【2025年最新】イギリスの大学ランキングTOP10|学費・留学・大学院情報もまるっと紹介

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イギリスには
世界大学ランキング上位の大学が多く、優秀な学生が世界中から集まっています。

多様なバックグラウンドを持つ仲間とともに学び専門性を深められるのは、イギリス大学留学の大きな魅力です。

本記事では、イギリスの大学の特徴や制度、大学ランキング上位校を紹介します。イギリス大学留学に役立つ情報もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

イギリスの大学制度

イギリスの大学について調べていると、さまざまな教育プログラムを目にするかと思います。ここでは各プログラムについて概要をまとめます。

学部コース(学士課程)

イギリスの中等教育を修了したあと、18歳以上の人は大学の学部コースへの進学が可能です。

日本の高校卒業後に学部進学を目指す場合は、次に紹介する「ファウンデーションコース」に入学する必要があります。

ファウンデーションコース

ファウンデーションコースとは大学進学準備コースのことを指します。

日本の高校卒業資格だけではイギリスの大学の学部入学資格を満たせないため、希望大学の学部コースに進学可能なファウンデーションコースへの入学が必要です。

専門分野の基礎固めだけでなく、アカデミック英語も学べるコースです。

大学院(修士課程)

修士課程コースへは学士レベルの学習を終えている人が入学可能です。

1年間の集中的な学びで高度な専門知識を習得できるため、キャリアアップやキャリアチェンジを目指す社会人留学にも適したプログラムです。

イギリスの大学が注目される理由とは?

イギリスの大学は、世界中から多くの学生が憧れる人気の進学先です。

その理由として、次のような特長が挙げられます。

・世界トップクラスの教育水準
・学位を短期間で取得できる制度
・専門性を深められる実践的な学び

それぞれ詳しく見ていきましょう。

世界トップクラスの教育水準

イギリスの大学は、ほとんどが国立で構成されており、教育・研究の質が世界的に高く評価されています。

オックスフォード大学ケンブリッジ大学をはじめとする名門校には、世界中から優秀な学生が集まります。

国際色豊かな環境で学ぶことができ、多様な価値観に触れながら成長できるのも大きな魅力です。

こうした国際的かつ質の高い教育体制が、イギリスの大学が注目される理由のひとつとなっています。

学位を短期間で取得できる制度

イギリスの学士課程は通常3年(スコットランドは4年)、修士課程はわずか1年で修了することができます。

日本や他の国と比べて学習期間が短いため、時間的・経済的な負担を抑えながら効率よく学べるのが特長です。

しかしその分、集中して学び、英語力や専門知識を積極的に身につける姿勢が求められます。

「できるだけ早く、でもしっかり学びたい」そんな人にとって、イギリスの大学制度はまさに理想的といえるでしょう。

専門分野を深く学べる

イギリスの大学では、入学当初から専攻分野に特化した学びがスタートします。

一般教養よりも専門教育に重点を置いており、実践的なカリキュラムが組まれているのが大きな特長です。

また、講義だけでなくディスカッションやプレゼンテーション、リサーチなどを通じて、
主体的に学ぶ力や批判的思考力も養われます。

「自分の専門をとことん追求したい」そんな思いを持つ人にとって、イギリスの大学は絶好のステージです。

イギリスの大学ランキングトップ10とそれぞれの大学の特徴

世界大学ランキングには、主に下記の4つがあります。

・THE世界大学ランキング(Times Higher Education World University Rankings

・QS世界大学ランキング(QS World University Rankings

・世界大学学術ランキング(Academic Ranking of World Universities

・USニューズ&ワールド・レポート世界大学ランキング(U.S. News & World Report Best Global University Rankings

ここでは、2025年のTHE世界大学ランキングの結果を元に、イギリスの大学でランキング上位にランクインした10の大学を紹介します。

イギリスの大学には「偏差値」という概念がないため、大学のレベル感を知るのにランキングの情報も参考にしてみてください。

第1位:オックスフォード大学

オックスフォード大学は英語圏で最も長い歴史を持つ大学で、THE世界大学ランキングでは2017年から2025年まで連続して1位となっている大学です。

30を超えるカレッジ(アカデミック・コミュニティ)があり、学生はそこで週に1度のチュートリアルを受けることになります。

オックスフォード大学は、哲学をはじめとした人文学、工学や医学で特に高い評価を得ています。

第2位:ケンブリッジ大学

ケンブリッジ大学はオックスフォード大学に並ぶイギリスの名門校で、この大学もカレッジで構成されています。

チャールズ・ダーウィンアイザック・ニュートンなど数々の著名人を輩出した大学でもあります。

人文学分野での評価も高いですが、理系分野や建築の分野でも高い評価を得ている大学です。

第3位:インペリアル・カレッジ・ロンドン

インペリアル・カレッジ・ロンドンは、科学、技術、工学、医学など理系分野とビジネス分野に強い大学です。

研究型大学からなる「ラッセル・グループ」の構成大学の1つで、この大学も多くのノーベル賞受賞者を輩出しています。

第4位:ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)はロンドン大学に所属する大学の1つです。

UCLは高等教育機関の研究力を評価する「Research Excellence Framework 2021 (REF)」で、オックスフォード大学に次いで2位となっています。

学問分野では教育学や建築学、考古学で特に高い評価を得ています。

第5位:エディンバラ大学

エディンバラ大学はスコットランドの大学で、英語圏で6番目に古い大学とされています。

医学や人文学の分野で特に有名で、スコットランド内でトップに位置する大学です。

第6位:キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)

キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)は、ロンドンに5つのキャンパスを持つ総合大学です。

なかでも医学や法学、社会科学でトップクラスの評価を受けており、これまで14名のノーベル賞受賞者を輩出しています。

第7位:ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)

ロンドンの名門校ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)は、経済学や社会科学分野で特に評価が高い大学です。

メディア・コミュニケーションや法学分野でも評価が高く、人気があります。

第8位:マンチェスター大学

イングランド北部に位置するマンチェスター大学は、現在までに25人のノーベル賞受賞者を輩出している名門校です。

ユニークなコースが多いのも特徴で、ビジネス分野や政治・国際分野で特に高い評価を得ています。

第9位:ブリストル大学

ブリストル大学もイギリスの名門大学の1つです。

ラッセル・グループに所属する大学の1つでもあり、これまでに13人のノーベル賞受賞者を輩出してきています。

教育、コンピュータ・サイエンス、政治学などで特に高い評価を得ており、教育分野ではTESOLのコースも人気があります。

第10位:グラスゴー大学

グラスゴー大学は、スコットランド最大の都市・グラスゴーにある大学です。

英語圏で4番目に古く、発明家のジェームズ・ワット経済学者のアダム・スミスもこの大学を出ています。

特に医学や歯学、獣医学の分野で世界的に高く評価されています。

日本人がイギリスの大学へ入学する方法

日本人がイギリスの大学へ入学するには、下記の方法があります。

・学部に直接入学する

AレベルやIB(国際バカロレア)などの国際資格を持っていれば学部コースに直接出願が可能です。

学士課程への入学に求められる一般的な英語力はIELTS 6.0以上とされています。

・ファウンデーションコースから大学の学部コースに進学する

日本の高校卒業後にイギリスの大学に進学する場合は、学部入学に必要な資格を得るため「ファウンデーションコース」への入学が必要です。

ファウンデーションコースへの入学にはIELTS 4.5〜5.5の英語力が求められます。

・日本の大学で学んでからイギリスの大学に入学す

日本の大学で1〜2年学んでからイギリスの大学の学部コースに出願できる場合があります。

この場合、編入とは異なり、進学できるのはイギリス大学の学部1年目となることが多いです。

日本で学んでいた分野と進学希望コースの分野が大きく異なる場合は、ファウンデーションコースへの入学が必要となる場合もあります。

AレベルやIBといった国際資格はイギリスでの教育やインターナショナルスクールでの教育を受けている必要があります。

そのため、日本からイギリスの大学に入学するには、まずはファウンデーションコースへ入学するのが一般的なルートです。

・インターナショナルイヤーワンを経由した大学進学(編入)

インターナショナルイヤーワンを経由するルートは、最近特に注目されている進学方法のひとつです。

これは、イギリスの教育機関(INTOやStudy Groupなど)が提供するプログラムで、大学2年次に編入することを前提に、英語力や専門科目、アカデミックスキルを1年間で集中的に学びます。

通常のファウンデーション経由では学士課程に3年かかりますが、このルートでは1年短縮できるため、学費や生活費を抑えられるのが大きなメリットです。

内容は大学1年次に相当するため、修了後はそのまま大学2年に進学できます。

高校の成績や英語力が一定水準に達している必要がありますが、条件を満たしていれば、より効率よくイギリスの学士号を取得できる進学ルートとしておすすめです。

イギリスでの大学進学にかかる費用

「費用面が不安…」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、英語力に不安がある場合を想定し、語学研修を1年間行ったうえで進学するケースを2つのルートに分けてご紹介します。

進学ルート1:ファウンデーションコースを経由して大学1年次に進学する場合

このルートでは、まず1年間のファウンデーションコースを修了した後、イギリスの大学1年次へ進学します。

そのため、必要な費用は語学学校1年+ファウンデーション1年+大学3年の計5年間分の学費と生活費となります。

目安となる費用は以下の通りです。

年次 内容 学費(目安)
1年目 語学学校 約270万円〜(GBP13,500〜)
2年目 ファウンデーション 約295万円〜(GBP14,770〜)
3年目 大学1年 約540万円〜(GBP27,000〜)
4年目 大学2年 約540万円〜(GBP27,000〜)
5年目 大学3年 約540万円〜(GBP27,000〜)

総額:約2,185万円〜(GBP109,270〜)

※生活費は年間180〜200万円ほどが目安です。

なお、ファウンデーションへの入学に必要な英語スコアに届かない場合は、事前に語学学校での準備が必要になります。

例えば1年間の語学研修が必要となった際、学費は年間で約GBP13,500〜(約270万円~)となります。

進学ルート2:インターナショナルイヤーワンを経由して大学2年次に編入する場合

こちらは、1年間の「インターナショナルイヤーワン(IY1)」を修了後、大学の2年次へ編入するルートです。

この場合、大学での在籍期間が2年間に短縮されるため、生活費や学費の総額が抑えられるのが特長です。

年次 内容 学費(目安)
1年目 語学学校 約270万円〜(GBP13,500〜)
2年目 インターナショナルイヤーワン 約300万円〜(GBP15,140〜)
3年目 大学2年 約540万円〜(GBP27,000〜)
4年目 大学3年 約540万円〜(GBP27,000〜)

総額:約1,650万円〜(GBP82,640〜)

※生活費は年180〜200万円程度が想定されます。

インターナショナルイヤーワンの入学要件はファウンデーションよりもやや高いため、語学研修期間が長くなる可能性もあります。

イギリスの大学に留学するに向けて準備すべきこと

「イギリスの大学に進学したいけど、いつ何をすればいいのか分からない…」

そんな方のために、ここでは出発の約1年半前から出発直前までにやるべきことを、時期ごとに分けてまとめました。

渡航の1年半〜1年前:まずは情報収集からスタート

この時期は、まだ「留学しようか迷ってる…」という人も多いかもしれません。

でも、将来の選択肢を広げるためにも、早めに動き出すのが◎。

・留学説明会に参加して情報を集める
・IELTSやTOEFLなど英語試験の対策を始める
・気になる大学やコースをいくつかリストアップ
・UCAS(イギリスの大学出願システム)でコースを検索
・留学エージェントやカウンセラーに相談して、進学ルート(ファウンデーション/インターナショナルイヤーワン)を決める

まだ迷っている段階でもOK!

「とりあえず勉強だけは始めておこう」という気持ちで進めるのもアリです。

渡航の1年〜6ヶ月前:出願や申し込みはこの時期に集中!

いよいよ具体的に動き出す時期です。

英語スコアがある程度取れていれば、出願や進学準備に集中していきましょう。

・志望校を決定し、必要書類を集めて出願
※複数の大学に同時出願も可能!
・ファウンデーションやインターナショナルイヤーワンの申し込み
・英語力が足りない場合は、語学学校の申し込みを先に
・スコア提出やエッセイなど、細かい準備も忘れずに
・合格後は、学費の支払いや入寮手続きもこのタイミングで

この時期の準備はスピード勝負!

締切を過ぎると翌年に持ち越しになるので、早め早めの行動がカギです。

渡航の6ヶ月前〜直前:いよいよ渡航準備へ!

出願や手続きが落ち着いたら、今度は現地での生活に向けた準備へシフト。

やることは多いですが、1つずつ確実にこなしていけば大丈夫です。

・学生ビザの申請(必要書類に注意)
・航空券の手配(できるだけ早めがお得)
・留学生保険への加入
・寮・ホームステイ・シェアハウスなど住まいの確保
・スーツケースや持ち物の準備(冬服・変換プラグなど)

この頃になると、「本当に行くんだな…」という実感が湧いてきます。

不安もあるかもしれませんが、ここまで準備してきた自分を信じましょう!

まとめ

今回は、イギリスの大学の特徴や制度、大学ランキング上位校について紹介しました。

教育水準の高いイギリスには、世界トップの大学やランキング上位常連の大学がたくさんあります。

自分の興味のある分野を深く学びたい人や、専門性を高めたい人にとっては特におすすめの留学先です。

この記事を参考に、自分に合った大学を見つけて、イギリス留学の一歩を踏み出してみてください!

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