アメリカの田舎生活!魅力と留学におすすめな地域も紹介!

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アメリカといわれて多くの人が想像するのは、ニューヨーク、カリフォルニア、テキサスなどですね。しかしアメリカは広く、素敵な場所はもちろんこの3つだけではありません。都会から離れた田舎にも、魅力的な場所はたくさんあります。

しかし、友達がそこに住んでいるとか留学するとかでない限り、何もない田舎に行くことはあまりありません。時間とお金のかかる旅行で、わざわざ田舎に行って楽しめなかったら嫌ですもんね。

そこで今回は、アメリカの田舎の魅力を紹介していきたいと思います。アメリカの田舎に住むメリットとデメリット、田舎の大学に進学する際に知っておきたいこと、田舎の文化やコミュニティなどを紹介していきます。

アメリカの田舎生活を紹介!

日本でも、都会を離れた「田舎」と呼ばれる場所は、静かな空間で時間がゆっくりと流れる場所です。しかしアメリカの田舎は、日本のものとは少し雰囲気が違います。

まず日本に比べて面積が広く人口密度も低いため、それぞれの家や集落がより独立的になります。

さらにアメリカは、他人の生活に干渉せずに自分の空間に注意を向ける国民性を持っているため、日本の田舎にありがちな「ご近所」という概念が希薄です。

そのため日本の田舎よりも、良く言えば開放的、悪く言えば孤立感があります。好みが分かれますが、アメリカでは「田舎以外では暮らせない」という人もたくさんいます。

アメリカの田舎生活のメリットとデメリットとは?

まず、アメリカの田舎で住むことのメリットとデメリットを整理しておきましょう。良いことと悪いことは表裏一体なので、あくまで自分にとってメリットかデメリットかを考えるのが重要です。

メリット1:治安がいい

アメリカは、田舎になるほど治安がいいです。夜には多くの店は閉まってしまうし、そこまで高価な品物を売っているところも多くありません。

また前述したように人口密度が低いため、何か不審な行動をしていればかなり目立ちます。強盗や窃盗をするには、少し効率が悪いんですね。

ただ注意しなければいけないのが、治安がいいと言っても「アメリカの中では」治安がいいというだけです。基本的にアメリカの中で、日本よりも治安がいい場所は存在しません。

メリット2:普通の旅行ではできない経験ができる

アメリカ旅行ですることといえば、どのようなことでしょうか?観光スポットや美術館、おしゃれなレストランに行く、ブロードウェイのような世界的な公演を観に行く、などといったことでしょうか。

それらももちろんかけがえのない経験になるでしょう。

しかし、地元の人が集まるフリーマーケット、親御さんに見守られながら地元の小学生が楽器演奏をするパレード、地元民が友達とおしゃべりをする土曜日の早朝の朝ごはん専門ダイナーなど、そこに住んでいなければ体験しないようなことも、貴重で興味深い経験になるでしょう。

メリット3:節約できる

日本と同様、田舎は何もかもが安いです。ニューヨークやロサンゼルスに行ったことがある人なら分かると思いますが、何もかもが高いですよね。ピザ一切れが15ドルなんてザラです。

あれは、観光客や都市部に住める人向けに値段が設定されているからなんですね。

しかし田舎では、物の値段は現地の人向けに設定されており、田舎住まいの人が生活していける値段なのです。そのため無駄な出費をすることなく、少ない生活費で生活をしていくことができます。

デメリット1:車がマストアイテム

デメリットとしては、車がなければ生活ができないということです。

日本でいう名古屋や北海道みたいな感じで、土地がひらけていてお店や施設がバラバラの場所にあり、移動に時間がかかります。

「ちょっと飲み物を買いにコンビニに」というだけで車を10分走らせないといけないなんてことも普通にあるんですね。

また、歩きや自転車で移動しようにも、道路は全て車優先にデザインされてて、街を外れると歩道という歩道もないので、徒歩と自転車での長距離移動はとても危険です。

デメリット2:遊ぶ場所がない

遊ぶ場所がない、というよりは、遊ぶ場所を見つけづらい、と言ったところです。

観光客が訪れる都心部では観光客の争奪戦になるため、どこのお店もわかりやすい場所にあり、できるだけ目立つようにしています。SNSやネット広告にも力を入れていますよね。

しかし田舎にあるお店は、地元の口コミだけで成り立っているようなところが多く、そこまでお客さんを呼ぶことに力を入れていないことが多いです。

そうなると、初見の旅行者や留学1年目などでは、遊ぶ場所を見つけるのに苦労するでしょう。

アメリカの田舎の大学に留学する

アメリカに留学するとなると、意外と田舎の大学に行くという選択肢も多いです。治安の面や、レベルの面で、日本人に適している環境が多いのです。アメリカの田舎にある大学の特徴を見ていきましょう。

外国人は少ない

留学先の外国人、つまりアメリカ人以外の人ですね。

都会の大きな大学では、交換留学生や教授など、外国籍の人が多くいます。街を歩いていても、大きな企業などに勤めている日本人に出会うことも多いですね。

それに対して田舎の大学は、そのような外国人は少ないです。

交換留学生は、日本の大学が提携しているアメリカの大学に行くことがほとんどですし、海外から教授を連れてくるのもお金がかかります。

田舎の大学で海外の大学と提携していることは少ないですし、お金がある大学も珍しいです。

水準が低い大学が多い

日本でも同じですが、田舎の大学は生徒が集まりづらいので水準が上がりにくいです。

しかしその分学費が抑えられるので、もっと上の大学を狙えるけど、あえて田舎の大学に行くという人もいます。

また水準が低い分、授業についていくのが楽なので、大学の勉強はサッと済ましてアルバイトやスキルアップに時間を使うという人も多くいます。

「どんな大学でも学位さえもらえればいい」というのはアメリカ人には珍しくない考えです。

芸術系・スポーツ系は不利になりがち

音楽学科、芸術学科、スポーツ学科は、田舎の大学では不利になりがちです。というのは、これらの分野では「競争」が成長に関わる大きな要因になってきます。

周りが頑張っていれば、それに吊られて自分もレベルアップしていける、というのが芸術やスポーツなんですね。人口が少ない田舎では、どうしても競争相手の母数が下がってしまい、切磋琢磨の感覚が鈍りがちです。

ただ、競争のない環境で自分のペースで能力を鍛えることで花が開く人もいるので、必ず不利というわけではありません。

集中できるかどうかは自分次第!

「田舎は周りに遊ぶものがないから、勉強に集中できる!」という話をよく聞きますが、それは人によります。田舎とはいえ無人島ではないのですから、何かしら気の散るものはあります。

それに、今はどんな田舎にもインターネット環境があります。

大学の寮に引きこもり、インターネットで映画やドラマを観て、単位を落とし強制的に日本へ帰される留学生も多くいます。

逆に、ニューヨークの大学に留学したけど、勉学に集中して主席で卒業する人もいるでしょう。環境は大事ですが、結局はその人次第なのです。環境に頼るのはやめた方がいいですね。

アメリカ田舎の文化とコミュニティ

アメリカの田舎特有の文化を知っておきましょう。観光地が少ない分、現地の人のためのコミュニティが充実しています。ものによっては、そこらの観光地よりも楽しい思い出ができることでしょう。

チャーチ

チャーチ(Church)は教会のことですね。アメリカでは通常キリスト教教会のことを言います。

アメリカでは全国的に日曜日の朝は教会に出向く人が多いですが、都会よりも田舎の方が、その慣習は色濃く残っています。

キリストへの礼拝を捧げることが本来の目的ですが、友達と近況報告をしたり雑談をしたりなど、地域のコミュニティと関わることも、教会の大きな役割となっています。

「でも宗教とか興味ないしな…」と思う人もいるかもしれませんが、それでもまったく構わないのです。

教会にもよりますが、多くの教会は無宗教者でも快く受け入れてくれます。実際に子供たちは宗教的な理由よりも、友達と遊ぶことが目的で教会に行くことが多いです。

ファーマーズマーケット

ファーマーズマーケットは地域の農家が集まって、自分の畑で採れた作物を売る販売会のようなものです。作物以外にも、ハンドメイド雑貨や香水を売る人もいます。

その地域で活躍するバンドが演奏をしたりなど、地域の交流の場としての役割もあります。普通に旅行してたら、なかなか出会うことがありませんね。

まとめ

アメリカの田舎というと、映画の中でしか見ることがない縁のない世界という人がほとんどでしょう。しかし実際に行ってみると、農村部での海外生活に意外とハマってしまう人が続出するはずです。

普通の旅行では味わえない、「アメリカそのもの」を体験しに、田舎への旅行・留学を考えてみても良いのではないでしょうか?ちなみに、田舎でこそ英語力が重要になってきます。

「田舎だからみんな優しいだろうし、大丈夫だろう」という考えはイマイチピンときません。田舎だろうが都会だろうが、優しい人は優しいし、意地悪な人は意地悪です。

ただ確実なのは、田舎の人の方が外国人に慣れていないということです。都会のビジネスマンなどとは違い、少しでも訛っているとすぐに警戒されてしまうことがあります。

相手に受け入れてもらうためにも、英語はしっかりと身につけてから行きましょう。ネイティブに近い英語力を身につけるのは、ネイティブキャンプがおすすめです。

基本的にマンツーマンレッスンのため、旅行で使うカジュアル英語も、大学で使うアカデミック英語も、仕事で使うビジネス英語も、本人の希望次第で教えてもらうことができます。無料体験レッスンも行っているので、これを機にぜひチェックしてみてください。

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