ワーホリで仕事が見つからないときはどうする?職探しが難しい理由や探し方のコツを知ろう!

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ワーキングホリデーは、「海外で働きながら1年間の休暇を楽しめる制度」として若者に人気です。現地で仕事ができることから、少ない資金でも海外生活に挑戦できる点が大きな魅力です。

しかし、近年

ワーホリ中に仕事が見つからない

人も増えており、渡航前の準備や現地での柔軟な対応、そして英語力の向上が一層重要となっています。

この記事では、ワーホリの実体験をもとにした仕事が見つからない場合の対処法を詳しく紹介します。 また、ワーホリでの仕事探しを上手く進めるポイントや効果的な英語学習法についても解説するので、ワーホリ予定の方はぜひ参考にしてくださいね!

 

ワーホリで仕事が見つからない人が増えている?

ワーホリといえば「海外で働く体験ができること」が大きなメリットですが、
近年では 現地でなかなか仕事が見つけられないという人も増えています。

ワーホリで仕事が見つからない原因はいくつか考えられますが、中でも海外における失業率の増加が大きな影響を与えています。

以下は、2023年のワーホリ人気国の失業率です。

オーストラリア 3.67%
カナダ 5.42%
ニュージーランド 3.73%
イギリス 3.98%
アイルランド 4.29%

一方で、日本の失業率は2.60%なので、海外の失業率の高さが顕著に表れています。

このような状況から、ワーホリでの職探しに苦労する日本人が増加しているといえるでしょう。

 

ワーホリに行く日本人が増加している

円安の影響で最近話題になっている「海外出稼ぎ」の手段として、ワーキングホリデービザを利用して渡航する人が増えています。

しかし、海外の失業率の高さに加え、仕事を求める日本人が増加したことで、仕事を見つけられない人々が増えている可能性があります。

特に、安易に「海外に行って働けば稼げる」と考えて十分な準備をせずに渡航してしまった結果、現地での生活に苦労するケースも少なくありません。

 

ワーホリで仕事が見つからない理由

失業率の高さや出稼ぎに行く日本人の増加以外にも、ワーホリで仕事を見つけられない理由には多くの要因があります。

ここでは、ワーホリで仕事が見つからない主な理由を4つに分けて詳しく解説します。

 

1.英語力の不足

日本人のワーホリ留学生で大きな問題となるのが、
英語力の不足です。

英語が十分に話せないと、職場でのコミュニケーションに苦労する可能性が高く、仕事探し自体も難航することがあります。

日本食レストランなど語学力をあまり必要としない職場もありますが、基本的に接客業では英語を使用する場面が多いため、最低限の英語力が求められます。

さらに、面接時に英語での自己アピールが上手く出来なければ、採用される確率も低くなるでしょう。

 

2.経験やスキルの不足

海外での仕事は即戦力となる人材が求められる傾向があり、
希望する仕事に必要な経験やスキルが不足していると採用されにくくなります。

例えば、日本で接客業のアルバイトをしたことがあれば、その経験を現地でも活かせるため、接客業の経験がない人よりも有利になります。

特に、美容師やネイリスト、プログラマー、看護師などの専門的なスキルや資格を持っている場合、そのスキルを活かした仕事が見つけやすくなる可能性が高いです。

 

3.仕事探しの準備不足

海外での仕事探しは日本とは異なる
部分も多いため、現地の労働市場や求職活動に必要な情報を集めておくことが重要です。

また、日本にいる間に以下のような準備を進めておくことで、現地での仕事探しをスムーズに進められます。

・履歴書(レジュメ)やカバーレターの作成

・現地での仕事探しの方法を学ぶ

・留学エージェントに相談する

特に、渡航してすぐ仕事探しを始めたい方は、英語力をしっかり鍛えておくことが大切です。

 

4.積極的な行動の不足

ワーホリで仕事を見つけるためには、
積極的に行動することが求められます。

求人サイトのチェックや面接の応募、直接店舗や施設に足を運ぶなど、時間と労力を惜しまず取り組む姿勢が大切です。

また、仕事探しには日本人以外のライバルも多く、その中で選ばれるような人材になるためには語学力、自己アピール力、そしてスキルや経験が必要になります。

 

帰国前に仕事を見つける方法

海外で働くことを当てにして準備不足のまま渡航してしまうと、予想以上に仕事を見つけるのが難しく生活費に困ってしまうこともあります。

そのような状況を避けるためには、事前にしっかりと情報を収集し、準備を整えることが大切です。

ここでは、日本帰国前に仕事を見つけてワーホリ生活を充実させるためのポイントを3つ紹介します。

 

1.仕事の繁忙期にタイミングを合わせる

ワーホリで仕事を探す際、渡航先の国によって仕事には「繁忙期」「閑散期」があるため、
繁忙期にタイミングを合わせることが重要です。

例えば、オーストラリアでは11月から2月頃が繁忙期となり、この時期にはレストランやカフェなどの飲食業や、ツアーガイドなどの観光業で多くの求人が出ます。

一方で、農業の仕事は収穫期が地域や作物によって異なるため、希望する仕事や働きたいエリアについて事前に調べておくことが必要です。

また、カナダでは暖かくなり始める4月頃から徐々に求人が増えていき、6月から8月頃はキャンプ場や観光地、ホテルでの仕事が特に多くなります。

しかし、寒くなり始める10月以降は観光シーズンが終わる地域も多く、求人が一気に減少するため、事前にタイミングを計画して渡航することが大切です。

 

2.都市部へ移動する

日本で東京や大阪などの都市部に仕事が集中するように、海外でも
人口の多い都市部では求人数が多くなります。

一方、地方に行くほど仕事の数は減少する傾向があるため、地方に滞在していて仕事が見つからない場合は、都市部へ移動することを検討しましょう。

以下は、主要なワーホリ人気国の代表的な都市部一覧です。

オーストラリア シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース
カナダ トロント、バンクーバー、モントリオール、カルガリー
ニュージーランド オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ

 

都市部は求人の数が多いだけでなく、交通や生活環境が整っているため、効率的に仕事探しを進めやすい点も魅力です。

 

3.仕事内容や職場環境へのこだわりを捨てる

仕事内容や職場環境への
こだわりを捨てることも、ワーホリで仕事を見つけるための重要なポイントです。

「海外のおしゃれなカフェでバリスタとして働きたい」「ローカルのレストランで現地の同僚に囲まれて仕事したい」といった理想の働き方があるかもしれません。

しかし、初めから理想にこだわりすぎると、仕事探しが長引いてしまう可能性があります。

まずは仕事の選択肢を広げて、日本食レストランや清掃業など比較的採用されやすい仕事を選び、現地での経験や実績を積むことを優先するのがおすすめです。

 

ワーホリでの職探しを上手く進めるためのポイント

海外での仕事探しには、それぞれの国ごとに特徴や進め方のコツがあります。 特にワーホリの場合、効率的に職探しを進めるためにはポイントを押さえて行動することが大切です。

ここでは、ワーホリでの職探しを成功させるためのポイントについて4つ紹介します。

 

1.レジュメ(履歴書)とカバーレターをしっかり作り込む

ワーホリでの職探しにおいて、レジュメ(履歴書)とカバーレターは第一印象を左右する重要な書類です。

海外では日本の履歴書とは異なり、年齢や写真の記載は不要で、自分のスキルや経験を詳しく記載する形式が一般的です。

以下、レジュメとカバーレターで記載すべきポイントを解説します。

レジュメ 箇条書きで職歴、スキル、資格などをわかりやすくまとめる。
実績や成果を数字で表すと説得力が増す。
カバーレター 仕事内容やポジションに合わせてカスタマイズし、
「なぜこの仕事を選んだのか」
「自分がどのように貢献できるのか」
を具体的に記載する。

 

留学エージェントによってはレジュメとカバーレターの添削サポートをしているので、英語力に不安のある方は利用するのもおすすめです。

 

2.求人サイトや掲示板で探す

海外では、求人サイトや掲示板が主要な求人情報の収集方法です。

日本人向けの現地コミュニティサイトの場合、日本食レストランなど飲食業の求人が多い傾向があります。

一方で、特定のスキルや専門知識を持っている人は、IndeedLinkedInなどのグローバルな求人サイトも活用してみましょう。

 

3.現地で飛び込み応募する

現地のレストランやカフェには、「Hiring」という求人募集の貼り紙が提示してある店も多いです。

このような店には、直接訪問して「飛び込み応募」するのがおすすめです。

飛び込み応募する際の注意点は、以下の通りです。

・飲食店の場合、ランチタイムやディナータイムなどの繁忙時間帯は避ける

・可能であれば店長やマネージャーに直接手渡す

・明るく丁寧な態度を心がける

 

4.友人や知人から紹介してもらう

海外では、「コネクション(ネットワーク)」が仕事探しにおいて非常に重要な役割を果たします。

特に、すでに働いている人からの紹介は信用度が高く、採用されやすい傾向があります。

ワーホリの場合、現地でのネットワークがない状態からスタートする人が多いため、以下の方法を意識して行動してみましょう。

・語学学校に通って友達を作る

・現地のコミュニティやボランティア活動に参加する

・SNSを活用する

 

ワーホリ前に英語力を上げる方法

ワーホリで確実に仕事を見つけるためには、渡航前に英語力をしっかりと鍛えておくことが重要です。

ここでは、ワーホリ前に英語力を効率よくアップさせる英語学習法を3つ紹介します。

1.中学英語レベルの文法と単語を復習する

2.シャドーイングでリスニング力を伸ばす

3.オンライン英会話でスピーキング力を鍛える

 

1.中学英語レベルの文法と単語を復習する

英語の基礎力をしっかりと固めるためには、
中学レベルの文法や単語の復習が重要です。

基礎英語力を身につけることで、リスニングやスピーキングのスキルを伸ばす際にも役立ちます。

文法書や単語帳を活用しながら、特にワーホリ中によく使われる日常会話や仕事に必要な表現を重点的に学びましょう。

 

2.シャドーイングでリスニング力を伸ばす

ネイティブの音声を聞きながら、発音を真似して声に出す
「シャドーイング」は、リスニング力を鍛える効果的な方法です。

シャドーイングを通じてインプットの量を増やすことで、アウトプットの際にも自然に英語が出てくるようになります。

ニュースや映画など、さまざまなトピックの素材を選んで練習を続けましょう。

 

3.オンライン英会話でスピーキング力を鍛える

実践的なスピーキング力を伸ばすには、
オンライン英会話が非常に効果的です。

実際に話す練習をすることで、現地で使えるフレーズや言い回しを自然に身につけられます。

オンライン英会話ネイティブキャンプは、自宅やカフェなど場所を選ばずネイティブ講師とマンツーマンで会話でき、最短5分から気軽にレッスンを始められます。

レッスン回数が無制限なので、スピーキング力を重点的に鍛えたい方にぴったりです。

 

ワーホリ中に英語力を上げる方法

ワーホリ中にも英語学習を継続することで、さらなる英語力向上につながり、仕事探しをスムーズに進められる可能性が高まります。

ここでは、ワーホリ中に英語力を上げる効果的な方法を3つ紹介します。

1.語学学校に通う

2.英語環境のシェアハウスや仕事を選ぶ

3.現地の人と積極的に交流する

 

1.語学学校に通う

ワーホリ中に語学学校に通うことで、現地で英語学習を継続する習慣を作れます。

語学学校にはさまざまな国からの留学生が集まるため、異文化交流の機会が増えてグローバルな視野も広がります。

語学学校に通える期間は国によって異なるため、ワーキングホリデービザの条件を確認するようにしましょう。

 

2.英語環境のシェアハウスや仕事を選ぶ

英語環境のシェアハウスや職場を選ぶことで、日常生活でも英語を使う機会が増えるのでおすすめです。

特に、現地のレストランやカフェで働いた場合、収入を得ながら実践的な英語力や応用力を伸ばせます。

ただし、住環境も英語のみだとストレスに感じる人もいるため、必要に応じて日本人が多く住むシェアハウスを選ぶと良いでしょう。

 

3.現地の人と積極的に交流する

現地のコミュニティやイベント、ボランティア活動に参加して、現地の人と積極的に交流してみましょう。

学校や職場以外で英語を使う機会を増やすことで、英語力を飛躍的に伸ばすきっかけになります。

また、ネイティブの友達を作る良い機会にもなるので、ワーホリ中はできるだけ行動範囲を広げることが大切です。

 

まとめ

この記事では、ワーホリで仕事が見つからない場合の対処法や、仕事探しをスムーズに進めるための具体的なポイントについて詳しく紹介しました。

ワーホリでの職探しを成功させるためには、英語力の向上だけでなく、現地の情報収集や渡航前の入念な準備が欠かせません。

また、ワーホリの実体験をもとにした具体的なアドバイスを活用することで、自分が挑戦したい仕事を見つけられる可能性を大きく高められます。

ワーホリでの仕事探しを成功させたい方や、充実したワーホリ生活を送りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね!

 

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