旅先で「その土地ならではのお菓子」を見つけると、ちょっとワクワクしませんか?
スーパーやコンビニにずらりと並ぶフィリピンのお菓子は、安くて美味しく、観光客の胃袋を鷲掴み。どれも日本のものとは見た目も味も少し違うので、食べ比べながら「お気に入りのお菓子」を見つけられるかもしれません。
今回は、現地の人も買える、とっておきのフィリピンの美味しいお菓子をたくさんご紹介します!
- フィリピンの人気スナック菓子:ポテトチップス
- フィリピンの人気スナック菓子:Bread Pan
- フィリピンの人気スナック菓子:ナッツ
- フィリピンの人気スナック菓子:コーンスナック
- フィリピンの人気スナック菓子:エビせん
- フィリピンで買える日本のお菓子
- まとめ
フィリピンの人気スナック菓子:ポテトチップス
フィリピンの定番おやつとして欠かせないのが、Piattos(ピアトス)です。ピアトスは、フィリピンの家庭に常備されている定番のおやつの一つです。
特徴的なのは、一般的な丸型ではなく、独特な六角形をしていることです。フレーバーは5種類で、特に人気なのは「サワークリーム&オニオン味」。袋を開けると強い香りがしますが、味付けは意外にあっさりしており、サワークリームの酸味が後を引く美味しさです。
小さめサイズなので、女性でも一口で食べやすく、勉強中の小腹満たしや、お酒のおつまみにも最適です。40gで13ペソ(約25円)と、価格も非常に手頃です。その他、チーズ味やソルト味もあり、日本のスナックに似た風味ながら、少し濃いめの味付けがフィリピンらしい特徴です。
フィリピン発祥のブランド「Oishi」は、クリスピーポテト味をはじめとした独自のチップスラインを展開しています。
特にこの「クリスピーポテト味」は、通常のポテトチップスのように揚げるのではなく、焼き上げることで脂っこさを大幅に抑え、健康志向の消費者にも好まれています。パリパリとした食感ではなく、しっかりとしたサクサクとした食感で、食べやすいのが特徴です。
小ぶりで、24g入り5.5ペソと価格も手頃。100円玉ほどの大きさなので、小腹を満たすのにもぴったりです。
コーンチップスなら、ブラックチリBBQ味がおすすめです。BBQ風味と黒胡椒の塩気が絶妙にマッチし、ついつい食べ過ぎてしまいます。コーンチップスなので、コーンの甘みもしっかり感じられます。薄くて軽いチップスではありませんが、一枚一枚がしっかりとした厚みがあり、歯ごたえも抜群です。
もう一つ人気のコーンチップスブランドは「スーパークランチ」です。袋を開けると、コーンポタージュのような甘い香りが漂います。塩気と甘みのバランスが絶妙で、屋台の焼きトウモロコシのような風味は、コーン好きにはたまらない魅力です。
特に塩味のチップスをたくさん食べた後に甘いものが食べたくなった時にぴったりです。そして、こちらは55g入りでたったの7ペソと、とてもお手頃価格です。
ここで紹介したフィリピンのチップスやスナック菓子は、スーパーマーケット、コンビニ、ドラッグストア、そして観光地など、ほとんどの場所で手に入ります。
価格も非常に手頃で、1パック10ペソ(約30円)から50ペソ(約150円)です。空港やショッピングセンターにはたくさんの売り場があるので、ぜひお土産に買って帰りましょう。旅の途中で小腹が空いた時だけでなく、お土産としても便利です。
フィリピンの人気スナック菓子:Bread Pan
フィリピンにはコンビニやスーパーで手軽に購入できる美味しいスナック菓子がたくさんありますが、その中でも特に人気なお菓子は「Bread Pan」です。
日本では「コパン」を思い出す人もいるかもしれません。昔流行った人気スナック菓子ですが、今では市場にはもうなく、どこにも売っていません。実は、フィリピンにもコパンにとてもよく似たスナック菓子があるんです。
ブレッドパンの魅力は、フランスパン生地を丁寧に揚げることで生まれる独特の食感と風味にあります。外はカリッ、中はふんわりと仕上げ、香ばしいガーリックパウダーとほんのりとした砂糖をまぶすことで、絶妙なバランスが生まれます。
この2つの味が混ざり合った風味は絶妙で、食べ進めるうちにもっと食べたくなる、まさに至福の食感です。
そして何より嬉しいのが、その手頃な価格です。小袋一つあたりわずか6ペソ、日本円に換算すると約15円という驚きの安さで購入できるのです。
高い品質でありながら、この価格設定は非常に魅力的と言えるでしょう。小腹が空いたときのおやつとしてはもちろん、その美味しさと手軽さから、フィリピン旅行のお土産としてもきっと喜ばれるはずです。
フィリピンの人気スナック菓子:ナッツ
数あるナッツ系スナックの中でも、日本人スタッフのイチ押しとして挙げられているのが、「ナガラヤ」というブランドのガーリック風味のナッツです。このお菓子は、中心にあるピーナッツの周りに、香ばしいガーリックテイストのパウダーがたっぷりとまぶされているのが特徴です。
ナガラヤの最大の魅力は、その独特の風味の組み合わせにあります。外側にかかったガーリックパウダーはしっかりと塩味が効いており、一方、中に詰まったピーナッツはほんのりとした甘さを持っています。
このしょっぱい味と甘い味の絶妙なコントラストが、一度食べ始めると止まらなくなる美味しさを生み出しています。特に人気なのはガーリックの風味。スーパーの売り場では、ガーリック味の他にも数種類のフレーバーを見つけられます。
そして、その美味しさにもかかわらず、価格が非常にリーズナブルであることも見逃せません。ナガラヤのガーリックナッツは、1袋あたりわずか8.5ペソ、日本円にして18円ほどというお手頃価格で手に入れることができます。
この価格なら、いくつかまとめ買いして持ち帰るのも良いかもしれません。手軽に買える値段でありながら、風味豊かで食べ応えもある「ナガラヤ」のガーリックナッツは、フィリピン滞在中のおやつとしてはもちろん、フィリピン土産としても喜ばれる一品となるでしょう。
フィリピンを訪れる機会があれば、ぜひスーパーなどで探して、この絶妙な「しょっぱ甘い」味わいを体験してみてください。
フィリピンの人気スナック菓子:コーンスナック
フィリピンのスーパーやコンビニでは、日本でもお馴染みのコーン風味のスナックも数多く見かけられます。特にセブでは、子どもたちの間で人気のコーンスナックが2種類紹介されています。
一つ目は「SUPER CRUNCH」という商品。これは、日本のトウモロコシ味のお菓子と非常によく似た風味が特徴です。
価格は1袋18ペソ(約38円)と、他のスナックと比較するとやや高めですが、その分1袋のサイズが大きめなので、内容量から見るとお得に感じられるかもしれません。
もう一つは「SWEET CORN」です。こちらは、一つ一つが小さく作られており、とても食べやすいのが魅力です。味わいは、日本の駄菓子として親しまれているコーンポタージュスナックに大変よく似ているとのことです。価格もお手頃で、1袋6.4ペソ(約13円)で購入できます。
馴染み深いコーンの風味でありながら、フィリピンならではの手軽な価格で楽しめるこれらのスナックは、小腹満たしにぴったりですし、フィリピン旅行のちょっとしたお土産にも良いでしょう。ぜひスーパーなどで探してみてください。
フィリピンの人気スナック菓子:エビせん
フィリピンのスーパーやコンビニエンスストアでは、日本人にとって非常に馴染み深い見た目のお菓子に出会うことがあります。
その一つが、私たちの国で長年愛されている、エビせんに大変よく似たスナックです。フィリピン版エビせんは、その親しみやすい見た目と味で、多くの人の心をつかんでいます。
商品の名前としては「Prawn Crackers」と表記されているものや、シンプルに「おいしいエビせん」と紹介されているものがあります。封を開けて中身を取り出してみると、その形状は日本のエビせんと見分けがつかないほどそっくりです。
そして気になるその味わいも、ベースとなっている部分は日本のものとほとんど同じと言ってよいでしょう。しかし、よく味わってみると、そこにはフィリピン版ならではの特徴が見られます。それは、ほんの少し加わった甘みです。
このわずかな甘さが、いつものエビせんとは一味違う、新鮮な魅力を引き出しています。一口食べれば、海鮮の豊かな風味が口の中にふわっと広がり、それに続く心地よいフワッとした食感も相まって、思わず次々と手が伸びてしまう美味しさです。
フレーバーは、定番のノーマル味に加えて、刺激的なスパイシー味も展開されています。ただし、このスパイシー味は「大人でも結構辛め」なので、辛いものが得意でない方やお子さんには、まずノーマル味から試してみることをおすすめします。
普通サイズ(一人前)であれば1袋16ペソもしくは17ペソ(日本円にして約34円~38円)、少し大きめのシェアサイズでも24.50ペソ(約65円)と、非常にリーズナブルな価格で購入できます。この手頃さなら、気軽に複数購入して、味の違いやサイズの違いを楽しんでみるのも良いかもしれません。
フィリピンで買える日本のお菓子
フィリピン、特にセブ島に滞在する際、現地ならではの美味しいスナック菓子を楽しむのも醍醐味ですが、時には慣れ親しんだ日本の味が恋しくなることもあるかもしれません。
また、現地の友人や知人に日本のお菓子をプレゼントしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。実は、セブのスーパーや特定の店舗では、様々な種類の日本のお菓子が手に入ります。ここでは、セブで見つけやすい日本のお菓子をいくつかご紹介します。
外国人観光客が多く訪れる大きなショッピングモール内のスーパーや、在住外国人向けのエリアにある高級スーパーには、日本食を取り扱うコーナーが設けられていることが多く、そこで定番の日本のお菓子を見つけられます。
品揃えは時期によって変動することもありますが、比較的頻繁に見かける商品としては、ブルボンの「アルフォート」が挙げられます。高品質なチョコレートとサクサクとしたビスケットの組み合わせは、フィリピンでも人気が高いようです。価格は95ペソ前後(約207円)で販売されています。
また、ハウス食品の「とんがりコーン」も長年にわたりセブで販売されており、フィリピンの人々にも受け入れられていると考えられています。
場所によっては時折安売りされていることもあります。価格は140ペソ前後(約305円)。明治のチョコレートも根強い人気があり、板チョコタイプを中心に、ロビンソン系のスーパーなどでよく見かけられます。価格は50ペソ前後(約109円)と比較的お手頃です。
一般のスーパーではあまり見かけないものの、セブにある町屋マートや三河屋といった日本食材店に行けば手に入るお菓子もあります。一口サイズのミニ羊羹や、どら焼き、お饅頭といった日持ちする和菓子のほか、ハッピーターン、雪の宿、ソフトサラダなどのせんべい類も置かれています。
これらの価格は100ペソ前後(約218円)が目安です。また、前述のブルボンのチョコレート菓子シリーズ 、例えば「ルマンド」「エリーゼ」「ホワイトロリータ」「チョコリエール」なども、日本食材店、特に町屋マートで比較的見つけやすいでしょう。こちらは120ペソ前後(約261円)です。
さらに、セブのダイソーも日本のお菓子を探す上で穴場です。多くの商品は88ペソ(約192円)均一で、中には2個で88ペソの商品や、賞味期限が近いものが大幅に値引きされていることもあります。
ココナッツサブレやハーベストは比較的よく置かれているようです。ダイソーは飴やグミの種類が多い傾向にあり、サクマドロップスなどが見られることもあります。
セブで日本のお菓子を購入する場合、価格は日本国内の2倍程度になることが多く、割高に感じるかもしれません。
しかし、異国の地で味わう慣れた日本の味は、格別の美味しさです。留学中の息抜きや、気分転換に、あるいは大切な人へのプレゼントとして、ぜひフィリピンで見つけられる日本のお菓子を探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
フィリピンのスナック菓子は、バリエーション豊かで味も見た目もユニーク。しかも価格がとてもリーズナブルなので、気軽にいろいろ試せるのが大きな魅力です。PiattosやBread Pan、Nagaraya、Super Crunchなど、現地で親しまれている人気ブランドを選べばハズレなし。
スーパーやコンビニで簡単に手に入るので、観光の合間に立ち寄ってぜひいろんな味にチャレンジしてみてください。自分用のおやつとしてはもちろん、職場や友人へのばらまき土産としてもおすすめ。
日本ではなかなか見かけない風味や食感を楽しみながら、フィリピンならではの味を旅の思い出に持ち帰ってみてはいかがでしょうか?

TOEIC840
◇留学経験
2013年4月~12月:ニュージーランド
2019年11月~2020年1月:フィリピン
◇海外渡航経験
台湾、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、タイ、クロアチア、グアム、ハワイ、ニュージーランド
◇自己紹介
生まれも育ちも大阪です。小さい頃から、知らないことを知ることが好きで、好奇心を力に執筆をしています。趣味は、芸人さんのラジオを聴くこと、自然探索、グルメ巡りです。好奇心をフル活用して、日々、幸せ集めをしています。