フィリピンのマクドナルド事情を徹底解説!価格やフィリピンならではのメニュー、ライバルとの比較も紹介

マクドナルド、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

世界的に知られているファストフードチェーン、 マクドナルド

安くて利用しやすいマクドナルドですが、フィリピン独自のマクドナルド事情が気になる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、 フィリピンのマクドナルドのメニューや値段などについて解説していきます。 現地で人気のあるファストフードチェーンのジョリビーとの比較や、 ファストフード店で注文する際に役立つ英会話も紹介します。

日本とフィリピンのマクドナルドを比較してみたい人は、ぜひ参考にしてください。

フィリピンのマクドナルド事情

以下では、フィリピンのマクドナルド事情について以下の観点から詳しく紹介します。

・McDo(マクド)と呼ばれるフィリピンのマクドナルド
・フィリピンのマクドナルドの価格
・デリバリーは日本よりも安価
・Jollibee(ジョリビー)とのシェア争い

McDo(マクド)と呼ばれるフィリピンのマクドナルド

フィリピンのマックは McDo(マクド)と呼ばれており、メニュー名にも使われています。

24時間営業の店舗も多く、 デリバリーサービスもあるため、日本と同様に利用しやすいです。なお、マニラやセブ島といった都心部では至る所にあるため、簡単に見つけることができるでしょう。

ちなみに、日本と同じく タッチパネル式のオーダー方法を採用している店舗もあるので、 英会話に自信がなくても安心して注文できます

フィリピンのマクドナルドの価格

フィリピンのマックの価格は、日本とほぼ変わりません。以下では、フィリピンと日本のマックの価格を比較してみました。 価格は地域差や時期によって多少前後しますので、参考にしてください。

商品名 日本 フィリピン 円換算
(1ペソ=2.60円)※
ビッグマック 480円 182ペソ 約473円
チーズバーガー 220円 82ペソ 約213円
ポテト(M) 330円 89ペソ 約231円
ビッグマックセット(M) 750円 277ペソ 約721円
マックフルーリー(オレオクッキー) 290円 69ペソ 約180円

※2025年8月10日時点のレート

一部日本より安い商品もありますが、概ね日本と変わらないと考えて良いでしょう。フィリピンは日本より物価が安いと言われていますが、 マックのような外国人に人気なお店は安くない傾向にあります。

デリバリーは日本よりも安価

マクドナルドの商品をデリバリーで頼む場合は、 日本よりもフィリピンの方が費用を抑えられます。日本のマックのデリバリーは販売価格が高く設定されている上に、配送料金も高めだからです。

一方で、フィリピンでは Grabというアプリを通じて簡単に頼むことができ、配送料金や価格がさほど高くありません。注文最低料金設定もないため、デリバリーの場合はフィリピンの方が非常に安くマクドナルドを利用できます。

Jollibee(ジョリビー)とのシェア争い

多くの国で馴染みのあるマクドナルドですが、フィリピンではローカルなファストフード店である ジョリビー(Jollibee)とシェア争いをしています。元々ハンバーガー店として始まったジョリビーですが、ハンバーガーよりもパスタやチキンナゲットのほうが人気。

多くの国でハンバーガーといえばマクドナルドというイメージが定着しているマクドナルドですが、 フィリピンではジョリビーがシェア1位。ジョリビーと比較するとマクドナルドの店内は静かで空いているので、ゆっくり落ち着いて食事を楽しみたい方はマクドナルドがおすすめです。

フィリピンならではのマクドナルド・メニュー

以下では、フィリピンで提供されているマクドナルドのメニューを紹介します。日本と共通するメニューも一部ありますが、 フィリピン独自のメニューも豊富。ただし、日本と比べると、フィリピンを含む多くの国では メニューの種類は少なめです。また、季節ごとのイベント商品などもあまりなく、日本と比べると物足りなさを感じるかもしれません。

一方で、フィリピンならではのメニューもあるので、フィリピンを訪れた際はぜひ食べてみてください。

バーガー系メニュー

フィリピンならではのバーガー系メニューは、以下の通りです。

・トリプルチーズバーガー
・チーズバーガー系のレタスとトマト入り
・クォーターパウンダー系
・クリスピーチキンサンドイッチ

トリプルチーズバーガーは、ダブルチーズバーガーと同系統のチーズバーガー。クォーターパウンダーとトリプルチーズバーガーは日本でも以前販売されていたので、好きだった人には嬉しいメニューでしょう。

ちなみに、フィリピンのバーガー系メニューは 日本で食べられる味に近いため、フィリピンならではの味わいを試すのは難しいかもしれません。

その他メニュー

フィリピンならではのその他メニューには以下のようなものがあります。

・チキン
・スパゲッティ
・チキンフィレット
・マッシュルームペッパーステーキ
・ライス

スパゲッティは非常に珍しいフィリピンならではのメニューです。見た目はミートスパゲッティですが、実際にかかってるのは バナナケチャップソース。甘いスパゲッティに仕上がっています。

チキンは日本のチキンマックナゲットとは違い、どちらかというと ケンタッキーのチキンに近いイメージです。また、チキンマックナゲットも売っていますが、同じBBQソースを注文しても日本のソースとは若干異なります。

マッシュルームペッパーステーキは、バーガーパティとマッシュルームソースを組み合わせた商品です。

なお、様々な商品にライスが付け合わせとして用意されている点もフィリピンならではの特徴と言えます。

フィリピンと日本で共通しているメニュー

フィリピンと日本で共通しているメニューは以下の通りです。

・ハンバーガー(バーガー)
・チーズバーガー
・ダブルチーズバーガー
・ビッグマック
・マックチキン
・マックフルーリー
・サンデー
・アップルパイ
・ポテト

上記のようなシンプルかつ人気なメニューはフィリピンでも販売されています。フィリピンのマクドナルドのデザートやドリンクは豊富にあるので、スイーツ好きには朗報ですね!商品の名前も日本と変わらないため、日本と同じような感覚でマクドナルドを楽しめます。

日本にあってフィリピンにはないメニュー

最後に、日本にあってフィリピンのマクドナルドにはないメニューをみていきます。

・テリヤキバーガー
・ベーコンレタスバーガー
・チキンフィレオ
・倍マック
・えびフィレオ
・サムライマック
・チキンタツタや月見バーガーなど期間限定系

上記だけでなく、この他にも売っていないハンバーガーは多数あります。フィリピンのマクドナルドでは、チーズバーガーやビッグマックといった シンプルで王道な商品のみ扱っていると覚えておけば良いでしょう。

なお、フィリピンだけでなく、日本以外の多くの国ではチーズバーガーなどのシンプルな商品のみ販売されています。

マクドナルド・フィリピンとジョリビーを比較

フィリピンで大人気のハンバーガーファストフード店といえば ジョリビー(Jollibee)です。マックより値段も安く、フィリピンでのシェアはNo.1!都心部を歩けばすぐに店舗を見つけられます。以下、簡単にマクドナルド・フィリピンとジョリビーの特徴を比較しました。

  マクドナルド・フィリピン ジョリビー
創業 1981年(1号店:マニラ) 1978年
店舗数 約800店(フィリピン国内) 約9,800店(国内外)
特徴 ・フィリピンの食生活に合わせて、ライス系のメニューが充実
・ジョリビー同様にスパゲティもある
・フィリピン人に合わせた甘辛い味付け
・フライドチキンが特に有名
人気メニュー ・チキンマックドー・ライス
・バーガーステーキ・ライス
・マッククリスピーチキンフィレ・ライス
・マック・スパゲッティ
・チキン・マクド
・チキンジョイ(フライドチキン)
・ジョリースパゲティ
・バーガーステーキ(甘辛い牛肉の煮込みをライスと一緒に提供)
・ハロハロ

 

なお、同じショッピングモール内にある店舗でも、 ジョリビーは現地人で溢れかえっており、マクドナルドは空いていたり観光客だらけだったりすることも珍しくありません。

また、マックにあるスパゲッティやライスは、 ジョリビーの影響を受けているとも噂されています。ただ、ジョリビーは味の方向性をフィリピン人に合わせています。そのため、日本人観光客であれば、マックの方が味覚に合っていると感じることも多いかもしれません。

おまけ:ファストフード店で注文する際に使える英語フレーズ

最後に、 ファストフード店で注文する時に使える英語フレーズを紹介します。初めて英語で注文する時は誰しも緊張しますが、役立つ表現なのでぜひ覚えてみてください。

注文するとき

まずは注文する時に使えるフレーズです。

英語 日本語
・Can I have~
・Can I get~
・I’ll have~
・I’d like~
~をください

 

例えば、チーズバーガーを注文する場合は以下のように言いましょう。

英語 日本語
Can I have a cheeseburger? チーズバーガーをください。

 

ちなみに、 ”I want~”を使っても通じますが、 子どもっぽく聞こえるため通常はあまり使いません。

また、セットメニューを頼む場合は ”set”ではなく、”meal”を使います。アメリカやカナダなどでは”combo”を使う場合も多いですが、フィリピンではマクドナルドをはじめとした多くの店舗で ”meal”を使うと覚えておきましょう。

支払い方法を聞かれたとき

商品を注文する際に、現金払いかクレジットカード払いかを以下のように聞かれます。

英語 日本語
How would you like to pay? 支払い方法はどうしますか?
Cash or card? 現金払いですか?カード払いですか?

希望の支払い方法に応じて以下のように返答しましょう。

英語 日本語
I’ll pay by credit card. クレジットカードで支払います。
I’ll pay with cash. 現金で支払います。
Cash / Card, please. 現金 / カードでお願いします。

注文が完了したとき

注文が終わると、 ”Anything else?”や”Is that all?”などと聞かれます。「他にご注文はありますか?」という意味になるので、以下のように返しましょう。

英語 日本語
That’s all.
That’s it.
以上です。

もし追加注文があれば、注文する時と同様に伝えて問題ありません。

店内で食べるか、持ち帰りかを聞かれたとき

ファストフード店の場合は、 ”For here or to go?” ”For here or take away(take out)?”と聞かれるので、希望をそのまま繰り返して伝えましょう。

例えば、店内の場合は ”For here please.”、お持ち帰りの場合は ”To go please.”と答えます。

まとめ

フィリピンにはマクドナルドがたくさんあるので、日本と同じ感覚で利用しやすいです。定番メニューだけでなく、フィリピンならではのメニューも楽しめますよ!

ただし、物価が安い国にもかかわらず価格帯は日本とほぼ同じで、メニューに違いがあることは覚えておくと良いでしょう。

よりフィリピンらしいファストフードを食べたい場合は、マック以上のシェアを誇るジョリビーも利用するのもいいかもしれません。日本とフィリピンのマクドナルドの違いを滞在中に堪能してくださいね!

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