マイアミビーチの観光スポットは?おすすめのホテルや気になる治安も要チェック!

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フロリダ州の南端に位置し、年間を通して温暖な気候に恵まれているアメリカのマイアミ市は常に活気があります。そして、マイアミで有名なものと言えば、美しい海「マイアミビーチ」ではないでしょうか?

このリゾート地で観光をしたり、英語を使ったりしている自分の姿を想像すると笑顔になってしまいます。

この記事では、マイアミビーチの人気の観光スポットやおすすめのホテルを紹介しつつ、安全に過ごすための情報もお届けしましょう。

マイアミビーチとは?

ビーチはビーチでも、マイアミビーチは人工の砂浜を持つビーチです。そして、マイアミビーチは人口8万人を超える市として存在します。

まずは、マイアミビーチがどのような歴史を持ち、現在どのように人々に楽しまれているのか紹介します。

1915年に誕生のマイアミビーチ

延々と続く白い砂浜とエメラルドグリーンの海が素晴らしいフロリダのマイアミビーチ、実は人工ビーチということをご存知ですか?

1915年、マイアミ東の沖合に南北に長い土地を埋め立ててマイアミビーチ市が誕生しました。英語の表記はMiami Beachです。

熱帯の太陽が輝くビーチのある都市は100年以上も前に先見の明あるカール・フィッシャー氏などによって、沼地のジャングルだった場所が魅力的なリゾートに開拓されたのです。ちなみに、日本の藤沢市(神奈川県)は2024年、マイアミビーチ市と姉妹都市提携65周年を迎えました。

ベストシーズンは特に12月~4月ですが、年間23~30°Cと安定した温暖な気候と充実のエンターテイメントのため、年間を通して世界中から観光客が集まっています。

多様な文化が入り混じった都市マイアミ

マイアミは南米やカリブ諸国に近いロケーションから多くの移民が移り住んでおり、リトルハバナというマイアミ最大のキューバ人の街には公園ドミノ・パークがあったりします。

ここはキューバ人に限らず、プエルトリコ、ニカラグア、ジャマイカ、ハイチやコロンビアなど南米出身者が暮らすエリアであり、ラテンの陽気で明るいノリに触れられます。

このため、英語と同じくらいにスペイン語が町中で使われています。マイアミビーチ・ルンバと言えば、ラテンピアニストのアーヴィング・フィールズ氏がマイアミのホテルで作曲したラテンナンバーの名曲です。

マイアミビーチの人気観光スポット

なぜ、マイアミビーチが人々を惹きつけるのか、ここでは人気の観光スポットや魅力的なイベントを紹介します。

美しいビーチと充実したリゾート体験

マイアミビーチの目玉はもちろん、その美しいビーチです。過ごしやすい気候のため、海で泳いだりサーフィンやビーチバレーなどのアクティビティが盛んです。

これらは日本でも体験できますが、世界中の観光客とコミュニケーションをとりながら時間を楽しむという違いがあるのです。

外せないスポットのサウスビーチはビーチ沿いにレストランやブランドショップが立ち並び、海でのアクティビティとの完璧なコンビネーションを満喫できビーチを訪れる人に大変人気です。

ビーチ以外の観光スポット

海で過ごす時間以外にもマイアミビーチでできることは多くあります。サウスビーチでは、あまり知られていないラテン料理を楽しむウォーキングツアー、野外で楽しむルーフトップシネマクラブや美術館などが揃っています。

少し足を伸ばせば、マイアミにある多くの国立公園を訪れ自然を楽しむことができます。フロリダ半島の南端にあるエバーグレーズ国立公園(Everglades National Park)は世界遺産に登録されており、絶滅の危機にある野生動物の保護を目的としています。

その他にもケネディ宇宙センターやアメリカ最南端の街キーウエスト島などに行く機会もマイアミ滞在中に欲張ってしまっても良いでしょう。

夜のマイアミビーチ

マイアミビーチはナイトライフも充実しています。

リンカーンロードなどにレストラン、バーやクラブも多くありますが、マイアミならではの楽しみ方はビスケーン湾のサンセットクルーズのツアーに参加し昼とはまったく異なる夜景を観る、ボートパーティでダンスを楽しむ、またマイアミの夜を効率的に回るためのナイトツアーバスツアーもマイアミならではで参加できます。

地上だけでなく、ヘリコプターからキラキラした夜のマイアミビーチを鑑賞することもできます。先ほど紹介したエバーグレーズ国立公園ではナイトツアーが組まれています。神秘的なマングローブ、そこから見上げる満天の星空はため息ものでしょう。

マイアミビーチ周辺のおすすめホテル3選

日本からマイアミビーチへは経由便で16時間以上かかります。したがって、できれば最低でも1週間は滞在したいところですね。

そんなとき、どのホテルに泊まるかは旅がハッピーなものになるかどうかで大きなポイントになるでしょう。

1 Hotel South Beach

大西洋ビーチ沿いに建てられ、オーシャンビューが美しい「1 Hotel South Beach」は快適さを追求して設計されています。クリーンでモダンなインテリア、高いレベルのレストランやカフェ、結婚式も挙げられる大型高級ホテルです。

プールは4つもあり、その1つは大人専用の屋上プールです。スパも併設されており、心身ともにリラックスするのに最適です。

https://www.1hotels.com/south-beach

Fontainebleau Miami Beach

ビーチフロントの「Fontainebleau Miami Beach」にはフランク・シナトラといった有名人が滞在したり、1964年の映画007ゴールドフィンガーのオープニングクレジットの後、このホテル全体を上空から撮影した映像が撮影されました。

話のネタにも最高ですね。ゴージャスな雰囲気のなか、マイアミビーチでの時間を過ごせます。

https://www.fontainebleau.com

Lincoln Arms Suites

旅行の際のホテルには清潔と快適さを求め、ある程度リーズナブルなところを選びたいという人がいます。その分、他のアクティビティなどを楽しむという考えです。

Lincoln Arms Suitesは街の中心まで0.2km、予約サイトで高評価を受けるリーズナブルなホテルです。全面改装され、海からもすぐそばであり、歴史あるサウスビーチ地区を象徴するアールデコスタイルのクラシックなデザインを守りながらモダンに生まれ変わりました。

https://lincolnarmssuites.com

気になるマイアミビーチ周辺の治安

比較的治安の良い日本から海外へ行く際には、目的地の治安について情報を得ることが重要です。ここでは、マイアミビーチ周辺の治安についてみていきます。

マイアミビーチ周辺で注意すべきエリア

世界中から人々が集まる魅力的なマイアミビーチですが、人が集まるということはそれだけ犯罪の可能性も高くなるということでもあります。しかし、特に注意が必要なエリアや時間帯があることを理解しましょう。

犯罪率が高くなる注意すべきエリアには、特に地元民も避けるほどの貧困層が住むエリアでありギャングの抗争が続くオーバータウン(Overtown)、そしてマイアミビーチから車で約20分ほどのマイアミ北部のリバティシティ(Liberty City)、リトルハイチ(Little Haiti)、リトルハバナ(Little Havana)が挙げられます。

例えば、リトルハバナは1959年、キューバのカストロによる社会主義革命が起こった際にアメリカに亡命したキューバ人が作ったコミュニティです。メインストリート8th Streetが有名ですが、ナイトクラブBall & Chainではサルサやマンボなどが楽しめますが、もともとギャングの溜まり場でした。

どんな犯罪?事例を紹介

マイアミにおける犯罪発生件数は減少していると言われるものの、軽犯罪だけでなく凶悪犯罪も起こっているのが現実です。

軽犯罪の事例としては観光客が使用するレンタカーの車上狙い(窓ガラスを割られ車内のものが盗まれる)、レストランやカフェでの置き引き、また繁華街でのスリやひったくりも発生しています。

凶悪犯罪としては、強盗、暴行・傷害、性犯罪や殺人が挙げられます。

マイアミビーチ周辺で身を守るための対策

旅行先、留学先でトラブルに巻き込まれないために意識を変える必要があります。

トラブルから身を守る対策

まずは、危険と言われる地域には行かないということが大きなポイントです。特に初めてのマイアミであれば、好奇心から昼間に少しなら大丈夫だろうといった感覚は捨てることをおすすめします。

治安が悪いと言われるリトルハイチは偉大なミュージシャンの壁画に囲まれたラテン系の雰囲気たっぷりのレコードショップSweat Recordsがあったりと、魅力のあるエリアでもあります。

しかし、犯罪者から見ればマイアミ初心者であることが明白だったりします。自分だけは大丈夫、という考えは危険です。

また、深夜に1人で出歩かないというのは当然として、早朝も気を付けるべきでしょう。人がいない公園なども要注意です。過度のアクセサリーなどをつけない、貴重品の管理、旅行中といっても気を抜きすぎないことも必要です。

荷物を置いて席を立つということは自ら、はい取ってくださいと言っているようなものです。

しかるべき連絡先の確保

自分の身を守るという点では、緊急時の連絡先を事前に調べておくことも重要です。マイアミの警察は911に電話をかけます。

また、在マイアミ日本国総領事館のウェブサイトは以下になります。
https://www.miami.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

なお、在マイアミ日本国総領事館による「安全の手引き」は以下です。
https://www.miami.us.emb-japan.go.jp/files/000232924.pdf

マイアミに限りませんが、日本とは異なる文化や歴史があることを意識して行動すべきです。

まとめ

本記事ではマイアミビーチの人気の観光スポットやおすすめのホテルを紹介しつつ、トラブルに巻き込まれず安全に過ごすための情報もお届けしました。

2023年には、約2,700万人以上がマイアミおよびマイアミビーチを訪れました。

旅行先では何かと気が緩みがちですが、危険なエリアは最初から避け文化の異なる外国にいることを意識しましょう。その上で美しい海、人々とのコミュニケーションを積極的に取って、マイアミビーチで楽しく貴重な体験ができますように!

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