バークレー校で学ぶ!偏差値・学費・日本人留学事情を解説

バークレー校、ネイティブキャンプ、オンライン英会話



 

アメリカを代表する名門大学のひとつであるカリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)は、世界的に高い評価を受ける大学です。

留学や海外進学を志す日本人学生にとっても憧れの留学先のひとつであり、入学に求められるレベルや難易度、学費など、気になる方も沢山いるはず。

この記事では、UCバークレー校の特徴や世界大学ランキングでの評価、学費、そして日本人留学生の状況について詳しく解説します。

バークレー校での学びに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください!

UCバークレー校の特徴と偏差値

 

UC バークレーは世界トップクラスの公立大学で、特にコンピューターサイエンス、工学、経済学、環境科学などで高い評価を受けています。

ノーベル賞受賞者100人以上を輩出し、GoogleやAppleの創業者、財務長官ジャネット・イエレンなど各分野のリーダーを生み出してきました。

シリコンバレーに近く、起業やイノベーションの拠点としても知られています。

さらに、100カ国以上から留学生が集まる多様な国際的な環境を持ち、グローバルな視野を養えるのも大きな魅力です。

その高い学力水準を示す指標として、SATスコアGPAが挙げられるでしょう。

バークレー合格者の平均SATスコアは1600点満点中1400-1550と、非常に高い水準です。

また、合格率は約15%と競争率が極めて高く、トップレベルの学生のみが入学を許されると言っても過言ではないでしょう。

UCバークレーと交換留学協定を結んでいる日本の大学として、東京大学、一橋大学、東北大学、東京工業大学などが挙げられます。

これらの日本のトップ大学のラインナップをみると、より具体的にイメージしやすいですね。

 

世界大学ランキングでの評価

 

バークレー校は、アメリカ国内だけにとどまらず、世界大学ランキングで常に上位にランクインしています。

特に、QS世界大学ランキング、THE世界大学ランキング、上海ランキング(ARWU)では、常にトップ20以内にランクインしています。

工学・コンピューターサイエンス・物理学・経済学・環境科学といった分野で特に強く、世界的に著名な研究者や教授陣が揃っています。

2024年の最新ランキングでは、

・QS世界大学ランキング2025:世界第12位
・THE世界大学ランキング2025:世界第15位
・上海ランキング(ARWU):第5位

というトップクラスの評価を受けています。

ちなみに、前述した交換留学協定を結んでいる大学のランキングも見てみましょう。

1. 東京大学(The University of Tokyo)
QS世界大学ランキング2025:32位
THE世界大学ランキング2025:28位

2. 東北大学(Tohoku University)
QS世界大学ランキング2025:107位
THE世界大学ランキング2025:120位

3. 一橋大学(Hitotsubashi University)
QS世界大学ランキング2024:481位

4. 東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)
QS世界大学ランキング2025:84位
THE世界大学ランキング2025:195位

あくまでこれらのランキングは、各大学の教育・研究水準、国際性、論文の被引用数など、さまざまな指標を総合的に評価した結果ですが、比較することで、UCバークレーの国際的な評価がより理解できるのではないでしょうか。

 

バークレー校の学費と留学費用

 

このように世界的な評判の高さを誇るUCバークレー校に通うための学費はどのくらいなのか、気になる方もいらっしゃるはず。

まず、それぞれの学費は、カリフォルニア州内の居住者(州内居住者)と州外・留学生かで大きく異なり、カリフォルニア州内出身の学生が優遇されます。

年間の学費はおよそ以下の通りです。

州内学生の授業料:約15,000ドル/年
州外・留学生の授業料:約45,000ドル/年
寮・生活費:年間約20,000ドル
教材・諸費用:年間約3,000ドル

合計すると、留学生は年間約70,000ドル(約1,000万円)程度の費用が必要となります。

これは、UCバークレーが「カリフォルニア州立大学」のため、カリフォルニア州民は学費が安く抑えられるものの、留学生や州外の学生にはその恩恵が受けられない点があります。

また、世界トップクラスの研究教育環境を提供するための、設備費用、研究資金などにかかる多額の費用なども要因の一つです。

日本人の留学に当たっては、費用を抑えたい場合、
日本の大学からの交換留学制度や、
政府や民間企業が提供している奨学金制度の利用の検討をおすすめします。

UCバークレーも、大学独自の奨学金プログラムを用意しており、
例えば、Berkeley Haas Global Access Program(BHGAP)では、
出願時に奨学金申請を行うことで、1学期あたり最大5,000ドルの奨学金を受けることができる場合があります。

編入学制度においては、毎年約150名の優秀な学生に対し、
学長賞として返済不要の奨学金が授与される例もあります。

最新の情報を収集し、積極的に活用できるようにしましょう。
経済的な余裕は留学中の精神安定剤となります。

 

日本人学生の在籍状況

 

UCバークレー校には、学部・大学院合わせて毎年約200~300人の日本人学生が在籍しています。

特に大学院プログラムでは、日本の有名企業や政府機関との提携により、MBAや工学系の研究を行う学生が多いようです。

まず、UCバークレー校に在籍する方法についてご紹介します。

日本人学生にとって、UCバークレーに在籍する方法にはいくつかの選択肢があり、それぞれにメリットがあります。

日本からの留学生にとって一番多いルートは、交換留学です。

日本の大学がUCバークレーと提携しており、交換留学プログラムを通じて比較的短期間で学ぶことができるため、費用面でも抑えやすいです。

また、交換留学は学部生が最も一般的に選ぶルートで、日本の大学に在籍しながら海外で学べる機会として人気があります。

夏季休暇を使った、サマーセッションも、短期間で集中的に学べるため、学費が安く、大学によってはサマーセッションの修了を単位としてカウントする場合もあるためおすすめです。

一方、フルタイムの学部生として入学するルートは、学費が非常に高いため、経済的には最も負担が大きいです。

しかし、長期的な視野でキャリアを考える場合には、最も深い学びと経験が得られるルートです。

尚、編入学は、日本の大学から転校してUCバークレーで学位を取得する方法ですが、競争が激しく、選考基準が厳しいため、入りやすいとは言えません。

総合的に見ると、日本人学生にとっては交換留学やサマーセッションが最も選ばれやすく、入りやすいルートと言えるでしょう。

特に交換留学は、日本の大学との提携も多く、費用を抑えながらUCバークレーで学べる貴重なチャンスとなるため、おすすめです。

様々な在籍方法の違いにかかわらず、UCバークレー校の日本人学生コミュニティーはつながりが強く、バークレー日本人学生会(JSA)などの体制も充実しています。

日本人向けのイベントや交流会も定期的に開催されており、留学生活をサポートする環境が整っています。

留学先では、日本人ばかりと一緒にいると英語が上達しない・・・等ともよく言われますが、慣れない土地での生活において、同じ出身国の学生の存在は心強く、お互いに助け合うことでトラブルを避けたり、スムーズな日常生活に繋がることも沢山あります。

このような点で、日本人学生の沢山在籍するUCバークレーは、安心できる留学先と言えるでしょう。

 

バークレー校ゆかりの著名人たち

 

UCバークレー校の卒業生は、様々な分野における顕著な活躍で有名です。

これまでに大統領3人、首相4人、合衆国最高裁判所長官6人、州知事12人、宇宙飛行士10人を輩出しています。

特に、日本とつながりの深い卒業生は、孫正義(ソフトバンクグループ社長)、緒方貞子(元国連難民高等弁務官)、外池徹(アフラック生命保険社長)、里見治紀(セガサミーホールディングス社長)、中尾武彦(アジア開発銀行総裁)、伊藤公平(慶應義塾大学学長)、ロバート・キャンベル(日本文学研究者)などが挙げられます。

科学分野では、映画化でも注目された物理学者・マンハッタン計画の主導者のロバート・オッペンハイマーや、オゾン層の破壊に関する研究で知られ、1995年にノーベル化学賞を受賞したマリオ・モリノ、ビジネスの世界では、元Google CEOのエリック・シュミット、Apple共同創業者スティーブ・ウォズニアックなどが挙げられます。

ショービズ業界では、ジュラシックパークなど多くの名作映画を監督したスティーブン・スピルバーグ、「フォレスト・ガンプ」などで知られる俳優トム・ハンクスなどがいます。

このように、UCバークレー校は、あらゆる分野において第一線で活躍する人材を多数輩出しており、その影響力は計り知れません。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?バークレー校は、世界トップクラスの学術環境を提供する名門大学であり、その偏差値や学費、留学の難易度は高いものの、充実した教育と研究環境が魅力です。

ランキングでも高評価を受けるバークレー校での学びは、将来のキャリアに大きな影響を与えるでしょう。

おそらく多くの日本人学生にとって大きな懸念となり得る学費の工面についても、交換留学制度や奨学金プログラムを活用することで、留学がより現実的になります。

諦める前に、情報収集をしてみることをおすすめします。

学問だけでなく多様な文化やネットワークを築く絶好の機会にあふれたUCバークレーの魅力をご紹介しました。

これから留学を考えている方は、ぜひバークレー校への道を検討してみてください!

 

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