
みなさんは、「サンディエゴ」という都市を知っていますか?なんとなく名前を聞いたことがあるという人、行ったことがあるという人、まったく知らなくて今回初めて聞いたという人など、さまざまだと思います。
そこで、今回の記事では、そんなアメリカの都市・サンディエゴについて、留学先としてはどうなのか詳しくご紹介していきたいと思います。
そもそも サンディエゴとはどんな特徴がある都市なのか、サンディエゴに留学するメリットとデメリット、サンディエゴ留学にかかる費用の目安、サンディエゴ留学がおすすめな人の特徴、サンディエゴ留学でおすすめの語学学校などをていねいに解説していきます。
サンディエゴの基本情報
そもそも「サンディエゴってどこにあるの?どんな都市なの?」という方もいると思います。まずは、サンディエゴの基本情報からチェックしていきましょう!
サンディエゴは、アメリカ・カリフォルニア州のなかで 南に位置する都市です。ロサンゼルスより南へ約195kmほどの場所にあり、 メキシコとの国境に位置しています。
日本からは、成田空港から週7便、直行便が就航しており、約10~11時間半で行くことができます。
カリフォルニア州では ロサンゼルスに次ぐ第2の都市、アメリカ国内でも7番目(または8番目)に大きな都市です。人口比率は、白人が約47%、ヒスパニック・ラテン系が約33%、アジア系が約10%、アフリカ系アメリカ人が約5%、インディアンやハワイアンといった先住民が約1%、その他が約5%となっています。メキシコが近いことから、アメリカのほかの都市と比べてヒスパニック系の方が多いです。
サンディエゴは西岸海洋性気候に属し、1年を通して 温暖な気候が特徴です。雨も少なく乾燥しています。
サンディエゴ留学のメリット
ここからは、サンディエゴ留学のメリットをご紹介します。
気候が穏やかで過ごしやすい
先ほどもご紹介したとおり、サンディエゴの大きな特徴がその 気候の温暖さです。寒いのが苦手な方、暖かい気候のなか留学をしたい方にはまさにぴったりの都市と言えるでしょう。
年間を通じて気温差も小さいため、 季節の変わり目で体調を崩してしまう可能性も低いでしょう。ニューヨークやボストンなど、アメリカ国内では冬の寒さが厳しい場所も多いですが、サンディエゴは冬でも日中は20度前後になりますので、とても過ごしやすいです。
アメリカの中では生活費が低め
サンディエゴは大きな都市ですが、ほかのアメリカの都市と比べると 生活費を抑えやすいです。ロサンゼルスやサンフランシスコといったほかのカリフォルニア州の都市よりも 生活費が安い傾向にあります。特に食費・住居費が低めです。
自炊するなど節約を心がければ、留学中の生活費をさらに抑えられるでしょう。
移動がしやすい
サンディエゴは 街がコンパクトなつくりをしています。そのため、移動がしやすいです。
レストランやカフェ、ショッピングモールなどは街の中心に集まっています。ダウンタウンには語学学校も多く、学校から放課後の娯楽・買い物などを電車を使ってすることができます。 車がなくても快適に生活できるでしょう。
スペイン語やメキシコ文化を感じられる
メキシコが近いため、ヒスパニック系の方も多く、毎日の生活のなかで英語だけでなく スペイン語を聞く機会も多くあるでしょう。また、日本にいるとなかなか接しにくい メキシコ文化も身近に感じられます。メキシコ料理店やメキシコ関連のイベントも多いです。
いろいろなアクティビティが楽しめる
サンディエゴは自然も豊かですし、観光スポットも多くあります。 ホエールウォッチング、ハーバークルーズなども楽しめます。また、ダウンタウンの近くにある バルボアパークには、 美術館、博物館、動物園、劇場、映画館、レストランなどの施設があります。
サンディエゴ留学のデメリット
サンディエゴに留学することには多くのメリットがありましたね。しかし、知っておきたいデメリットもあります。
季節の移り変わりを感じにくい
サンディエゴは1年を通じて温暖な気候であり、気温差があまりないため季節の移り変わりがはっきりしていません。
暖かく乾燥した気候がお好きな場合は問題ないかと思いますが、季節の変化を感じたい方や季節に応じたファッションを楽しみたい方などには、少し物足りなく感じられるかもしれません。
季節の移り変わりを感じたい方は、 分転換をかねてたまに別の都市に遊びに行ってみるなどすると良いでしょう。
日差しが強い
サンディエゴは1年をとおして晴れの日が多いです。そして 日差しが強いです。 サンディエゴの夏(8月)のUVインデックスは8~11であり、東京の7.3と比べるとその高さがわかるかと思います。UVインデックスは6~7が強いとされ、 10を超えると非常に強いという意味になります。
特に夏場は 紫外線対策をしっかりすることを心がけましょう。また、日本と比べて湿気も少ないため、 乾燥にも注意が必要です。
日本人が多い
先ほどからご紹介しているように、サンディエゴはその穏やかな気候や生活費の低さなどから、日本人からも人気の高い都市です。そのため、 在住日本人、日本人留学生のどちらも多くいると言われています。
サンディエゴは在留日本人数が アメリカ国内で11番目に多い都市とされ、その数は約3万人と言われています。
日本人が多いことは、 日本食のレストランがあったり、 日本の食材が手に入りやすかったりと、メリットにもなります。また、慣れない海外生活で日本人がまわりにいることは心理的にも安心材料となるでしょう。
しかし、「語学力をつける」という意味では、日本人とばかり一緒にいて英語を使わなくなってしまう、アメリカの文化にあまり触れなくなってしまうなどのデメリットにもなりえます。
サンディエゴ留学の費用目安
サンディエゴに1年留学した場合の費用目安としては、 語学留学が400~900万円、コミュニティカレッジへの留学であれば 350~750万円ほどとなります。
内訳としては、語学学校やコミュニティカレッジの授業料、ホームステイや寮の滞在費、生活費、航空券代、海外旅行保険代、ビザ関連費などです。そのほか、細かいですが入学金や教科書代、交通費、娯楽費、通信費などもかかります。
サンディエゴ留学がおすすめな人の特徴
ここからは、サンディエゴ留学をおすすめする人の特徴をご紹介します。
スペイン語圏・メキシコ文化に興味がある方
ほかのアメリカの都市と比べたとき、サンディエゴの大きな特徴が 「メキシコと近い」ということです。
そのため、スペイン語圏の文化やメキシコの文化に興味がある方には、まさにぴったりの場所でしょう。アメリカにいながら、 スペイン語を多く聞くことができたり、 メキシコ料理を味わえたりします。
落ち着いた環境で留学生活をエンジョイしたい方
サンディエゴは、ロサンゼルスやサンフランシスコといったほかのカリフォルニア州の都市と比べると規模も小さいため、 落ち着いた環境で留学生活を送ることができます。しかし田舎というわけではなく飲食店やお店は充実していますし、自然や観光スポットも多くあることから、バランスのとれた留学生活が送れるでしょう。
サンディエゴでおすすめの語学学校
最後に、サンディエゴ留学におすすめの語学学校をご紹介します。
LSI サンディエゴ校
世界で展開するLSIのサンディエゴ校です。 一般英語コース、TOEFL試験対策やケンブリッジ検定受験コース、ジュニアコース、社会人向けコースなど、多くのコースがあるため、自分にあったコースを選べます。
また、サンディエゴ中心部に位置しているため、放課後のショッピングや食事なども楽しめます。
CELサンディエゴ校
サンディエゴのダウンタウンとパシフィックビーチにそれぞれ校舎があります。クラスの人数も10人ほどなので、 落ち着いた環境で集中して英語を身につけられるでしょう。また、ほかの語学学校と比べてアジア系の留学生が少なく、ヨーロッパからの留学生が多いことも特徴です。
より国際色豊かな環境で英語力を向上させたい方におすすめの学校です。
まとめ
今回の記事では、アメリカのサンディエゴという都市について、留学という観点からご紹介していきました。そもそもサンディエゴとはどんな特徴がある都市なのか、サンディエゴに留学するメリットとデメリット、サンディエゴ留学にかかる費用の目安、サンディエゴ留学がおすすめな人の特徴、サンディエゴ留学でおすすめの語学学校などについてわかりやすく解説していきました。
記事のなかでもご紹介したとおり、サンディエゴに留学するメリットはいくつもありますが、費用や語学学校についてなど、それでも留学を決める前に知っておいた方が良いことはたくさんあります。ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
また、ご紹介したサンディエゴ留学について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひ ネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。
アメリカ出身、特にサンディエゴ出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。
◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!