「フィリピンのバギオはどんな都市なの?」
「バギオの気候や気温について知りたい!」
「バギオでおすすめの観光スポットを教えて!」
フィリピン・バギオは標高1,500mの山岳地域に位置する都市です。日本の軽井沢のような避暑地でもあり、近年は旅行先や語学留学先としても人気です。
この記事ではバギオの基本情報や気候、治安などについて詳しく紹介します。観光スポットについても触れているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
フィリピン・バギオの基本情報
バギオはフィリピンの北部、ルソン島にある高原都市で、標高約1,500メートルの高さに位置しています。
日本からの直行便はないものの、マニラ空港からバスや車でアクセスできます。マニラからバギオまでの距離は約250キロメートルで、車で5〜7時間ほどです。
バギオには、多くの語学学校があることが特徴です。特に韓国系のスパルタ式学校が多く、英語学習に真剣な学生が集まっています。
留学費用が比較的安く物価も低いため、価格を抑えて英語を習得したい留学生にとって、非常に魅力的な場所です。
また、バギオには自然や歴史を楽しめる観光スポットも多くあります。夜のナイトマーケットやおしゃれなカフェも豊富で、生活にも困りません。
このように、バギオは教育や観光の面で多くの魅力を持つ都市です。留学や観光を考えている方にとって、魅力的な選択肢といえるでしょう。
フィリピン・バギオの気候・気温
バギオは標高約1,500メートルにある高原都市のため、フィリピンの他の地域と比べて涼しい気候が特徴です。
年間を通じて快適な気温が保たれていることから、
避暑地としても人気です。
バギオの気候は熱帯高地気候に分類され、主に乾季と雨季の2つにわかれています。
乾季(12月〜5月)は降水量が少なく、気温が安定していることが特徴です。観光に最適な時期は1〜3月で、日中は暖かく、夜間は涼しく快適に過ごせます。
雨季(6月〜11月)は降水量が多く、スコールが頻繁に発生します。とはいえ、雨が降るのは主に朝晩で、一日中雨が降り続くことは少ないです。
バギオの年間平均気温は約19〜22℃ほどで、最も暑い3〜5月は最高気温が25℃ほどに達することがあります。以下は月別の平均気温と降水量のデータです。
月 | 平均気温 | 降水量 |
1月 | 18℃ | 10mm |
2月 | 19℃ | 20mm |
3月 | 20℃ | 30mm |
4月 | 21℃ | 50mm |
5月 | 22℃ | 150mm |
6月 | 21℃ | 300mm |
7月 | 20℃ | 400mm |
8月 | 20℃ | 350mm |
9月 | 20℃ | 300mm |
10月 | 20℃ | 200mm |
11月 | 19℃ | 100mm |
12月 | 18℃ | 50mm |
バギオに行く際の服装は、乾季には軽いジャケットや長袖シャツ、パンツがおすすめです。
夜間は気温が下がるため、暖かい服を用意しておくと安心です。また、雨季には防水性のある服装や傘を忘れずに持参しましょう。
フィリピン・バギオの治安
バギオはフィリピンの中でも治安が良好な都市として知られています。
2020年のデータによると、バギオの年間犯罪件数は約1,655件で、犯罪率は0.45%とされています。これは、東京都の犯罪率(約0.59%)と比べても低い数値です。
バギオの治安の良さの背景には、アメリカの植民地時代に避暑地として開発され、インフラが整備されたことが挙げられます。加えて、財政が安定しており、公務員の給与が十分に支給されるため、汚職が少なく、治安維持に力が入れられている点も理由です。
ただし、治安が良いとはいえ、バギオでも以下の点には注意が必要です。
- 軽犯罪:スリやぼったくりなどの軽犯罪は依然として存在します。特に観光地や混雑した場所では注意が必要です。例えば、空港からホテルへの移動時に法外な料金を請求されることがあるため、事前に料金を確認することが大切です。
- 夜間の行動:夜間の外出は注意が必要です。特に人気のない場所や裏路地では、スリや脅迫に遭う可能性が高まります。単独での行動は避け、信頼できる交通手段を利用することが推奨されます。
バギオでトラブルに遭わないための対策法は、以下で詳しく紹介していきます。
フィリピン・バギオでトラブルに遭わないために
バギオはフィリピンの中でも治安が良好な都市とされていますが、旅行者や留学生が安全に過ごすためには、いくつかの注意点があります。以下に、トラブル別の対策ポイントを紹介します。
<スリや置き引き>
バギオでは、観光地や混雑した場所でスリや置き引きが発生することがあります。
貴重品は目の届く範囲に保管し、バッグは常に手元に置くよう心掛けましょう。飲食店や公共交通機関では、荷物から目を離さないことが重要です。
<ぼったくり>
タクシーやジプニー(公共バス)を利用する際には、メーターを使用するか、事前に料金を確認することが大切です。
特に観光客を狙ったぼったくりが報告されているため、注意が必要です。
バギオは比較的安全ですが、夜間の一人歩きは避けるべきです。特に人気のない場所や暗い道では、トラブルに巻き込まれる可能性が高まります。
服装に注意することもトラブル対策として有効です。ブランド物の衣服やアクセサリーは避け、目立たない服装を心掛けましょう。加えて、貴重品は最小限に控え、必要なものだけを持ち歩くことが大切です。
また、万が一のトラブルに備え、現地の警察や大使館の連絡先を事前に確認しておくと安心でしょう。
治安が良いとはいえ、基本的な警戒心を持ち、慎重に行動することが重要です。
フィリピン・バギオのおすすめ観光スポット5選
バギオで訪れるべきおすすめの観光スポット5選は、以下のとおりです。
- バーナムパーク
- マインズビューパーク
- バギオ大聖堂
- セッションロード
- アシンホットスプリング
それぞれ詳しく紹介していきます。
バーナムパーク
バーナムパーク(Burnham Park)は、
バギオ市の中心部にある広大な公園です。
SMシティ・バギオ(大型のショッピングモール)からも徒歩圏内で訪れることができるので、観光の合間に立ち寄るのに最適です。
バーナムパークは、アメリカ人建築家ダニエル・バーンハムによって1900年代初頭に設計されました。
約32.8ヘクタールの広大な敷地内にはさまざまなアクティビティができる場所が広がっています。
例えば、公園の中央にある人工湖「バーナムラグーン」では、手漕ぎボートを楽しむことができます。
サイクリングやゴーカートのレンタルもあるので、広い公園内を自転車やゴーカートで散策するのも魅力的です。
朝の時間帯には、地元の人々と一緒に楽しめるズンバやダンスレッスンが行われることもあります。
地元の文化に触れながらリラックスしたひとときを過ごしたい方は、ぜひ訪れてみてください。
マインズビューパーク
マインズビューパークは、バギオ市の北東部、標高約1,500メートルに位置する有名な観光スポットです。
バギオ市中心部から約4キロメートルの距離にあり、アクセスも良好です。
公園の中心には広い展望台があり、バギオ市内や周囲の山々を一望できます。朝日や夕日の時間帯は絶景で、写真撮影にも最適なスポットです。
また、コルディレラ地方の伝統的な民族衣装をレンタルして、記念写真を撮ることも可能。手頃な価格で体験できるため、思い出の一枚を残すのにぴったりです。
公園内外には多くのお土産屋が立ち並んでおり、地元の手作りの工芸品やスナック、植物などの買い物をして過ごすのもおすすめです。
バギオ大聖堂
バギオ大聖堂(Baguio Cathedral)は、バギオ市にある重要なカトリック教会で、バギオの象徴的な存在です。
1990年のバギオ大地震で被害を受けましたが、修復されて再びその美しい姿を取り戻しました。
バギオ大聖堂は、ネオロマネスク様式とゴシック様式を取り入れたデザインが特徴です。
外観は淡いピンク色で、2つの尖塔が際立ち、遠くからもその姿を確認することができます。内部には色とりどりの美しいステンドグラスが施され、光が当たって輝く様子は圧巻です。
バギオを訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
セッションロード
セッションロード(Session Road)は、バギオ市にある主要な商業通りです。
バギオ市の中心部に位置し、バギオ大聖堂やバーナム公園、SMシティ・バギオなどの観光名所にも近く、アクセスが非常に便利です。
セッションロードには、銀行、レストラン、カフェ、ショップなどが立ち並び、ショッピングや食事を楽しむことができます。
カフェのテラス席でのんびりと過ごしたり、ウィンドウショッピングを楽しんだりするのがおすすめです。また、古着屋や文房具店など、若者文化を感じるのに適した場所でもあります。
アシンホットスプリング
アシンホットスプリング(Asin Hot Springs)は、フィリピン・バギオ市から車で約30分の距離にある温泉地です。
アシンの温泉水は、関節痛や疲労回復に効果があるとされています。温泉はストレス解消にも効果的で、日々の疲れを癒すのに最適です。
なお、温泉に入る際は水着が必要です。また、石鹸やタオルを持参すると便利です。周辺にはサリサリストア(小売店)もあり、必要なものを購入することもできます。
まとめ
この記事では、フィリピン・バギオについて詳しく紹介しました。バギオは、標高1,500mの山岳地域に位置する避暑地です。治安も良好なため、観光や留学におすすめのエリアです。
また、バギオを存分に満喫するためには、日本で英会話の練習をしておくことも重要なポイント。
バギオへの旅行が気になる方は、まずはオンライン英会話スクール「ネイティブキャンプ」で英会話レッスンをスタートしましょう!
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◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇留学経験
アメリカのLAのコミュニティカレッジに入学・卒業。
OPT VISAを取得し、LAのアパレル会社に1年間勤務。
次なる目標は、娘との親子留学。
◇海外渡航経験
留学:アメリカのLAに4年間留学
海外旅行:ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。