フィリピンで満喫!おすすめ観光モデルコース6選

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フィリピンといえば美しい海や自然があり、リゾート感を思いっきり味わえる人気の観光地です。また日本との時差がたったの1時間で距離も近く、行きやすい点も魅力の1つ。

しかしフィリピン旅行といっても、行く場所によって魅力は異なります。

今回はフィリピンのマニラ・セブ島・ボラカイ島・タガイタイ・ボホール島など、スポット別におすすめモデルコースを紹介するので参考にしてください。

マニラで歴史と現代を感じる2泊3日コース

フィリピンの首都であるマニラは、現代の新しさと伝統が融合する都市です。世界遺産や美術館、ローカル感を楽しめる飲食店など、見どころが満載のマニラ観光2泊3日のモデルコースを紹介します。

マニラ観光1日目(午前)

日本からマニラへは、成田空港や羽田空港から直行便も多く出ており、快適に出発できます。またフライト時間は約4時間で到着します。

早朝の便を選べば、午前中のうちにマニラに着くことも可能です。

マニラ観光1日目(午後)

午後、フィリピン最大の国際玄関口として、多くの旅行者が利用するニノイ・アキノ国際空港に到着。

入国審査を終え、荷物を受け取った後はホテルへ向かいます。

空港近くには多くのホテルがありますが、中でもおすすめは「マニラ・マリオット・ホテル」。空港からの距離が近いので利便性が高く、快適な客室と充実した設備が魅力です。

マニラ観光1日目(夜)

夕方から、マニラ湾の絶景を楽しめる「ハーバービューレストラン」で食事をするのがおすすめです。夕陽を眺めながら、美味しいフィリピン料理を堪能できます。

食事の後はホテルのスパで、旅の疲れを癒すのも良いでしょう。フィリピンといえばマッサージ大国でもあり、マニラにはスパ施設を備えたホテルが多くあります。

マニラ観光2日目(午前)

2日目は、スペイン統治時代の面影が色濃く残る、イントラムロス地区から観光をスタートします。マニラの歴史と文化を体験できますよ。

スペイン語で「壁の内側」を意味するイントラムロスは、16世紀の歴史的景観が今も残る世界遺産エリアで、石畳の道や石造りの建築物が特徴的です。

最初に訪れたいのは、フィリピン最古の石造りの教会として世界遺産に登録されているサン・アグスティン教会

続いて、カーサ・マニラ博物館でスペイン統治時代の展示品を見てみましょう。フィリピンの歴史的背景を学ぶことができます。

マニラ観光2日目(午後)

午後は、近代的な雰囲気がたっぷりの商業地区、BGC(ボニファシオグローバルシティー)でランチとショッピングを楽しみましょう。

飲食店はフィリピン料理やスペイン料理を楽しめる場所を始め、おしゃれなカフェも立ち並びます。

ショッピングセンターやコスメティックストアでおみやげ探しをするのもおすすめです。

マニラ観光2日目(夜)

夜は、ローカル料理を楽しみましょう。

まずは「アドボ」を試してみてください。鶏肉や豚肉を酢と醤油で煮込んだ、独特の風味と深い味わいが特徴です。ボリュームがあるので、複数人でシェアして食べるのにもおすすめです。

食事後はバーで地元の雰囲気を楽しみながら、マニラの夜を満喫するのも良いでしょう。

マニラ観光3日目(午前)

最終日はマニラ市内の半日観光ツアーに参加します。フィリピン経済の中心地マカティ市から、スペイン統治時代からの旧市街まで、数ある観光スポットを効率良く周れます。

指定外のホテルの場合でも最寄りの指定ホテルに行く方法がありますが、指定のホテルに泊まれば、自ら足を運ぶことなく送迎してもらえるので便利です。

ただし、英語ガイドになる点に注意してください。日本語ガイドはありません。

ツアー詳細は以下のURLを確認してみてくださいね。
マニラ市内 半日観光ツアー <英語ガイド>

マニラ観光3日目(午後)

ツアーは12:30までなので、午後はマニラの街を歩きながら、フィリピン料理を食べられるランチスポットを探しましょう。

その後は、大型チェーンショッピングモールである「SMモール」での買い物がおすすめです。

SMモールの中にある「Kultura」というおみやげ専門店では、手軽なものからフィリピンならではのこだわり商品まで揃っています。またスーパーマーケットでバラマキ用のおみやげを探すのもおすすめですよ。

ショッピングを堪能したら空港へ向かい、直行便で快適に日本へ帰国します。

セブ島で自然と海を楽しむ3泊4日プラン

続いてはフィリピンの南国リゾート感をたっぷり満喫できる、セブ島3泊4日のモデルコースを紹介します。

セブ島観光1日目(午前)

日本からセブ島へは、直行便で快適に移動できます。成田国際空港と関西国際空港から運航されており、フライト時間は約4時間半から5時間程度です。

1日目は飛行機の遅延も考慮してツアー予約などはせず、予定を詰めすぎないようにしておきましょう。

セブ島観光1日目(午後)

到着はマクタン・セブ国際空港。ホテルまでは、タクシーの待ち時間やぼったくりのリスクを避けるため、空港送迎サービスを予約しておくことをおすすめします。

マクタン島内のリゾートホテルなら、空港から20分程度で到着します。ホテルに到着後は、プライベートビーチでリラックスし、美しい海を満喫しましょう。

また本格的ながら格安で受けられるマッサージも、フィリピンならではの魅力です。街中のスパから、高級リゾートスパまで様々な選択肢があります。

アクティブに動きたいなら、早速セブ市内観光に行くのも良いでしょう。写真映えする天井画が有名な「マゼラン・クロス」や、500年の歴史を持つ「サント・ニーニョ教会」がおすすめです。

セブ島観光1日目(夜)

ディナーは「ランタウ・フローティング・ネイティブ・レストラン」がおすすめ。オーシャンビューを眺めながら、多彩なフィリピン料理を手頃な価格で楽しめます。特に夕暮れ時の景色は絶景です。

フィリピン料理の王様、レチョンを試してみてください。炭火で焼いた子豚の丸焼きで、特別な日の伝統料理です。

セブ島のツアーは朝が早いです。ホテルに帰ったら明日に備えて、ゆっくりと休息を。

セブ島観光2日目(午前)

ツアー前に、フィリピン発祥の国民的ファーストフード「Jollibee(ジョリビー)」で朝食を楽しみましょう。看板メニューはフライドチキンです。

朝食後は早朝のみ出会える、ジンベイザメとのシュノーケリングツアーへ。忘れられない体験となること間違いなしです。

セブ島観光2日目(午後)

ジンベイザメと泳いだ後は、ボホール島の自然を満喫します。

お椀のような形をした丘が1,200個以上も連なる「チョコレートヒルズ」は外せません。その景色を眺めながら、バギーや空中自転車などのアクティビティも楽しめます。

もしくはジンベイザメとの遊泳後に、スミロン島やカワサン滝を巡るツアー、ウミガメやイワシの大群と泳げるモアルボアルツアーも人気です。好みに合わせたツアーを選んでください。

セブ島観光2日目(夜)

ディナーは、アバカグループの人気レストランで贅沢な食事がおすすめ。店舗ごとに違うオーナーこだわりの、セブ島の食材を使った料理が楽しめるのが魅力です。

アバカグループはいくつか店舗があり、それぞれ店名が異なりますが、中でもマクタン島にある「アバカレストラン」は予約必須の名店。

少し高めの価格設定ですが、おしゃれな雰囲気と本格的な料理で、特別な夜になるでしょう。

セブ島観光3日目(午前~午後)

3日目は、アイランドホッピングツアーでセブ島の異なる魅力の島々を巡りましょう。

まず最初に行くのは「天国に一番近い島」ともいわれているパンダノン島。遠浅の海でアクティビティというよりは、のんびりできるビーチです。

続いてシュノーケリングやダイビングが人気のヒルトゥガン島。海洋保護区ならではの、色とりどりの魚に出会える豊かな海の世界を体験できます。

最後は、写真映え間違いなしの長い桟橋が見どころのナルスアン島。ガイドブックで必ず紹介される島です。

長い桟橋が作られた理由には、フィリピンの人達の「多くの人に島の景色を楽しんで欲しい」との思いから、長くなってしまったという暖かいエピソードが語られています。

セブ島観光3日目(夜)

島巡りを満喫した後は、300店舗以上が入るおしゃれで大きなショッピングモール「アヤラモール」に行き、買い物や食事を楽しみましょう。

フィリピンブランドや海外ブランドショップ、南国らしい雑貨やオーガニックコスメ、フィリピン定番のお菓子など何でも揃っています。

旅の思い出やおみやげに、セブ島でしか手に入らない特別なアイテムを探してみましょう。

セブ島観光4日目

最終日は、チェックアウトの時間までホテルでのんびりするのも良いですが、時間に余裕があるなら空港近くのスーパーマーケットに行くのがおすすめです。格安価格で、フィリピンならではのおみやげを見つけられますよ。

空港までタクシーを使うならホテルタクシーは割高なので、メータータクシーを呼んでもらうかアプリで配車するのがおすすめです。

配車アプリは、Grabを使うと簡単に呼べるのでチェックしてみてください。

ボラカイ島でリゾート気分を満喫する4日間

フィリピンには多くの離島がありますが、ボラカイ島は透き通るような海が有名な秘境で、多くの観光客が訪れるリゾート地です。

特に白い砂浜の「ホワイトビーチ」「ブラボビーチ」などが人気。3泊4日のモデルコースを紹介します。

ボラカイ島観光1日目

ボラカイ島へは、日本からの直行便はありません。そのため首都マニラから飛行機で約1時間かけて行きます。

またボラカイ島には空港がないので、パナイ島にある「カリボ空港」もしくは「カティクラン空港」に向かう必要があります。

空港に到着したらボート乗り場からボラカイ島に行く必要があり、移動時間を短縮したい人は「カティクラン空港」を利用しましょう。約10〜15分で行けます。

一方、「カリボ空港」の場合は空港からボート乗り場まで、状況によって車で約1時間半〜2時間かかる可能性があります。

ボラカイ島についた後は、ローカルの雰囲気を楽しめる市場に足を運んでみましょう。朝に仕入れた新鮮な魚介類を目の前で料理してもらえます。

ボラカイ島観光2日目

2日目は、早朝からマリンアクティビティに参加するのがおすすめ。

女子旅に人気なのが、世界初の「マーメイドスイミングアカデミー」。まるで人魚姫になったかのような、ファンタジーな体験ができます。

写真撮影のみならず、プロのコーチからマーメイドのような泳ぎ方を教えてもらえます。

もちろん他にもダイビングシュノーケリングなど、さまざまなマリンアクティビティがあるので、好みに合わせて選んでください。さらに日本語対応可能なツアーもあるので、安心です。

またボラカイ島はマリンアクティビティだけでなく、山での体験もおすすめ。秘境感あふれる滝や、迫力たっぷりのラフティングを楽しめます。ぜひ山のアクティビティツアーもチェックしてみてください。

ボラカイ島観光3日目

3日目は、ヘリコプターツアーでボラカイ島を贅沢に楽しんではいかがでしょうか。

どこまでも続く真っ白な砂浜と、深い青い海の息をのむような景観を空中から堪能できます。忘れられない体験となること間違いなしです。

そして最後の夜を締めくくるディナーは「Hennan Crystal Sands Hotel」での食事がおすすめです。

シーフードやフィリピン料理を中心に、世界中からの観光客の期待に応える、エキゾチックなブッフェが楽しめます。また時間制限がないので、ゆったりと食事ができます。

ボラカイ島観光4日目

ボラカイ島で過ごす最終日の4日目は、フライトの時間まで、おみやげ探しが良いでしょう。

ボラカイ島でおすすめのショッピングスポットは、「City Mall」「Station X」です。飲食店も入っていますよ。

タガイタイで日帰り避暑地観光

涼しい気候と美しい景色が魅力の、タガイタイでの日帰りツアーを紹介します。

タガイタイは、マニラ南部のカヴィテ州に位置する山地にある街で、夏でも涼しいと人気の避暑地です。

海のように広大な「タール湖」と、世界一小さな火山として知られる「タール火山」がメインの観光スポットです。

鉄道は通っておらず、マニラからツアーに参加するか、タクシーやバスで個人で行く方法しかありません。そのためツアーがもっとも安心でしょう。

ツアーは半日タイプの短いものやボート観光を含むもの、1日かけてタガイタイの自然とマニラ市内をじっくり堪能できるものなどさまざまです。好みに合うものを探してみてください。

ボホール島で自然と文化を体験する1日プラン

ボホール島は、フィリピンにある7,641の島々の中で10番目の大きさで、セブ島から2時間でアクセス可能です。

またメインの観光スポットはボホール島南部に集まっているため、日帰りや1泊でも存分に楽しめるでしょう。

絶景で有名な「チョコレートヒルズ」を始め、ビーチやマリンアクティビティ、大自然を活かしたジップラインやバギーなど多様なアクティビティが楽しめます。

加えて、ボホール島最古といわれる歴史深い建造物「バクラヨン教会」など文化的なスポットもありますよ。

さらにボホール島でしか見られない、世界最小のメガネザル「ターシャ」も見逃せません。体長わずか10〜12cm、クリクリとした瞳と長いしっぽがとても可愛らしいです。

「フィリピン ターシャ自然保護区」に行けば見られるのですが、夜行性で昼間はほぼ木の陰で寝ているので、現地ガイドさんに見つけてもらうのが高確率で出会える方法です。

ただしターシャは、ストレスを感じると自ら命を落としてしまうこともあるほど繊細なので、シャッター音が出る撮影や大きな声を出さないよう注意してください。

フィリピン政府観光省おすすめのモデルプラン

フィリピン政府観光省は、すでに紹介したマニラのプランと、手つかずの自然が残るエルニドのプランをモデルコースとして紹介しています。

フィリピン政府観光省おすすめマニラのスポット

マニラでは、スペイン統治時代の面影を感じる、イントラムロス地区の観光や近代的な雰囲気の商業エリアBGCでの買い物や食事をメインにおすすめしています。

またスイーツ好きにはたまらない「デザートミュージアム(The Dessert Museum)」は、写真映えスポットで人気のようです。

スイーツがテーマの8つのフロアに別れていて、何種類ものスイーツをテイスティングができたり、ドーナツの穴からスライダーをすべり降りるアトラクションがあったりします。

フィリピン政府観光省おすすめエルニドのスポット

エルニドは、約50もの無人島が点在する自然の宝庫です。ダイビングやシュノーケリングの聖地として知られています。

アクセスは、マニラ・クラーク・セブ島・ボラカイ島・ボホール島・プエルトプリンセサから可能。マニラからは、エアースイフトで毎日5便、約1時間20分のフライトで到着できます。

またフィリピン政府観光省は島の中でも、アプリット島の唯一のリゾート「エルニドリゾーツ」をおすすめしています。

アイランドホッピングでのシュノーケリングやダイビング体験、シーカヤックで朝日を見るサンライズ鑑賞、夜は満天の星空観賞が楽しめます。

エルニドに行けば、離島ならではの大自然を満喫できるでしょう。

まとめ

フィリピンは海や山でのリゾート感、ローカルグルメやショッピング、歴史的建造物など、自然と伝統が織りなす魅力であふれる観光地です。

また行く場所によって、それぞれの良さや特徴が異なります。今回はマニラ・セブ島・ボラカイ島・タガイタイ・ボホール島・エルニドを紹介しました。

フィリピンに行って、何をメインにしたいかを軸に各スポットを比較し、最高の旅行計画を立ててください。

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