海外旅行に行ったときや海外の方とのミーティングなどで、
「相手が話したことが聞き取れなかった」
「聞き取れたけれど、言っている意味がわからない」
といった経験がある方も多いのではないでしょうか?
本記事では、相手に聞き返すときに「もう一度言ってください」と伝える表現を紹介したいと思います!
- 「もう一度言ってください」と英語で伝えよう!
- 英語フレーズ1:Could you say that again?
- 英語フレーズ2:Would you mind saying that again?
- 英語フレーズ3:Could you repeat that for me?
- 英語フレーズ4:Sorry, I didn't get that
- 英語フレーズ5:What did you say?
- 英語フレーズ6:Could you please rephrase that?
- 英語フレーズ7:Could you please speak more slowly?
- 英語フレーズ8:what was that?
- 英語フレーズ9:What do you mean?
- 聞き返し英語をうまく使って、会話を楽しもう
「もう一度言ってください」と英語で伝えよう!
「もう一度言ってください」は英語でなんて言うでしょうか?そのようなときに使えるフレーズは、実は1つだけではありません。
ここからは、丁寧な聞き方やカジュアルな聞き方、もう少し詳しく説明してほしいときなど、様々なシチュエーションに合わせて使えるフレーズをご紹介します。
英語フレーズ1:Could you say that again?
「Could you say that again?」は「もう一度言っていただけませんか?」という意味です。丁寧な表現のため、店員や初対面の人にも使えます。丁寧なため「もう一度おっしゃってください」の日本語にも当たり、ビジネスでも十分使える表現です。
「Could you 〜?」は
Could you bring my bag?
かばんを運んでいただけませんか?
のように「~していただけませんか?」と、相手にお願いをしたいときに丁寧に伝えるときのフレーズです。
フォーマルな表現のため、旅先で通りすがりの人に質問をしたときに、返ってきた言葉が聞き取れなかったときにも使えます。
Could you say that again? I couldn’t catch that.
聞き取れなかったので、もう一度言っていただけませんか?
I couldn’t catch the last part of what you said. Could you please say that again?
最後の方が聞き取れなかったので、もう一度言っていただけませんか?
英語フレーズ2:Would you mind saying that again?
「Would you mind saying that again?」は「もう一度言っていただいてもよろしいでしょうか?」という意味です。
「Could you 〜?」(もう一度言ってもらえますか?)よりもさらに丁寧な聞き方をしたいときに使うフレーズで、かしこまった表現なのでビジネスの場でも使うことができます。
「Would you mind 〜?」は
Would you mind speaking more loudly?
もう少し大きい声で話していただいてもよろしいでしょうか?
のように、自分がへりくだって相手にお願いをするときに使う表現です。店員がお客に尋ねるときにも使われます。
I couldn’t hear your name. Would you mind saying that again?
お名前が聞き取れなかったので、もう一度言っていただいてもよろしいでしょうか?
I can’t hear you very well. Would you mind saying that again?
お電話が遠いようです。もう一度言っていただいてもよろしいでしょうか?
英語フレーズ3:Could you repeat that for me?
これも丁寧な表現で、「もう一度言っていただけませんか?」という意味です。repeatが使われているところから、繰り返して=もう一度、となり、「もう一度言ってください」の英語になるんですね。
「Could you 〜 for me?」は
Could you take a picture for me?
写真を撮ってくれませんか?
のように、丁寧に頼み事をするときに使われます。
何回聞いても聞き取れないときには、メモとペンを渡して
Sorry, I didn't hear that. Could you write it down for me?
すみません。聞き取れなかったので書いてもらえませんか?
と聞いたり、またはスマホを渡して
Could you type it in my phone?
スマホに入力してもらえませんか?
と頼むとよいでしょう。
I couldn't catch some parts. Could you repeat that for me?
一部理解できなかったので、もう一度言ってもらえませんか?
Could you repeat the number part for me?
番号の部分をもう一度言ってもらえませんか?
英語フレーズ4:Sorry, I didn't get that
「Sorry, I didn't get that」は、「すみません。わかりませんでした。」という意味のフレーズです。聞き取れたけれど、意味がわからなかったときに使う表現です。
このような場合に、「I don’t understand.」を使っている方もいらっしゃるかもしれませんが、「I didn’t get that.」のほうが理解できていないということをより軽いニュアンスで伝えられます。こう言われた相手は、もう一度言ってくださいと言われているんだと取る可能性がでてきます。
Sorry, I didn’t get that. Could you rephrase that?
すみません。わからなかったので、別の言葉に言い換えてもらえますか?
のように、「理解できなかったから~してほしい」と伝えると、相手にも納得してもらいやすくなります。
Sorry, I didn't get that. Could you rephrase that in simpler words?
すみません。わからなかったので、もう少し簡単に説明してもらえませんか?
Sorry, I didn't get that. Could you explain it more in detail?
すみません。わからなかったので、内容を詳しく説明していただいてもよろしいでしょうか?
英語フレーズ5:What did you say?
「What did you say?」は、読んで字の如く「何て言ったの?」という意味のフレーズです。
カジュアルな場面で相手に聞き返すときによく使われます。日本語でいうと「なになに?」と、相手に軽く聞き返すようなニュアンスです。低いトーンで言ってしまうと、高圧的に聞こえてしまうこともあるので注意しましょう。それを避けるためには、文頭にpardon(パードゥン)を加えると良いです。
Sorry, I couldn't hear you. What did you say?
ごめん。聞こえなかった。何て言ったの?
What did you say? I didn't hear you because I was watching TV.
テレビを見てて聞いてなかった。何て言ったの?
英語フレーズ6:Could you please rephrase that?
「Could you please rephrase that?」は、「別の言葉に言い換えていただけますか?」という意味のフレーズです。別の言葉でお願いする、もう一度言ってください英語となります。
聞き取れたけれど意味がわからないときに、違う言葉を使って説明してほしいときに使います。聞き覚えのない言葉で表現されたときに便利な表現です。
I don't know that word. Could you please rephrase that?
知らない単語なので、すみませんが別の言葉に言い換えていただけますか?
Sorry, that was difficult for me. Could you please rephrase that?
すみません。難しくて理解できなかったので、別の言葉に言い換えていただけますか?
英語フレーズ7:Could you please speak more slowly?
「Could you please speak more slowly?」は、「もう少しゆっくり話していただけませんか?」という意味のフレーズです。
「Could you 」の後に「please」が付いており、かなり丁寧な言い方になります。
英語が聞き取れない場面では、相手の話すスピードが速すぎて聞き逃してしまうこともあると思いますが、そんなときはぜひこのフレーズを使ってみてください。
That was too fast for me to catch, could you please speak more slowly?
ちょっと速すぎたので、もう少しゆっくり話していただけませんか?
Could you please speak more slowly? Because my English is still at a beginner level.
すみませんが私の英語スキルがビギナーレベルなので、もう少しゆっくり話していただけませんか?
英語フレーズ8:what was that?
「What was that?」は、「今の何?」「どういうこと?」という意味で、友達同士にフランクに聞き返す表現です。省略して「What's that?」とも言います。
抑揚をつけて話さないと怒っているように聞こえ、印象が悪くなってしまうので注意が必要です。
また似たような表現として、「Sorry?」や「Excuse me?」もあります。「What's that?」よりは丁寧な聞き方なので、使い分けられると便利ですよ。
What was that? I was watching TV.
何?何て言った?テレビに夢中で聞いてなかった。
What's that? I couldn't hear you,
何て?聞こえなかった。
英語フレーズ9:What do you mean?
「What do you mean?」は、「どういう意味?」といった意味で、こちらもカジュアルな場で使うのに便利な表現です。
語尾を上げて明るく言わないと「何が言いたいの?」のようにマイナスのイメージになってしまうので気を付けましょう。
You can't do it tomorrow? What do you mean?
明日はできないってどういう意味?
I don't get it. What do you mean?
言ってることがよくわからない。どういう意味?
聞き返し英語をうまく使って、会話を楽しもう
英語「もう一度言ってください」の様々なフレーズを紹介しました。相手の発言が聞き取れなかったときや、聞き取れたけれど、意味がわからなかったときに聞き返す表現について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
「Could you please 〜?」や「Would you mind 〜?」などの丁寧な表現で聞き返せば相手は悪い気はしないので、わからないときには遠慮せずに聞いてみましょう。
また「What's that?」などのフランクな表現はよく使われるフレーズですが、言い方を間違えると印象が悪くなってしまうので、使うときは注意してください。
ぜひ今回の記事を参考に、ネイティブキャンプの講師が言ったことが聞き取れなかったときは紹介したフレーズを使ってみてくださいね!
◇経歴
・コールセンターでの日英バイリンガルオペレーター(3年)
・外資系企業(製薬業界)でのテクニカルサポート(2年)
・副業でオンライン英会話の講師(2年)
・東京にて通学型の英会話スクール経営(4年)
・英会話スクールをオンラインに切り替えて運営(現在で約4年)
・英会話講師歴は合計で10年
◇資格
・英検1級
・TOEIC990点
◇海外渡航経験
・イギリス(3ヶ月、短期留学)
・タイ(6ヶ月)、マレーシア(3ヶ月)、台湾(3ヶ月)の滞在歴あり(海外ノマド)
・海外旅行:韓国、マルタ、ベトナム、インドネシア、アメリカ
◇自己紹介
バイリンガル英会話コーチのBobです!ほぼ日本国内で英語を習得してバイリンガルになりました。たまたま始めたオンライン英会話講師の仕事が天職だと悟り、自らの英会話スクールを開校。これまでに200人以上の英語学習者に教えてきました。多くの人たちに英語を好きになってもらい、思いっきり英会話を楽しんでもらえるよう日々活動しています!
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.