ワーキングホリデーってやめた方がいい?行く前に知っておくべきこと

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ネイティブキャンプブログをご覧の皆さん、こんにちは!

今回のネイティブキャンプのコラムでは、実際に海外へ行って現地で暮らすことに興味を持っている方、特に、
近い将来にワーキングホリデーへの挑戦を考えている人に向けた情報をたくさん共有していきます!

自分の身近にワーキングホリデーに行ったことがある経験者の方がいたり、もしくは留学エージェントに足を運んで説明を聞いたりしない限り、ワーキングホリデーの実態を知ることは難しいですよね。

でも大丈夫!このコラムでは、これからワーキングホリデーをしてみたいなと考えている方に対して、出発を決める前に知っておくべきワーキングホリデーの実態と現実などのリアルな情報をお伝えします。

まずは、ワーキングホリデーに向いている人と向いていないと言われる人の性格やマインド面の違いについてお話しした後、「ワーキングホリデーをやめた方がいい」と考えられるケースについても考えておきたいと思います。

物事にはいい面ばかりではなく、必ず悪い面もあります。ワーキングホリデーに行くことによるデメリットやマイナス面もしっかりと考慮した上で、ワーキングホリデーを成功させるための5つのポイントを紹介していきますのでご安心ください!

また、ワーキングホリデーに向けて日本にいる間にするべき事前準備についてもご説明します。今後、ワーキングホリデーに挑戦しようと考えている方々が、少しでもポジティブな気持ちで望めるような情報をたくさんご紹介していきますので、どうぞご参考になさってください。

ワーホリに向いている人と向いていない人の特徴

さて、まずはワーキングホリデーという名称の海外留学とはどのようなものなのかを簡単にご説明いたします。

「ワーキングホリデー」とは、日本と協定を結んでいる特定の国々でビザが認める期間中その国に滞在して観光を楽しんだり、語学学校に通ったり、お稽古留学をしてみたり、はたまた働いてみたり、最も自由に過ごすことのできる留学方法の1つです。

ちなみに、ワーキングホリデーとして特定の国に滞在する場合は「ワーキングホリデービザ」というビザを取得する必要があり、滞在先の国によってビザ申請の値段や滞在していい期間や年齢制限が異なります。

ワーキングホリデービザは各国に対し一度しか発行できません

したがって、同じ国で2回以上ワーキングホリデーを行うことはできないのです。

現在、コロナ禍もすぎ、海外留学に挑戦する学生たちや社会人の数も増えてきました。中でも、海外で就業体験もしながら観光も楽しむことのできるワーキングホリデービザを取得する日本人がとても増えています。

とても夢のある海外生活のように聞こえますが、現地から帰国した人の話や帰国後自分のブログを書かれている人などの話を読むと、一概には「超順調で楽しい生活だった!」とは言えないようです。

もちろん、成長した部分がたくさんあるのでしょうが、その人たちは一体どの部分で「辛かった」「やめればよかった」と思ったのでしょうか?

向いている人:年齢制限まで時間があり、参加する目的は明確な人

ワーキングホリデービザを取得するための条件の中に、「〇歳以下」という条件がついています。

ほとんどの国が30歳以下までとしていますが、短めに設定されている国では20代前半などの国もあります。この年齢制限にまだ余裕のある人はぜひ、ワーキングホリデーに挑戦してみる価値があるでしょう。

さらに上記に加えて、ワーキングホリデーをする目的が明確であればあるほど向いていると言えます。それは、日本を離れて海外の文化のもと働くということは楽しいことばかりではないからです。文化や歴史、風習の差で困惑することも多いですし、もちろん言葉の壁のせいでうまく石が伝わらずモヤモヤする経験も。

でも、ワーキングホリデーに来た明確な目的があれば、このようなトラブルやちょっとした課題も乗り切ろうとその方法を考え出すでしょう。そしてその課題を乗り越えた先には、強くなった自分が待っているのです。

向いていない人:現地の言葉を話せないまま旅立ち、話せないまま帰国する人

毎年多くの日本人が英語圏へワーキングホリデーに向かいます。しかし、渡航している日本人の中でもともと英語をビジネスレベルや就業できるレベルで話せる人はわずかだそうです。

そうすると、現地についてまず滞在先を確保するのにも、生活に必要なものをお店で揃えるにも、本来の目的である就職先を探すのにも影響が出てきてしまいます。

夢を持って現地についたはいいものの、現地の言葉が日常会話レベルに達していない場合は、到着後に大変な苦労をしてしまうでしょう。

そして中には、会社やカフェ、レストランなどに雇ってもらえず、何ヶ月も貯金を崩しながら生活を送ったという方もいらっしゃいます。

ワーキングホリデーに行こうと考えている方は、行く前から現地の言葉が習得できるよう、特に力を入れて準備をすることが大切です。それがワーキングホリデーに成功する秘訣になるでしょう。

また、現地での生活を始めてからも、自分から積極的に現地のコミュニティーに参加して現地の言葉を覚える努力をしましょう。

参考資料:
ワーキングホリデーはやめた方がいい?理由と闇を解説!2024年最新の成功させるポイントとは?ミツカル英会話

ワーホリをやめた方がいいといわれる理由は?

上記で説明した「ワーキングホリデーに向いていない人」の内容とも連動しますが、ワーキングホリデーに行くのをやめた方がいいと言われる人の特徴としては以下が挙げられます。

1.十分な資金の用意がない人

2.現地で日本人同士で固まりがちな人

3.海外生活により語学力やキャリアアップを過信してしまう人

1.十分な資金の用意がない人

もともと海外に旅立つ前に余裕のある資金を確保できていないと現地についてから仕事を確保できるまでに大変苦労します。

すぐに職が決まるかどうかは、自分の英語レベルや、その職業の経験値によるからです。

手当たり次第どんな仕事でもなんでもやる!というガッツのある人はいいですが、ワーキングホリデーに挑戦する人の多くは自分がやりたい職業のビジョンや職種がなんとなく頭にありますよね。

現地でやりたいことに挑戦するためにも、十分な資金を日本で用意してからワーキングホリデーに臨みましょう。

必要な最低資金は渡航する国によって大きく異なるため、事前にその国レートや物価などを調べておきましょう。

2.現地で日本人同士で固まりがちな人

これは海外留学中に現地の言葉の上達に失敗してしまった人のよくある例です。留学先で出会った日本人と精神的に支え合って海外生活を乗り越えることはとても大切なことです。

しかし、日本人同士でお互いに日本語で話していては、現地の言葉の習得がそれだけ遅くなっていくことを覚えておきましょう。

人は楽な方楽な方へと流されてしまうもの。しかも、日本を離れて不安の多い海外生活では安心できる母語で日本人と話すことほど楽なことはありません。ここは自分たちで「日本人同士でも英語を話す」などのルールを決めて生活することをお勧めしますよ!

3.海外生活により語学力やキャリアアップを過信してしまう人

中には、海外で生活すれば現地の言葉が習得でき、帰国後も昇進や昇給が確保されていると思い込んでいる人もいます。

ワーキングホリデーに参加する人の中でも社会人の方には、自分の現状を打破したくてワーキングホリデーを選択する方もいらっしゃいます。もちろん、目標を持って挑むことはワーキングホリデーに挑戦する上で大切な要素だとお伝えしました。

しかし、ワーキングホリデーに対する理想が高すぎても、実際にその理想が叶わなかった時に自分の自己肯定感が下がってしまい、せっかくの多くの海外経験をいいものとして捉えられなくなってしまいます。

ワーキングホリデーからの帰国後に必ず仕事で昇進できる!昇給できる!と思い込んでいるのはあまりよくありません。

それよりも、ワーキングホリデー中に経験して学んだ行動や学問、自分の考え方を仕事にすぐに生かして「自分は変わった」ということを同僚や周りの人に示していくことが大切です。

参考資料:
ワーキングホリデーはやめた方がいい?【2024年版】理由と失敗談から後悔せず成功する方法を解説|マイナビ学生の窓口英会話

ワーホリを成功させるための5つのポイント

ここまで、ワーキングホリデーに挑戦する前の皆さんに知っておいてほしい「ワーキングホリデーに向いている人と向いていない人」の違いについてと、やめた方がいい!と言われることのあるその理由を解説してきました。これらを事前に知った上で挑むワーキングホリデーとそうでないワーキングホリデーには、現地での有意義な生活ができるかどうかに大きく関わってきます。

ここからは、ワーキングホリデーを成功させるための5つのポイントを紹介していきます。

ポイント1:参加する目的を明確にする

まず先ほども申し上げた通り、ワーキングホリデーに参加する目的を明確にしておくことが大切です。

ワーキングホリデーを成功させて帰国した人の多くは、事前に現地で挑戦したいことや試したい職種を明確に決めています。そしてそこでどのようなことを達成したいのかについてのビジョンを持っています。

ワーキングホリデーの目的を明確にして生活することで、現地の仕事がうまくいき、職場の上司がその業績を認めてくれたり、就業ビザへの変更の道が開けたり、より良い職場を紹介してくれることも起きるかもしれません。将来への道がどんどん開けていきますね。

ポイント2:事前準備は余裕を持って計画的に

さらに、ワーキングホリデーに出発する前までに日本でできることはできるだけ行っておきましょう。

現地でのコミュニケーションに必要である英語力を上げておくことはもちろんのこと、早めに留学エージェントに相談を始めること資金の準備など用意することはさまざまです。

実際にワーキングホリデーで出発したい日にちを逆算したら、いつから準備を始めるべきかが分かりますよ。

ポイント3:働きたい職種や応戦したいことのプランをしておく

こちらも事前準備の一部にはなりますが、働きたい職種や分野を事前に決めておいて、日本にいる間に現地の職探しをしておくのもポイントです。

ネットで渡航先の仕事情報にアクセスし、自分の興味のある職種や仕事を探して、可能であればどんどんレジュメやCVを送ってみるのもおすすめです。

今の自分にすでにビジネスレベル程度の英語力があり、希望する職種の経験がある場合、日本からの就職活動であちらの企業が採用をしてくれる場合もあります。仕事探しは現地についてからしかできないと思っている方は、実はそうではないということも知っておきましょう。

ポイント4:保険に加入する

海外に長期滞在する場合、現地で思わぬ事故にまき揉まれて怪我をしたり、病気にかかる可能性もあります。そんな時、海外保険に入っていないと高額な金額を請求されてしまいます!

渡航前に必ず、自分の滞在期間にあった海外保険に入るようにしましょう。今の時代はコロナに疾患した場合の保険が適応かどうかも調べておくといいでしょう。

ポイント5:日常会話ができる程度の英語力を身につけておく

実は、現地ですぐに仕事を見つけられない人の多くに共通することがあります。それは、仕事中にコミュニケーションをとれる英語力がないということです。

英語力が高ければ高いほど希望する職種に雇われやすくなります。逆にいうと、日常会話がままならない程度のレベルですと、日本人が経営しているレストランや、ほとんど英語を使わなくても仕事ができる農場やピッキングの作業のみしか仕事のチャンスがないと言えるでしょう。

中学生3年間で習う英語の文法を使って会話をできるようになっていれば、日常英会話はできると言っていいでしょう。

参考資料:
ワーキングホリデーはやめた方がいい?【2024年版】理由と失敗談から後悔せず成功する方法を解説|マイナビ学生の窓口英会話

渡航前にやるべき事前準備は?

最後に、渡航前に必ずやっておくべき事前準備をお伝えします。

十分な貯金の確保

現地で仕事を見つけるまでの生活費を確保しておきましょう。特に、仕事を始める前に語学学校に通う予定のある方はその学費が費用の多くを占めます。学費も含んだ初期費用を計算して準備しておきましょう。

英会話の練習

中学3年間で習う英語の文法と単語がある程度定着できた後は、実際にそれらを使用して英会話の練習をしておきましょう。今は気軽にいつでも英語の会話レッスンを受けられるアプリやオンラインサービス、英会話カフェなどがたくさんありますよね。これらをフル活用して、渡航前の会話への自信アップに繋げましょう、

帰国後の計画を立てる

ワーキングホリデーから帰国した後の自分のキャリアや進路に関する計画を大まかに立てておくと、ワーキングホリデー中にどのような職場についてどの職種で働くか、どのような人と知り合うべきか、どのようなイベントに参加するべきかなどの判断基準になります。

せっかくワーキングホリデーにいくのであれば、帰国した後の将来につながることを現地でたくさん行っていきたいですよね。

参考資料:
ワーキングホリデーはやめた方がいい?理由とワーキングホリデーを成功させる方法を解説!-英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログBizmatesBlog

ワーホリに行くべきか迷っているあなたへ!

ここまで、ワーキングホリデーに行くことに向いている人・向いていない人の特徴を紹介したことで、ワーキングホリデーに挑戦することによって経験するかもしれない課題やトラブルなどについてもしっかりと解説してきました。

これらの情報を知った上で、目的を明確にして挑戦するワーキングホリデーはとても意味があり、
人生において忘れられない経験の1つ
となることは間違いありません。

物事に必ずあるいい面と悪い面を理解した上で、ぜひ一度ワーキングホリデーに挑戦してみてはいかがでしょうか?

まとめ

このコラムではまず、「ワーキングホリデーに向いている人・向いていない人」というトピックから初め、ワーキングホリデーに参加することで考えられるメリットとデメリットを紹介しました。

悪い面も理解した上で、ワーキングホリデーを成功させるためのコツを5つ解説し、最終的にはワーキングホリデーに挑戦することはとても価値のあることだとまとめさせていただきました。

一か国につき一回しか挑戦できない、しかも年齢制限のあるワーキングホリデーですので、ぜひワーキングホリデーに挑戦できなくなる前に一度、興味のある国へ行ってみてはいかがでしょうか。

 

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