マレーシアで日本のヘアアイロンやドライヤーは使える?留学前や旅行前に要チェック、マレーシアの電圧事情

マレーシア電圧、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

 

 

海外旅行や留学では、普段使い慣れている電化製品を持って行きたい、と思う方も多いのではないでしょうか。

特にヘアアイロンやドライヤーは日本で日頃、使い慣れている物をそのまま使いたいと思う方が多いでしょう。

しかしながら、日本の電化製品が海外で使えるのか心配になるかもしれません。
同じアジア圏のマレーシアなら、そのまま使用できるのか?それとも、新たに現地で使用できる物を購入する必要があるのでしょうか?

そこで今回は、マレーシアへ旅行や留学に行くときに、普段使っているヘアアイロンやドライヤーなどの電化製品が現地でも使えるのか、詳しく解説します!国によって変換プラグや変圧器の用意が必要な場合もありますので、渡航前に必ず確認していきましょう!

マレーシアの電圧について

 

コンセントはBFタイプ

 

マレーシアのコンセントは主に

BFタイプです。

BFタイプはGタイプtypeGとも呼ばれます。

イギリスや、シンガポールでも使われているコンセント形状です。

他にもマレーシアではB、B3、Cのコンセントタイプが使用されている場合もありますが、ほとんどのホテルではBFタイプのコンセントが使われています。

BFタイプは、コンセントを差し込む際に、突起が3つあるタイプで、日本のAタイプの形状と異なります。

そのため、日本の製品をそのままマレーシアで使うことはできません。

 

電圧は220〜240V

 

マレーシアの電圧は220〜240Vです。

日本の100Vと比べてかなり高い電圧になっています。

そのため、変換プラグがあれば、全ての電化製品がマレーシアで使えるわけではないので注意が必要です。

電源の差込口にオンオフのスイッチがついている場合もありますので、スイッチがある場合はスイッチをオンにして電源を入れてから使います。

220〜240Vに対応していない電化製品を、誤ってコンセントにさしてしまうと、差し込む時に火花が散ったり故障の原因になります。

接続する前に必ず電化製品の対応電圧を確認してから、使用するようにしましょう。

 

マレーシアの電圧についての基本情報

 

コンセント:変換プラグは必ず必要

 

日本の電化製品を持っていく場合、マレーシアのBFタイプに合わせるためには

変換プラグは必ず必要です。

変換プラグは日本の家電量販店、トラベルグッズショップ、ホームセンター、100円ショップやオンラインショップでも購入できます。

 

変圧器は必要な場合もある

 

日本の製品の多くは日本の電圧に対応できる100Vの設計になっています。

そのため、マレーシアの220〜240Vに対応していない場合は変圧器が必要です。

変圧器は家電量販店、ホームセンター、オンラインショップにて購入できます。

ただし、変換プラグと異なり、必ず必要なものではなく、変圧器が荷物になってしまうこともあるので、使いたい製品に必要かどうか確認してから用意するようにしましょう。

 

旅行前や留学前の準備と確認ポイント

 

変換プラグ、変圧器は事前に日本での購入がおすすめ

 

変換プラグ、変圧器は事前に日本で購入することをおすすめします。

変換プラグは簡易タイプと、マルチ変換できるタイプがあります。

簡易タイプは1つのコンセントタイプに変更できるタイプです。

マレーシアのみ旅行する場合は手軽に用意できます。

マルチ変換できるタイプは、1つで複数のコンセントタイプに対応することができます。

こちらのタイプを購入した方は、たとえば他の国への海外旅行する時にも役立てることができます。

また留学中に他の国にも渡航する予定がある方は、1つマルチプラグを持っていると旅先で困らないので便利に使うことができます。

たくさんの変換プラグが必要な場合は、差し込み口が複数ある電源タップの購入もおすすめです。

一度にスマホやカメラなどの充電をすることができます。

 

電圧の確認方法

 

電化製品のアダプターや、シールに記載された

「INPUT」

部分を確認しましょう。

アダプターやケーブルの表記を見ると、INPUTの表示の後に対応している電圧が記載されています。

日本製の製品は「100V」、グローバル規格の製品は「100〜240V」と書いてあることが多いです。

「100〜240V」のグローバル規格であれば、変圧器を使わず、変換プラグがあれば、マレーシアでも使用することができます。

また、製品によっては、メーカーや販売店のWebページで電圧の情報が確認できる場合もあるので、使いたい製品の電圧がわからない場合は一度Webページを確認することをおすすめします。

 

マレーシアでの充電事情

 

iPhoneやスマートフォンの充電

 

Appleの充電器は、グローバル規格の100〜240Vの電圧に対応しています。

そのため変換プラグを用意すれば、変圧器を追加で用意する必要はありません。

ほとんどのスマホは100〜240V対応のグローバルに対応できる設計になっていますが、念のため渡航前に確認してみましょう。

 

ドライヤーやヘアアイロンの使用

 

ドライヤーやヘアアイロンは、日本で普段使っているものはグローバル規格の電圧に対応していないことが多いので、注意が必要です。

変圧器を利用することでマレーシアでも利用することはできますが、消費電力が高いため、故障の原因になることがあります。

海外でも使用できるドライヤーやグローバル規格のヘアアイロンを日本で事前に購入するのがおすすめです。

また、ドライヤーはホテルに備え付けてある場合もあるので、宿泊先のホテルにドライヤーの用意があるかを確認してから購入を検討するのがおすすめです。

 

ノートパソコンの充電に関する注意

 

ノートパソコンやタブレットは100〜240Vのグローバル規格であることが多いです。

しかし、ノートパソコンの場合、ACアダプターに加えて、ACアダプターとコンセントの間を取り持つ「ACコード」(通称メガネケーブル)が、対応していない場合があります。

ACコードはパソコンへの差込口のあたりに、対応できる電圧が記載されていることが多いので、持参するケーブル全てが、マレーシアの電圧に対応しているか確認しましょう。

 

デジタルカメラ

 

デジタルカメラも同様に、100〜240Vのグローバル規格であることが多いです。

あわせてACアダプターもグローバル規格に対応しているかチェックしましょう。

 

シェーバー

 

国内用のシェーバーの場合(電圧100V対応の設計)は使用できません。

海外対応しているタイプ(100〜240Vのグローバル規格)や、乾電池式であれば使用することができるため、普段使っているシェーバーが海外対応しているものなのか、確認してみましょう。

 

その他電化製品(携帯ゲーム機や炊飯器などの調理家電)

 

留学などで長期間マレーシアに滞在する場合、Switchなどの携帯ゲーム機や調理器具などの電化製品を持参することがあるかもしれません。

携帯ゲーム機はACアダプターも含めて、100〜240Vのグローバル規格に対応しているかどうかチェックしましょう。

Switchは100〜240Vのグローバル規格に対応しています。

炊飯器は対応していない場合があるため事前に取扱説明書を確認しましょう。

調理器具は現地にある日系の家電量販店や、オンラインショップのLazada(ラザダ)で調達することができますので、現地で購入することも検討してみてください。

 

よくある質問

 

Q1 もし変換プラグ、変圧器を忘れてしまった場合

 

まずは宿泊しているホテルで借りることができないか確認してみましょう。

Can I borrow a plug adapter?
(キャン アイ ボロー ア プラグアダプター?)

(日本語訳:変換プラグを借りることはできますか)

とホテルの受付に聞いてみましょう。

マレーシアは英語が準公用語(共通言語)として使われているため、基本的に英語は通じます。

もし用意がない場合は、現地のお店で購入することができます。

MR.D.I.Y(ミスターディーアイワイ)という、マレーシアに多くあるホームセンターや、日本と同じようにDAISOにも取り扱いがあります。

MR.D.I.Y(ミスターディーアイワイ)やDAISOは、ショッピングモールの中にあるためホテルや観光地の近くにあるショッピングモールを確認してみてください。

 

Q2 変圧器の選び方

 

変圧器は価格や重さでの検討だけでなく、使う電化製品に応じた変圧器を選ぶことが重要です。

変圧器にはトランス式電子式の2種類あります。

トランス式の変圧器は消費電力が低く、比較的軽いのが特徴です。

電子式の場合は、消費電力が高いもの(たとえば、ドライヤーや炊飯器など)に使うことができます。

ただし、電子式の変圧器であっても、炊飯器などのマイクロコンピューターを内蔵したものは使えません。

そのため、使いたい商品の取扱説明書を確認してから検討しましょう。

また消費電力をカバーできるかどうかの確認も必要です。

トランス式の変圧器を30分以上連続使用する場合は、電化製品の消費電力の1.25倍以上に対応できる必要があります。

たとえば、ドライヤーは消費電力が1200Wのため、30分以上連続で使う場合は1200W×1.25=1500Wに対応できる変圧器を検討しましょう。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。

使いたい電化製品の数や種類、旅行や留学などの滞在の目的に応じて、次のポイントを抑えて電圧の確認と事前の準備をすることが大切です。

・BFタイプの変換プラグを用意。

・持参する電化製品とアダプターの電圧が、マレーシアに対応している(220〜240V)かを確認する。

・対応していなければ、変圧器の購入と持参、もしくは対応している製品を事前に購入する、または現地で購入することを検討する。

ぜひ日本にいる時にしっかり事前に確認と準備をして 皆さんのマレーシア旅行や留学が快適で楽しくなることをねがっております!

 

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