
魅力的な旅行先は数え切れないほどありますが、今回はその中でも特に、クリスマスの時期に出かけたい場所として
有名なニューヨークについて特集していきます!
ニューヨークは、様々な民族や人種の人たちが共生している街であることから食文化が非常に多様です。
中でも、ニューヨークを訪れた人にはぜひ食べてもらいたいのが、
本場ニューヨークのステーキ!
このコラムでは、「ニューヨークステーキのおすすめ店」を紹介していきたいと思います!
筆者自身もニューヨークには高校生の頃姉妹校の研修で数週間ステイしたことや個人的な旅行で訪れていますが、訪れるたびに本場のステーキを食べています。
個人的な意見も交えながら解説していくので、ぜひ旅行の際の参考にしてみてくださいね。
ニューヨークで食べたい主なステーキの種類・部位

ニューヨークのステーキハウスで提供されるお肉の種類には、日本と同じような部位もあれば日本ではあまり出回っていない珍しい部位もあります。
せっかくなら、日本であまり食べることのできないお肉の部位に挑戦してみたいですよね!
ポーターハウス
ニューヨークのステーキ屋さんでぜひ食べていただきたいのがこれ!ポーターハウスというお肉の部位です。
サーロインとテンダーロインに分かれていてる骨付き肉で、T字の部分です。
焼き加減は、ミディアムレアやレアがおすすめです。
ニューヨークのレストランではこれを注文するお客さんが多いです。
多くのステーキハウスで、熟成したポーターハウスを食べることができます。
リブアイ
リブアイとは、牛の肋骨周辺にあるお肉の部位を指します。
全体的に油が乗っていて柔らかい肉質が特徴です。
シャトーブリアン
日本でも高級ステーキハウスなどにいくと聞くことのあるシャトーブリアンは、アメリカ・ニューヨークでも人気の部位です。
シャトーブリアンは、フィレ肉の中でも特に肉質の良い部分を使っています。
脂質が少ないにも関わらず、非常に柔らかいのが特徴です。
NYストリップ
名前からしてニューヨークのステーキを象徴しているNYストリップ。
こちらは、腰の下部分のお肉です。
サーロインよりも脂質が少なく、やや硬めの肉質をしています。
お肉の歯応えを重視したい方におすすめです。
事前に知っておきたいサイズ・焼き加減
ニューヨークをはじめ、アメリカで料理を注文して出てきた料理の大きさに驚いたことのある方もいらっしゃるでしょう。
日本のレストランの感覚で料理を注文すると、まるでフードファイターが食べる量になりかねません(笑)!
アメリカのステーキのサイズ感を事前に把握しておくと注文の際にどれくらいの量を頼めばいいのかがわかるでしょう。
また、ニューヨークのステーキハウスでお肉を注文する際にウェイターさんから必ず聞かれるのがお肉の焼き加減です。
日本でも同じように質問されますよね。
実際にレストランで注文をする前に、ニューヨークのステーキの焼き加減の種類を知っておきましょう。
まず、お肉のサイズ感についてです。
ニューヨークをはじめとしたアメリカ全土では基本的にグラムではなくオンス(oz)という単位で大きさが表記されています。
1オンスは約28グラムです。
サーロインステーキは多くの場合22オンスで出てくるのでグラムにすると約623グラム!そして厚さはなんと5センチ以上で出てくることもしばしば。
一人前でこの量なので、二人で一人前をシェアするといった方法でも十分満足できますね。
ウェイターの方に「How would you like to cook?」と聞かれたら、お肉の焼き加減を聞かれていると思ってください。
その際、下記の焼き加減を参考に注文してみてください。
ブルーレア:表面は焼けているけれど内部はほとんど生肉に近い状態で温度も冷たい。
レア:表面は焼けているけれど内部は生で、温度はぬるい。
ミディアムレア:表面と内部の中心部以外は焼けているけれど中心部のみ赤い。
でも熱は感じる程度。
ミディアム:肉の中心部分はピンク色で熱く、外側にかけてよく焼けている。
ウェルダン:中心部まで完全に火が通っているもの。
ステーキはウェルダンのようにしっかり焼きすぎると肉本来の柔らかさやジューシーさが劣ってしまうため、特段こだわりがなければ、レア〜ミディアムレアくらいでいただくのをおすすめします。
ちなみに筆者は、ニューヨークを訪れた際に必ず一度はステーキ屋さんに入るのですが、その際はいつもミディアムレアで焼き加減をお願いしています。
ニューヨークのおすすめステーキハウス|雰囲気・価格帯・味の傾向など
ここからは、実際にニューヨークに店舗があるおすすめのステーキハウスを紹介していきたいと思います。
お店の中の雰囲気や価格帯、味の傾向に絞って比較していきましょう!
4チャールズ・プライム・リブ
まず最初に紹介するのは「チャールズ・プライム・リブ」という名前のステーキハウスです。
こちらのお店はなんとあのジョージ・クルーニーも御用達の超予約困難店として有名です!ガイドブックにもほとんど乗っていない穴場のステーキハウスです。
プライムリブを使った「チャールズ・カット」というステーキがとにかく絶品。
一口食べれば、お肉の旨みとその柔らかさに驚きますよ。
また、このお店はステーキだけでなくその他のメニューの味も素晴らしいと評判が高いです。
クリームスピナッチやマッシュドポテトなど、お肉と一緒に食べたい付け合わせも絶品だそうです。
キーンズ・ステーキハウス
続いて紹介するのは、「キーンズ・ステーキハウス」です。
このお店はなんと創業1885年という超老舗店。
そして、歴代のアメリカ大統領も訪問し続けている超有名店です。
また、大統領たちが訪れるようなお店ということで、店内の雰囲気も重厚で、クラシカルです。
このお店に来たら絶対に食べて欲しいのが、「Our Legendary Mutton Chop」というメニュー。
こちらは骨付きマトン(羊肉)を使ったステーキです。
全く臭みがなく、驚くべきお肉の柔らかさです!
クラブAステーキハウス
クラブAステーキハウスは、ミッドタウンのイーストサイドに位置するホスピタリティ溢れるニューヨーカーたちに愛され続けるステーキハウスです。
週末にはJazzなどのバンドの生演奏を聴きながら料理を楽しむことができます。
店内は、ワインレッドを貴重にしたクラシカルな雰囲気です。
クラブAステーキハウスに来たら、「Prime Porterhouse for 2 」というメニューを注文するのがおすすめ。
すでに二人前の量が入っているので、数人でシェアするのがいいでしょう。
熟成肉のおいしさがギュッと詰まった味は、格別です!
ベン・アンド・ジャックス・ステーキ・ハウス
続いて紹介するのは「ベン・アンド・ジャックス・ステーキ・ハウス」です。
名前の由来は、お店を創業したベンとジャックスです。
二人は創業前、ブルックリン地区にあるアメリカ最古のステーキハウスであるピーター・ルーガーで修行を積みました。
お店の雰囲気は、シャンデリアにマホガニーブラウンを貴重としたクラシカルな雰囲気です。
2〜3度に保たれた専用冷蔵庫の中で21日間熟成させたお肉で作るポーターハウスはぜひ食べていただきたい絶品料理です!
デルモニコ
デルモニコは、金融街であるマンハッタン島の先端部分の地域で1837年に営業を開始した超老舗ステーキハウスです。
現在も開店当初と変わらず同じ場所にお店があります。
デルモニコはアメリカ国内で初めての高級ステーキレストランとして有名です。
「デルモニコステーキ」という名でアメリカ全土にその名が知れ渡り、現在も人気メニューの一つです。
ディナーで食べるとお値段が張りますが、ランチタイムに訪れると安い価格で同じ品質のお肉を食べることができるのでおすすめです!
ギャラガーズ・ステーキハウス
最後に紹介するのはギャラガーズ・ステーキハウスというお店です。
こちらは1927年に創業を開始。
その後2014年にリニューアルオープンをしています。
温度と湿度を徹底的に管理したお肉専用の冷蔵庫で熟成させた牛肉は、焼く際にヒッコリーの薪で火を通します。
また、イタリア産、ニューヨーク産、フランス産のワインも豊富に取り揃えられています。
まとめ
このコラムではここまで、ニューヨークの本場でしか食べることのできないステーキについて特集してきました。
いかがでしたでしょうか?
日本のステーキレストランでは聴き馴染みのないお肉の部位やメニューの名前などに興味をそそられた方も多いのではないでしょうか。
筆者も、このコラムを執筆しながらニューヨークを訪れお気に入りのステーキハウスでサーロインを食べたことを思い出し、空腹に耐えております...(笑)。
また、ニューヨークのレストランでは基本的に1テーブルにつき一人、担当のウェイターがお世話をしてくれます。
注文をする際には担当となってくれたウェイターに注文をするようにしましょう。
お肉の注文の際には、焼き加減を聞かれることがほとんどですが、もしもウェイターさんから聞かれなかった場合は自分から好みの焼き加減を伝えるといいですよ。
今回紹介したステーキハウスの中でお気に入りが見つかった方はぜひ、ニューヨーク旅行の際にお食事に行ってみてくださいね♪
◇経歴
大学時代に、外国語がどのように学ばれるのかについて興味を持ち、日本の大学院で第二言語習得論•応用言語学の研究に励む。
修了後はインターナショナルスクールの先生や、小学生オンライングループ英会話のバイリンガル講師、日本の文化を海外に広める音楽スクールで活躍中。
◇資格
IELTS Academic module 6.5
(speaking 6.5 reading 7.0 listening 6.5 writing 6.0)
◇留学経験
高校時代、春休み中にニューヨークにある姉妹校のタウンゼント•ハリス高校へ研修に参加。
その後大学時代にニュージーランドに一学期間の留学を経験。語学学校に通ったのち、主に応用言語学を中心に学ぶ。
◇海外渡航経験
つい数ヶ月前、高校ぶりに訪れたニューヨークの空港でみつけたストリートピアノ。
つい弾きたくなりニューヨーク出身の作曲家ジョージ•ガーシュインの「ラプソディーインブルー」を弾いたら、メキシコのカンクン行きの搭乗を待っていた皆さんから盛大な拍手を貰いました!とてもいい思い出です。
◇自己紹介
これまでの海外経験や、日本で出会った留学生たちとの交流から、英語をはじめとした外国語を使うことで、私たちの視野や価値観はどんどん広がっていくと確信しています!
英語が好き!と言う気持ちを大切に、英語を学び続けられる燈を見つけられるよう行動すると、英語学習が楽しくなります!