みなさんは、海外で働きたいと思ったことはありますか?
最近、円安などの影響もあり、日本でも特に若い方を中心に海外で働くことを目指している方が多くいます。
そんな方々に特に人気がある国が
「オーストラリア」です。
日本と比べると時給も高く、そこで働くことが魅力的に見えるオーストラリアですが、思うように仕事が見つからなかったり、トラブルに遭ったりと、ネガティブなことも起きています。
そこで、今回の記事ではオーストラリアで日本人が働くために必要なビザや人気の職業、仕事探しの方法、オーストラリアで働く上で知っておいた方が良いことなどをまとめて解説します。
オーストラリアで仕事をしたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
- 日本人がオーストラリアで働くために必要なビザは?
- オーストラリアで日本人に人気の仕事
- オーストラリアで働く時の主な雇用形態
- オーストラリアでの仕事の探し方
- オーストラリアで働く上で知っておくべきこと
- まとめ
日本人がオーストラリアで働くために必要なビザは?
オーストラリアで仕事をしたいと思っても、行ってそのまますぐにできるわけではありません。
オーストラリアに入国するには、どのような目的・期間であれビザが必要です。
また、ビザのなかでも観光(訪問)ビザではアルバイトなども含め、働くことはできません。
そのため、オーストラリアで働きたいと思ったら就労許可が付いた適切なビザを申請・取得する必要があります。
日本人がオーストラリアで働くために必要なビザは以下のとおりです。
就労ビザにもさまざまな種類がありますので、自分の希望に合うものを選びましょう。
※なお、ビザの種類や条件などは今後も変更する可能性があります。
本記事の内容だけで判断するのではなく、必ずご自身でオーストラリア政府のサイトなどをチェックするようにしてください。
就労ビザ/Temporary Skill Shortage (TSS) visa (subclass 482)
最もよく知られた就労ビザで、特定分野の人材不足の解消を目的としたものです。
許可された職種でのみ就労可能です。
英語力の最低基準も満たす必要があります。
滞在可能期間は2~4年です。
ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ/Working Holiday visa (subclass 417)
18~30歳までを対象とした、滞在と就労を許可するビザです。
滞在可能期間は1年ですが、条件を満たせば2回目、3回目の申請もできます。
一時就労ビザ/Temporary Work (Short Stay Specialist) visa (subclass 400)
短期間の継続しない就労目的などで渡航する人が申請するもので、滞在可能期間は3~6ヶ月です。
テレビ出演、大会への参加などをする際に取得するケースが多いです。
技術独立ビザ/Skilled Independent visa (subclass 189)
ある特定の専門性を持つ人がオーストラリアで恒久的に労働・居住することを許可するものです。
職業リストに掲載されている職種であること、
スキルアセスメントを受けていること、
ポイントテストで一定のスコアを満たしていること
が条件です。
卒業生ビザ/Temporary Graduate visa (subclass 485)
オーストラリアの教育機関を卒業した人向けのものです。
教育機関を卒業してから18ヶ月~4年、オーストラリアで就職活動や就労することができます。
オーストラリアで日本人に人気の仕事
続いて、オーストラリアで日本人に人気の仕事(主にワーキングホリデーで)をご紹介します。
日本食レストラン
英語力に自信がない方に特に人気の職種です。
特に英語をあまり使いたくない場合はホールではなくキッチンを希望しましょう。
カフェ・レストラン
日本人だけでなく、他の国から来た人にも常に人気が高いのが、カフェやレストランでの仕事です。
英語力に自信がない場合はキッチンを希望すると良いでしょう。
ある程度英語力がある場合は、バリスタやウェイター・ウェイトレスなどの接客も良い経験になるでしょう。
ファームジョブ
ファームジョブは、農業だけでなく畜産業や漁業も含まれます。
農業の場合は、収穫や仕分け、箱詰めなどに従事します。
こちらもあまり高い英語力は求められませんが、それにつけこみ、劣悪な環境で働かせる悪徳ファームもあります。慎重に選びましょう。
ホテルの清掃員
ホテルの部屋の清掃やベッドメイキングなどを行います。
直接ゲストとやりとりをすることはないため、英語力に自信がない方にもおすすめです。
体力は必要ですが、専門知識が求められることは少ないです。
ツアーガイド
オーストラリアは、各地に観光スポットがあります。
日本人向けのツアーガイドは日本語が話せることが大きな武器になります。
受付
ホテルやアミューズメント施設の受付も人気があります。
いずれもさまざまな年代・国籍の人とやりとりをするため、英語力だけでなくコミュニケーション能力も伸ばせるでしょう。
現地の民間企業のスタッフ
英語力に自信がある方は、現地の民間企業で働くという方法もあります。
上記の職種と比べ、高いレベルの英語力が求められます。
また、英語力だけでなく、現地の人々に劣らないような職歴や経験が求められます。
オーストラリアで働く時の主な雇用形態
続いて、オーストラリアで働く時の主な雇用形態をご紹介します。
フルタイム
日本で言う正社員に該当する働き方です。
平均勤務時間は週38時間、有給などの権利もあります。
パートタイム
日本で言うアルバイトに近いですが、有給の権利があります。
勤務時間は1日3時間以上、週38時間以下となっています。
カジュアル
いわゆる日本で言う日雇いバイトのようなイメージです。
案件がある日だけ仕事をする働き方です。
勤務時間の保証がなく不安定な雇用形態であり、有給などもありませんが、最低基本時給はフルタイムやパートタイムより高く設定されています。
オーストラリアでの仕事の探し方
ここからは、オーストラリアでの仕事の探し方をご紹介します。
日本と似ているもの、日本とは異なる方法がありますので、事前にチェックしておきましょう。
求人サイトをチェックする
日本と同じように、オーストラリアでも求人サイトでの検索は主な仕事探しの手段です。
多くの求人情報を見られる点、給与・勤務地・職種といった条件を細かく指定して検索できるのも求人サイトを使う大きなメリットです。
掲載されてから締め切りまでの期間が短いこともありますので、応募書類の準備は早めにしておきましょう。
ちなみに、日豪プレスやJams.tvは、日本語で検索できる求人サイトです。
店に求人の張り紙が出ていないか見る
カフェやレストランでは、店頭に求人の張り紙が出ていることも多いです。
履歴書を持参して自分を直接売り込むことは、オーストラリアではよくあることです。
知人に紹介してもらう
知人に仕事を紹介してもらうのも良い方法です。
求人サイトに載っていないような求人に、他の人よりも早く応募できます。
また、知り合いからの紹介というだけで信頼を得られることもあります。
オーストラリアで働く上で知っておくべきこと
最後に、オーストラリアで働く上で知っておくべきことや注意点をご紹介します。
労働に関する法律や規則
まず、オーストラリアの労働に関する法律や規則を覚えておくようにしましょう。
オーストラリアでは、2022年に公正労働法(フェアワーク法)が改正されました。
これにより、労働環境がさらに良くなっています。
また、労働環境の安全確保を義務付けた「Work Health and Safety Act」というものもあります。
労働に関する文化や風習
法律とも関わってきますが、オーストラリアでは日本ほど残業文化がありません。
ワークライフバランスが重視されており、もし残業があった場合には、代休や残業手当が支給されることが法律で決まっています。
また、昇給や昇格は仕事の結果に応じて決まることが一般的です。
勤務年数に応じて昇給する日本の労働文化とは異なり厳しいと感じるかもしれませんが、裏を返せば年齢や勤務年数に関係なく誰しもがチャンスがあるとも言えます。
多様な文化への知識と配慮
オーストラリアでは、多様な文化的背景を持つ人が同じ会社で働いているということもめずらしくありません。
そのため、日本の労働文化が通じない場面もあるでしょう。
最初から完璧にしている必要はありませんが、少しずつ文化的・宗教的な背景への知識や理解を深めていくことが大切です。
まとめ
今回の記事では、ワーキングホリデーの渡航先としても常に人気が高いオーストラリアで働く方法についてご紹介していきました。
またあわせて、日本人に人気の職業、仕事探しの方法、オーストラリアで働く上で知っておいた方が良いことなどついてもわかりやすく解説していきました。
記事のなかでもご紹介したとおり、オーストラリアではさまざまな仕事ができますが、それでも事前に知っておかないと上手く就職活動をすすめられないこともあります。
ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
また、ご紹介したオーストラリアでの就労・仕事について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。
オーストラリア出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。
ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。

◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!