「照れる」は英語で何て言う?4つの場面別に例文付きで解説

照れる、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

誰かに褒められたとき「照れる」って英語でなんて言うかわかりますか?

shy(恥ずかしい)という単語は知っている方が多いかも知れませんが、照れるとは少しニュアンスが違います。

この記事では、「照れる」を表す英語フレーズを4つの場面で解説していきます。

この記事を読めば、照れる場面に遭遇したときに英語で感情表現ができるようになるでしょう。

「照れる」を表す英語フレーズ【4つの場面で解説】

「照れる」といっても色々な場面が考えられます。この記事では、以下4つの場面で使える英語フレーズを解説していきます。

・褒められて照れる

・他人の目が気になって照れる

・性格が恥ずかしがり屋・照れ屋さん

・気まずくて照れる

それぞれ解説していきます。

褒められて照れる

何か褒められたときに、Thank you.(ありがとう)と明るく言えればいいのですが「いえいえ、そんなことありません(照れます)」と謙遜を示すフレーズを紹介します。

I’m flattered.

(照れます)

flatterは「お世辞を言う」という動詞です。

「I’m flattered.」を直訳すると「私はお世辞を言われた」→「ほめすぎ」→「照れる」というニュアンス。「照れる」を表す鉄板フレーズで、ビジネス英語と日常英会話両方で使えます。

例文を見ていきましょう。

A: Wow, this pasta tastes terrific. You are really a good cook.

(うわぁ、このパスタ本当においしい。あなた、とても料理がうまいですね)

B: I’m flattered. Thank you.

(照れますね。ありがとう)

flatterを使った別のフレーズも紹介します。

You’re flattering me.

(照れます)

直訳すると「あなたは私にお世辞を言っている」→「ほめすぎ」→「照れる」というニュアンスになります。

例文

A: You look so beautiful today.

(今日はとてもキレイですね)

B: You are flattering me.

(照れるよ)

次は「blush」を使ったフレーズを紹介します。

You’re making me blush.

(照れる)

「blush」は「顔を赤らめる」という意味の動詞。「You’re making me blush.」を直訳すると「あたなは私の顔を赤らめています」。褒められたときに照れるというニュアンスがあります。

例文

A: You are the only woman whom I want to marry.

(あなたはわたしが結婚したいと思う唯一の女性です)

B: You’re making me blush.

(照れるよ)

「blush」を使った別のフレーズも紹介します。

I’m blushing.

(照れる)

直訳すると「わたしは顔を赤らめている」→「照れる」というニュアンスです。

例文

A: You are really pretty today.

(今日本当にかわいいね)

B: I’m blushing.

(照れるよ)

他人の目が気になって照れる

他人の目が気になって照れる場面に使えるのが「embarrass」

「embarrass」は「恥ずかしい思いをさせる」という意味の動詞です。「embarrass」を使った2つの例文を見ていきましょう。

You’re embarrassing me.

(照れる)

直訳すると「あなたは私に恥ずかしい思いをさせている」→「照れる」というニュアンスになります。

声のトーンで相手に与える印象が変わるので、注意が必要。

・笑顔で冗談っぽく言う→「照れる」というポジティブな印象

・声のトーンを落として、怒ったような感じで言う→「恥ずかしいからやめて」と深刻でネガティブな印象

具体的に例文で見てみましょう。

例文(ポジティブな印象)

A: You’re not only good at sports, but you’re also good at studying.

(あなたは運動だけじゃなくて、勉強も得意なのね)

B: Stop it. You’re embarrassing me.

(やめてよ。照れるよ)

→冗談っぽく言うと「照れるじゃん」というポジティブな印象を与えます。

例文(ネガティブな印象)

A: Don’t speak so loudly in public. You’re embarrassing me.

(公の場でそんな大きな声で話さないでよ。恥ずかしいから)

→怒ったような感じで言うと、「恥ずかしいからやめて」というネガティブな印象を与えます。

B: Sorry. I’ll be careful next time.

(ごめん。今後気をつけるよ)

「You’re embarrassing me.」は他人がしたことが原因で、自分が恥ずかしく感じるときに使うフレーズです。

自分がしたことに対して、自分自身が恥ずかしく感じる場合は「I’m embarrassed.」を使います。

例文

I’m so embarrassed that I called her by the wrong name.

(彼女を間違った名前で呼んで、とても恥ずかしい)

原因や状況が恥ずかしいと言いたい場合は「It’s embarrassing.(それは恥ずかしいね)」を使います。

例文

A: I didn’t have enough money to pay for the dinner last night.

(昨晩、夕食代払うのにお金が足りなかったんだ)

B: Did your girlfriend pay for it?

(彼女が払ったの?)

B: Yes, it was so embarrassing.

(そうなんだ。ほんと恥ずかしかったよ)

別の例文も見てみましょう。

Tom, stop dancing on the table. It’s so embarrassing.

(トム、テーブルの上で踊るのやめて。恥ずかしいから)

・道徳的に恥ずかしい

「embarrass」よりも深刻で道徳的に恥ずかしい場面で使うのが「ashame」

「ashame」は「恥をかかせる」という動詞。「be ashamed of〜」で「〜を恥じらう、〜を情けなく思う」の意味で使うのが一般的です。

例文

You cheated in the exam? I'm ashamed of you!

(テストでカンニングしたの?情けないね)

I'm very ashamed of myself for what I did last night.

(わたしは自分が昨晩したことを恥じています)

性格が恥ずかしがり屋・照れ屋さん

恥ずかしがり屋、照れ屋など性格を表す表現に「shy」があります。shyは「恥ずかしい」という意味の形容詞。

例文

A: How would you describe Naomi?

(ナオミってどんな人なの?)

B: I think she is not very outgoing. She is shy around strangers.

(彼女はとても社交的な方ではないと思う。彼女は知らない人の中では人見知りします)

恥ずかしがっている人に対して、恥ずかしがるなよという意味で「Don’t be shy.」もよく使います。

例文

A: Everybody wants you to be the class leader.

(みんなあなたにクラスのリーダーになってほしいんだ)

A: I’m flattered.

(照れるよ)

B: Don’t be shy. You can do it.

(照れるなよ。あなたならできるよ)

気まずくて照れる

照れていて気まずい雰囲気になることもあります。そんな時に使えるのが「awkward」「awkward」は「気まずい、ぎこちない」という意味の形容詞です。

例文

I felt very awkward when I ran into my ex-girlfriend.

(元カノにばったり会ってとても気まずかった)

There was an awkward silence between me and her after we quarreled.

(ケンカの後、私と彼女の間に気まずい沈黙があった)

照れると一緒に使えるフレーズ

ただ単に「照れる」とだけを言うと、気持ちが伝わりにくいことがあります。日本語でも「やめてよ、照れるから」などと言いますよね。

「やめてよ」にあたる英語のフレーズは以下の3つがオススメ。

Don’t

Come on.

Stop it.

「もう〜、やめてよ」のように「もう〜」と言いたいときは、以下のように「Oh」を使います。

Oh, don’t! Oh, come on. Oh, stop it.

声のトーンで印象が変わるので、シチュエーションに合わせて使い分けてくださいね。

明るいトーンで言う→「もうやめてよ」と冗談っぽい印象を与える

怒ったようなトーンで言う→「やめろよ」と深刻な印象を与える

ポジディブな場面の例

明るいトーンで「Oh, stop it.」という

A: You look beautiful today.(今日キレイだね)

B: Oh stop it. I’m flattered.(もうやめてよ、照れるよ)

怒ったようなトーンで「Oh, come on.」という

A: You used to be very fat when we were kids.

(子供のとき、とても太ってたよね)

B: Oh stop it. You’re embarrassing me.(もうやめてよ、照れるよ)

まとめ

本記事では「照れる」を表す英語フレーズを4つの場面別に解説しました。

代表フレーズを再度おさらいしておきましょう。

・褒められて照れる→「I’m flattered.」「You’re flattering me.」(照れます)

・他人の目が気になって照れる→「You’re embarrassing me.」(照れます)

・性格が恥ずかしがり屋・照れ屋さん→「She is shy around strangers.」(彼女は知らない人の中では人見知りします)

・気まずくて照れる→「I felt very awkward.」 (とても気まずかった)

シチュエーションに合わせて「照れる」のフレーズを使い分けてみてくださいね。

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