「ロサンゼルスには日本人はどれくらいいるの？」
「ロサンゼルスには日本人街があるって本当？」
「ロサンゼルスで日本人が多いエリアはどこ？」
アメリカ・ロサンゼルスには
「リトルトーキョー」と呼ばれる日本人街があります。
日系スーパーやコミュニティーも多くあるため、日本人が住みやすいエリアとしても有名です。
この記事では、ロサンゼルスの基本情報や、ロサンゼルスに住んでいる日本人の数、ロサンゼルスの日本人街などについて詳しく紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね！
ロサンゼルスの基本情報
ロサンゼルスは、アメリカ合衆国カリフォルニア州に位置する、西海岸最大の都市であり、文化、エンターテイメント、ビジネスの中心地として知られています。
ロサンゼルスには、映画や音楽のメッカとして名高い
「ハリウッド」
をはじめ、さまざまな観光名所があります。
ハリウッドには、アカデミー賞の授賞式が行われるコダックシアターや映画スターの手形があるグローマンズ・シアターなど、映画ファン必見のスポットが多数点在。
ほかにも、
・ヴェニスビーチ
・ディズニーランド
・ユニバーサルスタジオハリウッド
などの魅力的な観光スポットも揃っており、世界中から多くの観光客が訪れます。
ロサンゼルスは、気候に恵まれていることも魅力の一つです。
年間平均気温は約20.6℃で、夏は湿気が少なく快適。
冬は温暖なので、年間を通じて過ごしやすい気候が続きます。
また、ロサンゼルスは多文化共生の都市でもあり、アジア系やヒスパニック系、アフリカ系など多様な人種が共存しています。
チャイナタウン、コリアタウン、リトルトーキョー、リトルインディアなどのエスニックタウンが点在しており、様々な文化を体験できるのも大きな特徴です。
＜ロサンゼルスの基本情報＞
・都市名：ロサンゼルス（Los Angeles）
・人口：約3,820,914人（2023年推定）
ロサンゼルス郡全体では約9,960,000人。
・面積: 約1,290.6平方キロメートル（498.3平方マイル）
ロサンゼルスに住んでいる日本人はどのくらい？
ロサンゼルスに住む在留邦人は、約64,460人（2023年時点）とされ、海外都市の中で日本人が最も多く暮らす場所として知られています。
在留邦人とは、日本国籍を有し、海外で3カ月以上生活する人々のことです。
ロサンゼルスに日本人が多く住む理由として、日本企業の進出が挙げられます。
自動車関連や製造業を中心に多くの日本企業がロサンゼルスに拠点を置いているため、海外赴任する日本人とその家族が多く住んでいます。
また、長い歴史の中で形成された日本人コミュニティや日本食レストラン、日系スーパーが充実しており、日本国内と近い生活が送れることも、移住先として選ばれる理由です。
さらに、教育環境が充実していることも大きな理由です。
ロサンゼルスには日本語対応の教育機関や語学学校が多く、子どもたちの教育に力を入れる家族からも支持されています。
また、アメリカの最先端の教育を提供する大学や専門学校も揃っているため、日本人留学生にとっても魅力的な都市となっています。
日本人街・リトルトーキョーとは？
リトルトーキョー（Little Tokyo）は、ロサンゼルスのダウンタウンに位置するアメリカ最大の日本人街であり、日系アメリカ人の文化と歴史を色濃く反映した地域です。
ロサンゼルスにありながら、まるで
異世界のような雰囲気
に包まれている独特なエリアともいえます。
19世紀末から日本人移民が集まり始めたこのエリアは、日本文化を発信する重要な拠点として、現在もその役割を果たし続けています。
リトルトーキョーの歴史は1880年代に始まり、1886年には最初の日本食レストランがオープンしました。
これが日本人コミュニティの基盤となり、その後も多くの移民が集まり地域が発展。
しかし、第二次世界大戦中には日系アメリカ人が強制収容所に送られ、リトルトーキョーは一時的にゴーストタウンと化しました。
戦後には日系人が戻り、地域の復興が進むとともに、現在のような日本文化の中心地としての地位を確立しました。
リトルトーキョーには、日本食レストランやアニメショップ、書店など多様な施設が集まっています。
全米日系人博物館もあり、日系アメリカ人の歴史や文化を学ぶことができます。
また、リトルトーキョーは
日本食やアニメ文化を楽しむための観光地
としても人気です。
特に、50店舗以上のレストランや雑貨店などが入っている『ジャパニーズ・ビレッジ・プラザ（Japanese Village Plaza）』は大変賑わっています。
ロサンゼルスが日本人にとって住みやすい理由
ロサンゼルスが日本人にとって住みやすい理由は、主に以下の3つです。
1.日本人コミュニティが発展している
2.気候が温暖で快適に過ごせる
3.質の良い教育を受けられる
それぞれ順に紹介していきます。
1.日本人コミュニティが発展している
ロサンゼルスが日本人にとって住みやすい理由の一つ目は、日本人コミュニティが発展していることが挙げられます。
リトルトーキョーを中心に、日本食レストランやスーパーマーケットが豊富にあるため、日本にいるかのような感覚で生活できます。
さらに、日本語の書店やカフェ、日系の銀行や美容院など、日本人向けのサービスが充実していることも魅力です。
さらに、日系のイベントや祭りが定期的に開催され、日本の伝統文化を感じる機会も豊富にあります。
例えば、リトルトーキョーで行われる夏祭りや、桜祭りなどでは、日本の四季や伝統行事をロサンゼルスでも楽しむことができます。
外国にいながらも故郷の文化を大切にしながら暮らせることは大きな魅力でしょう。
2.気候が温暖で快適に過ごせる
二つ目の理由は、気候が年間を通して温暖で快適に暮らせることです。
ロサンゼルスは、冬でも氷点下になることはほとんどなく、極端な寒さに悩まされることが少ないです。
また、湿度が低いため、高湿度な日本よりも快適に感じられるでしょう。
気候が穏やかなことは、子連れで海外赴任をする家族にも嬉しい点です。
温暖な気候は、子どもたちが元気に外遊びをする環境に最適なため、育児や教育にも良い影響を与えます。
「気候が良いから家族で海外赴任に」と思えるほど、ロサンゼルスの温暖な気候は大きな魅力の一つです。
3.質の良い教育を受けられる
三つ目の理由は、質の良い教育を受けられる点です。
ロサンゼルスには、
南カリフォルニア大学（USC）
など、世界的に評価の高い大学が多数存在します。
これらの大学は、優れた教育環境を提供していることはもちろん、国際的な学生を受け入れる体制が整っているため、質の高い教育を求める日本人にとって非常に魅力的です。
また、大学のキャンパス内には多様な文化的背景を持つ学生が集まっているので、国際的な視野やコミュニケーション力が自然に身につく点も強みです。
さらに、ロサンゼルスには日本人学校や補習校も多くあり、日本の教育カリキュラムに基づいた教育を受けることも可能。
子供たちが日本語と英語の両方をバランスよく学べる教育機関もあり、将来的に両言語を使いこなせるような環境が整っています。
ロサンゼルスで日本人が多いエリア
最後に、ロサンゼルスで日本人が特に多く住むエリアとその特徴について紹介します。
1. リトルトーキョー (Little Tokyo)
ロサンゼルスのダウンタウンに位置するリトルトーキョーは、アメリカ最大の日本人街であり、歴史と文化の中心地です。
日本食レストランやショップが立ち並び、日本人コミュニティの重要な拠点となっています。
特徴
・日本語対応のサービスが充実しており、観光客や移住者にも利用しやすい環境
・日本アメリカ国立博物館では、日系アメリカ人の歴史を学ぶことも可能
2. トーランス (Torrance)
ロサンゼルス国際空港から南東に位置するトーランスは、日本企業が多く進出しており、日本人が多く暮らすエリアとして有名。
市の人口の約10%が日本人または日系人。
特徴
・日本食料品店やレストランが豊富
・教育環境が整っており、日本語を話す教師がいる学校も選択可能
3. ガーデナ (Gardena)
ガーデナも、日系企業が進出しているため、日本人居住者が多い地域です。
特に日本食関連の施設が充実しており、日本の生活に近い環境が整っています。
特徴
・日本語を話す住民が多く、地域コミュニティが活発
・日本文化を大切にしながら暮らすことができる環境
4. サンタモニカ (Santa Monica)
観光地として有名なサンタモニカは、若い世代の日本人居住者に人気のエリア。
ビーチの近くでリゾート気分を味わいながら留学生活が送れます。
特徴
・温暖な気候と自然環境が魅力
・観光地としての魅力と生活のしやすさを兼ね備えている理想的なエリア
上記のエリアでは、日本語が通じるサービス（美容院、病院、レストランなど）や日本文化を感じられる場所が多いため、日本人が快適に生活できる環境です。
まとめ
この記事では、ロサンゼルスの基本情報や、ロサンゼルスに住む日本人の数、ロサンゼルスの日本人街などについて詳しく紹介しました。
ロサンゼルスには多くの日本人が住んでおり、日本人コミュニティや日系スーパーも多く揃っているため、日本人の移住先・留学生としても非常に魅力的です。
とはいえ、ロサンゼルスで生活するうえで、英語力は欠かせません。
ロサンゼルスへの移住や留学が気になっている場合は、日本で英会話の練習をしておくことも重要なポイント。
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◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇留学経験
アメリカのLAのコミュニティカレッジに入学・卒業。
OPT VISAを取得し、LAのアパレル会社に1年間勤務。
次なる目標は、娘との親子留学。
◇海外渡航経験
留学：アメリカのLAに4年間留学
海外旅行：ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。
