日本からカナダ・バンクーバーへの飛行時間と時差、快適な渡航準備を徹底解説

カナダ、時間、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

留学先や旅行先として人気のあるカナダのバンクーバー。 名前は聞いたことがあるけど、詳しいことはよく分からないという方も多いことでしょう。

この記事では、「日本からカナダのバンクーバーまで飛行機で何時間かかるのか?」という疑問にお答えします。

また、
「バンクーバーってどこにあるの?」
「日本とバンクーバーの時差は何時間?」

といった基本情報に加え、長時間のフライトを快適に過ごすための具体的な対策や、到着後に現地時間を有効活用するためのヒントまでご紹介します。

渡航前から現地の時間に関する情報をしっかりと把握しておくことが、スムーズで充実したバンクーバー滞在の鍵となります。

ぜひチェックしてみてください。

バンクーバーの基本情報:どこにあり、どんな気候?

カナダは北米大陸にあり、ロシアに次いで世界で2番目に大きい国土面積をもちます。その広さは、日本の約27倍です。

ブリティッシュ・コロンビア州に属するバンクーバー(Vancouver)はカナダの南西部に位置し、トロント、モントリオールに次ぐカナダ第3の都市です。

西側は太平洋、東側は山に囲まれており、近代的な都市でありながら豊かな自然にも恵まれています。

カナダ国内で最も温暖な気候を持つ都市のひとつで、1年を通して非常に過ごしやすいのがバンクーバーの魅力です。

カナダといえば「寒い」「雪」というイメージがありますが、実はバンクーバーでは雪が降るのは年に数えるくらい。

一方でカナダ東部のトロントの冬は厳しく、月の平均気温が氷点下となるため、バンクーバーの冬は比較的過ごしやすいことが分かります。

このような温暖な気候、利便性と自然の豊かさの両方を兼ねそなえる環境から、バンクーバーは世界的にも「暮らしやすい街」として知られています。

日本とバンクーバーの時差・夏時間をチェック

カナダ・バンクーバーへ旅行や留学、出張を予定している方にとって、事前に知っておきたいのが「日本との時差」です。

この記事では、日本とバンクーバーの時差やサマータイムの仕組み、現地時間の確認方法をわかりやすく解説します。

渡航前のスケジュール管理などにぜひ役立ててください。

日本とカナダ・バンクーバーの時差は何時間?

日本とバンクーバーの時差は17時間です。日本時間の方が早く進んでいます。(サマータイムの場合は16時間の時差)

具体的には、日本のお昼12時は、バンクーバーでは前日の午後7時となります。そのため、日本からバンクーバーへ渡航する際は、日付が1日戻ることになります。

時差が大きいため、時差ボケに注意が必要ですが、事前に時差を把握しておくことは、滞在中の時間管理だけでなく、日本との連絡時にも非常に重要です。

ビジネスや旅行で日本と連絡を取る際は、バンクーバーの時差を把握しておきましょう。

時差を考慮に入れることで、互いに不便な時間を避け、スムーズなコミュニケーションを図ることができます。

また、バンクーバーへの旅行を計画している場合も、現地の時間に合わせたスケジュールを立てることで、到着後の活動を効率的に進めることが可能になります。

カナダには夏時間(サマータイム)がある

カナダでは夏時間(Daylight Saving Time:DST)、日本ではサマータイムと呼ばれる制度を採用しています。

毎年3月の第2日曜日から11月の第1日曜日の期間、時計の針を1時間早めます。サマータイムが終わると、時計の針を1時間戻します。

そのため、夏時間期間中は、日本とバンクーバーの時差が16時間になります。この期間は、日本のお昼12時は、バンクーバーでは前日の午後8時となります。

夏時間の目的は、夏の太陽が出ている時間を有効に使うことです。

日が沈むのが遅くなるため、学校や仕事が終わる時間でもまだまだ外が明るく、アクティブに過ごすことができます。

現在のバンクーバー時間を知るには?

現在の正確なバンクーバーの時間を確認するためには、インターネット上の世界時計サービスやスマートフォンの時間設定機能を利用すると便利です。

これらのツールは、リアルタイムで正確な現地時刻を提供してくれます。

国際電話やオンライン会議を計画する際には、これらのツールで時差を確認し、日本と相手国の営業時間や活動時間に配慮してスケジュールを組むようにしましょう。

日本からカナダ・バンクーバーまでの飛行時間

日本からカナダのバンクーバーへ行くには、カナダ第2の空港である「バンクーバー国際空港(YVR)」を利用します。

直行便は平均9時間!カナダ主要都市の中で最短

日本からバンクーバーまでの飛行時間は、平均9時間〜9時間30分です。

これは、トロントやモントリオールまで直行便で約12時間かかることを考えると、バンクーバーは日本から最もアクセスのよいカナダの主要都市であることがわかります。

日本からは、羽田空港・成田空港・関西国際空港からバンクーバーへの直行便が運航しています。

直行便を利用すると、乗り継ぎの手間が省け、時間を効率的に使うことができます。

一方で、経由便を利用する場合、アメリカやカナダ内の他の都市での乗り継ぎが発生し、総移動時間が大幅に増えることがあります。

旅行計画を立てる際には、直行便の利用が最も便利で快適です。

東京・羽田からバンクーバーへの飛行時間

東京国際空港(羽田空港)からバンクーバー国際空港までの飛行時間は、約9時間です。

復路の飛行時間は行きよりも長くなり、バンクーバー国際空港から羽田空港までは約10時間30分です。これは偏西風の影響によるものです。

現在、羽田空港からバンクーバー国際空港への直行便を運航しているエアラインは下記となります。

・ANA(全日空)

成田からバンクーバーへの飛行時間

成田国際空港からバンクーバー国際空港までの飛行時間は、約9時間です。

復路の飛行時間は行きよりも長くなり、バンクーバー国際空港から成田空港までは約10時間30分です。

現在、成田空港からバンクーバー国際空港への直行便を運航しているエアラインは下記となります。

・JAL(日本航空)
・エア・カナダ

大阪・関空からバンクーバーへの飛行時間

関西国際空港からバンクーバーまでの飛行時間は、約9時間30分です。

復路の飛行時間は行きよりも長くなり、バンクーバー国際空港から関西国際空港までは約11時間です。

現在、関西国際空港からバンクーバー国際空港への直行便はエア・カナダが運航していますが、夏季限定の運航となることが多いです。

直行便がない期間は、羽田空港や成田空港で乗り継ぎをしてバンクーバーへ向かう便を利用するのがスムーズでしょう。

長時間フライトを快適に過ごすための徹底準備

日本からバンクーバーまでは直行便で約9時間〜9時間30分の長時間フライトとなります。

現地に着いたらできるだけ元気に動けるよう、飛行機の中では快適に過ごすための徹底した準備をしておきましょう。

ゆったりめの服装と羽織もので温度を調整

長時間の機内では、身体を締め付けないゆったりした服装を心がけるといいでしょう。

特に、おなか周りにゆとりがあるパンツやロングスカート、レギンスなど、ご自分が楽に過ごせる服装を選んでみてください。

また、機内ではエアコンがききすぎていて寒さを感じることも多いです。

パーカーやカーディガンなどの羽織ものを持参し、自分が心地よい温度に調整できることで、ぐんと快適度が上がります。

ストールも首に巻いたり、ひざかけにしたりできるので便利です。

乾燥・むくみ対策アイテムを準備

機内は非常に乾燥しているため、保湿対策は必須です。

濡れマスクや保湿マスク
喉が乾燥しないので、機内でも快適に寝れます。

保湿クリームやリップバーム
肌や唇の乾燥対策に役立ちます。

また、座りっぱなしの機内では足がむくみやすくなります。

折りたたみスリッパ
靴を脱いで足をゆったりと解放できます。トイレにもそのまま行ける上、現地ホテルの部屋でも使えます。足元が冷えるので、厚手の靴下も忘れずに。

足すっきりシート
ふくらはぎや足の裏などに貼って寝るだけでも、むくみや疲労感をリフレッシュできます。

快適な睡眠とエンターテインメント

狭い座席でも良質な睡眠をとるためのアイテムや、退屈な時間を有意義に過ごすための準備も大切です。

ネックピロー・アイマスク
ネックピローがあれば、寝やすい体勢を取りやすくなります。

ライトの明かりが気になる方は、アイマスク(使い捨てのホットアイマスクもおすすめ)があると深い眠りにつきやすくなります。

耳栓・ノイズキャンセリングヘッドフォン
エンジン音や周りの音が気になる方は、耳栓やノイズキャンセリングヘッドフォンを持っていくと、音によるストレスが軽減され、リラックスして過ごせます。

電子デバイスとコンテンツ
機内エンターテインメント以外にも、充電済みのタブレットやスマートフォンに映画や音楽、電子書籍などのコンテンツをあらかじめダウンロードしておくと、退屈な時間を有意義に過ごすことができます。

機内での軽い運動も忘れずに

長時間の座りっぱなしは体への負担が大きいので、定期的な軽い運動やストレッチを行いましょう。

お手洗いに立った時などに、簡単なストレッチで血行を良くすることが大切です。

足のむくみを防ぐために、座席で足首を回したり、足を動かすエクササイズを行うのも効果的です。

また、脱水症状を防ぐため、十分な水分補給を心がけ、アルコールやカフェインの摂取は控えるようにしましょう。

バンクーバー滞在をより楽しむための時間活用術

せっかくのバンクーバー旅行を最大限に楽しむために、現地の時間を有効活用するためのヒントをご紹介します。

主要観光スポットのおすすめ時間帯

訪れる時間帯を工夫することで、観光の満足度が上がります。

スタンレーパーク 早朝の散策が理想的。混雑を避け、都会の中の豊かな自然を静かに満喫できます。
ガスタウン地区 午後遅くから夕方に訪れるのがおすすめ。ビクトリア朝の街並みとガス灯が灯り始めるロマンチックな雰囲気を楽しめます。
グランビルアイランド 午前中がベストタイム。市場が活気づき、新鮮な食材や工芸品をゆっくり見て回れます。人気レストランでランチを楽しむなら早めの訪問がおすすめ。
カナダプレース 夕暮れ時に訪れると、入り江に沈む美しいサンセットの景色を楽しめます。

バンクーバー国際空港(YVR)での過ごし方

バンクーバー国際空港は、長時間のトランジットや待ち時間も快適に過ごせる施設が充実しています。

食事 カナダ料理はもちろん、国際色豊かなレストランやカフェが多数あります。地元のシーフードを使った料理は試す価値があります。
ショッピング 多数の免税店やブランドショップがあります。カナダの特産品やお土産を購入するのも良いでしょう。
リラックス ラウンジでは、快適なシート、軽食、Wi-Fiが提供され、静かな環境でリフレッシュできます。長旅の疲れを癒すスパやマッサージサービスもあります。
アート 空港内には美術展示があり、カナダの芸術文化に触れることができます。
お子様連れ キッズプレイエリアもあり、子どもたちが安全に楽しく過ごせます。

現地ですぐに活動するための時差ボケ対策

日本とバンクーバーの時差は非常に大きいため、時差ボケは避けられないものの、適切な対策でその影響を最小限に抑えることができます。

体内時計を現地時間に慣らすポイント

到着後、体内時計をできるだけ早くバンクーバーの時刻に合わせることが重要です。

フライト前から意識する
出発の数日前から、バンクーバー時間に合わせた生活リズムを心がけてみましょう。

日光浴
到着後、昼間は積極的に外出して日光を浴びましょう。日光は体内時計をリセットする大きな助けになります。

水分補給
飛行機内だけでなく、到着後も十分な水分補給を心がけましょう。

避けるべきもの
アルコールやカフェインは睡眠や体調に影響を与えるため、摂取を控えるのがおすすめです。

軽い運動
到着後に軽い運動をして血行を良くするのも、時差ボケ対策におすすめです。

スケジュール調整のヒント

旅行の日程は、無理のないスケジュールで計画しましょう。

フライトの発着時間選び
日本を昼に出発するフライトを選ぶと、バンクーバー到着が前日の夕方~夜となるため、その日の夜からすぐに現地の時間に合わせた睡眠に入りやすい、という利点があります。

初日のスケジュール
到着初日は、無理なく現地の時刻に順応できるよう、軽めのスケジュールにすることで、旅行中に体調を崩すリスクを減らせます。

時差ボケは避けられないものの、適切な準備と対策でその影響を最小限に抑え、充実したバンクーバー滞在を楽しんでください。

まとめ

この記事では「日本からカナダのバンクーバーまで飛行機で何時間かかるのか?」について解説しました。

日本からバンクーバーまでのフライト時間は、直行便でおよそ9時間〜9時間30分。

日本の主要国際空港(羽田・成田・関西空港)からは、バンクーバーへの直行便も運航しています。

日本とバンクーバーでは時差が17時間あり、長時間フライトと相まって時差ボケ対策が大切です。

出発前からの生活リズムの調整、機内での準備、そして現地到着後の過ごし方を工夫することで、時差ボケを軽減し、スムーズに現地での生活に適応していけるでしょう。

渡航前の準備をしっかり整えて、快適で楽しいバンクーバー旅行を実現してください。

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