フィリピンで人気のファーストフードチェーン「ジョリビー」は、フィリピンの国民食といっていいほど皆に愛されています。
クリスピーなフライドチキンや甘めのスパゲッティが特に人気で、ライスと一緒に食べるのも定番です。
ジョリビーのメニューには、バナナケチャップを使ったスパゲッティなどフィリピンならではの味もあり、多くの人々に親しまれています。
これまでに幾度となく、日本進出の噂も流れています。この記事ではその辺りの噂についても取り上げていきます。
フィリピン留学や旅行の際にはぜひ立ち寄りたい「ジョリビー」の商品やおすすめメニューについて、しっかり紹介したいと思います。
ジョリビーとは?
ジョリビー(Jollibee)は、フィリピン発のファーストフードのチェーンで、1975年に創業されました。
主にフライドチキン、ハンバーガー、スパゲッティ、ホットドッグ、ライスセットなどのメニューを提供しており、フィリピン独自の味付けが特徴です。
現在、フィリピン国内を中心に、アメリカ、カナダ、インドネシア、UAEなどなど、世界各国にも店舗を展開しています。
親しみやすいブランドで、地元の人々だけでなく観光客にも愛されています。
ジョリビーくんとは?
ジョリビーくんは、フィリピン発のファーストフードチェーン「ジョリビー」の公式キャラクターで、ブランドのマスコットです。
蜂のような姿をしており、親しみやすく、元気な性格です。ジョリビーくんは、ジョリビーの広告やプロモーションによく登場し、子どもたちにも絶大な人気があります。
フィリピンの人たちはひんぱんにパーティーをする文化があり、ジョリビーの店舗の一部にはパーティスペースが設けられています。
子どものお誕生日パーティーなどには、ジョリビーくんが来てくれることもあるそうです。うれしいサービスですね。
ジョリビーくんは、食事のパッケージにもよく使われています。
特に子ども向けのメニューや、ハッピーセット(ジョリビーの「Jolly Kiddle Meal」)などでは、ジョリビーくんがパッケージにデザインされていて、とってもキュートです。
ハッピーセットを公式サイトで見る
https://www.jollibee.com.ph/menu/jolly-kiddie-meal/
フィリピン国内のジョリビーの店舗数は?
ジョリビーは、フィリピン国内において現在約1,400店舗以上を展開しています。
フィリピン国内での店舗数は急速に増加しており、ジョリビーは国内のファーストフード業界で極めて強い存在感を誇ります。
また、都市部を中心に新しい店舗が続々とオープンしており、地方や郊外にも広がりを見せています。
ジョリビー創業者は誰?
ジョリビー(Jollibee)の創業者はトニー・タン・カカン(Tony Tan Caktiong)です。
彼は1975年、フィリピンでアイスクリーム店を開いた後、ファーストフード業界に進出し、ジョリビーを設立しました。
最初はアイスクリーム店でしたが、競争を見越してハンバーガーやフライドチキンを提供するようになり、急成長を遂げました。
ジョリビーがフィリピンで人気の理由
トニー・タン・カカンは、ジョリビーの味を「フィリピン人の好みに合った、親しみやすく、楽しい味」にしたいと考えました。
彼は、ファーストフード業界において、アメリカの大手チェーンが提供するマクドナルドなどの味とは異なる、フィリピンの食文化や食生活に根ざしたメニューを提供することを目指しました。
そのためジョリビーのメニューには、フィリピン独自のフレーバーや食材を取り入れた「甘く」「スパイスの効いた」「あまじょっぱい」料理が多いのです。
この独自の味付けが、フィリピン国内外で愛される要因となっているのですね。
フィリピンの人たちにジョリビーの特徴を聞いてみたところ「味と、それから匂いかな?匂いに特徴があって、誰かが近くで食べていても、あ、ジョリビーだ!とすぐにわかる。とてもワクワクする匂いだ」と教えてくれました。
バナナケチャップとマヨナーズの混ざってピンクになったソースもとても美味しくて、他のファーストフードチェーンと一線を画しています。
ジョリビーの人気メニュー
ここでは、ジョリビーの人気メニューを紹介します。
フィリピンの食文化を反映した料理や味付けが特徴で、どれも一度食べると忘れられないフィリピンならではの味です。
特におすすめの定番メニューを、ご紹介したいと思います。
チキンジョイ
ジョリビーの看板メニューで、カリカリに揚げたクリスピーなフライドチキンです。
チキンの外はサクサク、中はジューシーで、特製グレイビーソースと一緒に提供されます。
フィリピンの人に好きなジョリビーのメニューを尋ねると、ほとんどの人がこのチキンの名前をあげます。ライスとセットで食べるのも定番です。
ジョリビースパゲッティ
ジョリビースパゲッティは、フィリピン風の甘いトマトソースで仕上げたスパゲッティです。
通常のトマトケチャップに代わって、バナナをベースにしたバナナケチャップが使われています。
これが独自の味わいを生み出しており、フィリピン国民の心をしっかり掴んでいます。輪切りのソーセージが入っています。
ジョリーホットドッグ
フィリピンのスタイルを取り入れたホットドッグで、チーズやマヨネーズ、ケチャップなどがたっぷり使われています。
ヤムバーガー
ジョリビー特製のバーガーで、特にそのオリジナルソースに特徴があります。
ビーフパティと特製ドレッシングをソフトなバンズで挟んだ、シンプルでありながら深い味わいで、大人気商品です。
他にも、チーズの入ったチーズヤムバーガー、ベーコンとチーズの入ったベーコンチージーヤムバーガーがあります。
アメージングアロハ
ヤムバーガーよりかなり大きいこの通称アメージングアロハは、パティ、レタス、トマト、そしてパイナップルが入ったハンバーガーです。
サイズは二種類から選べ、巨大なAmazing Aloha champとそれよりややサイズの小さいAmazing aloha jr.があります。味もその名のとおりアメージングです。
ビーフパティ、レタス、トマト、チーズのクラシックスタイルCamp、 やや小ぶりなChamp Jr.、 ジューシーなパイナップル、ベーコン、ハニーマスタードソースのAloha Champ、 やや小ぶりなAloha Champ Jr.の4種類があります。
ピーチマンゴーパイ
ピーチマンゴーパイは、ピーチとマンゴーのフィリングがたっぷり入ったパイです。デザートやおやつにおすすめです。
ジョリビーアイスクリーム
ジョリビーのアイスクリームは、クリーミーでなめらかです。
定番のバニラアイスをベースに、さまざまなトッピングを加えることができます。
人気のトッピングには、チョコソース、マンゴーソースなどがあります。
店舗によっては、マンゴーの果肉をトッピングしてくれるところもあります。自分好みのアイスクリームを楽しめますね。
モーニングメニュー
朝のメニューとして、フライドライス、エッグ、ソーセージ、シャンハイのライスセットがあります。
フィリピン滞在時にはぜひオーダーしてみてください。
他にも、パンケーキセットなども楽しめます。注文できる時間帯は、だいたい午前6時〜9時の間です。
注文時に気をつけるポイント
ジョリビーでは、基本的にはメニューの項目を直接指定して注文する形が一般的です。
例えば、カウンターで店員さんに「チキンジョイとスパゲティをください」と言う感じで注文します。
英語が難しい場合の注文の仕方は?
ジョリビーでは番号を使って注文することもできるので、英語が難しい場合でも安心です。
多くのジョリビー店舗では、メニューが番号付きで表示されていることが多いので、メニューの番号を指定するだけで注文ができます。
メニューには英語の説明が書かれていることが多いので、英語が少し苦手でも番号を使って伝えれば、スムーズに注文できますよ。
心配せず、リラックスして注文してくださいね。
ジョリビーのメニューをのぞいてみたい人はこのリンクからどうぞ
ジョリビーでは、どんなオプションの注文ができる?
ジョリビーでは、メインのフードに対していくつかのオプションを追加することができます。
オプションを注文する際には、メニューや店員さんからの説明に従って選んだり、店員に追加したいオプションを伝えたりします。
追加できるオプションを紹介します。
⚫︎ドリンクのサイズ
サイズはスモール、ミディアム、ラージから選ぶことができます。
現地では、コーラが一番人気ですが、デルモンテが提供しているパイナップルジュースがとても美味しいので、ぜひおすすめします。
⚫︎ライスの量
ライスの量を変更することもできます。増量は有料です。
⚫︎フライドポテトなど、サイドディッシュの追加
サイドディッシュやサイズの変更は有料で可能です。
⚫︎グレービーソースなど、ソースの追加
グレービーソースは無料で追加できます。これはうれしいサービスですね。
⚫︎フライドチキンなどの辛さの調整
チキンをスパイシーに変更できます。スパイシーチキンは現地でも人気です。
日本へ進出するという噂は本当?
ジョリビーが日本への進出を計画しているという噂は本当です。
ジョリビーは日本市場に興味を持っており、進出に向けた準備を進めているといわれています。
実際、ジョリビーは過去に日本市場について調査を行ったり、日本国内での出店計画を進めたりしているとの情報や報道もありました。
アメリカやカナダでは、ジョリビーは主にフィリピン系コミュニティが多い都市に展開しています。
アメリカでは、カリフォルニアやフロリダ、テキサスなどに店舗があります。
カナダでは、オンタリオ(トロントやノースヨークなど)やアルバータなどに店舗があります。
これらの地域ではフィリピン出身の住民が多く、ジョリビーはこれらの人々にとってなじみ深く安らげる場所となっています。
ジョリビーはこのように世界各国で急成長を遂げており、今後もアジア圏を中心に店舗を拡大していく戦略を持っているそうです。
いつか、日本でもジョリビーの美味しさを楽しめる日が来るかもしれません。これからの展開が楽しみですね。
まとめ
フィリピンやセブに留学や旅行に行った際には、ぜひジョリビーの人気メニューを試してみてください。
特におすすめは、クリスピーなチキンジョイや、バナナケチャップを使ったフィリピン風スパゲティ、アロハチャンプなど、たくさんあります。
甘みと酸味が絶妙なソースがやみつきになりそうですね。
ジョリビーは、フィリピンならではの味を手軽に楽しめるファーストフードチェーンで、フィリピン人がこよなく愛する国民食です。
観光や留学の際にはぜひ立ち寄って、フィリピンの味を堪能してください。ジョリビーの日本進出も楽しみですね。
◇留学経験
・イギリス ロンドン
・カナダ トロント
これまで、イギリス・ロンドンのWimbledon School of Englishとカナダ・トロントのiLSC Language Schoolで、文法やアカデミックライティング、国際的な社会問題、ジャーナリズムなどのコースを選択し、2年間にわたり徹底的に学びました。
これらの学びを通じて英語のスキルを高めるとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会を得ることができました。特に、アカデミックライティングのコースでは、論理的な構成や明確な主張の展開、信頼できる証拠を基にした議論の方法を学び、映画をテーマに議論するコースでは、さまざまな文化的背景を持つクラスメイトたちと積極的に意見を交わしながら、異なる視点から物事を考える力を養いました。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
これまでに滞在した国や島:イギリス、ドイツ、スペイン、オーストリア、スイス、フランス、イタリア、インドネシア、バリ、タイ、ランカウイ、プーケット、ハワイ、グアム、サイパン、アメリカ、オーストラリア、カナダ、パンコールラウ、香港、マレーシア、シンガポール、メキシコなどです。
◇自己紹介
これまでいろんな国を旅して来て、たくさんの人々と知り合い数多くの得難い思い出があります。世界各地に友人ができ、やはり共通の言語は英語なので、今では日常的に英語を使っています。また、イギリスやカナダに滞在し、家を借りたり銀行口座を開設したり、現地の学校の申し込みをしたりした経験から、正確な英語を使う必要性を感じました。
英語のスキルでは、リスニングが得意です。また、COLLOCATIONと呼ばれる、英語の言葉が何とペアになっているかに関しての専門的なコースを取ったこともあり、皆様に少しでも有益な情報をお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
◇留学への思い
これまでの留学経験を通じて、さまざまな国の人々と出会い、共通の言語として英語が必要不可欠であることを実感しました。現在では日常的に英語を使い、世界中の友人とコミュニケーションを取っています。
異なる母国語を持つ人々と円滑に意思疎通を図るためには、英語は欠かせないツールです。英語は単なる言語にとどまらず、異文化への理解や国際的な問題に対する深い洞察を得るための重要な鍵であることを強く感じています。
留学では、学業以外の思い出も、留学生活をさらに思い出深いものにしてくれました。ロンドンでは、クラスメイトとフランスやイタリアを訪れ欧州の文化を体験したり、週末にロンドンの地下鉄「チューブ」に乗りピカデリーでミュージカルを楽しんだりと、充実した時間を過ごしました。
トロントでは、ワールドカップ期間中にキャンパスのロビーに設置された大きなテレビの前で、世界中の学生たちと共に相手や自分の国の試合を応援し、にぎやかなひとときを楽しみました。
これからも、みなさんに有益な情報をお届けできるようつとめていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。