友人や家族との会話で高い頻度で出てくるであろう「最高!」という言葉。嬉しい時、テンションが上がった時などついつい「最高」という言葉を使ってしまう方も多いのではないでしょうか。
「最高」と聞けば、あなたがどういうシチュエーションか分からずとも喜んでいる・嬉しい状況にあるということが相手は理解できます。さらには、自分の顔もきっと笑顔になっているはずです。
普段何気なく「最高」と言っていると思いますが、実は英語表現にも「最高!」と感情を表す英語表現があり、英語表現の場合は1つの英単語だけでなく複数存在しています。
複数あるの!?とビックリされる方もいるかもしれません。しかし、いくつかは聞いたことがある英語表現が出てくると思いますので安心してくださいね。
今回は「最高」という言葉をピックアップして、複数ある「最高」を表す英語表現を紹介していきます!使い分け・違いだけではなくスラングも記載していますのでそちらもぜひ確認しておきましょう。
もちろん今回も例文を紹介しつつ解説していきますので参考にしてみてくださいね!
「最高」の英語表現
私たちが「最高!」と思わず口にしてしまうシチュエーションはどんなときでしょうか?
気分がいい・嬉しい・テンションが上がっている・人を褒める・物事がうまくいっているなど、どれもポジションで感情が高ぶっている時ですよね。
1年を通して数多くのイベントが各地で開催されていたり、自分の身近で嬉しいことがあったりと毎日どこかしらでたくさんの人が「最高!」というシチュエーションを迎えていることでしょう。
自分がそういったシチュエーションになった時、「もう最高だった!」「本当に最高の時間!」と思わずSNSを通して誰かに伝えたくなってしまいますよね。
そういった時に使える、「最高」を表す英語表現を見ていきましょう。
英会話では割と高頻度で「最高」の意味を表す英語表現がよくネイティブスピーカーから聞こえてくる印象があります。もちろん、1つの英語表現に限ったことではありません。
これから紹介するいろいろな「最高」を表す英語表現がいくつも会話の中で使われて興奮冷めやらぬ状態で連呼しているネイティブスピーカーもたくさんいました。
これから紹介する英語表現をどれか1つでも覚えて、ぜひ英会話の中に取り入れてみてください。
実は、頻度の高い英語表現こそ使えば使うほど脳にインプットされて自然と会話に出てくるようになります。よく聞く単語・よく見るもの・よく遭遇する場面などは自然と覚えてしまっているものですよね。
この原理と同じで、英語も使えば使うほど覚えていくので自然と使う頻度も増えるということです。
ではさっそく、「最高」を表す英語表現をいくつか例文を含めてみていきます。聞いたことある英語表現も複数あると思いますので、2つ〜3つ程度覚えてみましょう。
同時に例文を見て英語フレーズとしてまるっと1文覚えてしまうのもいい勉強法です!
awesome
まずはこちら、awesomeです。
この表現は、ネイティブスピーカーが本当によく使う一般的な「最高」を表す英語表現です。
これ、本当にネイティブスピーカーが高頻度で使っている英語表現なので必ず覚えておいて損は無いです!
とにかく英語圏へ行くと聞こえてくるのがこのawesomeだと思ってOKというくらい、老若男女問わず使う表現なので、そこらじゅうで聞こえてきます。
awesome 素晴らしい
この単語は、形容詞なので必ず主語と述語を付けて文章にする必要がありますので要注意。
しかし、ネイティブスピーカー達は「Awesome!」だけで会話していることもあるのでただ単純に表現や相槌の場合で「最高ね!」と表現したければ、単体で使っても大丈夫です。
ただし、writingなど文章として書いたり文章として会話する場合は正しい文章を作るようにしましょう。
このAwesomeは、相手を褒める・状況が良い状態を伝えるといった幅広い「最高」の表現として表すことができ、とっさに出る表現として覚えておくといいですよ!
それ、最高!!
昨日のコンサートは最高だったよ!
私のチケットとってくれたの!?あなた、最高ね!
あれ(それ)、最高(だった)。
最高の気分!
unbelievable
続いては、unbelievableです。
日本でも「アンビリバボー」というような某テレビ番組があったかと思いますが、この単語も「最高」というニュアンスを表現できる英語表現です。
unbelievable 信じがたい
訳としては「最高」という意味ではないですが、unbelievableの意味は「信じがたい」という意味で形容詞の単語です。日本語の「アンビリバボー」の語源となっていますね。
この単語は「信じがたい」という意味ですが、「最高」というニュアンスで使いたいときには訳が意訳として「信じがたいくらい最高!」というニュアンスになります。
信じられないほど、凄い!とか、信じられないほど、最高!といったように「最高」の度合いを相手に表現する時に、このunbelievableを使うとAwesomeよりは少々大げさ・感情度合いが大きい表現となります。
ミュージカルや舞台、海外のコメディドラマなどでは大げさにリアクションしつつ「unbelievable」のセリフを言っている姿を思い浮かべると分かりやすいかもしれませんね!
信じられない!!
それ本当!?信じられないね!!
彼のファンサービスは信じられないほど素晴らしいものでした。
super
続いては「super」です。
これも聞き馴染みがある英単語ですよね。日本語で言う「スーパー○○」のスーパーはここから来ています。
super 最高の・極上の
この場合のsuperの意味は、形容詞となり主語・述語が必要な表現となりますので注意しましょう。
時には副詞として「super!!!」とひと言で「すげぇえ!!」みたいな表現で使われることもありますが、あまり聞きなれないかもしれません。
日本語のニュアンスだと「超○○」の「超」の部分がこのsuperに当たると思ってもらってOKです。
凄く美味しい!
卒業旅行で仲間たちと最高の時間を過ごしたよ。
例文では、無理やりsuperを使っていますがあまりsuperを使って「最高」を表現している機会は少ないかもしれません。この場合、best・Awesome・grate・goodなどを使うことの方が多いかもしれません。
best ever
続いてはbest everです。
bestだけでも、「最高」を表すことが十分にできるのですが敢えてここでbest everをご紹介するのは、この2つを組み合わせることで「今までで最高(の)」という最上級の「最高」度合いを表現することができるからです。
単純にbestはgoodの最上級表現ですので、best単体でも「最高の~」と表すことは可能です。
例えば、best movieとかbest restaurantだとか使い道は数多くありますのでこれだけ覚えて使っても、もちろんOK。
さらにステップアップするとして、このbest everを覚えてみましょう!
best ever 今までで最高(の)
best単体よりもさらに上の過去一番・今までで一番という表現を表すことができます。ぜひこの英語フレーズとして丸っと覚えて使ってみてくださいね。
間違いなく史上最高の映画の一つだと思います!
今まで食べたステーキの中で一番おいしかったです。
もしかしたら、今までで一番いい時間だったかもしれない。
注意したいのは、bestとeverは離れていてもOKということです。
必ずしも隣にある必要はなく、一文に両方の単語があれば「今までで一番・過去一番」という表現になりますので覚えておきましょう。
psyched out
最後はpsyched outです。
これが一番聞き慣れていない表現の1つかもしれませんね。
これはスラングに当たる英語表現で、意訳すると「最高」というニュアンスを相手に伝えることができる表現の1つです。
psyched out 興奮して・ハイになって
psyched outは上記の意味を持つ形容詞です。psyched単体だと非常にわくわくしてという意味があるのですが、単体で使うことは無いので必ず、outやupといった前置詞を使うようにしましょう。
ちなみに、よく似た形にpsyche outという表現があります。これは動詞なのですが意味が全く違っていて、「(人)を怯えさせる・不安にさせる」といったネガティブな表現なので必ず「d」を付けることを忘れないようにしてください。
テンションが上がる。
映画を観た後、子どもたちは一気にテンションが上がっていました。
まとめ
今回は「最高」という表現を英語で表すことができる英語表現を複数紹介してきました。いくつか紹介した中でも聞きなれた表現や英語フレーズがあったのではないでしょうか。
日本語の語源となっているフレーズもあります。「アンビリバボー」や「スーパー」がその例ですが、意味も英語から来ているためすんなり理解ができたと思います。
日本語のカタカナは英語が語源となっている言葉が多いので、聞き馴染みがある英単語ほどスッと頭に入ってきやすくなっていると思いますので、今回は1つだけではなく2つ程度覚えて会話の中・ライティング時に取り込んで活用していけば、自然と覚えて定着していきますよ!
ぜひ、覚えやすそうな所から取り組んでみてくださいね!

◇経歴
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪。
当初は1年で帰国するはずが、留学生活がとても充実していたため結果的に3年滞在。
その後は、外資系アパレルで英語を使う仕事に就き英語を活用し働く。
現在も英語のラジオやスポーツ実況などは英語で聞きつつ、英語力の維持に努めながら仕事に活かす。
◇海外渡航経験
オーストラリア3年留学。
現地のアパレル・レストランのアルバイト
その他、バリ・香港などの経験
◇自己紹介
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪し3年滞在。
当初1年で帰国する気満々で渡豪するも現地の生活があまりにも楽しく、結局3年滞在するという自由人。
現地に永住するか悩んだ末、日本での社会人経験を積むべく帰国。
その後は英語を活かし、外資系アパレルなどで仕事をしつつこのコラムを執筆中。
邦楽より洋楽が好きで、留学の3年間で染みついた海外志向は抜けないねと友人に指摘される程わりと思考は海外向け。
美味しいもの・楽しいことが大好きな関西人で、人と喋ることも好きなくせに割と家にいるのが好き。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.