
ニューヨークと言えばどんなお土産を思い浮かべるでしょうか?人気スポットなので、これまで友人や職場からお土産をいただく機会もあったのではないでしょうか。できればかぶることなく、そしてニューヨークっぽさが伝わるグッズを買いたいですよね。
もちろん行きたい観光スポットもたくさんあり、滞在時間も限られていると思います。センスが光るお土産を最短で手に入れるためにも、どんなものがあるか事前にこの記事で見ておくことをおすすめします!
【カテゴリ別】ニューヨークの人気お土産

ニューヨークは歩いたり地下鉄を利用して様々な場所を巡ることができる都市です。東京のような感じですね。だからこそ、なるべく軽く荷物にならないお土産をたくさん買いたいですよね。あれこれ探して遠回りするのも足が疲れてしまうので避けたいです。
みなさんが素敵なお土産に出会えるよう、数か月前ニューヨークに行ってきたばかりの筆者がお気に入りのショップをピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。
食べもの・飲みもの・スイーツ
■ Trader Joe’s(トレーダー ジョーズ)
グルメでオーガニックなオリジナル商品あふれるスーパー。キャンバストートが有名ですが、お菓子類も種類が豊富で美味しいものが多いです。また、日用品やボディケアグッズのコーナーもお店オリジナルの商品展開ばかりで限定感があります。
筆者おすすめはハンドスプレー。小さくて軽くデザインもおしゃれでありながら、2ドルほどで買えるのでとても良心的です。
■ Harney&Sons(ハーニーアンドサンズ)
ニューヨーク発のプレミアムティーブランド。英国の「アフタヌーンティー賞」を受賞したこともある実力派です。ティーバッグは小分けにして配れるので便利です。
缶も美しいデザインで、自宅に置いておくだけでも気分が上がります。日本でも一部購入は可能ですが、ニューヨークのソーホー店では約300種のお茶が並ぶ上に地域限定品もあるので、立ち寄る価値はじゅうぶんにあります。
この場所の名を冠した「ソーホーブレンド」は甘くトロピカルな味わい。ぜひ現地でテイスティングしてみてください!
■ Fat Witch Bakery(ファットウィッチベーカリー)
ニューヨーク発のブラウニー専門店で、チェルシー・マーケットの中にあります。外はサクサク、中はしっとりのチョコレート味がたまりません。ニューヨークでは個包装のお菓子を見つけるのに苦労するので、ばらまき土産を探している方には良い選択肢となることでしょう。
味の種類は非常に多く、柚子、ごま、抹茶などを詰め合わせた日本フレーバーギフトボックスも!ご自宅用にはブラウニーミックスを買って、おうちで作って出来立てを味わうのもいいですね。
雑貨
●Anthropologie(アンソロポロジー)
ニューヨークのソーホーに旗艦店を構えるアンソロポロジーは、ファッション・雑貨・インテリアをまるごとキュレーションしてアーティスティックな世界観を演出するお店です。そこには旅やアート、ストーリー性を感じさせる空気感があり、宝探しをする感覚でついつい長居してしまうかもしれません。
2025年時点で日本未上陸なのもお土産としてポイントが高いです!ボヘミアンやヴィンテージといったキーワードがぴったりで、生活のちょっとしたものがアート作品のように日常に彩りを加えてくれる、そんなセレクトショップです。
シーズンごとにテーマも変わるので、今このタイミングでしか手に入らない物も。筆者もディスプレイだけ見に行こうと思いよく立ち寄るのですが、結局いつもなにかしら買ってしまいます。
<おすすめ商品>
マグカップ、キャンドル+マッチ、ルームフレグランス、アクセサリー、文房具
1つ1つがこだわり抜かれたデザインのため決して低価格ではありません。大勢へのバラマキ土産には向きませんが、おしゃれな友人や大切な人へのとっておきのプレゼントを探すのには最適です。
もちろん旅の思い出のひとつとして、自分用の特別なものも見つけられるはずです。一度お店に入ったら想像以上に時間が経ってしまうので、時間に余裕をもって行くとよいでしょう。
コスメ
●SEPHORA(セフォラ)
コスメ、スキンケア、香水など多数のブランドが集まるショップ。日本ではなかなか出会えないようなアメリカらしい色合いやテクスチャの化粧品も多く、見ているだけで楽しい時間になるでしょう。
有名人プロデュースのブランドも数多く取り扱っており、Rare Beauty(セレーナ・ゴメス)、rhode(ヘイリー・ビーバー)、HAUS LABS(レディ・ガガ)、FENTY BEAUTY(リアーナ)など、お土産としても話が盛り上がると思います。
<おすすめ商品>
筆者がおすすめするのは「グロウレシピ」です。ニューヨーク発で日本未上陸ではありますが、韓国系コスメブランドなのでアジア人の肌にも優しいシリーズ。どれもフルーツをテーマにしていてボトルの見た目が可愛く、使い心地も◎でした。お土産向けのトライアルサイズもあります。
●Bath & Body Works(バス&ボディワークス)
ボディケアやルームフレグランスを取り扱うショップで、カラフルなパッケージと香りのバリエーションに定評があります。まとめ買いすれば割引もありお手頃です。
日本にはない発想の香りからアメリカらしさを感じるでしょう。ハンドソープやボディローションが女性に人気でおすすめ。
限定グッズ・ご当地グッズ
●Starbucks(スターバックス)
ご当地スタバグッズは、集めている人にとってはうれしいマストアイテム。ニューヨーク限定デザインのマグカップ、タンブラーだけでなく、時期によっては限定アーティストコラボ商品などもあるので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
スタバはあらゆる場所にあるので、最終日の帰る直前で(なんなら空港でも)良いと思います。また、ニューヨークには「Starbucks Reserve Roastery」というプレミアム店舗もあり、巨大な焙煎施設とラグジュアリーな店内は一見の価値ありです。もちろんここ限定グッズもお見逃しなく。
●MoMA Design Store(ニューヨーク近代美術館デザインストア)
MoMAが運営するオフィシャルストアで、ミッドタウンとソーホーにあります。アパレル、インテリア、ステーショナリー、ホームグッズなど様々なモダンデザイングッズに触れることができるアート心くすぐる場所。
美術館の館内ストアは展覧会のテーマに沿ったグッズが多いのに対し、この外部デザインストアは幅広いプロダクトを取り揃えています。美術館を回る時間がなくても、ロゴ入りギフトがどうしても欲しいという時に便利です。
●The New York Public Library(ニューヨーク公共図書館)
オリジナルトートバッグやポーチ、文房具など様々なアイテムが揃っています。この図書館自体が荘厳な石造りの建物で本当に美しい場所なので、ぜひ観光コースに入れてみてはいかがでしょうか。入館は無料です。隣接する公園でピクニックもできる素敵なスポットです。
「セックス・アンド・ザシティ」や「ティファニーで朝食を」をはじめ、様々な作品のロケ地としても知られています。
衣類・ファッション小物
●New York or Nowhere(ニューヨーク オア ノーウェア)
通称NYON。ニューヨークか、それ以外か。つまりニューヨークでしょ!という強いメッセージを掲げるブランド。この街のアイデンティティを象徴するようなちょっと挑発的なメッセージも含め、2020年の立ち上げから人気を博しています。シンプルでありながら目を引くロゴデザインが特徴的で、日本未上陸ブランドとしてもお土産として喜ばれることでしょう。
<ニューヨーク発のファッションブランド>
その他、ニューヨークで誕生した有名ブランドは数多くあり、ものによっては日本で買うより安かったりするので、ショッピングの際はチェックしてみるといいかもしれません。
・Kate Spade
・Tory Burch
・Michael Kors
・Ralph Lauren
・Calvin Klein
・Marc Jacobs
・DKNY
・Theory
ニューヨークでお土産購入におすすめの場所
1. SoHo(ソーホー)
ファッションアイテム、デザイナー雑貨、おしゃれなホームグッズなどが揃うエリア。デザイン性が高いものやトレンドに敏感な方は必ず訪れてほしい場所です。
2. Midtown(ミッドタウン)
観光地も密集しているのでついでに買って回れます。様々なジャンルの大型店舗や本店が密集しています。
3. Times Square(タイムズスクエア)
定番のI LOVE NYロゴのグッズなど、わかりやすいニューヨーク土産がまとめて買える場所。滞在中、旅行者は通りかかることが多いエリアだと思います。
4. Chelsea Market(チェルシーマーケット)
地元ニューヨーカーも愛する食品や雑貨に出会うことができます。グルメ系のギフトならここ。
今回の記事で紹介したショップをすべて回るとすると、ソーホー、チェルシー、ミッドタウンエリアを軸に回るのが良いでしょう。
ニューヨークで賢くお土産を買うコツ
■ 衣料品と靴は110ドル以下なら免税対象
ニューヨークでお買い物をすると8.875%の税がかかります。ただし、衣料品と靴は「1点あたり110ドル以下」であれば税が免除されるのです!バッグ、アクセサリー、宝飾品、時計などは対象外となるので注意しましょう。
アパレル商品は1点110ドル以下に抑えるようにすれば、お得に買い物することができます。
■ 支払いは基本カードで
ニューヨークではクレジットカードや電子決済が主流で、キャッシュは使わないことがほとんどです。エリアによっては治安があまり良くないストリートもあるので、現金は必要以上に持ち歩かないのが安全です。
■ セールシーズンを狙おう
サンクスギビング(11月の第4木曜日)の後から始まるブラックフライデーを皮切りに、クリスマスセール、ニューイヤーセールと1月まで大バーゲンが続きます。11月下旬~年末年始に行くと、ショッピングがより楽しめるかもしれません。
サンクスギビングデー当日はお店が休みのところが多いので気をつけてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。ニューヨークには定番土産が揃う有名店から地元民が通うローカルショップまで、様々な趣向のお店があります。最先端なおしゃれグッズやあなたが見つけた宝物など、日本の大切な人たちにお届けしてみてください。
また、日々トレンドが移り行くのもニューヨーク。詳細情報は必ず行く前に調べてみてくださいね。
◇海外経験
アメリカのカリフォルニア州在住です。
大学で英文学を学びましたが、今が一番英語を好きだと感じています。
英語そのものを勉強することを目的にせず、好きなことを英語環境で学ぶことが今の私にとっての最適解です。
◇自己紹介
日本ではエンタメ業界で働いていました。
現在は、アメリカの学校で日本文化を教えたり、イベント企画に携わったり、大学で美術を学んだりと、新しい生活を楽しんでいます。