大半の日本人が外国ときいて思い浮かべるのはアメリカなんじゃないかと言えるくらい、アメリカは日本人にとって身近な国です。
アメリカの大統領選が日本のニュースでも大々的に報道されたりと、政治や経済、文化などの様々な方面でアメリカは日本に大きな影響をもたらしています。
みなさんはそんなアメリカに対して、どのようなイメージを持っていますか?
今回は、「アメリカといえば?」をテーマに、アメリカ定番の食べ物や観光スポット、お土産などをご紹介していきます。
知っているようで意外と知らないこともあるかと思うので、ぜひ今後のアメリカ観光の際に役立ててください!
「アメリカといえば?」で思い浮かぶもの
世界の中心的な存在であり、日本人にとってもメジャーな国であるアメリカ。
そんなアメリカと聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?アメリカにある有名な観光スポット、海外によくあるジャンキーで量のある食べ物、アメリカのスポーツチームや選手など、いろいろとあるかと思います。
観光スポットでいうと「自由の女神」や「ディズニーワールド」、食べ物でいうと「ハンバーガー」や「コカ・コーラ」、スポーツなら「メジャーリーグ」や「NBA」などを思い浮かべる方が多いようです。
アメリカ定番の食べ物
「アメリカといえば」でアメリカならではの食べ物を思い浮かべる方は多いですよね。
アメリカの食文化は、元々暮らしていたネイティブアメリカンの生活をベースに、世界各国からの移民たちの良いところや新しいものを積極的に取り入れた多様性のあるものです。
そんなアメリカの食事は、肉類がメインで野菜類は少ないという特徴があります。
かつては食べすぎる人も多く、社会問題ともなっていましたが現在では健康的な食事を心がけている方も多くいます。
定番の食べ物をいくつかご紹介します。
マカロニチーズ
マカロニチーズは、茹でたマカロニにチーズソースをかけるだけの定番家庭料理です。
アメリカのスーパーマーケットではレトルトやお総菜、冷凍食品など様々な形で販売されていて家庭で手軽に楽しめるようになっています。学校のカフェテリアで売られることもあるようです。
マカロニチーズは特に子供からの人気が高く、アメリカ版おふくろの味とも言える食べ物です。
カリフォルニアロール
カリフォルニアロールは、アメリカ生まれの巻き寿司の一種です。
カニやかまぼこ、アボカドなどの野菜が巻かれて洋風の料理になっています。
外国の人々は海苔の見た目を嫌うことが多いため、海外のお寿司は海苔がご飯の下に巻かれているスタイルのものが多く、カリフォルニアロールも外側にご飯が来ています。
日本の巻き寿司とはまた別物のサラダのようなものです。
ピーカンパイ
ピーカンパイはアメリカ南部の伝統的なスイーツです。
甘いフィリングとピーカンというナッツがトッピングされています。
アップルパイやパンプキンパイと同様に、アメリカでは非常によく食べられているデザートですが日本人にとってはやや甘すぎると感じる方も多いかもしれません。
七面鳥
日本ではあまり食べることのない七面鳥ですが、アメリカでは毎年11月の第4木曜日にあるサンクスギビングデーの食事としてとてもメジャーなものです。
サンクスギビングデーは秋の収穫を祝う伝統行事で、学校や仕事も休みになり家族や友達が集まります。
そして、みんなで七面鳥の丸焼きを食べるのが習慣なのです。
七面鳥の丸焼きとは、内臓を取り除いた七面鳥に小さく切ったパンや野菜、ハーブなどを詰めてオーブンで焼いたものです。
この時に出る肉汁と小麦粉で作るグレイビーソースやクランベリーソースをかけて食べます。
この七面鳥が丸々入るサイズのオーブンは日本の家庭にはなかなかないので、日本で気軽に食べられるものではありません。
アメリカといえばハンバーガーやステーキ、ピザなどを思い浮かべる方がほとんどだと思います。
もちろんそれらもアメリカならではな食べ物ですが、それ以外にもたくさんの伝統的な食べ物があります。アメリカを訪れる際にはぜひ試してみてください!
アメリカ定番の観光地
せっかくアメリカに行くのであれば、定番の観光地は行っておきたいですよね。
とは言っても、アメリカには数え切れないほどの観光地があり、どこへ行くべきなのかわからず迷ってしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。
なのでここからは、定番の観光地の中からおすすめのものをピックアップしてご紹介します。
自由の女神
自由の女神は、聞いたことがない人はいないんじゃないかというくらいに有名な観光地です。
ニューヨークにあるのですが、その中でもリバティ島という島にあるためフェリーに乗って行くことになります。
自由の女神像はアメリカの自由と民主主義の象徴で、1886年にアメリカの独立100年を記念してフランスから贈られたものです。
展望台となっている王冠部分までは階段で登ることができますが、クルーズ船やヘリコプターを使って島に上陸せず眺めるツアーを探すこともできます。
タイムズスクエア
タイムズスクエアは、ニューヨークの象徴ともいえるような場所で、ブロードウェイからも近い位置にあります。広場は大ビジョンに囲まれており、夜になるとネオンが光り輝きます。
毎年大晦日にビルの屋上で行われるカウントダウンは、みなさんテレビなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ホワイトハウス
ホワイトハウスは、初代大統領のジョージ・ワシントンの時代に建設されたアメリカの大統領の住居です。
外国の首脳や政治関係者などの会談や記者会見など、公的行事がおこなわれる場所でもあり、4つのエリアと2つのガーデンで構成された広大な敷地をもつ施設です。
ホワイトハウス内を見学することはできませんが、ビジターセンターは誰でも行くことができます。
そこでは、ホワイトハウスの模型や資料、歴代の大統領の写真などを見ることができます。お土産ショップもあるのでぜひ記念に買ってみてください!
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、アメリカのフロリダ州にある世界最大級のディズニーリゾートです。
園内は4つのテーマパークと2つのウォーターパーク、数々のリゾートホテルなどで構成されています。ディズニーをコンセプトにしたアトラクションだけでなく、世界各国の世界観や料理を楽しめるエリアや大自然の中の動物たちを楽しめるエリアまであり、何度でも行きたくなるテーマパークです。
アメリカといっても広いので、訪れるエリアによって行くべき観光地は異なります。
ここでご紹介した場所はごく一部なので、絶対行きたい場所を一つ選びそこを中心に行けそうなエリアの観光地を調べてみてください!
アメリカ定番の都市
アメリカに定番の食べ物や観光地がたくさんあるのはわかっても、そもそもアメリカが広すぎてどこを選べばいいのかがわかりづらいですよね。
ここからは、アメリカの定番の都市をご紹介します。定番の食べ物はこの中のどこであっても食べられるのでご安心ください!
ニューヨーク
まずはアメリカといえばニューヨークと言っても過言ではないくらい、日本人にとってメジャーなニューヨーク。
世界の経済の中心で、最先端の都市です。
ここでは、とりあえずマンハッタンに行けば間違いないでしょう。グルメの名店やアメリカならではの雑貨、お土産が揃います。
フェリーに乗ってリバティ島にある自由の女神像も必見です。
ロサンゼルス
西海岸ならロサンゼルスが定番でしょう。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドやディズニー・ランド・リゾートでテーマパーク巡りもできちゃいます。
ただ観光するだけでなく、エンタメ尽くしなのでお子様連れでも楽しめちゃう都市です。
シアトル
シアトルは、日本でもお馴染みのスターバックスの1号店がある都市で、自然に恵まれた豊かな食文化の街です。
シアトルにある展望台スペースニードルからはシアトル市街地だけでなくオリンピック山脈やカスケード山脈なども見渡すことができます。
24時間有効なチケットを購入すれば、夜景をゆっくり楽しむことも可能です!
サンフランシスコ
映画にも登場するアンティークなケーブルカーが有名なサンフランシスコ。
年間を通して気候が穏やかで、アメリカ人にとって住みたい街上位の都市だそうです。
そんな自然豊かなサンフランシスコでは、ファーマーズマーケットやオーガニックなベーカリーを巡るのがおすすめです。
ここではニューヨーク、ロサンゼルス、シアトル、サンフランシスコの4つの都市をご紹介しました。
行ってみたい都市はありましたか?
ニューヨークやロサンゼルスのように煌びやかな都市もあれば、シアトルやサンフランシスコのように自然や落ち着いた非日常を楽しむことができる都市もあります。みなさんの旅行の目的に合わせてチョイスしてくださいね。
「アメリカといえば」なお土産
旅行の最後、悩むのはお土産ですよね。
自分や家族用はもちろん、直近で会う友人や職場の同僚・・・好みもあるでしょうし選ぶのが難しいと感じる方も多いはずです。
そんなときにおすすめな「アメリカといえば」なお土産をご紹介します。
チョコレート
職場の人など大勢に配る時は、たくさん入ったお菓子がおすすめです。
その中でもチョコレートは、アメリカならではのフレーバーや見た目のものが多く喜ばれます。
たとえば、アメリカのスーパーに売っているアメリカ限定フレーバーの「オレオ」。レモン味やキャラメル味をはじめとして、期間限定フレーバーも定期的に出ています。
アメリカに200店舗以上ある人気のチョコレート専門店「シーズキャンディーズ」のチョコレートもおすすめです。種類豊富なチョコレートがたっぷり入っています。
雑貨
友人や家族に個別で渡すのなら、日用品雑貨がおすすめ。
「バスアンドボディワークス」には、種類豊富なボディソープやハンドサニタイザー、キャンドルなどがお得に売られています。
季節ごとに香りのラインナップが変わるので、選ぶ側も選んでもらう側も楽しめるお店です。ぜひ渡すお相手に似合う商品を選んであげてください。
アメリカのお土産には、チョコレートや雑貨のほかにも調味料やチョコレート以外のポテトチップスやナッツなどのお菓子、ドリンクなどもあります。ぜひ渡すお相手が1番喜びそうなものを選んでみてください!
まとめ
今回は、「アメリカならでは」をテーマに、アメリカ定番の食べ物や観光地、都市、お土産をご紹介しました。
アメリカ旅行を計画するとき、情報が多すぎて困ることは多いと思います。
もちろんこのほかにもたくさんおすすめはありますが、今回の記事からひとつでも気になったものがあれば、それを中心に旅行計画を立ててみるとスムーズなのではないでしょうか。
◇経歴(英語を使用した経歴)
小中学生時代をアメリカ・ニューヨーク州で過ごした後、高校では英語を専門的に学び大学では主に英語教育を学びました。その中で、実際に中学生に対して学校で英語の授業を行ったり塾講師として受験英語の指導を行ったりしていました。
◇資格
・英検準1級
・TOEIC865点
・中学校教諭一種免許状(英語)
・高等学校教諭一種免許状(英語)
◇海外渡航経験
小学校3年生から中学生までの間、アメリカ・ニューヨーク州で生活し、現地の学校に通っていました。
この経験を通じて、異文化の中で生活する楽しさや戸惑いを肌で感じながら、英語や多様な価値観に触れることができました。
まだ幼いうちに新鮮な経験ができたこともあり、クラスメートとの交流や現地の行事への参加を通じて、自然とアメリカの文化に溶け込んでいく貴重な時間を過ごしました。
◇自己紹介
WEBライターのりんと申します。義務教育時代を海外で過ごした経験を活かして主に英語や教育に関する記事を執筆しております。