TOEFL ITP®スコア500点突破への道:基礎から始める英語力強化法

TOEFL、学習法、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

 

「TOEFL ITP®で500点を取りたいけど、どんな勉強をすればいいのか分からない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

きちんとした学習計画を立て、各セクションごとの対策をすれば目標スコア達成は可能です。

この記事では、
TOEFL ITP®500点突破のための学習スケジュールの立て方や具体的な勉強法、セクションごとの攻略ポイントを紹介します。

英語力に不安がある方でも、段階的に取り組めば着実に実力がつきます。TOEFL ITP®で500点を突破したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

TOEFL ITP®500点のレベルとは?

TOEFL ITP®500点のレベルは、中級程度の英語力があるといえるくらいです。

TOEFL ITP®500点は、国際的な英語能力指標であるCEFRのB1レベルに当たり、日常会話や基本的な読み書きができる英語力があるといえます。

ただし、大学での勉強やビジネスでは500点よりも上のレベルが必要になってくるかもしれません。

TOEFL ITP®500点のレベルを他の主な英語のテストと比べると以下のようになります。

英検 TOEICL&R TOEFL iBT® CEFR
2級程度 550~600点程度 60点程度 B1

セクション別の目標スコアと正答数

 

TOEFL ITP®で500点を取るには、まずセクション別の目標スコアと正答数を学習の開始前にはっきりさせておくことが大切です。

TOEFL ITP®は、リスニング・文法・リーディングの3つのセクションでできており、各セクションの点数を合計したスコアで評価されます。

テスト全体の満点は677点、最低点は310点で、各セクションは31点から68点の範囲で採点されるのが特徴。

3つのセクションの平均点を10倍した値が最終的なテストスコアになるので、バランス良く点数を取ることが重要です。

TOEFL ITP®で500点を取るためには、各セクションで約7割の正答率を目指すのが良いでしょう。

具体的には、リスニングセクションで35点以上、文法セクションで35点以上、リーディングセクションで35点以上を取るのが理想的です。

3つのセクションのバランスは大事ではありますが、目標スコアに到達できそうなら、得意なセクションで高得点を狙い、苦手分野でも最低限の点数を確保する戦略を立てるのもアリでしょう。

セクション別の対策を進める時は、自分の英語力の現状をしっかり分析してから学習計画を立てることをおすすめします。

効率的な学習スケジュールの立て方

ここでは、効率的な学習スケジュールの立て方を4つのステップに分けて説明します。

1.現時点の英語力と目標確認

まずは、今の自分の英語レベルを正確に把握しましょう。

効果的な試験対策をするには、スタート地点をはっきりさせる必要があります。

学習の最初に公式問題集を実際に解き、どのセクションが得意でどの分野に問題があるかを知りましょう。

学習スケジュールを立てる際は、今のスコアと目標スコアの差を確認して、必要な勉強時間を計算することが大切です。

初心者レベルから500点を目指す場合、だいたい200時間くらいの勉強時間が必要だと言われています。

自分の現状を客観的に見ると、自分に合った学習戦略を立てられますよ。

2. 受験日までの学習計画作成

目標を確認したら、具体的な学習計画を作りましょう。

まずは受験日から逆算して、1日あたりの勉強時間を決めます。

無理のないスケジュールを組むのが続けて勉強するコツです。

例えば、3ヶ月で200時間の勉強が必要な場合、平日は2時間、休日は3時間くらいの勉強時間を確保する計算になります。

ただし、詰め込みすぎると続けるのが大変になるので、余裕を持って計画を立てましょう。

3.セクション別の対策

学習計画を立てたら、リスニング・文法・リーディングの各セクション別の対策をしましょう。

単語の勉強や過去問演習と並行し、各セクションに特化した勉強を取り入れています。

バランスも大事ですが、自分が一番苦手なセクションを重点的に勉強して、得意分野はさらに伸ばすために勉強するのがコツです。

各セクションごとに出題パターンや解答テクニックがあるので、それぞれに合った勉強方法を選びましょう。

実際に公式の問題集を使って実践的な練習を積み重ねるのも大切です。

4. 参考書や問題集を使用した反復練習

セクション別の学習の後は、参考書や問題集を使用した練習を繰り返し行いましょう。

ただ公式の参考書や問題集を使うだけでなく、本番と同じ時間制限で問題を解くことが大切です。

何度も繰り返し解くことで、問題の形式に慣れるだけでなく、時間配分のコツも身につけられますよ。

また、実践的な練習をすれば、試験当日の緊張感も味わえます。

反復練習をする際は、間違えた問題は必ず見直し、なぜ間違えたのか分析しましょう。

どういったポイントにつまずきやすいのか理解できれば、重点的に勉強する箇所を見極められます。

リスニング力向上のためのトレーニング方法

 

続いて、3つのセクションの中でもリスニング力を向上させるためのトレーニング方法を紹介します。

TOEFL教材を用いる

1つ目は、TOEFL教材の音声を繰り返し聞くことです。

TOEFL対策用のCDや音声ファイルを活用し、ネイティブスピーカーの話すスピードに慣れましょう。

TOEFL教材を活用すれば、日常会話から学術的な講義まで、いろんなシチュエーションの英語に触れられるので、試験の際も耳慣れした状態で受けられます。

また、TOEFL教材に加えてYouTubeやポッドキャストなどの動画コンテンツを活用するのもおすすめです。

英語のドキュメンタリーやニュース番組を見れば、TOEFLならではのアカデミックな語彙に触れられますよ。

リスニングをする際、聞き取れなかった単語やフレーズは必ずメモを取り、後で意味を調べて覚えるまで何度も練習しましょう。

シャドーイングをする

2つ目は、シャドーイング練習です。

シャドーイングとは、音声を聞きながら、少し遅れて同じ内容を口に出して繰り返すトレーニングになります。

シャドーイングでは、最初はスクリプトを見ながら練習し、慣れてきたら文字を見ずに音だけを頼りに挑戦してみましょう。

単純に音を真似するのではなく、ネイティブの発音やアクセント、イントネーションまで正確に再現しようと心がけて行うのが大切です。

シャドーイングを続けると、英語の音の仕組みが身につき、自然とリスニング力が向上します。

1日30分くらいの短時間でも続けることで、確実に効果を実感できるはずです。

シャドーイングは発音練習にもなり、スピーキング力の向上にも繋がるので、短時間から始めてみましょう。

リーディングセクション攻略のポイント

 

学術的な単語や熟語を暗記する

1つ目は、学術的な単語や熟語を覚えることです。

TOEFLでは大学で習うような専門的なテーマが扱われるので、高校で習う日常で使える単語だけでは高得点が狙えない可能性があります。

まずは1ヶ月くらいかけて、アカデミック分野でよく使われる英単語と熟語を集中的に覚えましょう。

科学・歴史・文学・社会学などの分野に分けて、体系的に学習を進めるのもおすすめです。

単語を覚える時は、日本語の意味だけでなく、実際の文章での使われ方も確認しながら進めましょう。

語源や接頭辞、接尾辞のパターンを理解しておくと、知らない単語に出会った際も推測できるようになります。

試験の時間配分に慣れる

2つ目は、制限時間内での解答に慣れることです。

TOEFL ITP®では、限られた時間内で多くの問題を解く速読力が求められます。

文法問題は40問を約25分で、リーディング問題は50問を約55分で解く必要があるので、1問あたりの時間配分を事前に決めておくのが重要です。

文法セクションでは1問30秒から40秒、リーディングセクションでは1問約1分で解答する計算になります。

学習する際は、実際に時間を測りながら問題集を解く練習を重ねて、体で時間感覚を覚えましょう。

分からない問題に時間をかけすぎず、確実に解ける問題から取り組むのもおすすめです。

精読と多読を組み合わせて学習する

3つ目は、精読と多読を組み合わせて学習することです。

精読では文章の細かいところまで正確に理解する力を養い、多読では大量の文章を処理する速読力を鍛えられます。

まずは短い文章から始めて、段落ごとの主旨を確実に把握する練習を行いましょう。

慣れてきたら、制限時間を設けて長文を読む多読トレーニングに移っていきましょう。

さまざまなジャンルの英文に触れられれば、幅広いトピックに対応できる読解力を身につけられます。

リーディングパートはスコア向上に時間がかかる分野だと言われているので、特にリーディングに苦手意識のある方は早めに対策を始めましょう。

まとめ

この記事では、TOEFL ITP®500点突破のための学習スケジュールの立て方や具体的な勉強法を紹介しました。

TOEFL ITP®の学習で大切なのは、明確な目標設定をして学習することです。

やみくもに勉強するのではなく、リスニング・文法・リーディングそれぞれにあわせた勉強法を実践することが、500点達成への近道になります。

まずは公式問題集で現在のレベルを確認して、自分に合った学習計画を立ててみてください。

 

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