「留学したいけど、英語圏の国は費用が高そう・・・」、「治安や文化の違いが不安・・・」。そんな不安を感じている人は、フィジー留学がおすすめです。
南太平洋に浮かぶこの島国は、『世界一幸せな国民』として知られ、英語環境でありながら比較的リーズナブルに留学ができます。温暖な気候と温かい国民性に触れながら、のびのびと語学学習ができる環境が整っています。
この記事では、フィジー留学の基本情報から具体的な費用まで、留学に必要な情報をお届けしているのでぜひ参考にしてみてください。
フィジーへのアクセスや基本情報
フィジーは、カナダの調査会社レジェ・マーケティング社による「世界幸福度調査」で世界幸福度ランキング1位になったことも。留学先としても他の国々とは異なる魅力と特徴を持っています。
留学費用を抑えられる
フィジー留学の最大の魅力は、費用の安さです。欧米諸国の約1/3程度で留学ができます。
例えば、3ヶ月の語学留学の場合、オーストラリア留学は授業料と滞在費を含めて約150-180万円、フィジー留学は約40-60万円程度です。
フィジーは物価が安いので、生活費も含めて留学にかかる費用全体を抑えることができるのです。
英語初心者でも安心
留学を考えている人の中には、「英語に自信がない…」という人もいるでしょう。そんな人には、フィジー留学はとてもおすすめです。
フィジーの公用語は英語ですが、現地の人々も英語を第二言語として学んできた経験があるので、英語学習者への理解が深いのです。
また、フィジーの人々はとてもフレンドリーなので、英語に自信がない人でも安心して学習できる点もおすすめです。
語学学校のサポート体制
さらに心強いのが、日本人スタッフによるサポートの充実度です。主要な語学学校では、日本とフィジーの両拠点でサポートデスクを運営。24時間体制で緊急時対応も可能なため、初めての海外生活でも安心して過ごせます。
人間としての成長
「世界一幸せな国」と言われるフィジー留学は、英語学習だけでなく、人間として成長できる環境があります。人とのつながりを大切にするフィジーの人々と交流することで、本質的な「幸せ」について考える貴重な経験にもなるでしょう。
フィジーの治安
フィジーは、銃器の所持は厳しく規制されているので比較的安全な国です。
ただし、銃による犯罪リスクが相対的に低い国ではありますが、海外では自分の身は自分で守る意識を常に持つことが大切です。
さまざまな体験ができる
留学中は、学校での勉強だけでなくさまざまな体験ができます。例えば、ラウトカという地域ではシュガーフェスティバルというお祭りがあります。その中には、地元の学生たちがメインとなり才能や容姿を競う大会も。
現地の人々と交流することで、日本では味わえない特別な体験ができるでしょう。
留学エージェントについて
一部の留学エージェントでは、仲介手数料が不要になるケースも。留学を検討している人は、資料請求や無料の電話相談を利用して、調べてみるのをおすすめします。
フィジー留学のメリット・デメリット
フィジーは、他の国にはない独自の魅力があります。ここでは、主なメリットをいくつかご紹介します。
費用を抑えられる
フィジーは他の英語圏の国と比較すると、費用を抑えて留学できます。学費、生活費ともに安価なため、予算を重視する人には大きなメリットになるでしょう。
美しい自然環境
美しい海や自然に囲まれているフィジーは、リゾート地としての魅力も兼ね備えています。中には、リゾートバイトをしながら留学する人も。勉強以外の思い出もたくさん作りたいという人には、とても魅力的な環境です。
多文化な環境
フィジーは、メラネシア系、インド系、中国系などさまざまな文化が融合する多文化社会。真のグローバル感覚を養いたい人にはぴったりの場所です。
親しみやすい人々
フィジーの人々は、フレンドリーで親切と言われています。「分け合うこと、共有すること」を意味する、「ケレケレ」という特有の文化があります。
このようなケレケレ文化と国民性により、困っている人がいれば助け合う社会が形成され、結果的に高い幸福度につながっていると考えられています。
英語学習に集中できる環境
大都市に比べると誘惑が少ないので、英語学習に集中しやすい環境です。美しい自然の中でリラックスしながら、じっくりと学習に取り組むことができます。
一方で、フィジー留学には注意すべき点もあります。主なデメリットは以下の通りです。
英語のアクセント
フィジーの英語は、ネイティブスピーカーの英語とは異なり、独特のリズムとイントネーションがあると言われています。そのため、発音に慣れるまで時間がかかることも。
しかし、さまざまなアクセントに触れることでリスニング能力を高められるので役立つとも言えます。
都市部との比較
フィジーは、大都市に比べると娯楽施設が限られています。そのため、都市生活に慣れている人にとっては、少し不便に感じるかもしれません。
医療体制
フィジーの医療体制は、日本や先進国に比べると整っていない場合があります。留学前に海外旅行保険に加入するなど、万が一の事態に備えておくことが重要です。
語学学校の選択肢
フィジーの語学学校は、選択肢が少ないと感じる人もいるでしょう。そのため、自分に合った学校を慎重に選ぶ必要があります。
留学の種類や費用について
一言に『留学』と言っても、「どんな種類があって、どのくらい費用がかかるのだろう?」と思う人もいるでしょう。疑問に思ったことはありませんか?
留学にはさまざまな形態があり、目的や期間、予算によって最適なプランを選ぶことが重要です。ここでは、留学の種類と費用について説明します。
留学の種類
・語学留学
語学力向上を目的とした留学で、英語圏だけでなく、さまざまな国の語学学校で学ぶことができます。
・ワーキングホリデー
海外で働きながら生活できる留学のこと。語学力向上に加えて、海外生活経験や異文化理解を深めることができます。カフェでのバリスタ体験や観光業の仕事など、選択肢は豊富です。
・短期留学
数週間から数ヶ月程度の短期間の留学。夏休みや冬休みを利用して気軽に留学できるので、長期の休みが取りにくい社会人の方にもおすすめです。
・高校留学
海外の高校に正規留学する形態です。将来的に海外の大学に進学したい人にもおすすめです。
・大学留学
海外の大学に進学して学位を取得する正規留学です。専門性を高めたい人や、国際的なキャリアを築きたい人に向いています。
これらの留学の種類に加え、留学の目的別にもさまざまなプログラムがあります。例えば、異文化理解重視や、アクティビティ重視など目的別にプログラムを探すことができます。
留学費用
留学費用は、留学の種類や留学期間、国、都市、学校、滞在方法などによって大きく異なります。以下がおおよその目安です。
3か月40~60万
半年 70~100万
1年 120~250万
費用の内訳は、渡航費(往復)8~16万円、学費(1か月)12~18万円(※滞在費込)、生活費(1か月)2~4万円です。
これらの費用はあくまで一例であり、実際には渡航費や生活費、教材費などが別途必要になります。
また、留学エージェントを利用するのもおすすめです。留学エージェントは、学校選びから入学手続き、滞在先の手配など、留学に関するさまざまなサポートをしてくれるので、安心して準備を進めることができます。
フィジー留学のビザ
フィジーへの留学を検討する際は、ビザについてしっかり確認しておくことが非常に重要です。ここでは、フィジー留学に必要なビザについての一般的な情報と注意点をご紹介します。
フィジー入国とビザの基本
日本国籍の人が観光目的でフィジーに入国する場合は、 4ヶ月以内の滞在であればビザは不要です。
しかし、留学の場合はこの規定が適用されない可能性があります。留学期間や学校の種類によって、ビザが必要になる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
最新の情報は、フィジー移民局や在日フィジー大使館の公式情報を確認してみてください。
留学の種類とビザ
フィジーでの留学は、主に語学留学と中学・高校留学に分けられます。それぞれで必要なビザの種類が異なる場合があります。
・語学留学
語学学校に通う場合、14日を超える留学の場合は学生ビザの申請が必要です。学生ビザの申請には、入学許可証、経済証明書、健康診断書など、複数の書類が必要になります。
・中学・高校留学
中学・高校留学の場合は、さらに長期の滞在となるため、学生ビザが必要になります。また、年齢によっては保護者の同意書や後見人に関する書類が必要になることもあるので注意しましょう。
学生ビザの申請方法
学生ビザの申請方法は、フィジー政府の移民局のウェブサイトや、在日フィジー大使館のウェブサイトで確認できます。申請には、以下のような書類が必要になることが多いです。
②パスポートのコピー: 有効期限が十分にあり、余白ページのあるパスポート
③申請書:フィジー政府指定の申請書
④戸籍謄本または抄本の原本
⑤無犯罪履歴証明書(18歳以上)
⑥健康診断書:指定の医療機関で発行された健康診断書(問診のみ、ビザ申請日から3ヶ月以内のもの)
⑦航空券の予約確認書:往復航空券の予約確認書
これらの書類をフィジーの移民局に申請します。申請期間や審査期間を考慮して、時間に余裕を持って準備を始めましょう。
ビザの申請は国や状況によって手続きが異なります。申請前に必ず最新の情報を確認することをおすすめします。また、ビザの取得には時間がかかる場合もあるので、早めに準備を始めることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?フィジー留学について、アクセスや費用から現地での生活まで詳しくご紹介しました。
英語環境でありながら、治安の良さや温かい国民性、安い留学費用などフィジーならではの魅力を発見できたのではないでしょうか。不安や迷いがある人は、まずは留学エージェントに相談してみることをおすすめします。
『世界一幸せな国民』と共に過ごす留学生活は、きっと一生の思い出になるはずです。かけがえのない留学体験を始めてみてはいかがでしょうか。