【2025年版】留学で人気の国ランキングTOP7|目的別の選び方・費用・治安もチェック

留学、おすすめ、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

 

留学で人気の国ランキング【2025年4月発表】

「留学したいけど、どの国が人気なの?」「自分に合った国ってどう選べばいいの?」

そんな疑問を持つ方に向けて、実際の調査データに基づく最新ランキングをご紹介します。

2025年4月、ネイティブスピーカーと回数無制限のオンライン英会話サービス「ネイティブキャンプ英会話」を提供する株式会社ネイティブキャンプが、会員を対象に「留学先の国選びに関する調査」を実施。

その結果、多くの留学生に選ばれている人気の国TOP7が明らかになりました。留学先として人気が高かった国は、以下のとおりです。

順位 国名 選ばれた理由(一部)
1位 アメリカ(26票) 学術レベルの高さ・本場の英語環境
2位 オーストラリア(21票) 気候の良さ・働きながら学べる制度
3位 カナダ(16票) 治安の良さ・多文化な社会
4位 イギリス(15票) 歴史ある大学と本格的な英語教育
5位 ニュージーランド(8票) 穏やかな環境と自然豊かな暮らし
6位 フィリピン(7票) コスパ抜群・マンツーマン指導が主流
7位 マルタ(2票) リゾート地で学べる穴場的な存在

※データ出典:2025年4月 ネイティブキャンプ会員アンケート結果(公式発表より)
ネイティブキャンプ会員のアンケート結果であり、全体的傾向を示すものではありません。

アメリカやオーストラリア、カナダなどの英語圏が上位を占める中で、フィリピンやマルタといった比較的リーズナブルな国もランクインしているのが特徴です。

費用だけでなく、治安や教育の質、ビザ制度などのバランスを見ながら選ばれていることがうかがえます。

このあとでは、それぞれの国の特徴やメリットについても詳しく解説していきます。

1位:アメリカ

アメリカは語学留学と高校留学・大学留学で人気を集める国です。ワーホリはないため、働きながら滞在するというのは少し難易度が高いですが、勉強をするために行くのなら良いでしょう。

エンターテイメントが充実しており、都市部ならなんでも揃いますから、生活はしやすいはずです。
日本はアメリカとの関係が深く、学校で習う英語もアメリカ英語基準のため、留学先として人気を集めていますが、治安面に不安が残るのが難点です。

治安は地域によってかなり異なるため、治安の良い地域をチェックしてから、滞在先を決めるようにしましょう。また、物価も高く、留学費用がかさみやすい土地でもあります。

「留学するなら絶対にアメリカ!」と思っている人や、学びたい大学がアメリカにある場合などに選ばれる国ですが、物価や治安の面がクリアできれば、充実した生活が送れるでしょう。

2位:オーストラリア

オーストラリアもカナダ同様に、語学留学やワーキングホリデー、そして大学留学で人気のある国です。

こちらも生活環境が良好な土地が多く、治安も比較的良好で、住みやすい国と言えるでしょう。そしてカナダ同様、日本人を含めたアジア人もたくさんいるため、食に困ることはないはずです。
難点は物価がかなり高いことでしょうか。昔はオーストラリアと言えば物価が安いことで知られていましたが、物価事情に関してはここ20年位の間にかなり様変わりしています。

ただし、アルバイト可能な制度があるため、支出のみの留学よりは費用を抑えやすいです。

オーストラリアは、賃金水準も高いため、働きながら滞在できるワーキングホリデーなら、物価の高さはそれほど気にならないでしょう。支出のみになってしまうタイプの留学だと、費用面ではつらいかもしれません。
日本と季節が真逆なので、苦手な季節を避けて滞在することができます。地域によって気候は異なりますが、紫外線が強く、夏の暑さが厳しい場所が多いため、暑いのが苦手な人には不向きかもしれません。
ただし、日本のようにじめじめした夏ではなく、気温の割には意外と過ごしやすいです。

3位:カナダ

カナダは、語学留学、大学留学、ワーキングホリデー、Coop留学など、さまざまな方法で留学が可能かつ、留学経験者からも非常に評判の良い国です。

比較的治安が良く、都市部の生活環境も良好で、日本人にとっても住みやすいのが魅力的。

さらに他民族国家でアジア人や日本人も多いため、日本食材店や日本食レストランなども多いため、食にも困りません。
物価も近年高くなってきているとは言え、英語圏の中では比較的格安です。また、ワーキングホリデーやCoop留学などなら、働きながら滞在できるため、総費用を抑えやすい国でもあります。
難点は冬が長く、寒いことでしょうか。特に寒いのが苦手な人だと、カナダでの長期滞在はつらいかもしれません。

バンクーバーやビクトリアなど、気候が穏やかな場所に住めば、少しは寒さがしのげますが、それでも日本の本州よりは寒いので寒さには注意が必要です。

4位:イギリス

イギリスも英語圏への留学で人気のある国です。有名大学も多いため、語学留学だけではなく大学留学先としても人気を集めています。

また、イギリス英語の響きや、中世的な街並みに惹かれてイギリスを選ぶ人は多く、短期留学でも長期留学でも有意義な滞在が叶います。
イギリスもアジア系食材や日本食が手に入りやすく、食にも困りません。また、公共交通機関が充実している街なら、都市部ではなくても住みやすいのもおすすめポイントです。

難点は物価が高いことでしょう。イギリス留学を目指すなら、資金をしっかり準備しておく必要があります。

5位:ニュージーランド

ニュージーランドは英語圏の中では比較的物価が安く、人もフレンドリーで優しいこと、そして全体的にのんびりした雰囲気が漂っていることで人気のある国です。

特にワーキングホリデーで語学留学も兼ねた長期滞在をしている人からの評価が高く、のんびりと生活しながら、海外生活を楽しんだり、アウトドアアクティビティを楽しんだりできる国です。
難点はやや英語が訛っていることでしょうか。しかし、テレビ番組などの英語はとても綺麗ですし、都市部なら訛りも強くありませんから、それほど問題にはならないでしょう。

6位:フィリピン

フィリピン留学は、格安でみっちり英語を鍛えたい人や、長期留学が難しい人などから人気の留学先です。

基本的には語学留学になりますが、IT系のコースなどを併設している学校もあり、英語以外のスキルを磨くことも可能です。
物価が安く、地理的に日本から近くて渡航しやすく、さらに1週間だけの短期留学も叶うので、時間や費用の問題で留学を断念している人でも留学ができる国です。

ただしフィリピンは英語ネイティブの国ではないこと、そして留学生に日本人がとても多いことに注意しましょう。

7位:マルタ

地中海に浮かぶ小さな島国・マルタは、ヨーロッパにあるにもかかわらず、公用語が英語であり、近年注目を集めています。他のヨーロッパ諸国と比べて物価や授業料が安いのが特徴です。

温暖な気候と穏やかな国民性、治安の良さなどから、特に女性や初めての留学先としても人気を集めています。

留学生の多くはセントジュリアンやスリーマ、世界遺産の街バレッタなど、観光と学びの両方を楽しめるエリアに滞在。英語圏の中でも日本人比率が少ないため、現地で自然と英語を使う機会が増えるのもメリットです。

ヨーロッパの他国にもアクセスしやすいため、週末の旅行を楽しむ人も多く、留学中に視野を広げるチャンスにも恵まれます。リゾート気分も味わいながら、コスパ良く英語を学びたい人にはぴったりの国です。

 

費用を抑えて留学できる国5選|コスパ重視ならこの国!

「できるだけ安く留学したい」「予算に限りがある」という方には、物価や学費が比較的安く、それでいて英語学習の環境が整っている国を選ぶのがポイントです。

ここでは、特にコスパに優れた5つの国を紹介します。

フィリピン|マンツーマンで徹底的に学べる

授業料・生活費ともに圧倒的に安く、英語初心者でも安心の環境。

1日6〜8時間のマンツーマンレッスンが一般的で、特にスピーキングやリスニングを強化したい人に向いています。セブ島・バギオなどが人気です。

マルタ|ヨーロッパ圏で費用を抑えたい人に

地中海に浮かぶ小さな島国マルタは、公用語のひとつが英語。

ヨーロッパの雰囲気を楽しみながら、比較的リーズナブルに留学できます。観光も楽しみたい人にぴったりの場所です。

フィジー|自然豊かな南国でゆったり学習

物価が安く、語学学校も多い穴場の留学先。

日本人留学生が多い一方、母国語禁止ルールなどもあり、英語漬けの環境が整っています。南国の雰囲気を楽しみながら、のびのびと学びたい方に。

マレーシア|安さと教育の質を両立した注目国

物価が日本の3分の1程度と非常に安く、欧米の語学学校の分校も多く進出しています。

多国籍な環境で英語+異文化交流ができるのも魅力。クアラルンプールやペナンなどが留学先として人気です。

オーストラリア|アルバイトで費用を補える

費用そのものは高めですが、学生ビザでアルバイトが可能なため、トータルで見るとコスパの良い国です。

現地で働きながら学ぶことで、実質的な負担を軽減できます。治安も良く、英語を実践的に使う環境として優れています。

国名 4週間(短期) 12週間(中期) 1年間(長期)
フィリピン 15〜30万円 40〜70万円 130〜250万円
マルタ 25〜50万円 50〜90万円 200〜250万円
フィジー 20〜30万円 40〜60万円 120〜250万円
マレーシア 15〜30万円 45〜60万円 130〜200万円
オーストラリア 30〜50万円 60〜120万円 220〜450万円

いずれの国でも自炊を取り入れることで、食費を大きく節約することが可能です。

なお、オーストラリアやマルタなど一部の国では、学生ビザやワーキングホリデービザを活用することで、現地でアルバイトができる場合もあります。物価が高めの国でも、働きながら学べば、経済的な負担を減らせるでしょう。

 

初めての留学には要注意!

海外は日本と比べて、治安が良くない国も多いです。ただし、すべての国が危険というわけではなく、留学生でも安心して暮らせる地域はたくさんあります。

留学先に正解はありませんが、初心者にはおすすめしない国があります。たとえば、アフガニスタンや中南米の一部地域は治安が不安定で、紛争や犯罪のリスクがあるため注意が必要です。

また、アメリカは都市によって治安に差があるため、初めての留学ではエリア選びが重要になります。特に大都市では安全対策を意識することが大切です。

さらに、インドやアフリカの一部地域は文化や衛生面の違いが大きく、慣れない環境に戸惑いやすいという声もあります。

 

「なんとかなる」は危険かも?安心して留学するために、これだけは知っておこう

留学先を検討するときは、費用や語学学校の質だけでなく、「現地で安全に生活できるか」という視点も忘れずに持ちましょう。

同じ国でも地域によって治安に大きな差があるため、都市単位・エリア単位での情報収集が重要です。

治安が良いとされている国には、カナダやニュージーランド、オーストラリアがあります。人々がフレンドリーで、街の雰囲気も落ち着いており、留学生を歓迎する環境が整っています。

その一方で、アメリカやフィリピンなどは、都市によって治安に差があるため注意が必要です。

特に大都市ではスリやひったくりなどの軽犯罪が多発するエリアもあるため、渡航前に現地情報をしっかり調べておきましょう。

また、治安が良いと言われる国や地域でも、「日本と同じ感覚」で生活すると危険かもしれません。留学生は現地で目立ちやすく、犯罪の標的になりやすいため、防犯意識を持って行動することが大切です。

たとえば、カバンの口はしっかり閉める、人通りの少ない場所を避ける、夜遅くに一人で出歩かないなど、基本的な防犯対策は常に心がけましょう。

特に多いのがスリの被害で、現金だけでなく、パスポートやクレジットカードを盗まれてしまうケースがよく見受けられます。

「海外は危ない」と過度に心配する必要はありませんが、油断せず、現地のルールや常識に合わせて行動すれば、安全に楽しく留学生活を送ることができますよ。

 

まとめ

留学先の選び方に正解はありませんが、「人気がある国」にはやっぱり理由があります。

学びの環境が整っていたり、暮らしやすかったり、アルバイトができたりなど、魅力的なポイントがそろっています。

今回ご紹介したランキングや、費用・治安などの情報をもとに、ぜひあなた自身の目的や条件に合った国を見つけてくださいね。

「どこにしようかな」と迷っている今も、きっと留学への第一歩。あなたの挑戦が、素敵な経験につながることを願っています。

 

nativecamp.net

nativecamp.net

nativecamp.net