ため息は英語でどう表現する?シーン別の感嘆詞を紹介!

ため息、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

人間であれば誰しも、日々の日常を送る中でため息を漏らしたい場面は多々ありますよね。もちろん日本人だけでなく、英語圏の人たちも同じです。

そんなため息を、英語でどのように表現するか知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ため息を英語で表現する方法を紹介していきたいと思います。シーン別のフレーズや、感嘆詞、擬音語についても解説していくので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!

ため息の英語表現を知っていますか?

英語には、「はぁ〜」と息を吐く以外にもため息を表現する方法があります。

ここでは、

・「ため息」を英語で表現する方法
・シーン別の「ため息」に関する英語表現やフレーズ
・英語での「ため息」の感嘆詞

の3つのポイントで解説していきます。

「ため息」は英語でどう表現する?

まず、「ため息」という言葉の英単語は「sigh(発音:サイ)」です。

「sigh」には、動詞(ため息をつく)と名詞(ため息)があり、動詞の場合の活用変化は以下となります。

「sigh」を動詞として使う場合の活用変化

現在形:sigh
過去形:sighed
過去分詞:sighed

また、名詞として使う場合、「a sigh」のように不定冠詞が付くことが多いです。

with a sigh
ため息をついて

let out a sigh of 〜
〜のため息をつく

もし、深くため息をつく様を表現したいのであれば、

sigh deeply
深くため息をつく
※deeply:deepの副詞

with a deep sigh
深いため息をついて

のように、「deeply」や「deep」を使って表せます。

シーン別「ため息」の英語表現・フレーズ

次に、シーン別の「ため息」に関する例文を紹介していきます。ぜひ場面をイメージしながら、声に出して読んでみてください。

単純に「ため息をつく」と言う場合

She has sighed a lot lately. She must be frustrated with something.
彼女は最近、たくさんため息をついています。何かフラストレーションを抱えているに違いありません。

One of my subordinates often makes mistakes. I can’t help sighing.
私の部下の1人はしょっちゅうミスをしてしまいます。ため息をつかずにはいられませんよ。

He is always sighing. That makes me feel uncomfortable.
彼はいつもため息ばかりついています。それによって私も不愉快に感じます。

He started eating with a sigh.
彼はため息をつきながら食べ始めました。

「がっかり・不満」によるため息を表現する場合

My dad sighed with disappointment because of my bad behavior at school.
父は私の学校での悪い行動が理由で、がっかりとしたため息をつきました。

My older brother often sighs with frustration when he can’t focus on studying at home.
兄は自宅で勉強に集中できないときに、不満まじりのため息をよくつきます。

「悲しみ」によるため息を表現する場合

She deeply sighed with grief over the death of her dog.
彼女は飼い犬の死に悲しみの深いため息をつきました。

He let out a sigh of grief and felt devastated when he realized that he got betrayed by his best friend.
彼は親友に裏切られたと気づいたとき、悲しみのため息をついて、精神的に打ちのめされました。

「安心」のため息を表現する場合

I was so relieved when I heard that she was alive, and then I sat on the couch and sighed with relief.
彼女が生きているということを聞いたとき、とても安心しました。そしてソファに座り、安堵のため息をつきました。

She let out a sigh of relief when her cat came back 3 days after it went missing.
彼女の猫がいなくなってから3日後に帰ってきたとき、彼女は安堵のため息をつきました。

「ため息」を英語の感嘆詞で表すと?

ここまでで学んだように「ため息」をつくこと自体は「sigh」で表せますが、以下のような「はぁ〜」といった実際のため息の音を表す英語の感嘆詞もあります。

Sigh

「Sigh」は感嘆詞としても使えます。口に出して言うというよりは、書き言葉でため息をついている様を表現するときによく使われます。

I’m sick and tired of work. I want to change my job as soon as possible. Sigh…
仕事にうんざりしています。可能な限り早く転職したいです。(ため息。。。)

I want to go drinking with my friends tonight, but I can’t because I have an online meeting at 7 pm. Sigh…
今夜は友達と飲みに行きたいのに、19時からオンライン会議があって行けません。(ため息。。。)

Ugh(発音:ウァ)

「Ugh」は、不愉快になるようなものを見たときによく使われます。日本語の「うぅ」や「うわぁ」に似ています。

Ugh, why did you do that? That’s so disgusting.
うわぁ、なんでそんなことしたの?すごく不快でうんざりなんだけど。

Ugh, I hate this movie. It’s so creepy, isn’t it?
うわぁ、この映画嫌いです。とても気味悪くないですか?

Duh(発音:ダァ)

「Duh」は、誰かや何かに呆れているときに使われる感嘆詞です。日本語の「はぁ〜」や「あぁ...」に似ています。

Duh, I have so many things to do today. Why doesn’t my boss do them himself?
あぁ...今日はとてもやることが多い。どうして上司は自分でそれらをやらないんだろう。

Duh, my room is so messy. I have no idea where to start.
あぁ...部屋がとても散らかっています。どこから始めればよいか検討もつきません。

Phew(発音:フュー)

「Phew」は、「ふぅ」と安心したときに出る呼吸音を表すときによく使われます。「あぁ、良かったぁ」のようなニュアンスが込められているのが特徴です。

Phew, I made it. I should’ve left my house earlier.
ふぅ、間に合った。自宅をもっと早く出発するべきでした。

Phew, I got everything in time, so I can go to the party tonight. I’m so excited.
ふぅ、時間内に全て終わらせたので、今夜はパーティーに行けます。とてもワクワクしています。

擬音語を英語にすると?

英語には「onomatopoeia(発音:オノマトピア)」という単語があり、擬音語(感情や状態、物音、笑い声、鳴き声などを言葉にしたもの)を意味します。ちなみに、日本語ではカタカナで「オノマトペ」です。

例えば、食感を表す「シャキシャキ」や、しらけた雰囲気を表す「シーン」、足音の「ザッザッ」など。また、カラスの「カーカー」や、ネコの「ニャー」、犬の「ワンワン」も同じです。

マンガを読んだことがある方であれば、どのようなものかは想像しやすいでしょう。また、動画などに加えられている効果音を文字化したものも擬音語の一種です。

上で紹介したため息の感嘆詞も、ため息をついた本人ではなく、第三者の誰かが描いた形であればオノマトペになります。

以下に、英語でのオノマトペをいくつか挙げているので、ぜひ参考にしてください。

犬の鳴き声「ワンワン」:bowwow(バウワウ)
ネコの鳴き声「ニャー」:meow(ミアオゥ)、mew(ミュー)
フワフワ:fluffy(フラフィー)
ヒラヒラ:flutter(フラター)
モゴモゴ:mumble(マンボー)
バンッ:bang(バング)
バシッ:pow(パウ)
警笛音のビーッ:beep(ビープ)
ブーン:buzz(バズ)

英語には他にもたくさんのオノマトペがあるので、気になる方はぜひ調べてみましょう!

声に出ない様子や状況を説明する英語表現

最後に、声に出ない様子や状況を説明するときに使える英語表現もいくつか紹介していきます。

Hmm(フン)

「Hmm」は日本語の「へぇ」や「はぁ」に似ており、相手の言っていることに対して微妙なリアクションを示すときに使われます。

A: I saw some ghosts last night. I’m serious.
B: Hmm.

A: 昨夜お化けを見ました。本気です。
B: へぇ。

Ew(イゥ) / Eww(イゥゥ)

「Ew」や「Eww」は、何か不愉快になるようなものを目にしたときに、「気持ち悪い」という意味を込めて使う表現です。

Ew, a cockroach is dead here.
うぅ、ゴキブリがここで死んでいます。

Gah(ガー)

「Gah」は、怒りや不満を表すときに使う表現で、日本語だと「あー、もう」というニュアンスに近いです。

Gah, I have to do the laundry, go to the city office, go to the grocery, pick up my daughter…I have no free time!!
あー、洗濯しなきゃいけないし、市役所に行って、スーパーに行って、娘を迎えに行って...全然自由時間がない!

What the ….(ワッタ...)

「What the…」は、何かとんでもないことが起きてしまったときに、「なんてこった」というリアクションとして使われます。

What the … My car got stolen.
なんてこった...車が盗まれてしまった。

shoot(シュート)

「shoot」は、「あー」や、「まじか」、「しまった」といった意味で使われます。「shit(クソっ)」という言葉を変えて和らげた形になります。

Shoot…I lost my smartphone.
しまった...スマートフォンをなくしてしまった。

ため息の英語表現はさまざま!

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したように、ため息の英語表現は様々あるので、バリエーションを楽しみながら使ってみてくださいね。

英語の擬音語もたくさんあるので、語彙力アップのためにも色々と調べてみましょう。

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