているのかもしれません。
しかし、パーティーなどは軽装ではなくしっかりとオシャレをして行くのがマナーだったりします。普段はカジュアルな人もパーティーではジャケットを羽織っていたり、綺麗なドレスを着ていたりするのもアメリカのファッションの特徴のようです。
日本のファッション
一方で、日本人はファッション雑誌を含めて最新のトレンドなどを重視する傾向があるようです。SNSで流行しているファッションアイテムなどは、街で見かけることが多いかもしれません。季節やシーンによって、ファッションを楽しんでいるのはとても素敵なことですよね。
衣服に関する英語表現
衣服に関する英単語を覚えておくと、海外旅行や移住をしたときに便利なのでいくつかご紹介します!
Dress:ワンピース
ドレスはパーティーなどで着るイメージとなりますが、普段着るようなワンピースを英語で表現するときにも使うことができます。
(明日は新しく買ったワンピースを着て、友達と公園に行きます。)
Sweatshirt:トレーナー
英語でトレーナーというと、trainer(ジムのトレーナー)のことになるので、気をつけましょう。
(寒くなってきたので、トレーナーを着て学校に行くことにしました。)
Dress shirt:ワイシャツ
スーツの時に着るようなワイシャツは「Yシャツ」ではありません。これは「white shirt(ホワイトシャツ)」が省略された言葉です。英語ではdress shirtとなりますので、覚えておきましょう。
(私は来週の大事な打ち合わせのためにワイシャツを購入しました。)
アメリカの食文化:日本との違い
次に、アメリカと日本の食事についてそれぞれの特徴を見ていきましょう。生活する上で食事は健康に繋がる大事な役割を果たしますので、海外を訪れる予定で食事面に不安な方はしっかりと事前情報を手に入れておくことがオススメです。
アメリカの食事
アメリカの外食は、皆さんが想像する通りとてもボリュームがあります。例えば、ハンバーガーのセットを頼んだとすると日本で食べる1.5倍〜2倍くらいである場合が多いです。
もし、すべて食べ切ることができずに残してしまったときは、基本的には店員にテイクアウトの容器をお願いすることができます。持ち帰って、家で食べることができるので無駄にはなりません。
アメリカといえば、チップ文化のある国です。サービスを受けた時に支払うチップは、食事の時も基本的には必須です。カフェのような、購入して自分で席を探すような場所では特に必要ありません。
しかし、レストランのように店員が接客をするようなお店では「感謝の気持ち」を表現するためにチップを支払いましょう。最近は、クレジットカードで支払いの際にチップの金額を自分で決めることができるので、計算する必要がないことも多いです。レストランの食事代に15〜20%のチップを支払うことが一般的です。サービスの質が悪い場合には10%くらいまで下げることもできます。
健康志向の人が多いのもアメリカの特徴です。ジャンクフードを好む食生活をする人が多くいる一方で、オーガニック食品やヴィーガン向けの食品を好む人もいます。
日本であまり聞き馴染みのない「ヴィーガン」とは、動物由来の製品を制限した生活を行う人のことです。色々な宗教や人種が住むアメリカだからこそ、ヴィーガン向けの食品も多く店頭に並んでいるのかもしれません。
日本の食事
日本でもハンバーガーや、ピザなどのジャンクフードを食べる方も多いですが「和食」を好む方も多いのが特徴です。和食は、一汁三菜と言われる「主食と汁物に主菜を含めたおかずを3品」が基本です。アメリカの食事に比べて、量は少なく、味付けも濃すぎないのが日本の食事の特徴でしょう。
また、日本には「鍋文化」があります。芋煮鍋、ちゃんこ鍋など各地の名産を活かした鍋料理は、アメリカにはない文化です。
食事に関連する英語表現
食事に関連する英単語を3つご紹介します!
Meal:食事
朝食、昼食や夕食などの食事全般を指す英単語です。
(昨日の打ち合わせ後に、とても美味しい食事をみんなで堪能しました。)
Platter:大皿
たくさんの料理を盛り付けるための大皿を指す英単語です。
(私の家でホームパーティーをするとき、大皿にたくさんの料理を盛り付ける予定です。)
Cuisine:料理
特定の国や地域の料理について説明するときに使う英単語です。
(駅の近くにあるレストランは、本格的なフランス料理を提供することで有名です。)
アメリカの住環境:日本との違い
最後にアメリカと日本の住環境の違いをご紹介します!
アメリカの住環境
実際に海外に行ったことがある方はご存知かと思いますが、アメリカ含め海外では家で靴を脱ぐ習慣がありません。つまり、外でも家でも同じ靴を履いている状態です。
スリッパや履きやすい靴に替える人もいますが、基本的には靴を履いていることが多いようです。実は、日本のように玄関で靴を脱ぎ履きするような習慣がある国は少ないのです。
アメリカの住宅は、一般的に広く、天井が高いのが特徴です。海外映画やドラマに出てくる家も大きいものが多く、子供部屋やキッチンなども広いです。
また、アメリカは新築ではなく中古住宅を購入する人が多いようです。その理由としては、厳しい審査があること、中古でもDIYで自分好みにリフォームすることができることなどがあるそうです。ちなみに、DIYは「Do It Yourself(自分自身でやる)」の略です。
日本の住環境
日本は耐震性、耐久性に優れている物件が多いです。アメリカに比べて、大きな家は少ないですが日本の気候や季節に対応するような機能がついている家も多い印象です。
また、畳や襖のある部屋も日本の住宅の特徴です。しかし最近は、畳のある家は少なくなってきました。
住まいに関連する英語表現
家を選ぶときに覚えておくと役に立つ英単語を3つご紹介します!
Apartment:賃貸マンション
海外ではマンションやアパートのことをまとめて「集合住宅」と表現します。Apartmentは、アメリカ英語で使用される英単語です。
(海外留学に来て数ヶ月が経過したので、そろそろ賃貸マンションを契約する予定です。)
Flat:賃貸マンション
イギリス英語で集合住宅を意味する英単語です。アメリカ英語のapartmentと同じ意味となります。
Condominium:分譲マンション
アメリカで分譲タイプの集合住宅を表現するときに使います。
(将来はハワイの分譲マンションに住みたいと、私の母が言ってました。)
まとめ
今回の記事では、アメリカの衣食住についてご紹介しました。アメリカ留学をされる方や、将来的にアメリカで暮らしてみたいという方は参考にしてみてください!
日本と違う文化や生活スタイルを楽しむことが、海外生活を充実させるコツの一つです。その国の暮らしに染まることで、日本との違いを理解し、それぞれの国の良さを発見することができるでしょう!
◇経歴
観光業界や英会話スクールで計5年以上勤務、英語学習についてもSNSで発信中
◇資格
TOEIC875
◇留学経験
アメリカ語学留学 2ヶ月
留学で得たものは"英語力"だけではありません。
英語だけではなく、自分自身の成長を感じたいなら、短期間でも行ってみる事をオススメします!
英語圏で暮らした日々は、一生忘れることのない経験になるはずです。
◇海外渡航経験
アメリカ圏に短期語学留学経験、海外旅行は5ヵ国以上
◇自己紹介
映画や音楽を通して英語の楽しさを知り、学生時代は英語通訳コースにて勉強をしました!その後、新卒から現在まで英語を使う仕事をしています。今も日本にいながらも英語力UPする方法を探し、日々勉強中です。夢は世界遺産と映画のロケ地を沢山巡ること、そしてブロードウェイで全てのミュージカル作品を鑑賞すること!