韓国語の勉強法を参考、真似る場合のポイントや注意点をご紹介！

韓国語の勉強を独学でしていたり、習いに行っている学習者の中には勉強を一生懸命にしているのに思うように成果が出ないと悩んでいる人もいると思います。

現在ではSNSやブログ、YouTubeなど色々なメディアを通し、韓国語の文法や単語を学べる学習コンテンツや韓国語学習の方法を知ることができる情報も多くあります。そのような情報は無料で手に入れることができ便利ですし、昔であればお金を払わなければ知ることができなかったような有料級の有益な情報も公開されています。

特に自分で勉強している学習者や韓国語学習を始めたばかりの初心者や初級者はそれらの情報を知りたいと思ったり探しているかも知れません。そして、それらを利用し他の学習者の勉強法を真似したり参考にしている人もいるかも知れません。

ところが、無料で簡単に手に入るおすすめの勉強法を真似したり参考にすることは、必ずしも悪いとは言えませんが、むやみにしない方が良いです。ですが、どうしても参考にしたり真似したいのであれば、ポイントや注意点を押さえてするようにしましょう。

今回の記事では、韓国語の勉強法を参考にしたり真似る場合のポイントや注意点について書いていきます。

自分の現状を把握し課題を見つける
自分がなりたいところで結果を出している人を真似する
参考にしたり真似する人を決めたら全て真似する
いろいろな人の勉強法を混ぜてやらない
「楽して、直ぐに、簡単に、たった～だけで」は絶対に真似しない
「学ぶ、練習する、継続する」の三大要素が入っているか
まとめ

自分の現状を把握し課題を見つける

ブログ記事やSNSなどで韓国語の勉強法を参考にしたり真似するために探しているということは、今している勉強法では結果が出ていないなど何かしら問題があるからだと思います。

ですが、人の勉強法を参考にしたり真似しようと探す前にやることがあります。それは、自分の現状を把握し課題を見つけることです。

自分の現状把握や課題設定をせずに、何となく勉強法を探しても自分に合った勉強法を探すことができず、場合によってはまったく効果がない勉強法を参考にしたり真似することにもなりかねません。

韓国語に限った話ではなく、スポーツでも仕事でもダイエットでも、まずは自分の現状をしっかりと把握し、課題を設定して、それをクリアしていくための具体的な方法を探すというのが正しい順番です。

そのため、これをせずに方法を探すことから始めてしまうと、最適な勉強法を見つけることができません。また、課題を設定した上で真似た方法ではなく、何となく真似た勉強法ではなかなか結果が出ません。

その結果、また別の勉強法を探しては試すの繰り返しになります。このような勉強は時間と労力ばかり掛かり結果がいつまでも出ません。まずは、現状を把握し、何が問題で何を課題として取り組むべきなのかをしっかりと自分で理解する必要があります。

自分がなりたいところで結果を出している人を真似する

語学習得は、やり始めるとどこまででもすることがあり、終わりがありません。

そして、語学習得の目的や目標は自分で決めれば良いです。ですが、世の中の情報の刷り込みで、韓国語が話せることイコール韓国人のように話せることだと思ってそこをゴールにする学習者も一定数いるように思います。

ですが、実際に韓国人のように話せるようになることは、ある程度の年齢になってから外国語として韓国語習得を始める場合困難であり、相当な学習量や練習量をこなしてもネイティブスピーカーと同等レベルには現実的にはなりません。

そのため、韓国人のように話せるようになることを目指すのではなく、自分がなりたいところで結果を出している日本人学習者を真似することをおすすめします。

いくら良いとか効果的な勉強法であっても、自分が目指すところとは違うところで結果を出した方法では結果が出ない、もしくは結果が出るのに時間が掛かり遠回りになります。

例えば、試験に合格することが目的で勉強している学習者の勉強法を会話ができるようになりたい学習者が真似をしても全く無駄になるとは言いませんが、最適な学習法とは言えません。そして、SNSなどではあなたと同じように勉強をしている人の勉強法を見ることができますが、それらの学習者の真似はしないようにしてください。

その理由は、参考にしようとしている勉強法をしている学習者もまだ学習中だからです。そのため、自分がしている勉強法が結果の出る方法なのかまだ分からず手探りで試している状態です。

また、間違った方法や結果の出ない方法で勉強している学習者もいます。そのため、何となく良さそうといった感覚でむやみに真似することがないようにしてください。

参考にしたり真似する人を決めたら全て真似する

自分の目指しているところで結果を出している人を見つけて、その人の勉強法や練習法を真似ると決めたら、そのすべてをまるごとそのまま真似してください。

なぜかと言うと、自分が真似しようとしている勉強法や練習法を実践して結果を出した人は、一連の勉強法をすべてやって結果を出しているからです。

つまり、真似をしようとしている人がやっている勉強法の一部、例えば単語暗記の方法だけ真似るといった自分が欲しい部分だけ真似ることは、結果を出した方法を部分的に切り取っただけなので必ずしも結果に繋がる勉強法にはなりません。

仮にその部分的に真似た方法が効果的であったとしても、自分がしている他の部分の勉強が効果的でなければ、全体としては結果に繋がる勉強にはなりません。そのため、もし真似る勉強法でやることが1から10まであるならば、それらをすべてそのまま忠実に真似なければ結果は出ません。

いろいろな人の勉強法を混ぜてやらない

今では韓国語学習サイトやSNSでは数え切れないほどの韓国語学習の情報が出回っています。

そして、それらの情報を求めている学習者は、その多くの情報の中から自分に必要な情報をひとつに限らずいくつか選んで自分の韓国語学習に取り入れているかも知れません。ですが、これはひとつ前の項目とも関連しますが、複数の勉強法を取り入れて自分でオリジナルの勉強法を作ることもしないようにしてください。

例えば、文法の勉強法についてはAさんの方法、単語暗記の方法はBさんの方法というように複数の人の勉強法をいいとこ取りして、自分で組み合わせてカスタマイズした勉強法にしないということです。

その理由は既に触れた通りで、真似をして結果を出したいのであればひとりの人の勉強法を完全に真似する必要があるからです。

「楽して、直ぐに、簡単に、たった～だけで」は絶対に真似しない

これは韓国語に限らず、英語、更にダイエット、ビジネスなどでも同じです。

ちまたには「楽して、直ぐに、簡単に、たった～だけで」といったような甘い言葉で、さも簡単に目標達成ができる、結果が出るようなことを言っている勉強法、教材、講座などが数多くありますが、このようなものはどんなものであれ絶対に真似しないようにしてください。

これらの甘い言葉はとても魅力的に聞こえ、どんな方法なのか知りたい、試してみたいと思ったり、信じてしまう学習者もいるかも知れません。

ですが、語学習得はそれなりの時間と労力を掛けて勉強や練習をする必要があり、人によっては楽ではありません。そして、ちょっとやってすぐにできるようになるわけではありません。

一日たったの５分で簡単に話せるようになったり、昨日まで分からなかった韓国語が今日になって劇的に分かるようになるわけでもありません。もしこういったことが真実なのであれば、韓国語でも英語でも学んでいる人は誰でも習得できているはずです。

仮に「楽して、直ぐに、簡単に、たった～だけで」できるのであれば、それは小手先のテクニックやその場しのぎのようなものです。ひとまずこれだけ暗記するといった理解を伴わない小手先のテクニックやその場しのぎを積み重ねても、根本的な韓国語能力をつけていくことには繋がらないため、どれだけやったとしても力がつきません。

半端な勉強をすると力が付かず、きちんとした勉強を結局やり直すことになります。それにより無駄な時間や労力、場合によってはお金を無駄にすることになります。魅力的な話や情報を耳にしたら、「そんな都合の良い話があるわけがない」とスルーして一切信じないようにしてください。

「学ぶ、練習する、継続する」の三大要素が入っているか

韓国語習得の方法は細かく見れば人によりそれぞれ違い、結果を出した人の勉強法もどれもまったく同じということはありません。

結果が出る唯一の勉強法があるわけでもありません。そのため、いろいろな人が自分の実体験を元に独自のメソッドや勉強法を教えており、それらの方法をやった人もそれぞれに成果を出しています。

それらのそれぞれの勉強法が表向きは全く違うように見えるかも知れません。ですが、どんな方法であれ成果が出る勉強法を突き詰めれば、「学ぶ、練習する、継続する」の三大要素が押さえられているはずです。

この中のひとつでも欠ければ、韓国語を習得することはできません。もし誰かの勉強法を参考にしたり真似する場合には、この三大要素が入っているかどうか確認をしてみてください。

まとめ

ここまで、韓国語の勉強法を参考にしたり真似る場合のポイントや注意点について書いて来ました。

私たちは、学校では学習内容は教えてもらっても学習方法については習いません。そのため、どうやって勉強すれば良いのか、結果の出る勉強法を知りたいと思うのは当然のことです。

特に独学で勉強している学習者は、身近に教えてくれる人がいないため、習っている学習者よりも勉強法に迷うのではないかと思います。

インターネットの普及によって多くの情報を無料で得ることができるようになりました。その反面、溢れた情報の中から信頼の置ける正しい情報や本当に自分に必要な情報を得ることが難しくもなっています。

韓国語習得においても同じ状況ですが、自分に合った勉強法や練習法を選ぶ時には今回の記事のポイントや注意点を参考にして、自分に合った情報を得て結果の出る韓国語学習になるようにして欲しいです。

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