英語学習者のみなさん、こんにちは!早いもので2022年も残すところあと2ヶ月を切りましたね。ハロウィンも終わり、街はあっという間にクリスマスムード。
コンビニやスーパーではクリスマスケーキやパーティ用の豪華な食事の予約販売が始まり、夜になると街には煌びやかなイルミネーションがひかりはじめます。
そんな様子を見ていると、年末の雰囲気が恋しくなってしまいますね。日本では多くの人が恋人と過ごすイメージの強いクリスマス。しかし海外ではクリスマスは家族が集まって過ごすのが一般的。
また、日本ではお正月には三ヶ日と言って会社や学校がお休みになることが一般的ですが、アメリカではお正月よりもクリスマス休暇を多く取得する人が多く、1月2日には出勤すると言う人も珍しくないそうです。
こんなふうに、国が違えば年末年始の過ごし方も異なります。今回この記事では、年末年始に関わる便利な英語表現「Happy holidays」を取り上げ、学習していきたいと思います。
「Happy holidays」の基本的な意味やその表現の由来、そして会話の中での具体的な使い方までを例文を参照しながら紹介していきますよ。これからの季節にぜひ、活用してみてくださいね。
- Happy Holidaysの意味とは
- Happy Holidaysの由来
- Happy Holidaysの使い方
- クリスマスのメッセージやギフトカードに合わせて使いたい英語表現紹介
- Happy Holidaysの返事の仕方
- Happy Holidaysはいつまで使われる?
- まとめ
Happy Holidaysの意味とは
早速ですが「Happy holidays」の基本的な意味を確認しておきましょう。
そしてその意味は「良い休暇を!」「素敵な休日を!」となります。
最近では日本語でも「ハッピーホリデー!」と言う表現を使ったり聞いたりすることが多くなりましたね。
ただし、一点だけ注意してください。英語で「Happy holidays」と言う際には、「holidays」は複数形になります。日本語では「ホリデー」のように単数系で用いますが、その点は注意が必要です。
Happy Holidaysの由来
「Happy holidays」という挨拶の仕方にはどのような歴史があるのでしょうか?
「Happy holidays」は、主にアメリカなどの英語圏でクリスマス休暇に用いられる特別な挨拶です。
昔は「Happy christmas.」や「Merry christmas.」という表現が多く用いられていましたが、現在では「Happy holidays」が好んで使用されています。その理由はいったいなぜでしょうか?
「Happy holidays」が好んで使用されるようになった背景には、宗教が関係しています。みなさんご存知の通り、アメリカ合衆国はさまざまな人種、民族をバックグラウンドにもつ人々が共存しています。
属している宗教も人それぞれ。キリスト教徒だけではなくてイスラム教徒、ヒンドゥー教徒などが大勢暮らしています。そのため、クリスマス休暇の際に「Happy christmas!」というキリスト教徒向けの挨拶を他の宗教を信じている人たちに向かって言う事はあまり好ましくありません。
このような宗教的背景から、アメリカをはじめとした世界各国で「Happy christmas.」と言う挨拶から「Happy holidays」と言う挨拶に変容していったのです。
参考資料:「Happy holidays」の意味とは? クリスマス以外も
https://reversal-life.com/7313
Happy Holidaysの使い方
ここで「Happy holidays」の具体的な使用方法を例文を参照しながら確認していきましょう。
基本的に「Happy holidays」はクリスマスを含む感謝祭(サンクスギビングデイ)から新年の挨拶に使用されます。
アメリカとカナダでは毎年11月末に「Thanks giving day (サンクスギビングデイ)」という休日があります。
昔、アメリカやカナダへの移民たちが初めてその土地で農作物を収穫できたことをお祝いするお祭りです。このThanks giving dayから12月末のクリスマス、そして新年までの期間に「Happy holidays」はよく使用されます。
クリスマス当日であれば「Happy christmas.」、そして新年の挨拶には「Happy new year!」が一般的に使用されます。日本人の私たちでもどれも聞き覚えのある親しみやすい表現ですね。
また、新年の挨拶でよく使用される表現には「Have a great new year. (素敵な新年をお過ごしください。)」があります。「great」の部分を「wonderful」や「good」「nice」に変えて自分なりの表現にすることも可能ですので、たくさんカスタマイズして使用してみてください。
参考資料:ハッピーホリデー (Happy Holidays)の意味とは?いつからいつまで? |気になること、知識の泉
https://afun7.com/archives/18798.html
クリスマスのメッセージやギフトカードに合わせて使いたい英語表現紹介
ではここで、「Happy holidays」を含んださまざまなお祝いの英語表現を特集していきたいと思います。
クリスマスのプレゼントやメッセージカードに添えるのにぴったりな言葉がたくさんあるため、相手が喜んでくれそうなものをピックアップして使用してみてくださいね。
クリスマスメッセージに使える表現
クリスマスの奇跡があなたの心を暖かさと愛で包み込んでくれますように。メリークリスマス!
素敵なクリスマスを!
ハッピークリスマス!〇〇から〜へ。
良いクリスマスを。
メリークリスマス、そして良いお年を!
メリークリスマス、そして良いお年を!
素敵で楽しい休暇を過ごしているかい?メリークリスマス、〇〇!
君が楽しいクリスマス休暇を過ごせることを願っているよ。そしてそんなクリスマスの気分がいつまでも続きますように。
恋人へのクリスマスメッセージ
あなた以外何もいらないよ。メリークリスマス!
クリスマスにはあなたが欲しい!
あなたは私のサンタクロース。メリークリスマス〇〇!
参考資料:クリスマスメッセージやカードに使いたい英語の例文48選 |ベルリッツ
https://www.berlitz.com/ja-jp/blog/christmas-message
Happy Holidaysの返事の仕方
では、友人や同僚、家族などから「Happy holidays」と言われた場合、どのように返事をしたらいいのでしょうか?
ここではその返答の仕方について確認していければと思います。
例えば友達や同僚に「Happy holidays!」と言われた場合、「Thanks. Happy holidays to you too!」のように返せるといいですね。「あなたも素敵な休暇を過ごしてくださいね。」という意味になります。
また、その他の返答の仕方としては「Same to you. (あなたもね。)」「You too (あなたもね ).」などの省略バージョンもあります。簡単な言い回しなので、誰かに「Happy holidays」と言われたらぜひ使ってみてくださいね。
Happy Holidaysはいつまで使われる?
先ほども述べた通り、「Happy holidays」という表現は基本的に11月末のThanks giving dayというお祭りの日から年明け1月の新年までの期間に用いられることが一般的です。
では1月以降の休暇や連休、休日に「素敵な休日を!」「良い休日をお過ごしください。」と誰かに伝えたい場合、どんな表現を用いればいいのでしょうか。
通常の休日や週末の場合、「Have α nice holidays!」や「Have a great weekend.」という表現が頻繁に用いられます。
例えば金曜日の仕事場で同僚や上司と別れる際に「Have a great weekend!」といって挨拶をします。これに対し返答をする場合は「You too.」「Same to you.」「Have a good one.」などの表現をしようします。
まとめ
この記事ではここまで、日本でも年末シーズンによく耳にする「Happy holdays」という英語表現の基本的な意味と言葉の由来、歴史的背景とその会話の中での使い方を例文とともに解説してきました。いかがでしたでしょうか?
2022年も残すところあと2ヶ月を切ったところ。これからのシーズン、今回学習した「Happy holidays」とその他の似た表現が大活躍しそうですね!
今年はぜひ、外国人の友人や知り合いに今回覚えた表現を使って英語でクリスマスのメッセージを書いたり、実際に「Happy holidays」と伝えてみてはいかがでしょうか?

◇経歴
大学時代に、外国語がどのように学ばれるのかについて興味を持ち、日本の大学院で第二言語習得論•応用言語学の研究に励む。
修了後はインターナショナルスクールの先生や、小学生オンライングループ英会話のバイリンガル講師、日本の文化を海外に広める音楽スクールで活躍中。
◇資格
IELTS Academic module 6.5
(speaking 6.5 reading 7.0 listening 6.5 writing 6.0)
◇留学経験
高校時代、春休み中にニューヨークにある姉妹校のタウンゼント•ハリス高校へ研修に参加。
その後大学時代にニュージーランドに一学期間の留学を経験。語学学校に通ったのち、主に応用言語学を中心に学ぶ。
◇海外渡航経験
つい数ヶ月前、高校ぶりに訪れたニューヨークの空港でみつけたストリートピアノ。
つい弾きたくなりニューヨーク出身の作曲家ジョージ•ガーシュインの「ラプソディーインブルー」を弾いたら、メキシコのカンクン行きの搭乗を待っていた皆さんから盛大な拍手を貰いました!とてもいい思い出です。
◇自己紹介
これまでの海外経験や、日本で出会った留学生たちとの交流から、英語をはじめとした外国語を使うことで、私たちの視野や価値観はどんどん広がっていくと確信しています!
英語が好き!と言う気持ちを大切に、英語を学び続けられる燈を見つけられるよう行動すると、英語学習が楽しくなります!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.