
海外留学の人気都市として注目を集める ロサンゼルス。多様な文化が交わるこの街で、効果的に英語を学ぶにはどうすればよいのでしょうか?
本記事では、 ロサンゼルスの語学学校選びのポイントから、実際の留学生活で役立つ情報まで、徹底的にご紹介します。
充実した留学生活を送るために知っておくべき、メリット・デメリットや具体的な費用についても詳しく解説していきましょう。
ロサンゼルス語学留学の特徴・メリット
ロサンゼルスへの語学留学には、以下の 3つの大きなメリットがあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
多様な文化の中で英語を学べる
ロサンゼルスは 多国籍な都市であり、世界中から人々が集まる場所です。そのため、英語を学ぶ環境として非常に適しており、教室内だけでなく日常生活の中でも 実践的に英語を使う機会が多くあります。異なる文化的背景を持つクラスメートと交流することで、単に言語を学ぶだけでなく、 グローバルな視野を養うことができます。
また、現地の人々も 外国人に慣れているため、英語が流暢でなくても会話を楽しみやすい点も魅力です。
さらに、アメリカ特有のカジュアルな英語表現を自然に身につけることができ、 より実用的な英語力を伸ばせる環境が整っています。
豊富な語学学校とカリキュラムの選択肢
ロサンゼルスには数多くの語学学校があり、初心者向けの基礎英語コースからビジネス英語、TOEFL対策など、 目的に応じたカリキュラムが充実しています。特に、ハリウッドやビバリーヒルズといった観光地周辺には留学生向けの学校が多く、 勉強と観光を両立させやすい環境が整っています。
また、 大学付属の語学プログラムも充実しており、よりアカデミックな英語を学びたい人にも適しています。授業形式も、 少人数制のクラスやマンツーマンレッスンなど、多様な選択肢があるため、自分の学習スタイルに合わせて 効率的に英語を学ぶことができます。
英語を活かせる実践的な環境
ロサンゼルスは英語を学ぶだけでなく、 実際に使う機会が豊富な都市です。飲食店やショッピングモール、映画館など、日常生活のあらゆる場面で英語を使う機会があり、 実践的な会話力を鍛えることができます。
また、 インターンシップや ボランティア活動の機会も多く、英語を活かして実際の職場環境を体験することが可能です。特に観光業やエンターテインメント業界が発達しているため、英語を活かした仕事を経験できるチャンスも多くあります。実生活の中で英語を使いながら学ぶことで、 座学だけでは得られない実践的なスキルを身につけることができます。
ロサンゼルス語学留学のデメリット
ロサンゼルスでの語学留学には、以下のような主要なデメリットがあります。これらの課題を事前に理解し、適切な対策を講じることが重要です。
生活費や学費が高い
ロサンゼルスはアメリカの中でも 物価が高い都市の一つであり、留学にかかる費用が高額になりがちです。語学学校の学費はもちろん、滞在費や食費、交通費なども日本と比べて割高です。
特に、 家賃は高騰しており、学校が提供する寮やホームステイも安くはありません。節約するために ルームシェアを選ぶ人も多いですが、 住環境の質にばらつきがあるため、 事前のリサーチが重要です。長期滞在の場合は、生活費が大きな負担になることを考慮し、予算をしっかり計画する必要があります。
治安に不安があるエリアがある
ロサンゼルスは観光地として人気がありますが、一部のエリアでは 治安の問題が指摘されています。ダウンタウンの一部や郊外には、犯罪率が高い地域もあり、留学生が不用意に近づくと危険な目に遭う可能性があります。特に夜間の外出や、知らないエリアを一人で歩くことは避けるべきです。
また、 スリや詐欺の被害も発生しやすいため、貴重品の管理には十分注意が必要です。安全に過ごすためには、事前に治安の良い地域を調べ、 信頼できる滞在先を選ぶことが大切です。
日本人が多く英語漬けになりにくい
ロサンゼルスには多くの日本人留学生がいるため、 日本語を話す機会が多くなりがちです。特に、語学学校やシェアハウスでは日本人同士で固まりやすく、英語を使う機会が減ってしまうこともあります。その結果、せっかく留学しても日本語ばかり話してしまい、 英語力が思うように伸びないことがあります。
英語を上達させるためには、 現地の人と積極的に交流し、 日本人以外の友人を作る努力が必要です。また、 日本語を話さない環境を意識的に選ぶことで、英語に浸る時間を増やすことができます。
ロサンゼルスのおすすめ語学学校
ロサンゼルスには多くの語学学校があり、それぞれが特色のある教育プログラムを提供しています。以下では、特に評価の高い3つの語学学校をご紹介します。
UCLA Extension – 質の高い英語教育と大学キャンパス体験
UCLA Extensionは、 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)が提供する語学プログラムで、質の高い英語教育を受けられることで有名です。 アカデミックな英語を学びたい人や、 大学進学を目指す人に適したカリキュラムが整っています。
UCLAのキャンパス施設を利用できるため、現地の大学生と交流する機会もあり、 英語を実践的に使う環境が整っています。授業は厳しめですが、その分しっかりと英語力を伸ばせるため、本気で学びたい人におすすめです。
Kings Los Angeles – 少人数制で実践的な英語力を向上
Kings Los Angelesは、 少人数制の授業を採用しており、講師との距離が近く、発言しやすい環境が特徴です。 実践的な会話を重視したカリキュラムが組まれており、日常会話からビジネス英語まで幅広く学べます。
学校はハリウッドエリアに位置し、観光地にもアクセスしやすいため、授業以外の時間も楽しみながら英語を使う機会を増やせます。 アットホームな雰囲気の中で英語を学びたい人や、しっかりと話す力を伸ばしたい人に向いています。
EC Los Angeles – 国際色豊かでフレンドリーな学習環境
EC Los Angelesは、世界中から留学生が集まる 国際色豊かな語学学校で、多様な文化の中で英語を学べるのが魅力です。初心者向けの基礎英語からビジネス英語、試験対策コースまで幅広いプログラムがあり、目的に合わせた学習が可能です。
学校はサンタモニカ近くにあり、ビーチも徒歩圏内というロケーションの良さも人気の理由です。授業はフレンドリーで 参加型のスタイルが多く、 楽しみながら英語を学びたい人にぴったりの環境です。
語学学校の選び方
ロサンゼルスで語学学校を選ぶ際の重要なポイントを3つ挙げ、それぞれについて初心者にもわかりやすく説明します。
学費と授業内容のバランスを確認する
語学学校の学費は、提供される授業の質や内容によって大きく異なります。 安価な学校は魅力的に見えるかもしれませんが、授業時間が短かったり、教師の経験が浅かったりする可能性があります。一方、 高額な学校は質の高い教育や充実したサポートを提供していることが多いです。
例えば、ロサンゼルスの語学学校の月額学費は 約600ドルから2,500ドルまで幅広く、費用と提供されるサービスの内容をしっかりと 比較検討することが重要です。
学校の立地と周辺環境を確認する
ロサンゼルスは広大な都市で、エリアによって治安や生活環境が大きく異なります。語学学校があるエリアの治安や生活のしやすさは、留学生活の質に直結します。
例えば、 サンタモニカやウェストウッドは治安が良く、学生に人気のエリアとして知られています。
一方、コリアタウンなどのエリアは比較的費用が抑えられるものの、 治安面での注意が必要とされています。学校の立地が自分の生活スタイルや安全性のニーズに合っているかを確認することが大切です。
アクティビティの充実度と国籍比率を確認する
語学学校でのアクティビティは、 友人作りや英語力向上に役立ちます。学校によっては毎日のようにアクティビティを開催しているところもあれば、月に1回程度のところもあります。
また、学校に通う学生の 国籍比率も重要です。多様な国籍の学生が集まる学校では、異文化交流が盛んで、英語を使う機会が増えます。
一方、日本人の割合が高い学校では、日本語を使う機会が多くなり、 英語習得の妨げになる可能性があります。自分の学習目標や環境に合わせて、アクティビティの充実度や国籍比率を確認することが重要です。
ロサンゼルス語学留学の費用目安
ロサンゼルスでの語学留学にかかる費用は、留学期間や選択するプランによって大きく異なります。以下に、費用の目安とその内訳を3つのポイントに分けてご説明します。
1ヶ月間の留学費用の目安
1ヶ月のロサンゼルス留学に必要な費用は、 約40万円から50万円とされています。主な内訳は以下の通りです。
・滞在費および食費:約14万円
・航空券(往復):約10万円
・おこづかい:約5万円
・海外旅行保険:約2万円
これらを合計すると、 約46.5万円となります。ただし、語学学校によっては入学金や教材費が別途必要な場合もあるため、事前の確認が重要です。また、短期留学か長期留学か、さらに習い事をするか否かなど、条件によって費用が前後することも覚えておきましょう。
1年間の留学費用の目安
長期留学を検討する場合、1年間のロサンゼルス留学にかかる総費用は、 約371万円から913万円と幅があります。主な内訳は以下の通りです。
・滞在費:約114万円~408万円(滞在形式や地域によって変動)
・その他学校関連費用:約3万円~5万円(入学金、教材費など)
・航空券:約9万円~12万円
・海外旅行保険:約18万円~24万円
・ビザ申請費用:約2万円
・現地生活費:約120万円~240万円(食費、交通費、娯楽費など)
これらを合計すると、 最低でも約371万円、最大で約913万円となります。費用は選択する学校や滞在先、生活スタイルによって大きく変動するため、自分の目的や予算に合わせて計画を立てることが重要です。
費用を抑えるためのポイント
留学費用を抑えるためには、以下の点に注意すると良いでしょう。
・学校選び:
授業料は学校によって大きく異なります。例えば、格安の語学学校では週150ドル程度から、高額な学校では週400ドル以上かかる場合もあります。自分の学習目的や予算に合った学校を選ぶことが大切です。
・滞在先の選択:
ホームステイや学生寮、ルームシェアなど、滞在方法によって費用が変わります。ホームステイは食事が提供される場合が多く、食費を抑えることができますが、費用は月約11万円~16万円程度です。ルームシェアは費用を抑えられますが、生活費や食費は自己負担となります。
・生活費の管理:
ロサンゼルスの物価は日本よりやや高めであり、 特に外食費が高くつく傾向があります。自炊を心がけることで食費を抑えることができます。また、公共交通機関の利用や娯楽費の節約も、全体の生活費削減につながります。
これらのポイントを考慮し、計画的に準備を進めることで、ロサンゼルスでの語学留学をより充実したものにすることができます。
まとめ
ロサンゼルスでの語学留学は、多様な文化が融合する環境で実践的な英語力を身につけられる魅力的な選択肢です。豊富な語学学校の中から、カリキュラムや立地、国籍比率などを考慮して自分に合った学校を選ぶことが重要です。費用面では、 1ヶ月で約40-50万円、 1年間で約371-913万円程度を見込む必要があります。
滞在先の選択や生活費の管理を工夫することで、費用を抑えることも可能です。また、観光やエンターテインメントなど、英語を実践的に活用できる機会が豊富なため、学習効果も高く期待できます。充実した留学生活のためには、目的と予算に合わせた綿密な計画を立てることが成功への鍵となります。
◇経歴(英語を使用した経歴)
1歳から14歳までカナダ・アメリカに滞在
日本に帰国後、国際系の中間一貫校卒
現在は大手日系企業にてAI・IoT等を活用したIT企画を担っており、海外の拠点ともコミュニケーションを取っている
◇英語に関する資格(資格、点数など)
・TOEIC945点
・実用英語技能検定準一級
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
滞在→カナダ、アメリカ
ホームステイ→オーストラリア
旅行→アメリカ、中国、イギリス
仕事→アメリカ、タイ、インド
◇自己紹介
普段は大手日系企業に勤める傍ら、英語学習、IT、転職など様々なジャンルの記事を執筆するWebライターです。
いわゆる「帰国子女」であり、幼少期から英語を習得していました。
しかし、日本に帰国後は英語での会話機会が少なく、英語力の維持に苦労し、
思うように英語で読み書きができない時期もありました。
その経験から英語学習の重要性に気づき、日々の生活に英語を取り入れる工夫をしています。
読者の皆さまにとって読みやすく、面白いと感じていただける記事を執筆していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!