予定を立てるときに使える英語フレーズ!スケジュールを組んでみよう

予定を立てる、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

ビジネスに限らず日常生活においても、「予定を立てる」ことは欠かせませんよね。では、「予定を立てる」を英語でどう言ったらよいのか、予定を立てるためのコミュニケーションをどのように取ればよいのかはご存知でしょうか?

今回の記事では、ビジネスシーンで役立つ表現を中心に、予定を立てるためのフレーズや表現、スケジュール調整に使える言い回しを紹介します。

英会話に慣れていなくても、本記事で紹介するフレーズや言い回しを使うことで、スムーズに英語でコミュニケーションを取り、予定を立てることができるようになるはずです。ぜひ参考にしてみてください!

そもそも「予定を立てる」って英語で?

予定を立てるために使える様々な表現を学ぶ前に、まず「予定を立てる」は英語で何と表現するのかを確認しましょう。

Make plans(予定を立てる)

予定を「立てる」と言いたい場合、動詞”make”を使います。「make plans」は、翻訳すると「計画を作る」と読めそうですが、実際には「予定を立てる」という意味で使われます。プラン”Plan(複数形 Plans)”は既に日本語でもなじみのある単語ですね。

Set up a schedule(スケジュールを立てる)

“Set up a schedule””make plans”と同じように「計画を立てる」と言う意味で使われる表現ですが、”Set up a schedule”の方が、時間や場所等について、より具体的なスケジュールを立てるというニュアンスがあります。仕事上のプロジェクト管理や会議予定など、より詳細な予定調整を必要とする場合に使われることが多い表現です。

相手を誘う

Would you like to~?(~しませんか?)

最初に、相手を何かのイベントに誘う場合の英語フレーズを覚えましょう。”Would you like to~?(~しませんか?)”を使ったフレーズは、丁寧に相手を誘う場合によく使われます。”Would you like to~?”は丁寧かつ柔らかい印象を与えるフレーズで、相手の意向を確認するニュアンスがあります。特に友人や家族とのプライベートの状況でのお誘いに適した表現です。

Would you like to watch the movie next Wednesday?

今度の水曜、一緒に映画を見ませんか?

Would you like to go for a walk with me in the park?

公園で私と一緒に散歩しませんか?

Could we~? (~できますか?)

続いて、「Could we~?(~できますか?)」は、よりフォーマルな印象を与える提案の仕方です。相手に意向を確認すると言うよりは、自分の希望に対して同意を得たいというニュアンスになります。”Can we~(~できますか)”の丁寧な言い方で、ビジネスシーンで使用されることが多く、プロフェッショナルな印象を与えます。また、”Could we~?”の後には、提案した目的や日程・場所などの詳細が加えられることが多いです。

Could we have a meeting next week to discuss the project progress?

来週、プロジェクトの進捗についてミーティングを実施できませんか?

Could we discuss this matter further in the next meeting?

この件について、次回のミーティングで詳しく話し合えますか?

予定を提案する

When would be convenient for you?(いつがご都合よろしいですか?)

予定を立てようとするとき、ビジネスの場面では相手の予定を先に確認するケースが多いと思います。

「いつがご都合よろしいですか?」と英語で尋ねる場合はどのようなフレーズを使えばいいでしょうか。「都合がいい」を意味する英単語は形容詞”convenient”です。”When is convenient for you?(いつが都合いいですか?)”でも意味は十分通じますが、ビジネスシーン等で丁寧な表現が求められる場合は”would”を使いましょう。wouldを使うことで、丁寧かつフォーマルな表現になります。

When would be convenient for you?

いつがご都合よろしいですか?

Please let us know when would be convenient for you.

いつがご都合よろしいかお知らせください。

なお、友達同士など、カジュアルな会話の中での「いつがいい?」は、”When is good for you?(いつがいい?)”と簡単な質問でOKです。場面に合わせて使い分けてみましょう。

Would you be available on 〇〇?(〇日はお時間ありますか?)

続いて、こちら側から日程を提案する場合の表現です。「〇日のご都合はどうですか?」と日時を指定する聞き方のほか、「今週中で空いている時間はいつですか?」を聞くパターンのように、ある程度期間を指定してあげると日程調整もスムーズですよね。“available” は「空いている、都合がよい」と言う意味の日常会話では頻出の形容詞です。「〇日の都合はいかがですか?」のように具体的な日付や曜日を指定したい場合は「on 日付 (曜日)」を足しましょう。

Would you be available on the 14th?

14日はお時間ありますか?

Would you be available on Thursday or Friday?

木曜か金曜はお時間ありますか?

また、”sometime(いつか)”と言う単語を使うと、「どこかで空いている時間はありますか?」と予定を聞くことができます。

Would you be available sometime next week?

来週のどこかでお時間ありますか?

Would you be available sometime today after 10AM?

今日の10時以降でどこかお時間ありますか?

日程を確定する

「ミーティングの日程を確定する」、「アポの時間を決める」というように、予定を「決める」ことを英語で表現したい場合に使われる動詞としては、”fix“や”settle” が代表的です。

Fix(決定する、確定する)

動詞”fix”「決定する、確定する」という意味です。「予定フィックスする」などの表現で、日本語として使われることもありますよね。

I need to fix a date for my doctor's appointment.

診察日を決める必要があります。

Could we fix a time to meet tomorrow?

明日会う時間を決めませんか?

Settle(決定する、確定する)

動詞”settle”「確定する、決定する」と、”fix”と同じような意味がある類語です。”fix”と比較して”settle”のほうが、複数の人が予定調整に関わり、話し合いを経て決定されるニュアンスを含みます。

After much discussion, we finally settled on a location for the shareholders' meeting.

議論を重ねた結果、株主総会の開催場所がついに決まりました。

We need to settle the date of the kickoff meeting before we can move forward with the project.

キックオフミーティングの日程を決めてから、プロジェクトを進めていく必要があります。

予定を変更する

Change the schedule(予定を変更する)

「スケジュールを変更する」は英語で”change the schedule”です。”change”は「変更する」という意味の動詞です。このほか、日程という意味の”date”を使い、”change the date(日程を変更する)”とも表現できます。

Can I change the date?

日程を変更してもいいですか?

We need to change the schedule of the meeting to avoid the national holiday.

祝日を避けるために、このミーティングのスケジュールを変更する必要があります。

Reschedule(予定を変更する)

ビジネスでの予定変更によく使われる日本語の「リスケ」という言葉は、英語の「スケジュールを変更する」という意味の動詞“reschedule(リスケジュール)”が由来となっています。

Can we reschedule?

日程を変更することはできますか?

We need to reschedule it due to the trouble.

トラブルのために予定を変更しなければなりません。

Cancel the schedule(予定をキャンセルする)

時には予定がキャンセルになることだってありますよね。「キャンセルする」は英語でも動詞”cancel”を使いますので覚えやすいですね。

We need to cancel the party.

パーティをキャンセルしなければなりません。

Sorry, but I have an urgent matter that came up. I need to cancel our appointment.

すみませんが、急ぎの用事ができてしまいました。面会予定をキャンセルしなければいけません。

ビジネスで使える予定を立てるときに使うフレーズ まとめ

今回の記事では、予定を立てるときに使える様々なフレーズを紹介しました。特にビジネスの場面では頻出かつ必須の表現ばかりですので、基本となるパターン表現は一つでも多く覚えておきましょう。ここで、今回紹介した表現をいくつか使った、上司Aと部下Bの会話例を見てみます。

A: I'd like to set up a schedule for the next team meeting. Can you help me arrange the details?

次回のチーム会議のスケジュールを立てたいのですが、細かい部分の調整を手伝ってくれますか?

B: Sure. When would be convenient for you?

はい。いつがご都合いいですか?

A: I have a good amount of availability the week after next.

再来週は、比較的スケジュールが空いています。

B: Would you be available on the 14th then?

では14日は都合がつきますか?

A: That's fine with me.

問題ないですよ。

B: Great, I'll get in touch with the team members and settle it by tomorrow.

良かったです。チームメンバーに連絡を取り、明日中に計画を確定します。

今回ご紹介したフレーズを自然に使えるようになれば、より英語での予定調整のやりとりがスムーズに進むはずです!実際に英語を話してトレーニングしたい方は、ぜひネイティブキャンプのビジネス英会話教材をお試しください。講師と実際のビジネス会話をロールプレイすることで、ぐっと英会話への自信がアップしますよ。

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