観光地を英語でガイドしよう!説明する時に使える英語フレーズを紹介

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日本へ旅行中・留学中の外国人の方へ日本の観光地を案内する機会がある時に、どんな英語フレーズを使えばいいのでしょうか。

中にはお仕事で外国人の人を案内する方もいれば、ボランティアで案内をしている方など様々かもしれません。

できるだけ、母国語である日本語ではなく外国語で案内することができれば外国人の方は大いに喜ばれることでしょう。簡単な英語でも英語でガイドができればきっと喜ばれますし、自分の英会話力もアップするので一石二鳥です!

ビジネスレベルの英語を持っていなくとも、中学英語さえしっかり覚えておけば簡単な英単語とフレーズを組み合わせることで英語ガイドができちゃいます。

もちろん、喋ることと覚えることは脳の使いどころが違うので難しいと思ってしまうのは仕方ありません。しかし、日本もインバウンドがこれから復活してくるとなると英語でガイドする機会は増えるかもしれません。

そもそもツアーガイドのお仕事をしている方なら、外国人の方と接する機会は多いはずです。そんなに難しい英語を使うわけではないのでこの機会におさらい&フレーズを覚えてみましょう!

ガイドは英語で?

まずは「ガイド」自体の英語をおさらいしましょう。

日本語でも「ガイド」と言っているくらいですから、言われなくとも知っているよ!という方は多いと思います。

guide (道を)案内する・先導する・手引きをする・舵をとる

英和辞典を引くとこのような意味が紹介されています。ご存知の通り、私たちが話すカタカナの「ガイド」もここから来ています。

guideは、目的地の案内に使われる代表的な表現で、最終目的地に到着するまでの道のりや、目印になる物を指す際にも使われています。

上記の英和辞典で紹介されている日本語訳にも、(道を)案内するとあるようにguideは基本的には相手に道順や場所を案内するために使われています。

日本でも「ガイドブック」「ツアーガイド」「英語版イヤホンガイド」などこの文字を見かけることが多いのではないでしょうか。

中でも「英語版イヤホンガイド」は、案内するという意味よりも先導する・手引きをするという助けるという意味合いが強いです。

日本語が分からない方に対する配慮で、博物館や美術館などに音声ガイドがあります。そこで昨今では必ずと言っていいほど、英語版が用意されています。

案内するというニュアンスもありつつ、どちらかといえば日本語が分からない外国人の方を先導する・手引きするというニュアンスがおおきいかもしれません。

これから表現を使うシチュエーションをこれから4つほどご紹介していきますが、この4つは代表的なシチュエーションです。英会話の中でも出てくる機会の多いシチュエーションかと思いますので参考にしてみてくださいね。

観光地をガイドしよう

日本を訪れる外国人の方は年々増加傾向にあるそうで、東京などの大都市では外国人の方は珍しくなくなりましたよね。

旅行者が増えるということは、貴方が道を聞かれる機会も増える・・かもしれないということ。

声を掛けられないように、英語に自信が無いからとスマホを見ているフリなどで目の前をスルーしていたりしませんか?せっかくの英語上達のチャンスなのにもったいない!

英語を勉強し始めると不思議なことに、英語を喋りたい!と思うようになるのか割と自分から声を掛けて道案内をするようになる方も大勢います。ちなみに、筆者は典型的なこのタイプでした。

英語を知っていくと使う機会を増やしたくて行動に移してしまう方が多いのですが、ぜひ街中で外国人の方が道に迷っていたり、声を掛けずらそうにしていたら積極的に英語を喋りに行ってみましょう!

それ以外にも、もしかすると外国人の友人と日本の観光地に出向くこともあるかもしれません。そんな時に使える英語表現も合わせてご紹介しますので、使えそうなものはどんどん使っていってくださいね!

場所と道を説明する時

まずは、一番可能性が高いであろう目的地と道順を説明する時です。

道順や電車の乗り換え方法を聞かれることもあるかもしれません。特に東京・大阪は交通機関や地下街は迷路のように入り組んでおり、地元の方でも攻略は中々難しく、看板を目印にあちこち歩きまわっていますよね。

現地の人が分からないのに外国人の方がわかるはずもなく。外国人の方が駅員さんや街の人に一生懸命に声を掛けて目的地に行こうとしている姿は観光地で多く見られます。

まずは道を案内する場合

昨今であれば、スマホ・タブレットを持っている方がお互いに多いので道を間違えることは無い可能性の方が高いのですが、日本は路地も多く最短距離の案内ルートでは路地に入り込んで迷っている外国人の方・日本人の方も多いのです。

道を案内するときは、お互い目的地をスマホやタブレットのマップ機能に入れて案内しつつ時間に余裕があれば一緒に目的地まで行ってあげてみては。その間に会話をたくさんして、自分の英会話力をアップさせましょう!

道案内・目的地案内で使える単語
直進     go straight
通り過ぎる  go past
方向、道順  direction
そのまま行く keep going
目印     landmark
右側に    on the right
左側に    on the left
右に曲がる  turn right
左に曲がる  turn left
反対側に   opposite
隣に     next to

以上で挙げている単語は、道・場所の案内で使える単語たちです。接続詞として、andやthenなどを使って教えてあげるとよいでしょう。

Go straight down this road, turn right at the third traffic light and you'll find this shop on the left.
この道をまっすぐ進み、3つ目の信号を右折すると、左手にこのお店があります。

Ah, this shop, can you see the queue over there? It's right next to that shop.
あぁ、このお店ならあそこに行列があるのが見える?あのお店のすぐ隣だよ。

Sorry, I don't know much about it, but this map shows that you can find it by going straight ahead and turning left at the next corner.
すみません。あまり詳しくないのですが、このマップを見るとそのまままっすぐ進んで次の角を左に曲がれば見つかると思います。

食べ物を説明する時

次にご紹介するのは食べ物を説明するときです。

外国人の友人と食事を共にする時、友人が初めて口にするものもあるでしょう。

食文化は国によって大きく違うので、どういう食材・味なのか大変気になるものですし、中には口にすることが出来ない食材も相手によっては存在します。

こうしたときに、店員さんに代わって貴方が説明できればきっと友人も安心して楽しい食事の時間を過ごせること間違いなしです!

日本食は、世界無形文化遺産として2013年に認められているほど世界的に有名です。特に日本食はヘルシーと言われ、昨今ではとんかつ・ラーメン・寿司・カレー・天ぷら・照り焼きチキンなどが海外で人気があり、日本のチェーン店も数多く海外で出店しています。

しかし、日本食はまだまだ知られていない物も多く、外国人の方は口に入れるまでに色々な情報を欲しがっているはずです。

できるだけ安心して食べてもらえるように、説明をしてあげると良いですね。まずはアレルギーや宗教的な問題で口にすることができないもの、嫌い・苦手な物を聞いてあげましょう。

Are there any foods you dislike?
嫌いな食べ物はありますか?

Are there any foods you cannot eat?
食べられない食材はある?

Are there any foods to which you are allergic?
アレルギーのある食品はありますか?

これを聞いてから食事に行く場所や食べるものを決めていきましょう。これは外国人の方だけでなく、日本人同士でも気にしてくれると嬉しいものですよね。

食べ物を説明するときに使える単語
美味しい   good / delicious
甘い     sweet
辛い     hot / spicy
苦い     bitter
酸っぱい   sour
塩辛い    salty
あっさり   plain
こってり   heavy
濃い     strong
フルーティー fruity
コクがある  rich

食感を説明するときに使える単語
もちもち   chewy
やわらかい  tender
ふわふわ   fluffy
パリッと   crispy
なめらか   smooth
ほくほく   flaky
ジューシー  juicy
シャキシャキ crunchy
シュワシュワ fizzy
ぷるぷる   jiggly

食べ物を説明するときに使える英単語はいっぱいありますが一応よく使いそうなものだけピックアップしてみました。

食感や味を伝える英単語は、文末に「y」をつけることが多いのが特徴です。

This fruit tart is very tasty, with a crunchy tart crust underneath!
このフルーツタルト、下にサクサクタルト生地が敷いてあり、とても美味しいです!

This curry is spicy and a bit hot, but very tasty!
このカレーはスパイシーで少し辛いのですが、とても美味しいです!

I use fresh vegetables in my salads because I want people to enjoy the texture of crunchiness.
サラダに生野菜を使うのは、シャキシャキという食感を楽しんでもらいたいからです。

まとめ

今回は「ガイド」という言葉を中心にご紹介しました。

外国人の方と話す機会って、独学で英語を勉強しているとなかなかチャンスは少ないと思います。だからこそ、街中で出会う外国人の方とのコミュニケーションは英語力をアップさせる貴重な機会です。

もちろん、オンライン英会話で英語を勉強している方も先生以外で話す人が居ない人もいらっしゃると思います。せっかく英語学習をしているのだから、ネイティブスピーカー達と生の英語を聞いて喋ってコミュニケーションを積極的に行っていきましょう!

そうすることが何よりの近道となるはずです!

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