中国語マスターへの近道!中国の方と友達になろう!!

Chinese

いきなりですが、皆さんに質問です。

どうしたらより早く中国語をマスターできるか?

皆さんはこの質問の答えについてどうお考えですか?この質問の答えはいたってシンプルです。

それは、中国語の環境に自分の身を置くことこれにつきます。

人の脳というものは不思議なもので置かれた環境に適用する能力があります。

どうしても中国語を使わなければならない環境に自分の身を置くことで言葉を体で覚えるようにするわけです。

もちろんそれなりにエネルギーも使いますし、もどかしく感じることもあると思いますが、この環境を作れさえすれば中国語の進歩が格段に加速していきます。

まずは環境づくりから

皆さんは外国語の勉強と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?

テキスト
言語学習アプリ
机に向かう自分
外国語を教えてくれる先生
これらのイメージをすぐにパッと思い浮かべるかもしれませんね。

もちろんこれらはなくてはならないものなのですが、欠かしてはならないものがあります。

それが、中国語(外国語)をどうしても使わなければならない環境です。

上でも述べましたが、人間の脳は本当によくできていておかれている環境に何とか適用しようとします。

逃げ道のない状況に置かれたときに脳はかつてなく力を発揮し、自分自身でも驚くほどの力を発揮します。

でも、普通に中国語を勉強をしていてもそんな環境に置かれることってほとんどないですよね。

単語を覚えなくても別に今の自分の生活に大きな影響を与えるわけでもないので、「まあ、次があるから…」という甘えが出てしまうわけです。

言い換えると追い込まれていないと脳もそこまで力を発揮しようとしないのです。

脳があまり働いていないわけですからそんな環境で勉強していても効果は限られてしまいます。

中国に仕事で行く機会があるとか、留学ができれば自然と中国語の環境ができあがるわけですが、全ての人がそうした機会を得られるわけではありませんよね…。

少し前置きが長くなってしまいましたが、今回の記事では日本に居ながらいかにして自分を中国語の環境を作ることができるかという点について紹介したいと思います。

中国の方と友達になろう

最も大切なのが中国の友人を作ることです!そして中国語で会話するようにすることです!

ちなみに中国語で友達のことは朋友[péng you]と言います。

中国語の基本中の基本なのでまずはこの言葉をしっかりと覚えておきましょう。

そして、「私はあなたと友達になりたい」という場合にはこのように言います。

我想跟你做朋友[wǒ xiǎng gēn nǐ zuò péng you]

このフレーズですが、是非恥ずかしがらずにストレートに相手に伝えるようにしてください。

私たち日本人はあまりこうした表現を直接言ったりしませんよね。

でも、中国の方は基本的に友達を作ることに関してオープンですのであまりあれこれ考えないで大丈夫です。自分の気持ちを一生懸命に伝えれば大丈夫です。

また、これも覚えておいていただきたいのですが、言い間違えても大丈夫です!

上手に伝えられなくても大丈夫です!

ぜひ間違えを恐れず、恥ずかしがらずストレートにあなたと友達になりたいという気持ちを伝えてください。

結局人間関係において大切なのは気持ちなので言語面で不足があっても大丈夫です。

中国の友達を探す方法

中国の方と友達になりたいと思っても、「どうすれば中国の人と会えるの?」と思われるかもしれませんね。

でも実際に外に出て行かなくても友達を探すことは可能です。ここで友達を探す3つの方法について紹介します。

1、ウェイボー 微博[wēi bó]

この微博ですが、中国版のTwitterのようなものです。

中国本土ではTwitterが使えないのでほとんどの中国の方は微博を使用しています。

次に中国の方と友達になる方法ですが、微博を開いて“发现”のボタンを押します。

そして“本地”のボタンを押すと自分のいる場所の近くにいる人が投稿している内容を一覧できるようになっています。

投稿者のいる位置が記載されていますので、その方がどこにいるのかがわかります。

投稿内容を見てこの人と友達になりたいと思ったらコメントしてみてください。

このようにして中国の方とやり取りすることができるようになります。

自分と同じ趣味を持っている人を見つけられるといいですね。

ただ、上で述べたように微博は中国版なので、日本語表記されません。焦らずにゆっくり慣れていってください。

オール中国語の微博に慣れてしまえば自動的にたくさんの中国語を覚えたことになります。

2、wechat 微信 [wēi xìn]

この名前は既に聞かれているかもしれませんね。日本でいうlineの中国版です。lineは中国では使えません。中国の方は当たり前のようにwechatを利用しています。

このアプリの素晴らしい機能は自分の近くにいる人を探すことができるという点です。

“発見”のボタンを押して“近くにいる人”を押せば1㎞以内のwechat を使っている人を見つけることができます。

もう一つ“シェイク”の機能も紹介します。

ここを押してスマホを文字通りシェイクすると、世界中で今 wechatを使ってシェイクしている人を見つけることができます。

世界各地でwechat を使用している人と友達になる機会が開かれます。

チャット機能を活用しよう!

そして、wechat のチャット機能においては文字入力だけではなく音声を送信してやり取りすることも可能ですので自分の覚えた中国語を実際に音声で送ることもできます。

もちろん相手の方にも音声でメッセージを送ってもらうこともできます。

そしてチャットなのでどう伝えたらわからないときは少し時間を取って調べることもできます。

調べる時間を取ることができるというのが実際のビデオ通話に比べて有利な点ですね。

もちろんビデオ通話も可能ですが、ビデオ通話だとお互いに心構えが必要ですし、会話中に言葉に詰まったときに焦ったりといろいろと不便があります。

やはり慣れないうちはチャットで音声か文字入力の形でやり取りするのが良いでしょう。

3、HelloTalk

このアプリの良い所はユーザーのほとんどが外国語学習者であるということです。

そしてさらに私たちにとって有利なのがたくさんの日本文化に興味のある日本語を勉強中の中国人のユーザーがいるということです。

その数は60万人を超えるとも言われています。相手の人も日本語を勉強したいわけですからお互いに気兼ねなく交流できますよね。

自分は相手の言語を勉強したくても相手が外国語を勉強していないとあれこれ中国語のことを尋ねるのも申し訳ないですし、こちらがあまり上手に話せないと気兼ねしてしまうかもしれません。

でも、このアプリ上で知り合う人はほぼ外国語を勉強中で日本人をさがしている外国人もいるわけですから同等の立場でコミュニケーションを取っていくことができます。

新たに知り合ったお友達とふたりで一緒に言語を上達していけたら素敵ですし、親友を作れたら本当に素晴らしいですね。

中国人の方と接していくうえで知っておくべきこと

友人関係を築いていくうえで大切なのは、お互いのことを理解することです。

どんな人種、文化であろうがこの鉄則に変わりはありません。

日本と中国ではお互いに文化も育ってきた環境も違いますからその違いを理解していないとちょっとしたことでお互いの関係が悪くなってしまうかもしれません。

でも、ほとんどの場合はその理由が“相手のことを理解できていない”だけだったりします。事前に相手の方のことを理解してさえいれば良いのです。


ここで少し余談!

下記記事では、中国のレストランで中国語で注文できるようになる方法をご紹介しています!ぜひみなさん参考にしてください♪♪

nativecamp.net


中国語は物事をはっきりと伝える言語

日本人はあまりはっきり自分の意思を主張しないといわれています。

実はその傾向が日本語にも表れていて、一番伝えたいことが文章の一番後ろに置かれていたりします。

中国語は一番伝えたいことが文章の前の方に来ます。このことからわかるようにそもそも物事を主張する方法が異なります。

日本人の文化“察してもらう文化”とも言われていて、言葉で自分の意思を主張しないで相手に察してもらうという表現方法がすでに確立されています。

あまり自分のことをはっきり主張してしまうと他の人から煙たがられてしまうことがありますが、中国においてはその概念が日本ほど強くなく、かなり違いがあります。

なので相手の人がはっきり物事を主張してきたりストレートに話してきたりしても決して悪意があるわけではないということを覚えておきましょう。

食事について

中国の方は友達と良く食事に行きます。

そして、“一緒に食事をしてこそ友達”という概念があります。

なので、もし中国人のお友達から「一緒に食事をしましょう」と誘われたらなるべく応じるようにしましょう。逆にそれは仲良くなるチャンスなのです。

そして、ここでも文化の違いなのですが、中国ではあまり割り勘は浸透していません(ちなみに割り勘は中国語でAA制[AAzhì] と言います、Aは普通に英語のAの発音です)。

これにも理由があるのですが、まず一つは中国では面子がとても重視されているということです。

食事に誘った者がおごるという基本的な概念があり、そこで割り勘を提案してしまうと相手の大事な面子をつぶすことになります。

もう一つの理由は中国の料理は日本の定食のように一人一人に取り分けられているわけでなく、大皿をみんなで食べるものが一般的であるということです。

日本で外食する場合はたいてい一人一人が自分の食べたいものを注文して食べます(もちろん例外もあります)、しかし中国はそうではありません。

そうなると一人一人にかかったお金を計算するよりも誰か一人がまとめて払う方がしっくりきます。

そうした理由もあり、あまり割り勘は浸透していないのです。

もちろん日本での生活が長い人や留学生などの場合は日本のやり方を理解している場合も多いので必ずしも割り勘が成り立たないわけではないのですが、こうした点について理解しておくとストレスをだいぶ軽減できます。

なので、自分の方から相手の方を食事に誘うときにはおごるつもりで行きましょう。

相手の方も外国から不慣れな外国に来て苦労されています。その労をねぎらうつもりで誘ってあげましょう。

そして、相手の人におごってもらったら次は自分がおごるようにしましょう。


ここでまた少し余談!

下記記事では、中国語会話に役立つ形容詞の使い方や覚え方をご紹介しています!この記事を参考に文法を攻略していきましょう♪♪

nativecamp.net


最後に

中国の方と友達になる方法を紹介しましたがいかがだったでしょうか?

机に向かう勉強法も大切ですが、言語の学習においてはネイティブの方と直に接することが上達の一番の近道です。

外国の方と友達になるのはハードルが高いと思われるかもしれませんが、幸いなことに友達を作ることに関していえば中国の方はとてもオープンですので心配しないで大丈夫です。

ぜひ積極的に、そして恥ずかしがらずに試してみてください。加油!