LP banner

韓国語を勉強しても話せない理由とは？原因と正しい勉強法・対処法

留学 語学学習 Kitty

韓国語が話せない理由とは？

 

韓国語を勉強している学習者の中には、独学でしている人もいれば、韓国語教室に通ったりオンライン韓国語でレッスンを受けている人もいると思います。

それらの韓国語学習者の韓国語を学ぼうと思ったきっかけや勉強の目的はひとつではなく、個々に違うと思います。

例えば、最近の韓国語学習者であればK-POPや韓国ドラマ、韓国映画などエンタメに興味を持ったことがきっかけで始める人が多いです。

そしてそれらの人は韓国語で話したいとかドラマや映画のセリフを字幕なしで理解をしたいといったより実用的な韓国語の習得を希望していることが多いです。

そして、英語でもそうですが、外国語ができるとは一般的には「話せる」を意味することが多いように思います。

また、それらの韓国語会話ができるようになりたい人が希望する状態として良く耳にするのが「日常会話くらいはできるようになりたい」というものです。

しかしながら、韓国語を話せるようになりたいと思って韓国語教室に通ったりオンラインレッスンを受けてもなかなか話せるようにならないと悩む人は一定数います。

今回の記事では、話せるようになりたいと思って習っているのに話せるようにならない人がいる原因とその解決策について書いていきます。

 

韓国語を習うことはひとつの手段

 

まず初めに、韓国語の学習方法は、必ずこれが正しいとか習わなければできるようにならないといった何かひとつだけ正しい方法があるわけではありません。

どのように勉強をするか、独学でするか、習いに行った方が良いのかは個々の様々な条件によって変わるので一概にこれが一番と言うことはできません。

そんな中で、教室に通うとかオンラインで韓国語講座を受講するといった勉強方法はそれらの選択肢の中のひとつに過ぎません。

つまり、「習いに行きさえすれば話せるようになる」という相手が提供してくれるものに依存した考え方で習うと、その期待とは外れたものになることがあります。

留学もそうですが、留学をして現地に行きさえすれば話せるようになるわけではないのと同じことです。

これから韓国語を習おうか検討している人は、ここをまず理解するようにしてください。

 

韓国語を話せるようになるには練習が必要

 

これは習いに行く場合でも独学の場合でも同じことが言えますが、韓国語を話せるようになるには練習が必要です。

多くの学習者が、単語や韓国語フレーズを暗記し文法を学ぶ、そして発音や音読練習をしたり練習問題を解くということを一通りしていると思います。

これらの勉強は韓国語習得のために必要な勉強なので間違っているわけではありません。

しかしながら、これらのいわゆる知識習得がメインの勉強をするだけでは話せるようになることは非常に難しいです。

確かに、テキストに練習問題があってそれをしていたり、発音や音読の練習もしていると思います。

ですが、それらをしていても話せるようになっていないのだとすれば練習量が圧倒的に足りないことが原因です。

日本の学校教育を受けてきている多くの人がやりがちな勉強法が知識習得に偏った勉強です。

より単語を多く覚えるとか、難しい文法知識をどんどん増やすといった知識や情報を増やすことがほとんどのような勉強になりがちです。

確かに会話をするためにはある程度の単語数や文法知識は必要ですが、たくさん覚えたからと言って練習をしなければ使えるようにはなりません。

つまり、会話ができないからといって、更に単語や文法知識を増やしても解決策がズレているため話せるようになるわけではないということです。

 

韓国語教室の目的は知識の提供

 

現状、多くの韓国語教室や韓国語講座またはオンラインレッスンの目的は、教材に書いてあることを生徒に説明する知識の提供です。

言い換えると、それらのレッスンや講座では、生徒が話せるようになることを目的にレッスンを提供しているわけではないので話せることを約束しているわけではないです。

つまり、「話せるようになるために必要な単語や文法について説明はするけれども、話せるようになれるかはあなた次第です」ということです。

これはつまり、レッスンを提供する側の目的と話せるようになりたいと思って習っているあなたの目的が合っていないということです。

もちろん、会話コースなど会話習得を目的としたコースもあると思います。

ですが、会話目的のレッスンであったとしても、その時間だけ話しただけでは話せるようにはなりません。

ただ、オンラインレッスンで毎日習慣化して話しているということであれば話せるようになる可能性はあります。

しかしながら、従来のレッスンのように週１回だけ、話すのはレッスンの時だけという場合は難しいです。

もし今韓国語を習っている場合、従来通り、教材の内容を先生が説明してくれる形式のレッスンを受けているなら、知識習得が目的です。

そのため、レッスンを受けただけでは話せるようになることは難しいです。

 

韓国語を話せるようになるためにすべきこと

 

ここからは、スクールやオンラインレッスンを受けながらも話せるようになるためにすべきことについて書きます。

 

十分な復習と自習をする

 

スクールやレッスンの時だけで勉強しても、既に触れた通り話せるようになることは恐らくできません。

その理由は、知識習得がほとんどの勉強で、圧倒的に練習時間が足りないからです。

スクールやオンラインレッスンでは、あなたが話せるようになるために必要な会話練習の時間数を時間の制約上取ることができません。

既に書きましたが、話せるようになるために必要なことはあなたが学んで知っている知識を使えるようになるまで練習を繰り返しできるようになることです。

ここについては、知識習得のように習うものではなく、自分で時間と手間を掛けてするしかありません。

どの程度の時間をかける必要があるのか、練習量の基準値は、自分でやってみて自分なりの基準を見つけることが必要です。

ひとつだけ言えるのは、練習をしているその時だけでできるようにならないことと、数回程度の練習では実践で使えるレベルの会話力はつかないということです。

学習者の悩みで、やってみたけどできるようになかなかならないということを聞きますが、ちょっとやってできないと思う必要はありません。

それは単に練習量が足りないだけなので、できるまで何度でもやってみてください。

できるようになるためには練習を継続して習慣化し、身に付くまで繰り返す必要があります。

繰り返しになりますが、会話ができないのは知識量の問題ではありません。

そのため、話せないからと単語や文法をさらに勉強して、知識を増やすことでできないことをカバーしようとしても意味がありません。

 

フィードバックを目的としてレッスンを受ける

 

既に触れた通り、現状のほとんどのスクールの目的は受講生への知識の提供です。

単語を覚えるとか文法の理解を独学でするのが難しいのであれば、知識目的でレッスンを受講すれば良いと思います。

ですが、知識習得の部分を自力でできるのであれば、必ずしも習ってする必要はなく自分でしても良いと思います。

しかしながら、勉強をしていると分からないことがあって聞きたいとか自力では解決が難しいこともあります。

例えば、会話の基本となる文を作ることはできたとしても、それが正しいのかどうかは自分で判断することが難しいことがあります。

また、勉強がうまく進まないとか勉強法などについて相談したいと思うこともあるかも知れません。

そのため、従来のような知識習得を目的としたレッスンではなく、独学では難しい部分についてフィードバックをもらう目的でレッスンを受けることは有効な方法です。

自分でできることは自分でやり、自力では難しい部分については分かる人の力を借りるという方法は効率的かつ効果的な学びになります。

 

話せるようになるための練習法を学ぶ

 

韓国語や英語習得など語学習得に限らず、スポーツでも仕事でもスキルの習得は何でもそうですが、目的に合った正しい考え方や勉強法や練習法が必要です。

韓国語を話せるようになるためには、ひたすら書く、暗記する、とにかく練習するという方法ではだめで、自分の目的に合った正しい考え方を基にした勉強法や練習法が必要です。

何となくや自己流の勉強や練習をすると、学習効率がとても悪いです。

自分では一生懸命に勉強しているつもりでも、時間、手間、お金だけが無駄にかかったり、不要な勉強をすることになり、最悪の場合、目的が達成できないことにもなります。

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」ということわざがあります。

これは、「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていくことができる」という教えです。

このことわざですが、韓国語の会話習得に当てはめて考えると以下のようなことです。

どのフレーズを覚えれば良いのかといった目先の解決策を求めるのではなく、話すことができるようになるために必要な本質的な考え方や方法を学べば、それにより自分で話せるようになれるということです。

現状、なかなか話せるようになっておらず悩んでいるとすれば自分で考えても恐らく分かりません。

話せるようになれる考え方や方法は既に結果を出している人から学んで下さい。

 

まとめ：話せるようになれるかどうかは自分次第

 

ここまで話せるようになりたいと思って習っているのに話せるようにならない人がいる原因とその解決策について書いてきました。

韓国語は習いに行けば話せるようになるわけではなく、話せるようになれるかどうかは自分次第ということです。

話せるようになるためには知識量ではなく知っていることをできるようになるための練習量が必要です。

そして、話せるようになるために必要な勉強法や練習法を学び、それを知って終わりにせずに自分で実践し継続し習慣化することです。

 

nativecamp.net

nativecamp.net