セブ島と聞くと美しい海やリゾート地を思い浮かべる人がほとんどでしょう。しかし、セブ島の「大きさ」に注目するとまた違った魅力が見えてきます。
「セブ島の大きさは?」
「セブ島最大のショッピングモールは?」
「セブ最大のファーマーズマーケットは?」
本記事ではみなさんのこのような疑問を解決し、セブ島での旅や滞在をより楽しむためのヒントをお届けします。
本記事を参考にセブ島の魅力を再発見し、思い出に残るセブ島滞在にしてくださいね。
セブ島の大きさ
セブ島はフィリピン中部・ビサヤ諸島に位置する、南北に細長い形をした島です。全長はおよそ225km、幅は最も広い部分で約35kmあり、面積は4,468k㎡(山梨県と同程度)におよびます。
島の南北を移動するには車で6〜7時間ほどかかるため、観光やビジネスで訪れる際には、事前に移動手段やエリアごとの特徴を把握しておきましょう。
北部は自然が豊かで静かなビーチリゾートが多く、南部はダイビングスポットやジンベイザメウォッチングなどのアクティビティが充実しています。
一方、中央部に位置するセブ市とマンダウエ市は都市機能が集まるエリアで、ショッピングモールやレストランが充実しています。
このように、セブ島は「リゾート」と「都市」がバランスよく共存しており、観光や留学で滞在する人にとっても過ごしやすい島と言えるでしょう。
フィリピンで面積の大きい島ランキング
7,000以上の島々からなるフィリピンの中でも特に面積が大きく、経済や観光、文化の中心となっている島々があります。
ここではフィリピンの主要な島を面積順に5つ紹介します。他の島と比較しながら、セブ島の位置づけや特徴を把握していきましょう。
第1位:ルソン島
ルソン島はフィリピン最大の島で、国の政治・経済・文化の中心地です。面積は約109,965k㎡と、日本の本州の半分程度です。
首都マニラをはじめ、ケソン市やバギオ高原などが存在し、高層ビルやショッピングモールが立ち並ぶ都市部と、美しい山岳地帯の自然の両方が楽しめます。
第2位:ミンダナオ島
フィリピンで2番目に大きな島であるミンダナオ島は、フィリピン南部に位置する農業や鉱業が盛んな島です。面積は約97,530k㎡と北海道の1.2倍ほどの大きさがあります。
宗教的に多様で近年は観光開発も進んでいますが、地域によっては治安への配慮が必要です。
第3位:サマール島
フィリピンで3番目の大きさを誇るサマール島は東ビサヤ地方に属し、比較的観光開発が進んでいない自然豊かな島です。面積は13,429k㎡で長野県と同程度の大きさです。
森林や洞窟、川など手つかずの自然が魅力で、エコツーリズムに適しています。
第4位:ネグロス島
セブ島のすぐ西にあり、農業、特にサトウキビ栽培が盛んな島です。面積は約13,310k㎡と3位のサマール島とほとんど変わりません。
東西に分かれており、微笑みの都市として知られる西のバコロド市、大学都市として有名な東のドゥマゲテ市からなります。
第5位:パラワン島
「フィリピン最後の秘境」と呼ばれるパラワン島は、手つかずの自然と透明度の高い海で世界中から観光客が訪れます。面積は12,189k㎡と新潟県と同程度です。
ユネスコ世界遺産に登録された地下河川など、豊かな生態系と絶景が魅力です。
セブ島最大のショッピングモール
セブ島はビーチリゾートのイメージが強い一方で都市機能を備え多くのショッピングモールが充実しています。
ここからは、セブ島最大のショッピングモールであるSMシーサイドシティセブの概要とおすすめポイントを紹介していきます。
SMシーサイドシティセブの概要
SMシーサイドシティセブは、フィリピン国内でも最大級のショッピングモールのひとつで、2015年にオープンしました。
海に面した立地とガラス張りの円形デザインが特徴で、その名の通り「海辺」を意識したつくりになっています。
モール内にはファッション、家電、雑貨などさまざまなショップが並び、フードコートやレストランも充実しています。
映画館やスケートリンク、ボウリング場といった娯楽施設も完備されており、家族連れや観光客にとっても1日中楽しめる複合施設です。
SMシーサイドシティセブのおすすめショップ&見所
SMシーサイドシティセブには、「H&M」や「ZARA」などの人気ブランドのほか、フィリピン土産を豊富に取り扱う「Kultura」など、観光客にも嬉しいショップが揃っています。
特にKulturaでは、アバカ製のバッグやナチュラルソープなど、現地ならではの雑貨が見つかります。
ショッピング以外にも見どころが多く、屋上にある展望エリア「The Sky Park」では、市街地や海を一望でき、デートスポットとしてもおすすめです。
ファミリーやカップルなど、誰と来ても1日中楽しめる複合施設と言えるでしょう。
セブ市最大のファーマーズマーケット
セブのローカルな雰囲気を体感したいなら、ぜひ訪れてほしいのが「カルボンマーケット(Carbon Market)」です。
セブ市の中心部にあり100年以上の歴史を持つこの市場は、地元の人々の生活を支える重要な商業エリアとなっています。
カルボンマーケットの概要
カルボンマーケットはセブ島最大かつ最古の市場として知られており、早朝から深夜まで営業しています。
「Carbon」という名前は、かつてこの場所に石炭(Carbon)が運ばれていたことに由来します。
市場には屋台や簡易的な店舗が密集しており、地元の農家や業者が直接商品を販売しているため価格も非常にリーズナブルです。
カルボンマーケットの楽しみ方
カルボンマーケットを訪れる際は、地元グルメの食べ歩きがおすすめです。
バナナキュー(揚げバナナの砂糖がけ)、ピーナッツ菓子、フィリピンの伝統的なデザート「ビビンカ」など、観光地のレストランではなかなか出会えないローカルフードが手に入ります。
また、フルーツの豊富さも魅力の一つでマンゴーやパイナップルなど、日本では高価な南国フルーツが驚くほど手頃な価格で並んでいます。
買い物好きの方は、バラマキ用のお土産や小物雑貨、民族系のファッションアイテムもチェックしてみましょう。
カルボンマーケットの注意点
現地人が多く集まる生活市場であるカルボンマーケットではスリや置き引きに十分警戒しましょう。
人混みが多いため、リュックは前に抱える・スマホはすぐ出せない場所に入れるといった基本的な防犯対策が必要です。また、トラブルを避けるためにも暗くなってからや一人での訪問は控えましょう。
世界最大の魚・ジンベイザメと泳げるセブ島のアクティビティ
セブ島を訪れたら、一度は体験したい大人気アクティビティが「ジンベイザメウォッチングツアー」です。
世界最大の魚類であるジンベイザメと間近で泳げるこのツアーは、セブ島南部オスロブ(Oslob)という町で開催されており、国内外の旅行者から絶大な人気を誇ります。
ジンベイザメに出会えるツアーとは?
オスロブでは、早朝からジンベイザメと一緒に泳ぐ体験ができます。現地の漁師が管理するエリアにて野生のジンベイザメが餌付けされており、ほぼ100%の確率でジンベエザメに遭遇できます。
ツアーはボートで沖合に出て、シュノーケリングをしながらジンベイザメと一緒に泳ぐという内容で、約30分〜1時間程度のプログラムが一般的です。
ダイビングライセンスがなくても参加できるのが魅力の一つで、泳ぎが苦手な方はライフジャケットを着用してボート上から観察することもできます。
ジンベイザメツアーのスケジュールは?
基本的なツアースケジュールは以下のようになっています。
多くのツアーではジンベイザメとの遭遇後にカワサン滝やスミロン島などの周辺スポットを訪れるパッケージも用意しているので、セブの魅力を満喫できます。
深夜に出発し長時間の行程となるので、十分な睡眠と体調管理に気を付けましょう。
まとめ
本記事では「大きさ」という観点に着目しながらセブ島の魅力をお伝えしました。セブ島はフィリピンでも有数の大きさを誇る島でありながら、観光・ショッピング・ローカル文化・自然体験と、さまざまな魅力を一度に楽しめます。
ファッションからグルメまで何でも揃うSMシーサイドシティセブや、現地民の暮らしや食文化に触れられるカルボンマーケットなどは必見です。
また、世界最大の魚ジンベイザメとのツアーなど、セブ島でしか体験できないアクティビティが豊富にある点も魅力的です。本記事を参考にセブ島の魅力を再発見し、思い出に残るセブ島滞在にしてくださいね。

◇経歴
ドイツのミュンヘン工科大学に留学。
英語で日本におけるサプライチェーンマネジメントについてプレゼンを行う。
◇資格
IELTS Academic 6.5
◇留学経験
・渡航先:ドイツ ミュンヘン
・留学期間 2024年4月~8月
・学校名:ミュンヘン工科大学
◇海外渡航経験
ドイツに約半年間留学。
留学期間中にヨーロッパ10ヶ国20都市以上を旅行。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
はじめまして、タニタニと申します!
現在大学4回生で、自身の留学経験を活かしてブログやライティング業を行っております。
英語や留学に関心のある方の一助となれるよう情報発信していきますのでよろしくお願いします!