Alongの意味や使い方を徹底解説!表現の幅を広げましょう!

Along、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

みなさんは、普段の英語学習や英語を使った会話の際に、「Along」という英単語に出会うことはありますか?

実際に英語の文章や資料を読んだり、ネイティブスピーカーと話をしていると、「Along」という英単語がよく使われていることに気が付くのではないでしょうか。単体でも、ほかの英単語を伴う場合でも、さまざまな用法で使われる「Along」。

そこで、今回の記事では、「Along」という英単語の意味や使い方を徹底解説します。

それぞれの意味について、例文と合わせてご紹介しますので、ぜひ例文を声に出して練習して、みなさんの英語の表現の幅を広げてみてくださいね!

Alongの意味

 

まず、「Along」には、前置詞としての働きと、副詞としての働きがあります。
この2つの品詞にそれぞれさまざまな意味があるため、なんとなく理解しにくい単語かもしれません。

前置詞の「Along」には、「~に沿って、~伝いに」、「~の途中に」といった意味があります。「Along」+名詞という使い方をするため、文中で前置詞としての役割を果たします。

副詞の「Along」には、「前へ、先へ、進んで」、「一緒に、連れて」、「ここへ、そこへ」といった意味があります。「Along」の後ろに名詞が続いていなければ、こちらの副詞的用法で「Along」が使われていると判断することができます。

以下、それぞれ詳しくご紹介していきます。

~に沿って、~伝いに

前置詞としての「Along」の代表的な意味が「~に沿って、~伝いに」というものです。

道路や通り、川や海など目的語となる名詞には何か長いもの、細いものなどが置かれます。また、運動や動きを表す動詞とともに使われることも多いです。

I walked along the big river with my friend yesterday.

昨日、私は友達と一緒に、大きな川に沿って歩きました。

If the weather is good tomorrow, let’s take a drive along the coast!

もし明日天気が良ければ、海岸沿いをドライブしよう!

Many trees are planted along the street.

通り沿いにたくさんの木が植えられています。

Go along the main road and turn left. You will then find a post office.

大通りに沿って進んで左に曲がってください。そうすると、郵便局があります。

~の途中に

「Along」が前置詞として使われるときには、道路や通りの「途中に」、旅行の「途中/あいだに」といった意味にもなります。

I saw my English teacher along the way to school.

通学路で英語の先生を見かけました。

I lost my smartphone somewhere along the way.

私は途中どこかでスマートフォンを失くしました。

There is a phone box somewhere along this street.

この通りのどこかに電話ボックスがあります。

The kind woman helped me along the way.

親切な女性が途中で助けてくれました。

前へ、先へ、進んで

「Along」が「move(動く)」、「come(来る)」、「go(行く)」、「walk(歩く)」といった動作を示す動詞と一緒に使われるときには、副詞として「前へ」、「先へ」、「進んで」という意味になります。

ほかにも、単に動作や行動を強調することもあります。

Come along!

さあ、来て!

Move along now.

今すぐ移動してください。(立ち止まらないでください)

How far along is that new project so far?

その新しい案件は今のところどのくらい進んでいますか?

I drove along admiring the view.

景色を眺めながら車を走らせました。

一緒に、連れて

人を表す英単語とともに「Along」が使われるときには、その人と「一緒に」、またはその人を「連れて」、その人を「連れ立って」というように、同伴する意味となります。

Take him along just in case.

念のため、彼も一緒に連れていってください。

Please bring your friends along.

ぜひ、お友達とご一緒にどうぞ。

Don't you want to come along?

一緒に来ないの?

I took my younger sister along.

妹も連れて行きました。

He brought his new girlfriend along to the party.

彼はパーティーに新しい彼女を連れてきました。

ここへ、そこへ

口語表現ではありますが、「Along」は「ここへ」「そこへ」「その場に」といった意味でも使われます。「here」や「there」をイメージするとわかりやすいかもしれません。

I'll be along to see him in a few minutes.

すぐに彼に会いに行きます。

→ここでの「I'll be along」は「I'll be there」と同じ意味になります。

We missed the first bus, but another one should be along soon.

私たちは最初のバスを逃しましたが、すぐにもう一台(ここに)来るはずです。

→ここでの「should be along」は「should be here」と同じ意味になります。

She will be along in ten minutes.

彼女は10分もすればここに来るでしょう

→ここでの「She will be along」は「She will be here」と同じ意味になります。

Alongを使ったフレーズ

 

ここまで、前置詞や副詞としてのさまざまな「Along」の使い方をご紹介してきました。

ここからは、「Along」を使ったフレーズのなかから、よく使われる代表的なものをいくつかご紹介します。

こちらについても、それぞれ例文を合わせてご紹介しますので、音読して練習してみてくださいね。

まずは「Along with」というフレーズ。少しややこしいのですが、「Along with+人」の場合は「(人)と一緒に」「(人)と協力して」という意味になります。

それに対して「Along with+物」の場合は、「(物)に加えて」「(物)のほかに」という意味になります。

I worked along with some friends to finish the project.

私は友人数名と協力してそのプロジェクトを終わらせました。

A bill came along with the merchandise.

商品と一緒に請求書が来ました。

My cousins were there along with my aunts and uncles.

いとこたちも、おじさん、おばさんもみんな来ていました。

I will have some ice cream along with the matcha cake.

抹茶ケーキのほかにアイスクリームを少しいただきます。

また、「get along with」というフレーズは「(人)と仲よくする・付き合う・やっていく・暮らす」という意味になります。

I think that they can get along with each other.

彼らはお互いに仲良くやっていけると思います。

She never really got along with her sister.

彼女は姉と仲が悪かったんです。
続いて、「all along」。こちらは、「物事の最初からずっと」という意味があります。

I knew the truth all along.

私は本当のことをずっと知っていました。

The police knew all along who was guilty.

警察は誰が犯人か最初からわかっていました。

I got divorced because my husband was cheating on me all along with his old girlfriend.

私が離婚したのは、夫が昔の彼女とずっと浮気していたからです。

ほかにも、「sing along」で「一緒に歌う」、「tag along」で「ついていく、一緒に行く」というフレーズもあります。


We listen to children's shows on the radio, and my little girl can sing along with all the tunes.

ラジオで子供向けの番組を聴いているのですが、うちの娘はどの曲も一緒に歌えるんです。

You can sing along to your favorite song.

好きな曲に合わせて歌えます。

She seemed happy to tag along with us.

彼女は嬉しそうに付き合ってくれました。

Do you mind if I tag along?

私も一緒に行ってもいいですか?

まとめ

 

いかがでしたか?今回は、「Along」という英単語について、さまざまな意味や使い方を例文とともにご紹介しました。

英語に接していると、よく出てくるのが「Along」。1つの英単語で多くの意味があるため、適切に意味をくみ取るのが難しい単語でもあります。

ぜひ、今回ご紹介した例文を何度も口に出して練習し、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

今回ご紹介した「Along」の意味について、適切なシーンで使い分けることができれば、より自分の英語での表現の幅が広がります。

また、今回学んだ「Along」という英単語や「Along」を使った英語フレーズについて、「もっと詳しく学習したい」という方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!

レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。今回ご紹介した「Along」の使い方をさらに練習しても良いですし、ほかにも1つの英単語で多くの意味を持つ単語があるかどうかを聞いてみるのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。

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