英語で「心配する」の使い分け7選!ビジネスなど場面別で使うには

英語で「心配する」の使い分け7選!ビジネスなど場面別で使うには

 

日常会話の中で頻繁に登場する「心配する」という言葉。単純な不安だけでなく、懸念や恐怖、緊張など、心配にも色々な種類があります。実は英語には、心配の種類によって使う表現が異なるのをご存知でしたでしょうか?

そこで今回は、英語での「心配する」の使い分けを7つご紹介したいと思います。「心配する」「心配している」「心配しています」といった英語の表現を正確に使えるようにしましょう。ビジネスなど、場面別で使えるものもあるので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

 

「心配する」の英語の使い分けは?例文で確認しよう

 

ここからは、「心配する」の英語の使い分けを7つ解説していきます。

それぞれ少しずつニュアンスが異なるので、使えそうな状況を思い浮かべながら読み進めてみてください。

また、例文と一緒に紹介していくので、ぜひ声に出しながら練習してみましょう。

 

心配するの英語表現1:afraid

 

心配英語の一つ目「Afraid」は、「恐れている」という意味の形容詞です。

相手にとって不都合なことを言うときにもI’m afraid (that)の形で使われますね。

afraidは心配の中でも、「恐怖」や「嫌悪」に近いニュアンスを持つ単語です。基本的に、「be afraid of 〜」という形で使います。

なお、似たような意味で「scared」という単語もあります。「afraid」はその人が持っている本能的な内なる恐怖なのに対し、「scared」は外からやってくる外部要因的な怖さを意味するので、ついでに覚えておきましょう。

I’m so afraid of death. I don’t want to think about it as much as possible.
私は死に対してとても恐れています。できるだけそのことは考えたくありません。

There is nothing to be afraid of. Let’s keep moving forward.
何も恐れることはありません。前に進み続けましょう。

I don’t want to tell my friends about my decision. I’m afraid of being laughed at.
私は友人たちに自分の決断について話したくありません。笑われるのが心配なんです。

 

心配するの英語表現2:worry

 

「worry」は、最も一般的な英語「心配する」という意味の動詞です。

「不安」を表す単語で、「worry about 〜」という形でよく使われます。また「be worried about 〜」という形で、「be worried」と形容詞的に使うことも多々あります。「worry about 〜」と「be worried about 〜」の違いは以下のようになります。

・worry about 〜
特定のことを常日頃から心配している

・be worried about 〜
特定のことを一時的に心配している

なお、「worry」には「心配」という名詞としても使います。数えられない名詞として使う場合は「抽象的」、数えられる名詞として使うときは「具体的」な心配になるので覚えておきましょう。

My son started living alone in Tokyo in April this year. I always worry about him.
私の息子は今年、4月から東京で一人暮らしを始めました。彼をいつも心配しています。

I’m worried about my dad because he drove to work but it’s snowing so heavily right now.
お父さんが心配です、彼は車で仕事に行きましたが、今ものすごく雪が降っています。

That’s totally fine. Don’t worry about it.
それは全然大丈夫ですよ。心配しないでください。

No worries!
大丈夫です!(心配ないですよ!)
※お礼や謝罪、依頼されたときに、カジュアルに使えるフレーズ。ネイティブスピーカーによく使われています。

 

心配するの英語表現3:concern

 

「concern」は、「心配させる」という意味の動詞です。

ニュアンス的には「懸念」が近く、自分のことというよりは、周囲のことに関しての心配事に使われます。また、響きはやや堅めで、ビジネスやニュースなどで使われることも多いため、英語「心配です」としてぜひ覚えたい表現になります。

主語が「心配する」という場合は、「be concerned about 〜」と受動態のような形にします。「主語 concern」と能動態のままだと、「主語が心配させる」という意味になってしまうので注意しましょう。

I’m concerned about our new staff members. I don’t think that they are ready to join our team.
私は新しいスタッフメンバーたちが心配です。彼らが私たちのチームに入る準備ができているとは思えないです。

I was concerned about our poor sales at the beginning, but they are getting better and better now.
初めは私たちの売上低迷を心配していましたが、今はどんどんよくなってきています。

My concern is that he might quit the company at the end of the year.
私の心配は、彼が年末に会社を辞めるかもしれないということです。

 

心配するの英語表現4:anxious

 

心配する英語「anxious」は、「不安な」という意味の形容詞です。

未来に起こるかもしれないことに対し、精神的に気がかりな「不安」や「心配」を表します。特定のことに対する不安を言う場合は、「be anxious about 〜」という形で使われます。最近受けた英語の試験結果について心配する際など、ピッタリのフレーズです。

なお、名詞は「anxiety」で、「have anxiety」で「不安がある」という使い方もあるので覚えておきましょう。

I’m anxious about losing my followers when I quit using SNS like Twitter, Instagram, and Facebook.
TwitterやInstagram、FacebookのようなSNSを使うのを辞めたときに、自分のフォロワーを失うことが不安です。

I realized that I don't have to be anxious about things that haven't even happened yet.
まだ起きてもいないことを心配する必要はないことに気付きました。

I've had anxiety for a long period. I can't explain what that is.
長い間、不安を抱えています。それが何なのか説明することはできません。

 

心配するの英語表現5:fear

 

心配を表す英語のなかでも「fear」は、「恐れ」や「恐怖」という意味の名詞です。

「have a fear of 〜」という形で、「〜を恐れている」と表現できます。また、「in fear of 〜」で「〜を恐れて / 心配して」という副詞的な使い方もできるので覚えておきましょう。

I have a fear of giving a speech in front of a lot of people.
大勢の人たちの前でスピーチをすることに恐れを感じます。

I have a fear of changing myself.
自分を変えることに恐怖を感じます。

I want to try something big, but I have a fear of getting embarrassed at the same time.
何か大きなことに挑戦したいです、しかし同時に恥ずかしい思いをすることを恐れています。

 

心配するの英語表現6:feel uneasy

 

「uneasy」は、「不安な」や「落ち着かない」という意味の形容詞です。

「feel uneasy」とすることで、「不安に感じる」や「落ち着かない」というニュアンスの表現として使えます。

I feel uneasy when I have a lot of things to do.
やらなければいけないことがたくさんある時は不安になります。

I feel uneasy because I have a very important meeting with one of our clients tomorrow.
明日はクライアントの1つととても大事なミーティングがあるので、気分が落ち着きません。

She tends to feel uneasy before she gets on the plane.
彼女は飛行機に乗る前に不安になる傾向があります。

 

心配するの英語表現7:nervous

 

「nervous」は、「神経質な」や「緊張している」という意味の形容詞です。

直接的に「心配」という意味ではありませんが、大舞台の前や初めてのことなどに対して緊張している状態を表せるので、そのことに対して心配しているという感情を表現できると言えます。日本語でもナーバスと言って、日常的に使われています。

I’m really nervous right now because it’s been a long time since the last time I played a show at a huge venue.
最後に大きな会場でライブをして以来、かなりの時間が経っているので、今とても緊張しています。

I tried to make him feel relaxed, but he still seems nervous. I don’t think that he is ready for his presentation.
彼をリラックスさせようとしましたが、まだ緊張しているようです。彼はプレゼンへの覚悟ができているようには思えません。

Being nervous is not always bad.
緊張することはいつも悪いことではありません。

 

「心配する」の英語をニュアンス別に使い分けよう!

 

英語「心配する」の表現を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?英語での様々な「心配する」のニュアンスの使い分けを学んでいただけたら幸いです。実際の英会話でも、ぜひバリエーションを楽しみながら使い分けてみてください。

また、英語を話す練習をしながら身につけたいという方は、オンライン英会話のネイティブキャンプもおすすめです。ぜひネイティブキャンプの講師との会話を楽しみながら、今回学んだ表現を使ってみてくださいね!


 

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