英語学習を勉強していると、天気の単語を覚える機会もあるはずです。
なぜなら英会話として天気の話は日本と同じく初対面の方との会話で取り上げるトピックでもあるからです。
そして天気にまつわる英単語は比較的覚えやすい英単語であり、日本人の私たちにもなじみ深い単語も多いことから、覚えやすい英単語としても挙げられるのではないでしょうか。
今回はそんな天気の中でも「太陽」について取り上げていきます。
「太陽」という単語を聞いて「晴れ」という英単語も想像できた方もいるかもしれません。
それぞれの英単語はどうでしょうか?同じでしょうか?違うでしょうか?
英語学習を始めるとぶつかるであろう問題の「似たような意味だけど単語が違う」という状況ですが、今回のタイトルにあるsunnyとsunshineも似たような意味だけど違いがある英単語です。
日常英会話でもしょっちゅう出てくる”天気の話題”。
そんなに出てくる?と疑うかもしれませんが、出てくるんです。
何かのイベントに参加する時、デートや遊びに行く約束をしたとき、帰りの交通機関の話題など、”天気”に左右される状況は山ほどあります。
こうした会話では必ず天気予報を気にして天気の話題になることは日常茶飯事なのです。
おそらく日本語でも同じでしょう。
今回とりあげる「sunny」と「sunshine」は天気の中でも印象が良い「晴れ」「太陽」の英単語。
比較的登場する機会が多い英単語なので、今回はしっかり「sunny」と「sunshine」の違いを使い方・例文も交えながら掘り下げていきますので役立てていきましょう!
間違いやすい「sunny」と「sunshine」の違いとは?
そもそも「sunny」と「sunshine」にはどれくらいの意味の違い・似た意味があるのでしょうか?それぞれの意味と違いをまずは知識として学んでいきましょう。
sunshine / 日の光・日向・太陽の光・日の当たる場所・日照り
まず大きな違いとして「sunny」は形容詞であり「sunshine」は名詞であるということを覚えておきましょう。
この種類が違うことで英会話のポジショニングも少々違ってきます。
当然ながら名詞である「sunshine」は不可算名詞です。
意味としてはよく似ていますね。
日常英会話としてよく使われているのは「sunny」の形容詞の方です。
「sunny」に含まれる「太陽がさんさんと照り、晴れている」様子を表すことから形容詞である「sunny」が使われます。
さらには「陽気な人」「明るい人」を指す場合にも使われます。
「sunshine」は名詞であること、そして「sunshine」が持つ「日の光」を意味することが多いため、会話では「日差しがきつい」など「太陽の光」に関して話題にあげる時に使うことが多いのです。
ではそれぞれをもっと詳しく掘り下げていきましょう。
sunnyの意味と使い方
まずは「sunny」から。
英会話として基本的によく使われるのは「sunny」の方です。
形容詞であること・太陽や晴れに関してだけではなく「陽気な人」「明るい人」など人に関しても使われていることが理由として挙げられます。
天気の話題に関して言えば「sunny」だと「晴れていてさんさんと太陽の光が降り注いでいる様」を相手に想像させることができます。
例えば…
日当たりのいい場所
天気がいい
目玉焼き
3つ目の解説は後ほどするとして‥。
1つ目2つ目の意味のイメージとして、日の光が降り注ぎ明るいイメージが沸くと思います。
sunnyが人の性格や様子を指す「明るい」「陽気」という意味を持つのは、「太陽のように明るい・陽気な人」というところから使われています。
3つ目の目玉焼き。
これは、太陽のような黄身が白身の上に乗っかっているイメージからこのフレーズができたそうです。
海外のカフェで注文する時やメニューには目玉焼きはsunny side upと書かれていますのでぜひ機会があれば注目してみてくださいね!
使い方として、「sunny」+「○○」と「sunny」単体で使うよりは「sunny」と補足する単語を合わせて使います。
形容詞であることから、単体ではあまり意味が通じません。
先ほど例に挙げた3つの内の1つ目と2つ目のように「明るい○○」と、何が明るいかの「何が」の部分を補足してあげる必要があります。
晴れてよかったー!
昨日、朝は雨が降っていたけど途中から晴れてきていい天気になったよー!
お願いだから今週末は絶対晴れますように!!!
この部屋は日当たりがいいの。
英会話で「晴れ」以外に「sunny」を使う場合は「sunny」+「○○」の部分である英単語を忘れないようにしましょう。
sunshineの意味と使い方
続いては「sunshine」です。
冒頭でもご説明した通り「sunshine」は名詞なので「晴れ」というイメージよりは「日の光」「太陽の光」というイメージです。
さらに名詞であるため、会話で使うよりは日記や文章などのwritingの部分でよく使われているかもしれません。
例えば…
冬の日差し
朝日の光
暖かい日向で
というように、光そのものにスポットを当てた意味が多いですよね。
3つ目の例は、平屋の日本家屋の縁側で太陽の光を浴びながら過ごしている様子などが思い浮かぶのではないでしょうか。その情景を説明するときの文章の中に含まれているフレーズですよね。
他にも夏場で言えば「日差しが強くて日焼けする」なんて会話もよくあると思いますがそういう時に出てくる「日差し」=「sunshine」です。
今日は日差しがいつもより強いようなので、日焼け止めをしっかり塗ってね。
海が青く見えるのは、太陽の色の一つである青を吸収しているからです。
昨日はいつもより日差しが強かったよ。
sunnyは太陽のような・太陽そのもののイメージを持つ一方で、sunshineは太陽の光・太陽による日差しを指すと覚えておけば使い分けがしやすいのではないでしょうか。
その他の関連表現
その他にも「sunny」や「sunshine」と似たような表現をもつ英単語が複数あるので1つずつご紹介していきます。「sunny」や「sunshine」の関連英語として知識・語彙力アップのため、ぜひ覚えてみてくださいね!
solar
1つ目はsolarです。
日本にあるソーラーパネルの「ソーラー」はこの「solar」です。
太陽の・太陽に関する・太陽光を利用した
solarも形容詞ですが、sunnyも形容詞ですよね。
sunnyは太陽が照っている様子を表すのに対し、solarは太陽の光を利用し・活用する様子を表します。
sunny place(日の照る場所)とは言いますが、solar placeとは言いません。solarはあくまでも太陽の光を利用・活用するという意味合いで使われますのでこの違いを覚えておきましょう。
語呂合わせ的にもsolar placeというフレーズは聞きなれていなければ言いにくいですよね。
口に出して実際に発音してみるとsunny placeの方が、しっくりくる気がします。
sunset
2つ目はsunsetです。この意味をご存知の方は大勢いらっしゃると思います。
日の入り
日本語ではsunset=夕日と思われていると思いますが、実は微妙に違います。
sunsetは英語で言うと「日の入り(日が沈む)」を表す英単語。
日本語で言う夕日を言いたければ「the evening sun」と言います。
この違い、忘れないでくださいね!
間違って使うとニュアンスが違って伝わってしまうかもしれません。
suntan
最後は、suntanです。この意味も知っている方は多いかもしれないですね。
(皮膚の)日焼け
この単語は、日焼けという意味しかありません。これ以外は無いので違いがはっきりして覚えやすいはずです。
特に夏場でよく使われていたり、海外の日焼け止めには商品のパッケージによくこのsuntanとsunburnという英単語が書かれています。
英語の発音も難しくないのでカタカナを英語っぽく発音してみると通じます。
「sunny」と「sunshine」の違い まとめ
今回は「sunny」と「sunshine」について掘り下げてみました。英語で「晴れ」を指す単語が実はもう2つほど存在します。
むしろネイティブスピーカー達はこれから挙げる2つの単語の方が使われているかもしれません。
それがclearとfineです。
この2つの意味として「晴れ」という意味は含まれていませんがニュアンスが「晴れ」のニュアンスと似ているということから使われていますよ。
気になった方はぜひ調べてみてくださいね!
◇経歴
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪。
当初は1年で帰国するはずが、留学生活がとても充実していたため結果的に3年滞在。
その後は、外資系アパレルで英語を使う仕事に就き英語を活用し働く。
現在も英語のラジオやスポーツ実況などは英語で聞きつつ、英語力の維持に努めながら仕事に活かす。
◇海外渡航経験
オーストラリア3年留学。
現地のアパレル・レストランのアルバイト
その他、バリ・香港などの経験
◇自己紹介
高校卒業後にオーストラリアへ単身渡豪し3年滞在。
当初1年で帰国する気満々で渡豪するも現地の生活があまりにも楽しく、結局3年滞在するという自由人。
現地に永住するか悩んだ末、日本での社会人経験を積むべく帰国。
その後は英語を活かし、外資系アパレルなどで仕事をしつつこのコラムを執筆中。
邦楽より洋楽が好きで、留学の3年間で染みついた海外志向は抜けないねと友人に指摘される程わりと思考は海外向け。
美味しいもの・楽しいことが大好きな関西人で、人と喋ることも好きなくせに割と家にいるのが好き。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.