
初めての海外留学!
期待や楽しみとともに、不安が入り混じった複雑な気持ちの方も多いのではないでしょうか。
特にフィリピンのような東南アジアが留学先の場合、日本との「衛生意識の違い」を気にされている方も多いです。
衛生面の問題を解決するには、新しくキレイな学校を選ぶのが一番の近道です!
本記事では留学に向けた心構えやフィリピン留学時に衛生面で気を付けたいこと、そして
「綺麗な学校5選」をまとめています。
衛生面の不安を解消し集中して勉強したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
初めての海外留学のために知っておくべきこと
そもそも初めて海外留学をする際、様々な場面で日本との違いに戸惑いを感じる方も多いでしょう。
いつまでも母国を基準に考えていると、留学先に慣れることができず不安や不満を募らせることも。
まずは、フィリピンに限らず海外留学をするにあたっての心構えから見ていきましょう。
代表的なものを2つ紹介するので、知っておくべきこととしてしっかりおさえておいてください。
体調管理は「自己責任」が基本
留学において体調管理は完全に「自己責任」となります。
日本のように細やかな健康サポートは期待できないと思っておいた方がよいでしょう。
常備薬の持参、予防接種、保険加入など、自分自身の健康を守る意識が必要です。
海外だからと気分がよくなり、いつもより多めにお酒を飲むなども、要注意!
体調を崩すだけでなく、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあり得ます。
また、トラブルが起きた時には一人で抱え込まず、学校スタッフや周囲に助けを求めることが大切です。
土地勘がなく自己解決できない問題も多いため、早めの相談がカギになります。
言葉の壁だけでなく文化や価値観の違いにも注意
留学中は英語力を磨くだけでなく、文化や価値観の違いにも柔軟に対応する必要があります。
相手が大切にしているであろう「宗教」に関する発言には、特に注意が必要。
「郷に入っては郷に従え」という言葉の通り、自分の考えを押し通すだけでなく、いまいる土地のルールに従うことが大切です。
相手の文化や価値観を尊重する姿勢が円滑なコミュニケーションを生み、より有意義な留学につながることでしょう。
金銭管理は慎重に行うべき
日本ほど犯罪の少ない国は世界中探してもそれほど多くありません。
そのため留学に出る際は、常に日本よりも高い防犯意識を持ち、特に金銭管理に気を付ける必要があります。
スリや盗難のリスクがある国では、現金や貴重品の管理が重要です。
必要以上の現金は持ち歩かず、クレジットカードや電子マネーを活用するのも一つの手段に。
派手な格好をしたり、ブランド品を身に着けたりしている日本人は、特に狙われやすいので身なりには注意しましょう。
フィリピン留学の衛生面で注意したいこと
それでは実際にフィリピン留学の際に「衛生面」で注意したいことを見ていきましょう。
日本とは気温や湿度が異なるフィリピンでは、特有の衛生問題が発生しがちです。
「潔癖」とも言われるほど衛生面に気を配る日本人と比べ、フィリピン人は「清潔さ」への認識も異なります。
現地に行ってから戸惑うことのないよう、今のうちから特に気にすべき点をチェックしておきましょう。
清掃の頻度と担当体制
学校の施設(教室やプールなどの共用部分)の清掃頻度を確認しましょう。
学校公式サイトやパンフレットに「清掃スケジュール」が明記されているかは必ず見てください。
「毎日清掃」としていても、実際には週数回のみの場合もあるため、卒業生の口コミが参考になります。
また、平日の清掃の有無だけでなく、週末の管理体制もチェックしておきましょう。
週末のうちに共用エリアが食べ物やごみなどで荒らされることのないよう、週末の清掃があるかどうかなどを見ておくとより安心。
寮やバスルームの衛生状態
複数人で使う寮の共有部分(床、シャワー、トイレ)の清潔さは、メンタルにも健康にも直結します。
フィリピンは湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい地域のため、気温だけでなく換気・除湿の設備もあるかどうかも重要です。
学校を選ぶ際には寮やバスルームの写真が清潔そうかや、寮の設備に「換気扇」「除湿機」「空気清浄機」などがあるかを見ておきましょう。
食事の提供方法と衛生管理
フィリピンは高温多湿のため、日本よりも食中毒が発生しやすいです。
学校で食事が提供される場合、調理場の清潔さや食材の保存方法に注目しましょう。
食中毒を避けるために、常温での長時間放置がないか、手袋・帽子の着用があるかなども重要です。
チェック方法としては、学校公式サイトやSNSに掲載されている食堂・調理風景の写真を見ておきましょう。
特に食事の口コミで「お腹を壊した」「肉や魚が生焼けだった」といった報告がないかは、念入りに調べた方がよいです。
害虫の管理状況
温かく湿った気候のフィリピンでは、ゴキブリや蚊、アリの発生が多いです。
防虫対策が整っていないと不快な思いをするだけでなく、デング熱などの虫を媒介とした感染症のリスクも。
最低でも、寮や施設内に虫除けネットや蚊取りグッズが設置されている学校を選びましょう。
また、害虫駆除の業者が定期的に入っているか学校に直接問い合わせるのもおすすめ。
害虫への不安を回避して、より安全で快適な留学生活にしましょう。
学生の意識とマナー
せっかく学校の衛生管理が行き届いていても、住んでいる学生のマナーが悪ければ意味がありません。
特に「共有スペースの使用ルールが明確かどうか」がカギです。
ゴミの分別やシャワー使用時のマナーなど、みんなが快適に使うための共有ルールが明文化され、きちんと守られているかをチェックしましょう。
留学生の出身国別割合も学生のマナーを判断する上ではある程度参考になるので、チェックしておくのがおすすめです。
フィリピン留学で綺麗な学校5選!
それでは具体的に、フィリピンで綺麗と評判の学校を5つご紹介します。
施設の新しさや管理体制が整っているかなどを基準に選定していますので、どの学校を選んでも綺麗好きな日本人学生も十分満足できるでしょう。
どの学校がご自身に合っているか、チェックしてみてください。
1.Cebu International Academy (CIA)
モダンな校舎と徹底した清掃管理が特徴で、セブ島で最も人気のある語学学校の一つとして知られています。
特に2022年に完成したマクタンキャンパスは、高級リゾートのような美しい施設です。
新しい校舎なので施設の劣化がなく、それだけでも衛生的で安心。
また、医療体制が充実しているのも重要なポイントです。
週末も含め夜12時までナースが常駐し、年に一度は万一の際の応急処置を確認する「First aidトレーニング」を実施。
週2回の医師による往診もあるので気軽に相談でき、より安心と言えます。
新しく綺麗な校舎と、充実した医療体制を備えている学校なので、特におすすめです。
2.EV Academy
最新設備のある、高級ホテルさながらの寮を備えた学校。
もともとは2004年に開校した老舗校ですが、2017年10月に新築キャンパスに移転しました。
フランス人の元校長先生(現顧問)がデザインにこだわった校舎、食堂、カフェ、学生寮、そしてジムやプール、シアタールームなど、
リフレッシュしながらも学習に集中できる環境が整っています。
食事は外部のケータリング会社に委託しており、日本人管理栄養士が品質管理を行っているため、栄養バランスの取れた食事を楽しめます。
さらに、約60台の監視カメラとセキュリティガードが常駐しているため、治安面でも安心して生活可能。
3.SMEAG Encanto校
SMEAG Encanto(エンカント校)は伝統校「SMEAG」の第2キャンパスで、2023年にマクタン島のリゾートエリアに開校しました。
オープンして間もないため、全ての設備が新しい点も◎。
ゆったりとしたリゾートエリアで学習・生活したい方におすすめです。
親子留学を積極的に受け入れている点が、この学校の特徴。
日本人の割合は20〜30%とやや低めのため、日本語を使用する機会が少なく、英語学習にはよい環境と言えます。
講師のトレーニングに力を入れており、フィリピン人講師だけでなく、ネイティブスピーカーのカナダ人講師によるクラスも受講可能。
リゾートライフと、集中して学習に取り組める環境が共存しています。
4.Philinter
Philinter(フィリンター)は2003年設立の歴史ある学校で、マクタン島にあり、清潔な教室と寮で知られています。
教育関連の大学を卒業した人のみを講師として採用しており、数多くの語学学校からモデル校とされています。
設備については、2022年にキャンパス内の大規模リノベーションを実施。
プール、カフェテリア、自習室、シアタールームなどを完備!
また内部寮のみならず、外部コンドミニアム寮に滞在できる点も特徴的。
マクタン島では、コンドミニアムに滞在できる数少ない学校の一つです。
5.QQ English IT Park校
QQ English IT Park校は、2011年に設立された日本人経営の語学学校です。
ITパーク内に位置し、近代的な設備と衛生的な環境を誇ります。
ビジネス街の中心に位置し、周辺にはレストラン、カフェ、ショッピングモールなどが充実しており、利便性が高い環境が◎。
24時間体制のセキュリティで、セブ島の中でも特に治安がよいエリアとして知られています。
日本人スタッフが常駐しているため、学習面だけでなく、生活面でのサポートも充実しており、初めての留学でも安心して飛び込めます。
さらに近隣の高級ホテルのプールやジムも無料で利用可能で、充実した留学生活を送れます。
キレイな学校でも事前に知っておくべきこと
どれだけキレイな学校でも、国が違えば管理体制が異なることもありえます。
以下の点を事前に確認し備えることで、より安心した留学生活を送れるでしょう。
近隣の医療体制を確認する
提携している近隣の病院やクリニックの情報を把握しておくことは非常に大事です。
フィリピンでは医療施設の充実度合いも日本とは大きく異なります。
個人経営のクリニックだけでなく、大きな総合病院が近くにあると、万一の際にも安心に。
近隣の医療体制を確認し、より安心・安全な留学生活を送りましょう。
日本で事前に予防接種を受ける
日本とは異なる衛生環境のため、流行りやすい感染症も異なります。
どんな感染症が流行りやすいのかを確認し、必要な予防接種を受けておくことで、感染症のリスクを減らせます。
留学を有意義にやり遂げるためにも、事前に防げることはしっかりと準備してから臨みましょう。
まとめ
フィリピン留学を成功させるためには、衛生面への配慮が欠かせません。
日本とは異なる習慣や文化、風土のため、どのような管理体制で学校が運営されているのかは留学前に必ずチェックしましょう。
新しく清潔な学校を選ぶことで、ストレスや健康リスクを減らし、学習に集中できる環境を整えられます。
事前の情報収集と準備をしっかり行い、安心・快適な留学生活を送りましょう。