人気のフィリピン料理15選!現地で試すべきスイーツやお土産スイーツもご紹介

フィリピン食べ物10選、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

フィリピン料理には、どんな特徴があるんだろう?

「現地で人気なフィリピン料理は何?」

日本人の口に合うのかな?」

フィリピン料理に関する、こんな疑問にお答えします!

多様な文化の影響を受けたフィリピン料理は、日本人の味覚にも馴染みやすいです。

この記事では、フィリピンへの留学や旅行を予定している方に向けて、フィリピン料理の特徴や人気の料理・スイーツ、役立つ英語フレーズなどを詳しくご紹介します。

フィリピン料理とは?

フィリピン料理は、スペイン、中国、マレー系など多様な文化が融合した食文化です。

長い歴史の中でそれぞれの文化の特徴を巧みに取り入れ、独自の発展を遂げてきました。

フィリピン料理の特徴や食文化の魅力について、以下4つの観点から具体的に解説します。

・フィリピン料理の特徴と味付けの傾向
・フィリピンの食文化
・フィリピンの食事マナー
・フィリピン料理の値段

フィリピン料理の特徴

フィリピン料理の最大の特徴は、複数の食文化のエッセンスが混じり合った独特な味わいです。

スペイン料理の酸味と甘みのバランス、中国料理の炒め物や揚げ物の技法、マレー料理の香辛料などを取り入れ、独自の食文化を築いてきました。

代表的なのは、酢と醤油で煮込む
「アドボ」、中華麺を使用する「パンシット」
酸味のきいたスープ「シニガン」などです。

各文化の特徴を活かしながらも、
フィリピン流にアレンジされているのがフィリピン料理の特徴です。

フィリピンの食文化

フィリピンの食文化には大きく分けて、以下3つの特徴があります。

・3色の食事に加えて、1日2度のメリエンダというおやつ時間がある
・お米をよく食べる
・大皿料理を分け合うサマサマという習慣がある

フィリピンには、朝食、昼食、夕食の3食に加えて、
午前と午後に「メリエンダ」というおやつの時間があります。

この習慣はスペイン統治時代の影響を受けており、生活に欠かせないものです。

通常、午前10時と午後3時頃にメリエンダがあり、軽食やスナックを楽しみます。

また、食事の際には必ずと言っていいほどお米が登場します。

フィリピンの主食は米であり、消費量は世界でもトップクラスです。

フィリピン人が年間に消費する米の量は112.3kg。 日本の54.6kgと比較してもその量は2倍以上だと言われています。

たとえば、朝食では「シロガ」と呼ばれるガーリックライスと卵料理、干し魚を組み合わせたメニューが定番です。

昼食と夕食には、米と2~3品のおかずを食べるのが一般的。

なお、サマサマという大皿の料理を家族や友人と分け合って食べる習慣もフィリピンの食文化のひとつです。

サマサマはコミュニケーションを深める機会として重要視されており、「共食」の大切さを表しています。

特に祝祭や特別な行事では、大皿料理を囲んで多くの人々が集まって楽しむ光景が見られます。

フィリピンの食事マナー

フィリピンでは、日本とは食事のマナーが異なります。

観光客向けのレストランや都市部の地域では、右手にスプーン、左手にフォークを持つのが基本的なマナーです。

ちなみに、ナイフはあまり使いません。

一方で、フィリピンには「カミヤン」と呼ばれる手食の文化も残っています。

カミヤンはフィリピンなどの東南アジア地域で特に見られる習慣で、バナナの葉に盛られた料理を手で直接食べます。

手で食べることで料理の温度や質感を直接感じられるため、味覚を豊かにすると言われています。

また、カミヤンは「一緒に食べる」という共同体感覚を強調するため、家族や友人とのつながりを深める役割も果たしています。

なお、カミヤンには宗教的・文化的な側面もあるため、左手の使用はタブーである地域もあります。

ヒンドゥー教やイスラム教の影響で左手が不浄の手と考えられており、食事では右手を使うのが正式なマナーとされているからです。

フィリピン旅行の前には、食事のマナーも知っておくと安心ですね!

フィリピン料理の値段

フィリピン料理の価格は、日本と比べるとかなりリーズナブルです。

たとえば、一般的な食堂(カリンデリア)では1食300〜500円程度。観光客向けのレストランでも、メインディッシュは500〜1,000円ほどです。

新鮮な海産物や地元の特産品を使った料理を安く楽しめるのが嬉しいですね!

ちなみに、高級レストランでは1食2,000〜3,000円程度かかる場合もありますが、日本の高級レストランと比べるとお手頃。

フィリピンの高級レストランでは、豪華な雰囲気の中で料理を楽しめるため、特別な日のディナーにおすすめです。

また、屋台ならなんと1食100〜200円程度!旅行者にとって美味しい料理を費用を抑えて堪能できるのは大きな魅力ですね。

フィリピンの人気料理15選

フィリピンには、日本人の味覚にも合う魅力的で有名な料理がたくさんあります。 以下では、現地でも人気が高く、観光客にもおすすめの料理を15品ご紹介します。

アドボ(Adobo)

アドボ(Adobo)は、フィリピンを代表する国民食です。 スペインの肉料理であるアドバードを原型としていると言われています。

豚肉や鶏肉を醤油と酢でじっくり煮込んだ肉料理で、にんにくの香りが食欲をそそります。

日本人の口にも合う醤油ベースの味付けで、ご飯との相性は抜群! 日本人観光客に人気のあるフィリピン料理ランキングにも常に殿堂入りのメニューです。

レチョン(Lechon)

レチョン(Lechon)は子豚の丸焼き料理で、お祝い事には欠かせない人気メニューです。 スペイン統治時代に伝わった料理だと言われています。

パリパリの皮とジューシーで柔らかいお肉の食感のコントラストが特徴で、酢や醤油、特性のレチョンソースをかけて食べます。

特にセブ島のレチョンは、パリパリした皮が人気です。

シニガン(Sinigang)

シニガン(Sinigang)は、酸味のきいたさっぱりとしたスープです。

豚肉や魚、海老などに、トマトやなすなどの野菜をたっぷり使用します。

野菜をたくさん使用しているので、ミネラルやビタミンも豊富です。

タマリンドやカラマンシー、グアバや未成熟のマンゴーなどを使って酸味をつけるのが特徴で、暑い気候でも食べやすい一品です。

カレカレ(Kare-kare)

カレカレ(Kare-kare)は、ピーナッツソースベースの濃厚なシチューです。

牛の尾や野菜を煮込んで作るためまろやかな味わいが特徴で、味の鍵はピーナッツバターです。

牛肉と野菜がたくさん入っているので、栄養も満点!

アンチョビのみじん切りやバゴオン(魚醤)を加えることで、より本場の味を楽しめます。

パンシットカントン(Pancit Canton)

パンシットカントン(Pancit Canton)は、中華風の焼きそばです。

フィリピン人であれば誰でも一回は食べたことがあると言われるほど有名な国民食です。

細麺に野菜や肉、海老などを炒めて作ります。

誕生日などのお祝い事にも欠かせない麺料理で、長寿を願う意味が込められています。

日本人にも食べやすい味付けです。

シシグ(Sisig)

シシグ(Sisig)は、豚の顔肉を細かく刻んで炒めたフィリピンのB級グルメです。

細かくした豚肉を醤油や酢、ニンニクや唐辛子と共に炒めて作ります。

一般的には豚の頬肉を使いますが、鶏のレバーや魚を使って作ることもあります。

レモンやチリを効かせた脂っこくしっかりとした味付けなので、お酒のおつまみとしても人気です。

最後に生卵を絡めて食べるのが現地流です。

ルンピア(Lumpia)

ルンピア(Lumpia)は、フィリピン版の春巻きです。

揚げルンピアと生ルンピアの2種類があります。

野菜や挽肉を薄い皮で巻いて揚げた軽食で、屋台料理でも有名です。

サクサクした食感と中身の具材の旨味が絶妙で、スイートチリソースをつけて食べるのがおすすめです。

フィリピンでは、パーティーやお祝いで提供されることが多い料理です。

フィッシュボール

フィッシュボールは、魚のすり身を丸めて揚げた屋台の定番メニューです。

串に刺した状態で提供され、甘辛いソースやビネガーをつけて食べます。

現地の学生たちにも手軽なスナックとして人気です。

キニラウ(Kinilaw)

キニラウ(Kinilaw)は、フィリピン版の刺身です。

新鮮な白身魚やエビなどを、ライム果汁またはコナッツ酢で締め、玉ねぎやチリと和えてマリネします。

さっぱりとした味わいなので、暑い気候でも食べやすい一品です。

ラプラプ(Lapulapu)

ラプラプ(Lapulapu)は、フィリピンで人気のあるハタ科の白身魚で、魚の王様とも呼ばれています。

蒸す、揚げる、グリルなど様々な調理法で楽しめます。

身が柔らかく、淡白な味わいが特徴で、レモンを絞って食べるのが一般的です。

メチャド(Mechado)

メチャド(Mechado)とは、フィリピンの煮込み料理です。

豚肉やじゃがいも、ピーマンまたはパプリカなどを、トマトベースのソースで煮込みます。

マリネ液にカラマンシーの果汁と醤油を使うのが特徴です。

クリスピー・パタ(Crispy Pata)

クリスピー・パタ(Crispy Pata)とは、豚の足やすね肉をじっくりと茹でて、タレに漬け込み、カリッとあげた肉料理です。

カリカリの豚足に醤油や酢をつけて食べます。

ご飯との相性もよいのはもちろん、おつまみにもぴったりです。

じっくりと油で揚げてあるので、カロリーは高めです。

バロット(Balut)

バロット(Balut)とは、孵化する前のアヒルの卵を茹でた料理です。 半分ひよこになった状態を食べます。

タンパク質やカルシウム、ビタミンなどの栄養がたくさん含まれています。

屋台でもよく売られており、熱々の状態の卵をむいで塩をかけて食べます。

ブラロ(Bulalo)

ブラロ(Bulalo)とは、牛のすね肉をじゃがいもやとうもろこし、白菜などと煮込んだスープです。

長時間コトコト煮込むことで、牛のすね肉と骨髄からコラーゲンが染み出しており、濃厚なのが特徴です。

素材のシンプルな味を楽しめます。

ジョリビーのファーストフード

ジョリビーとは、フィリピンでとても人気のあるファーストフードのお店です。

フィリピン国内だけでも1400店舗以上あり、香港やアメリカなどにも店舗を構えています。

甘めの味付けが特徴です。 パスタやご飯、ビーフンなども楽しめます。

現地で味わってほしいスイーツ5選

フィリピンには、スペイン統治時代の影響を受けた濃厚な味わいのものから、東南アジア料理ならではのフルーツを活かした独自のものまで魅力的なスイーツがたくさんあります。

以下では、現地で味わってほしいスイーツを5つ紹介します。

ハロハロ(Halo-halo)

ハロハロ(Halo-halo)は、フィリピンを代表するかき氷デザートです。

紫芋(ウベ)のアイスの上に、タピオカやナタデココ、豆類、フルーツなど10種類以上のトッピングを乗せます。

「ハロハロ」はタガログ語で「ミックス」という意味で、食べる時にすべての具材を混ぜ合わせて楽しむのが特徴です。

暑い気候のフィリピンで、最も人気のある伝統的スイーツです。

レチェフラン(Leche Flan)

レチェフラン(Leche Flan)は、スペインのクレームブリュレに似たカスタードプリンです。

牛乳と卵をたっぷり使用した濃厚な味わいで、カラメルソースの苦みと甘みが楽しめます。

日本のプリンと比較すると、より味わいが濃いのが特徴です。

フィリピンの家庭では、お祝い事がある時に必ず作られる定番デザートとして親しまれています。

トロン(Turon)

トロン(Turon)は、バナナの春巻きとも呼ばれる人気のスイーツです。

薄い生地で熟したバナナを包み、黒糖を絡めて揚げて作ります。

外はカリカリ、中はしっとりとした食感が特徴で、屋台でよく見かける庶民的なスイーツ。

温かいうちに食べるのがおすすめで、日本人の味覚にも合う親しみやすいデザートです。

小腹を満たすのにもぴったりの大きさです。

ビコ(Biko)

ビコ(Biko)は、甘い餅米を黒砂糖とココナッツで煮込んだデザートで、トッピングとしてカラメルソースをかけます。

もちもちとした食感と、ココナッツの甘い香りを楽しめます。

お祝いやお祭りでよく提供されている、フィリピンの伝統的なデザートのひとつです。

フルーツサラダ

フルーツサラダは、マンゴーやパパイヤなどのトロピカルフルーツを、練乳ベースのクリームで和えたデザートです。

特別な日のデザートとして好まれ、パーティーなどでもよく提供されています。

ゼリーやナタデココなども加えるのは、フィリピン独自のアレンジです。

お土産におすすめのスイーツ3選

フィリピンのお土産として喜ばれるスイーツやお菓子を3つご紹介します。

日本への持ち込みが可能な、お手軽なスイーツやお菓子を中心にピックアップしたので、ぜひ参考にしてくださいね!

ドライマンゴー

フィリピンのドライマンゴーは甘さと風味からとても人気があり、フィリピン土産の定番となっています。

特に「ペリカンマンゴー」という品種が、適度な酸味と濃厚な甘みのバランスが絶妙で有名です。

ドライマンゴーは長期間保存が可能なだけでなく、軽くて持ち運びやすいためお土産におすすめです。

ピナート(Pinut)

ピナート(Pinut)は、ピーナッツを使用したフィリピンの伝統的なお菓子です。

ピーナッツをキャラメルや砂糖でコーティングしたものや、塩味の効いたものなど、バリエーションが豊富です。

小分け包装になっているため、職場や友人へのばらまき土産としても重宝します。

チョクナッツ(Choc Nut)

チョクナッツ(Choc Nut)は、ピーナッツバターを甘くしてチョコレートで包んだお菓子です。

個包装されているため食べやすく、苦いコーヒーとの相性もバッチリです。

他にもピーナッツやマカダミアナッツなど、フィリピン産のナッツを使用した商品も豊富で、バリエーション豊かな味わいを楽しめます。

屋台やレストランで使える英語

フィリピンでおいしい料理を楽しむために、簡単な英語フレーズを覚えておくと便利です。

今回は、以下の3つのシチュエーションで使えるフレーズをご紹介します。

・注文で役立つ表現
・料理の味や好みを伝える表現
・会計時に使える表現

それぞれ順にみていきましょう。

注文で役立つ表現

まずは、注文する際に使える基本的な英語フレーズを紹介します。

"Can I have 〇〇, please?"

例: "Can I have a cheeseburger, please?"

(チーズバーガーをください。)

"I’d like 〇〇."

例: "I’d like a glass of red wine."

(赤ワインを一杯ください。)

"Could you recommend something?"

例: "Could you recommend something for dessert?"

(デザートは何がおすすめですか?)

また、種類がたくさんあるときは、指で数を示したり、メニューを指差したりしながら、"This one, please."と言うのも分かりやすくておすすめです。

料理の味や好みを伝える表現

次に、料理の味や好みを伝えるフレーズを紹介します。

"I prefer..."

例: "I prefer my steak medium rare."

(ステーキはミディアムレアが好きです。)

"〇〇 is too salty for me."

例: "This soup is too salty for me."

(このスープは私にはしょっぱすぎます。)

"I love the flavor of 〇〇"

例: "I love the flavor of garlic in this dish."

(この料理のガーリックの風味が大好きです。)

この他にも、"Without garlic(ニンニク抜き"や"Less salt(塩控えめ)"のように具材や味付けの希望なども伝えることもできます。

フィリピン料理は日本人には辛い味付けも多いので、控えめにお願いするのがおすすめです。

会計時に使える表現

最後に会計時によく使うフレーズをご紹介します。

"Can I have the check, please?"

(伝票をいただけますか?)

"Do you accept credit cards?"

(クレジットカードは使えますか?)

"Do you have change?"

(おつりはありますか?)

これらのフレーズを覚えておくと、海外での食事がより楽しくスムーズになります。

自信を持って、ぜひ英語でコミュニケーションを取ってみてくださいね!

まとめ

フィリピン料理は、複数の文化の影響を受けて発展してきた独特の食文化でありながら、日本人の口に合う味付けが多く、初めての方でも親しみやすい料理が豊富です。

また、フィリピンの屋台やレストランでは、基本的な英語が通じるため、メニューの注文も比較的スムーズです。

この記事を参考に、ぜひ現地で人々との会話を楽しみながら、お気に入りのフィリピン料理を探してみてくださいね!

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