「痒い!蚊に刺された」って英語で?毛虫やクラゲに刺されるの表現も

mosquito, オンライン英会話, 蚊に刺される

夏になると、蚊に刺されて痒い思いをすることがよくありますよね。虫除けや蚊取り線香が手放せないという方も多いのではないでしょうか。

「蚊に刺された」「痒い」といった台詞は、子どもの頃から何度も口にしていると思いますが、果たして英語ではなんと表現すればよいかご存じでしょうか?

この記事では、蚊をはじめとする、様々な生き物に刺されたときに使える英語表現やフレーズについて詳しく解説します。夏のレジャーに出かける前に、英語学習をしておきましょう!日常英会話でも役立つこと間違いなし。

「蚊に刺される」の英語表現

「蚊に刺される」を英語で表現する方法はいくつかありますが、代表的な表現が「be/get bitten by a mosquito」です。動詞の「bite」には「〜を噛む」という意味だけでなく、「(虫などが)〜を刺す」という意味もあります。

「蚊に刺される」と言いたいときは、文章を受け身の形にするのを忘れないよう注意してください。

「mosquito」は「蚊」を意味する名詞です。日本語でも、モスキート音という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

Last night, I was bitten by a mosquito while sleeping.
昨夜、寝ている間に蚊に刺されました。
I always make sure to wear insect repellent to avoid getting bitten by mosquitoes.
蚊に刺されないように、いつも虫よけをつけるようにしています。

セットで覚えたいのが、「虫よけ」を表す英単語の「insect repellent」動詞の「repel」が「除ける」であることから、「repellent」は「除けるもの」という意味になります。

また「蚊に刺される」は、「get a mosquito bite/mosquito bites」という言い方もできます。この表現は「蚊に刺された跡ができた」というニュアンスになります。

After spending the evening outside, I always end up getting mosquito bites.
屋外で夜を過ごした後は、いつも虫刺されができてしまいます。
During the summer months, I always make sure to wear long sleeves to avoid getting mosquito bites.
夏の間は、いつも長袖を着て蚊に刺されないようにしています。

痒い!は英語で?

蚊に刺されたとき、必ず口から出てしまう言葉といえば「痒い!」ですよね。「痒い」は、英語で「itchy」と表現することができます。

The mosquito bites on my legs are so itchy!
脚の蚊に刺されたところがすごくかゆい!
I can't stop scratching the mosquito bite on my ankle because it's really itchy.
蚊に刺された跡がすごくかゆいので、かきむしってしまうんです。

「刺される」の関連表現

夏のレジャーでは、蚊だけでなく、他の昆虫や生物に刺されてしまう場合もあります。

例えば「毛虫」や「クラゲ」に刺されると言いたいときは、どのように表現すればよいのでしょうか。

毛虫に刺される

「毛虫に刺される」の英語は、「be/get stung by a caterpillar」が使われます。

「stung」は針やトゲ、昆虫などが刺すことを示す動詞「sting」の過去分詞形。「caterpillar」という単語は「毛虫」と「イモムシ」の両方を指しますが、刺すのは毛虫なので、「caterpillarに刺された」と表現すれば問題無く伝わります。

I accidentally touched a caterpillar and got stung.
うっかり毛虫を触って、刺されてしまいました。

先ほど紹介した「bitten by」を使って、「be/get bitten by a caterpillar」と表現することもできます。

こちらも同じように刺されることを表しますが、「sting」には、動物が攻撃の手段として刺すというニュアンスがあるため、毛虫の場合は「sting」の方がより近い表現と言えるでしょう。

反対に、蚊は攻撃を目的として刺しているわけではないため、「sting」よりも「bite」で表されることが多いです。

また「sting」には、刺されたときに感じる針や棘などのチクリとした痛みや、毒液の症状などを強調する効果もあります。毛虫の他、「蜂」や「サソリ」に刺された場合も「sting」が適切な表現となります。

The bee stung me on the arm.
蜂が私の腕を刺した。
After being stung by a scorpion, he experienced swelling and redness around the site of the sting.
サソリに刺された後、彼は刺された部位周辺に腫れや赤みを感じました。

くらげに刺される

生き物に刺されると言いたい時には、「bite」か「sting」を使うということが分かりました。それでは、「くらげに刺される」の場合は、どちらの単語を使うのがより適切でしょうか。

正解は「sting」です。「くらげ」も毛虫や蜂、サソリに刺されるときと同様に、「sting」を使って「be/get stung by a jellyfish」と表現することができます。

「くらげ」は英語で「jellyfish」。直訳すると、「jelly」と「fish」でゼリーのような魚という意味があります。

She got stung by a jellyfish while swimming.
泳いでいる最中にクラゲに刺されました。
He was stung by a jellyfish during his vacation.
彼はバケーション中にクラゲに刺されました。

stab

生き物に刺される以外の「刺す/刺される」という表現もご紹介します。例えば、「ナイフで刺す」と言いたいときには、「stab」が適切です。

「stab」は通常、人が刃物などの鋭い物体を用いて何かを「突き刺す」際に使われます。同じ刃物を用いた動作であっても、「stab」に「切る」という意味合いは無いため、注意が必要です。

The victim was rushed to the hospital after being stabbed in the chest.
被害者は胸を刺された後、病院に搬送されました。
The police are investigating the case of a man who was found stabbed in his apartment.
警察はアパートで刺された男性の事件を捜査しています。

名詞の「stabbing」になると、刺傷や刺殺といった犯罪行為というニュアンスが強くなります。

The news reported a stabbing incident in the downtown area last night.
昨夜、市内の死傷・刺殺事件がニュースで報じられました。

また、「stab」は精神的なダメージに対しても使うことができます。「中傷する」という意味で使われたり、名詞で「心に負った傷」という意味の比喩表現として使われることがあります。

Her comments were intended to stab at his reputation.
彼女の発言は彼の評判を中傷する意図があった。
The betrayal felt like a stab in the back.
裏切りはまるで背中を刺されたような気分だった。

prick

一方で、「prick」は比較的軽度の刺す感覚を表現する際に使われることが多いです。

「prick」は、比較的軽度の刺し傷や、ちくちくするような痛みを表現する際に使われます。トゲや針などの鋭い物体が皮膚などにわずかに刺さるようなイメージです。

The needle pricked his thumb as he sewed the fabric.
縫製中に針が彼の親指をちくっと刺しました。
She felt a prick on her skin when she touched the cactus.
彼女はサボテンに触れたとき、肌にちくっとした感覚を感じました。

まとめ

この記事では、暑い季節で活躍する「蚊に刺される」という英語フレーズを学びました。蚊に限らず、「毛虫」や「クラゲ」といった他の生物に関しても、それぞれに合った「刺す」の表現が覚えられたでしょうか。

また、かゆさや痛みを的確に伝えるための「痒い!」の英語表現や、ナイフやトゲなどの刺し傷を表す「stab」、「prick」といった関連表現についてもご紹介しました。

不快な痒みや痛みを伝える際にも、適切な言葉を選ぶことで、よりスムーズなコミュニケーションができるはずです。この記事で英語力を高めて、夏のお出かけに活用してみてください!

nativecamp.net

nativecamp.net