英語を本格的に学びたい。
せっかくなら自然豊かで穏やかな環境がいい。
欲張っていいなら、コスパもいいところがいい!
そんなふうに考える日本人の間で注目されているのが「フィジー留学」です。
南国の楽園であるフィジーでの語学留学は、欧米への留学と比較するとリーズナブルな費用で実現可能。
さらに、温かくフレンドリーなフィジー人とのふれあいを通じて文化的にも深い体験ができます。
この記事ではフィジー留学を検討している方のために、寮での生活についてしっかりと解説していきます。
現地での生活費やサポート内容、どんな滞在方法が自分に合ったスタイルか、判断するための材料としてぜひ参考にしてくださいね。
フィジー留学の寮生活とは
フィジーってどんな国?
まず前提知識として、フィジーは南西太平洋の中央部のメラネシアに位置する国です。
1970年にイギリスから独立し、主に先住民のフィジー系住民と英国植民地時代に移住してきたインド系住民が住んでいます。
そしてなんと、世界幸福度調査で何度も1位に輝いている国!
幸せオーラにあふれたフィジーでは、南洋の美しい自然やエキゾチックな伝統文化を楽しむことができます。
公用語はフィジー語ですが、幼稚園から英語教育が実施されているため、ほとんどの人が英語を話すバイリンガル国家でもあります。
フィジー留学の特徴
そんな魅力溢れるフィジー留学ですが、一番の特徴は費用が安く、コスパがいいことです。
フィジーは物価が安く、語学学校の授業料や生活費も他の英語圏(アメリカやイギリスなど)と比較して破格。
格安ながら英語の集中学習ができる留学先として注目されています。
同様の特徴を持つのがフィリピン留学になりますが、フィジー留学は今後フィリピンに次ぐ「コスパ留学」のスタンダードになってきそうです。
また、リゾートならではのゆったりした環境で、治安が比較的良好であることも特徴です。
国民性としてもフィジー人は陽気でフレンドリー。
人懐っこくて親切な国民性に、きっと留学中何度も救われるはず。
派手な都市部が少ないので、スローライフを楽しみながら勉強に集中できること間違いなしです。
フィジー留学の寮生活をイメージしよう
フィジーの多くの語学学校では、学生寮と呼ばれるドミトリー形式の宿泊施設を提供しています。
南国ならではの開放的な雰囲気の中で留学生たちが一緒に暮らすスタイルで、気分も開放的に、リラックスして英語学習を進めることができます。
例えば、South Pacific Free Bird Institute(SPFB)では、最大4人でのシェア型学生寮が基本となっていて、エアコンやWi-Fiなどの環境が完備の清潔な部屋で快適な生活が可能です。
さらに学生にとって魅力的なのは、格安でアクセスのよい生活環境が整っている点です。
具体的な金額感については後で紹介しますが、安いのに語学学校のすぐそばに滞在できるというのは、学生にとって大きなメリットですよね。
また、ドミトリーでは日本人どうしで過ごす時間もある一方で他国の学生との交流も盛んに行われるので、留学ならではの異文化交流を思う存分楽しむことができます。
学生寮とホームステイの違い
寮のいいところはもちろんたくさんあるのですが、大事なのは学生寮とホームステイ、どちらの滞在方法が自分に合っているか?ということです。
それぞれの特徴やメリットを比較しながら解説します。
フィジー留学を学生寮で楽しむ場合
メリットとして、以下のようなことが挙げられます。
・自炊で食費を節約できる
・語学学校に近いため、通学に便利
・他国の学生との交流が盛んに行える
・勉強に集中できる学習環境が整っている
「集団生活に抵抗がない人」「授業以外の時間も仲間と過ごしたい人」「英語にどっぷり浸かりたい人」……そんな人におすすめの滞在方法となっています。
学生寮では勉強中心の生活を送ることができるので、英語力を短期間で高めたい人により向いているでしょう。
フィジー留学をホームステイで楽しむ場合
一方で、ホームステイにも魅力的なメリットが多くあります。
・食事や生活習慣など本場のフィジー流に触れられる
・日常英会話の実践機会が豊富にある
・平日は朝食と夕食、休日は朝昼夕の3食が提供される
「海外のリアルな暮らしを体験したい人」「マンツーマンの環境がありがたい英語初心者」などによりおすすめできます。
ホームステイではフィジー人ファミリーとのふれあいが最大の魅力ですが、語学学校への移動時間が長くなるケースもあるので注意です。
フィジー寮の費用と設備
寮利用の場合の費用感
費用は、1ヶ月12〜15万円程度。
フィジーでは滞在費と学費がセットのプランが多いので、その総額と考えてください。
留学費用としてはかなりリーズナブルなので、特に長期で留学に行く場合は一番のポイントとなってくるかもしれません。
一方で、ホームステイを利用する場合の費用は1ヶ月で約15〜18万円程度。
これは食事も含まれた金額で、滞在費と学費が含まれています。
住まいと食事を提供してもらうことになるため、寮よりも高額になりますが、ホストファミリーの手厚いサポートが受けられるのが大きなメリットでもあります。
学校のすぐ近くに住める学生寮
フィジーの学生寮は南国らしい開放的な建物が多く、広々とした空間で過ごせることが特徴。
多くの寮は学校から徒歩圏内または併設されているため、毎日の授業への移動はとてもスムーズです。
設備もバッチリ
1部屋につき2〜4人でのシェアが一般的で、日本人だけでなく他の海外からの学生と一緒に生活することで日常的に英語を使う機会が増え、英語力が自然と鍛えられます。
部屋にはベッド、収納棚、机、扇風機やエアコンなどの基本設備が整っており、必要最低限の生活用品はすぐに揃えられるようになっています。
電源や照明も十分に確保されており、夜間の学習にも支障はありません。
共用スペースにはキッチン、ダイニング、シャワールーム、トイレなどが完備。
食事は寮で自炊可能なプランのほか、学校側が用意する食事付きのプランもあり、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことができます。
Wi-Fiが完備されている寮もあり、勉強やオンラインでの学習にも対応可能です。
寮の周辺事情
寮の周辺にはスーパーやバス停などの生活インフラがあるので、現地での生活にも困りません。
またフレンドリーなフィジー人スタッフが常駐している語学学校も多く、生活面で困ったときにはすぐに相談できる体制が整っています。
カラーズ寮の口コミと評判
多くの日本人学生が利用している「カラーズ」は、フィジーの教育省から認定を受けた語学学校です。
カラーズ寮の実際の生活環境について、口コミを交えながらご紹介していきます。
カラーズ寮のスタイル
カラーズではホームステイも選べますが、ドミトリータイプが評判です。
プライベートがしっかり守れる「1人部屋」タイプと、コスト重視派のための「複数人部屋」タイプの2種類があり、自分に合ったものを選ぶことができます。
綺麗な設備と安心のサポート体制
寮は学校から徒歩10分のところにあり、歩いて行くことができます。
共用スペースであるリビングダイニングには、ソファーや冷蔵庫、コンロに炊飯器や電子レンジ、ホットケトルに包丁、まな板、フライパンなどの調理用具……生活するのに困らない設備が揃っています。
各部屋には寝具と、扇風機やエアコンが完備。
語学学校のスタッフやフィジー人の管理者も常駐しており、何か困ったことがあってもすぐに相談できる体制が整っています。
カラーズ寮の口コミ
カラーズを実際に使った方からは、カラーズの寮に関して以下のような口コミが寄せられています。
「SNSやネットで調べて、少人数でアットホームな雰囲気が自分に合っているなと感じたことと、学生寮が綺麗で、生活スタイルを日本人にあわせてくれているので、カラーズを選びました。」
(20代/留学期間4ヶ月/学生寮・4人部屋に滞在)
「とても広くて清潔なフラット(※)での生活は最高でした。健全な住環境は学ぶパワーを十二分に与えてくれます。フラットにずっといてもストレスを感じない環境ですね。基本的には自炊をしてフラットメイトたちと一緒に食べて語り合う日々でした。」(※学生寮のこと)
(40代/留学期間2週間/学生寮・複数人部屋に滞在)
「留学先を決める上で、生活環境や授業形態を特に重視していました。生活面でいえばカラーズはフラット(寮)が少人数で快適に暮らせる環境が整っていて、とてもきれいだし、何より寮にエアコンがついているというのが決め手です。」
(20代/留学期間10ヶ月/学生寮・複数人部屋に滞在)
大学生に人気の寮タイプ
フィジー留学を選ぶ大学生の多くが利用しているのが、語学学校に併設された学生寮(ドミトリー)タイプ。
特に2〜4人でシェアする格安タイプの寮は、費用を抑えつつ、異文化交流や英語力アップのチャンスが多いことが魅力で人気となっています。
大学生におすすめなのは、夏休みなどのまとまった休みで行く中期留学。
2〜3ヶ月程度海外で過ごすことで、個人差はあるものの大体2週間くらいで耳が慣れ、2ヶ月もすればいわゆる「英語脳」といって英語で考え英語で話す状態まで持っていくことができます。
また滞在期間をそれくらい確保できれば、留学の前半は寮、後半はホームステイなど複数の滞在方法にチャレンジすることも可能です。
学生たちと交流できる格安のドミトリーは捨てがたいけど、ホストファミリーとのリアルな現地体験も諦められない……と欲張ることも、中期留学なら叶えられます。
まとめ
フィジー留学は、費用を抑えながらもしっかりと英語力を高めたい人にとって、非常に魅力的な選択肢です。
特に学生寮には格安かつ快適な環境が整っており、他国の学生との交流や集中的な学習ができる理想の生活スタイルが叶う。
最もコスパのいい留学先の一つです。
フィジー留学を検討していて、「寮かホームステイか迷っている」「授業や生活費についてもっと知りたい」という人は、留学エージェントへの無料相談を活用するのがおすすめです。
自分に合ったプランや語学学校、滞在期間に応じたベストな選択肢が見つかるはずです。
一歩踏み出したあなたのフィジー留学が実りあるものになることを願っています!

◇経歴
幼稚園時代をシンガポールで過ごし、現地の友達と英語でよく遊んでいました。小学校からは日本で暮らし、中学生の時にカナダにホームステイした経験から海外での暮らしに魅了され、東京外国語大学に進学。
在学中にバンクーバーへの留学を経て就職し、新卒で入った会社では外資系クライアントと英語でやり取りをしていました。
現在は仕事で英語を使う機会はほとんどないものの、趣味として楽しく勉強し続けています!
◇資格
TOEIC940点、TOEFL iBT 90点
◇留学経験
バンクーバー(カナダ)、半年間、ILSC vancouver
◇海外渡航経験
・シンガポール(居住・旅行)
・マレーシア(旅行)
・モルディブ共和国(旅行)
・サイパン(旅行)
・カナダ(ホームステイ・留学)
・グアム(旅行)
・タイ(旅行)
・ドイツ(旅行)
・イタリア(旅行)
・トルコ(旅行)
・インドネシア(旅行)
◇自己紹介
英語が話せるだけで、世界中の「私が自分の言葉で会話できる人」の母数がぐんと広がったことが、私にとってはいちばん面白いポイントでした!これからも英語を通じていろんな地域のいろんな文化や人に触れ、知らないことを知っていきたいと思っています。