セブ島での食事の注意点!気をつけるべき食べ物や飲み物を知っておこう!

海外旅行に行くとき、「現地の食事」を楽しみにする方も多いのではないでしょうか。日本とは異なる食べ物や飲み物などを味わうのは、海外に行くときの醍醐味とも言えますよね。

今回は、そんな「食」にフォーカスして、セブ島での食事の注意点をご紹介していきたいと思います。

具体的には、セブ島で気をつけるべき食べ物・飲み物、セブ島で比較的安全な食べ物・飲み物、セブ島で食中毒にならないための対策、セブ島で食中毒・お腹を壊してしまったときの対処法、日本から持って行くと良いものなどについて、わかりやすくていねいに解説していきます。

これからフィリピン、特にセブ島に行きたいと考えている方、留学や旅行でセブ島に滞在する予定のある方などは、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

セブ島で気をつけるべき食べ物

フィリピン・セブ島には、おいしいグルメがたくさんあります。せっかくなら、チェーン店やレストラン、屋台など、セブ島でしか味わえないものを食べたいですよね。

しかし、食事の衛生面に関して、日本にいるときと同じような感覚のままだと、少し危険です。まずはじめに、食中毒やお腹を壊してしまう可能性のある、気をつけた方がいい食べ物をご紹介します。

カットフルーツ

フィリピンではフルーツの生産が盛んで、現地で食べるフルーツはとてもおいしいです。

フルーツ自体は安全で、カットしたてであれば安全ですが、カットしてから時間が経っているものは注意しましょう。屋台・スーパーなどで売られている、カットしてから何時間経っているかわからないフルーツは避けましょう。

レバ刺し、ユッケ

日本では牛のレバ刺しを提供することが法律で禁止されていますが、セブ島では禁止されていません。

そのため、一部の焼き肉店では牛のレバ刺しを食べることができます。ただし、食中毒の危険が高く、食中毒になると重篤な症状になりやすいため、食べるのはやめましょう。

ローカル食堂、屋台

フィリピンには多くの屋台があります。値段も安く、おいしそうに見えるかもしれませんが、胃腸の弱い方は食べない方が無難でしょう。食材の管理が適切でなかったり、衛生的ではない環境で調理しているなどの可能性があるためです。

また、ローカルレストラン・食堂にも注意しましょう。

ローカル食堂の形態の一つで、家の軒先や路上に屋台を出してお惣菜を販売する「カレンデリア」というものがありますが、こちらも作り置きのものを常温でそのままにしている店などもありますので、避けた方が良いでしょう。

シーフード

まわりを海で囲まれた島国であるフィリピンには、おいしいシーフードがたくさんあります。しかし、貝類・甲殻類(特にカキ)には注意しましょう。

特に生ガキはできれば食べない方が良いでしょう。シーフードは食べる前にしっかり火が通っていることを確認してくださいね。

時間の経った料理全般

ここまでご紹介したような特定の料理に限らず、調理してから時間の経った料理は全般的に注意しましょう。どれくらい時間が経っているか分からない場合は食べるのを避けた方が無難です。

セブ島で気をつけるべき飲み物

続いて、セブ島で気をつけた方がいい飲みものをご紹介します。

水道水

セブ島では、水道水をそのまま飲むのはやめましょう。現地の方でも飲みません。ウォーターサーバーの水も、100%安全とは言えません。

それは、ミネラルウォーターではなく浄化水だからです。また、氷も注意が必要です。飲みものに入っている氷を水道水から作っている店もあるため、少しでも危険だなと思ったらボトルウォーターを買いましょう。

セブ島で比較的安全な食べ物・飲み物

セブ島で気をつけた方がいい食べ物などがわかりましたね。

しかし、当然ですがセブ島のすべての料理が危険というわけではなく、比較的安全なものもたくさんあります。

ここでは、どのような食べ物、お店のものであれば大丈夫なのかご紹介します。なお、以下の場合でも、100%食中毒にならないと断言できるわけではないため、食べる前によくチェックするようにしてくださいね。

大手ファストフード店の食べ物

ジョリビー、マクドナルドといった大手ファストフード店の食べ物は、国際的な衛生基準に基づいているため、調理環境なども比較的安心です。

揚げる、焼く、炒めるといった加熱調理がメインであること、回転率が高いため料理を長時間放置しないことなども安全といえる理由です。

スーパー、コンビニで買えるペットボトルの水

スーパー、コンビニで買えるペットボトルの水も安全と言えるでしょう。ただし、購入する前にしっかりと封がされていることをチェックしましょう。

パン屋さん

フィリピンにはパン屋さんが多くあります。ショッピングモールのなかにあるパン屋さんは特に安全性が高いです。街なかにあるパン屋さんは、お店の衛生環境をしっかりチェックすることをおすすめします。

たまに、ショーケースのなかに虫が入っていることもありますので、確認することが大切です。

ホテル内などの高級レストラン

高級レストランは食中毒対策がしっかりされていることが多いです。食材の管理などに厳しい基準が設けられていたり、スタッフの衛生教育もきちんと行われています。

モール内のフードコート

セブ島にはいくつかショッピングモールがありますが、そのなかのフードコートも比較的安全です。

ただし、お店によって差があることも多いため、「オーダーしてから調理しているか」「ちゃんと火を通しているか」などをチェックするのをおすすめします。

セブ島で食中毒にならないための対策

セブ島で気をつけた方がいい食べ物や飲み物、比較的安全なものをご紹介してきました。食材、料理をしっかりと見極めて選ぶことが大切ですが、食中毒にならないためのそのほかの対策をご紹介します。

手洗いと消毒を徹底する

まずは手洗いとアルコール消毒が基本です。トイレの後や食事前はもちろん、こまめに手を石鹸で洗うようにしましょう。持ち運びやすいアルコールシートやアルコール消毒液があると便利です。

食器、スプーン、瓶のフチに注意

ホテルや高級レストランなどではきちんと殺菌されて提供されますが、念のため食器やスプーンなど、直接口をつける部分はナプキンなどで拭くようにすると安心です。

また、フィリピンでは冷たい飲み物を瓶や缶で提供されることも多いですが、これらのフチも拭いてから口をつけるようにしましょう。

日々の体調管理

手洗い、消毒と並んで、日々の体調管理も大切です。

体力や免疫力が落ちていると、お腹を壊してしまうことがあるためです。睡眠を取る、適度な運動をする、バランスの良い食事を心がけるなど、基本的な体調管理を意識しましょう。

セブ島で食中毒・お腹を壊してしまったときの対処法

ここからは、セブ島で食中毒・お腹を壊してしまったときの対処法をご紹介します。

日本から持ってきた薬を飲む

症状がそこまで深刻でない場合、まずは日本から持ってきた薬を飲むと良いでしょう。自分が飲みなれているものを用意しておくのがおすすめです。

現地で薬を買う

日本から薬を持ってきていない場合は、現地で薬を買うこともできます。

なお、日本人の体質には合わないものや、強すぎるものなどもありますので、よくわからない場合は購入せず、病院に行きましょう。

病院に行く

症状がひどい、治らない場合は病院へ行きましょう。なお、セブ島には日本人スタッフがいる病院もあります。また、フィリピンはほかの東南アジアと比べると医療水準も高いです。

日本から持って行くと良いもの

最後に、食中毒予防や食中毒になってしまったときに役立つ、日本から持って行った方がいいものをご紹介します。

整腸剤

ビオフェルミンなどの整腸剤を持って行くと安心です。旅行の数日前から飲んだり、旅行中の体調管理の一環として飲む方もいます。

なお、乳酸菌が含まれた「ヤクルト」はフィリピンのコンビニやスーパーでも購入できます。

ウェットティッシュ

手を拭いたり、瓶のフチなどを拭くのに役立ちます。しっかりとアルコールが入っているものを選ぶのがおすすめです。

レトルトの日本食

お腹を壊してしまったときや、体調があまり良くないときには、現地のものを食べるより、慣れている日本食がおすすめです。レトルトのおかゆなど、お腹にやさしいものを選んでいくつか持って行くと安心です。

まとめ

今回の記事では、留学や旅行先としても常に日本人から人気が高いフィリピン・セブ島での食事の注意点をご紹介しました。

セブ島で気をつけるべき食べ物・飲み物、セブ島で比較的安全な食べ物・飲み物、セブ島で食中毒にならないための対策、セブ島で食中毒・お腹を壊してしまったときの対処法、日本から持って行くと良いものなどについてわかりやすく解説していきました。

記事のなかでもご紹介したとおり、フィリピン・セブ島にはおいしいグルメ、飲みものがたくさんありますが、食中毒にならないために気をつけるべきこと、知っておいた方がいいことはたくさんあります。ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

また、ご紹介したフィリピン・セブ島での食事の注意点について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。

フィリピン・セブ島出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。

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