「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」で会話力を鍛えよう!

パワーフレーズ、ネイティブキャンプ、英会話

皆さんは、英会話と言えばどんなテキストを思い浮かべるでしょうか。

今回は、安くてメジャーだからこそ昔から不動の人気を誇るNHKのラジオ英会話のテキストをご紹介します!昔やってみたことがあるという方は、今の進化に驚くことでしょう。

特に今回は「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」のおすすめをしていきます。どんなテキストなのか、そしてどう使っていくべきなのかをご紹介します。

「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」の特徴

まずは、NHK出版の「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」がどんな教材なのかを見ていきます。

少しだけでも中身を知れれば、自分に合っているかどうかが確認できますからね。

練習問題は760問超え!

英会話をするならそれなりの学習時間と内容が必要ですが、「NHKラジオ英会話 英会話話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」にはなんと760問以上もの問題が記載されています!

ここまでボリューミーでお手頃価格なら手が出しやすいですし、お得な気分になりますね。ここまで問題数が多いのか、英会話で必須の「即応力」を養うためです。会話中、頭で考える時間はありません。

机の上でリーディングをしているわけではないのですから、いかに瞬発力を発揮し、頭の回転を早く処理するかが課題になります。相手の言っていることを理解する時もそうですし、こちらから発言する時だって即応力は必須ですからね。

目次をご紹介

では、次に「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」の目次を確認していきましょう。

どんな本かを知るには、目次を見るのが一番手っ取り早いです。以下をご覧ください。

目次
Chapter 1 会話の流れを作る「基本接続詞」
Chapter 2 会話の重要な流れ(フロー)
Chapter 3 会話を豊かに展開しよう
Chapter 4 プレゼンテーションを支える表現
Chapter 5 会話の「台本」 1―あいさつ・依頼などの台本
Chapter 6 会話の「台本」 2―警告・提案・アドバイスなどの台本
Chapter 7 会話の「台本」 3―約束・可能性評価などの台本
Chapter 8 会話の「台本」 4―未来を見据える発言の台本
Chapter 9 会話の「台本」 5―判断などの台本
Chapter 10 会話の「台本」 6―知識・思考・応答などの台本
Chapter 11 会話の「台本」 7―相手と対峙する台本
Chapter 12 会話の「台本」 8―台本学習と会話のコツ

「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」の目次はこのようにchapterごとにわかれており、全部で12個あります。

chapter1~4までは、英会話に重要な基礎を教えてくれていますが、chapter5からは台本が入ってきますよね。難しいかなと思った方も、最初の台本に「あいさつ」が入っていることを知れば安心できるでしょう。

実際に私たちが日常会話で使う頻度が高いものが台本となっているので、たとえば英会話スクールなどに通っているのであればその成果はすぐに発揮できるものとなります。

音声ダウンロードができる!

NHKラジオ講座は、ラジオというからにはもちろんラジオで音声を聞くものでした。

決まった時間に講義が始まるので、それまでに準備をして待ち構えるのが昔の常識。しかし今は、音声ダウンロードができるようになったため「ラジオ」とは名ばかりになりました。

「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」を購入すると、NHK出版サイトから音声をダウンロードできます。

ダウンロードの仕方はテキストに記載してあるので簡単にできます。利用するにはNHK出版サイトに会員登録する必要がありますが、こちらも簡単なので気負う必要はありません。

タブレットやスマホでは、NHK出版アプリである「語学プレーヤー」」が無料で利用できるので、出先でも聞きたいという時に便利です。パソコンでダウンロードしたい場合は、mp3音源をzip形式で提供してくれます。

著者紹介

「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」の著者は2人います。

ひとりは大西 泰斗さん。

筑波大学大学院文芸言語研究科博士課程を修了しており、もちろん英語学専攻でした。その後、オックスフォード大学言語学研究所客員研究員を経て、現在は東洋学園大学の教授になっています。NHK「ラジオ英会話」講師になった後は、『NHKラジオ英会話 英単語 基本イメージ集中講義』や『NHKラジオ英会話 英文法パーフェクト講義 上・下』を出版しており、他にもNHKラジオ講座の名前がない『ハートで感じる英文法 決定版』、『英文法をこわす』、『一億人の英文法』、『一億人の英会話』、『総合英語FACTBOOK』など、たくさんの英語に関する書籍を出しています。

もうひとりはポール・マクベイさん。

イギリスのプレスコット出身で、世界ランキング常に上位のオックスフォード大学ではModern Languages 修士号を取得しています。英国、オーストラリア、スペインなどで語学教育に携わるなどの多くの経験があり、現在は麗澤大学特任教授です。英会話にいてほしい英語のネイティブ講師ですね。

「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」の使い方

一通り「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」の特徴がわかったところで、次はこの教材の使い方を考えてみましょうか。

英会話ができるようになるまでにはかなり時間がかかるものですから、いかに継続できるかに集中することが大切です。

chapter4までの意識をしっかり入れ込む

「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」をご紹介した時、目次もチェックしていきましたよね。

その時、chapter4までは台本ではなく、英会話に関する知識になっていました。まずはここを飛ばさず、じっくりと頭に染み込むまで覚えましょう。目次は以下です。

Chapter 1 会話の流れを作る「基本接続詞」
Chapter 2 会話の重要な流れ(フロー)
Chapter 3 会話を豊かに展開しよう
Chapter 4 プレゼンテーションを支える表現

会話は、ぶつ切りになったり短文だけだったりするととても幼稚っぽく聞こえます。それを解決してくれる方法が、chapter1の「基本接続詞」を使うことです。

接続詞とは、文字通り文と文を繋げてくれるもの。これを使えば、たとえ簡単な文でも大人の文章が作れるようになります。これだけでも英語力がグッと上がったように感じられますよ?

また、chapter2では会話の流れを知ることができるので、コミュニケーションがちょっと苦手だなと思っている方にはぜひ熟読してもらいたいところです。単純な内容ばかりだと会話もつまらなくなってしまうので、それを回避するために読むべきなのがchapter3。ここでは会話をより豊かにするための学習方法が記載されています。

そしてchapter4は少しビジネスライクで、プレゼンテーションといった限定的なシチュエーションに対応しています。日常英会話とは違うかもしれませんが、自分は使わなくても洋画や海外ドラマのワンシーンなどでビジネスシーンが出てきたら、独学でも聞き取れるようになりますよね。

台本をベースに自分なりにアレンジ

「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」には台本がありますが、何週もして慣れたら、その台本をベースにして今度は自分のオリジナルの台本を作ってみましょう。

この時のおすすめは、シチュエーションだけ決め、その後はすべてアドリブで口に出して言うことです。

紙などに英語を書くことはせず、本当に相手がいるようにして話してみましょう。架空の相手であっても、会話に必要な即応力はこれで鍛えられるため、これをすれば何週してもしたりないくらい使えます。

同書の「講義編」を読んでみる

実は、「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」には「トレーニング編」以外にも「講義編」があります。

まずは講義を聞いてからトレーニングがしたいという方も多いので、最初からトレーニング編は厳しいと思ったら講義編から入ってみましょう。「順行」「逆行」「例示」「条件設定」など、会話で多く使われる流れをどう紡いでいくのかを解説してくれています。

会話でよく使う決まり文句をここでしっかりと覚えれば、考えなくても瞬時にフレーズが出て来るようになります。ある程度できるようになったら、自分の感情や意見もアドリブで言えるようになるので、それまでに覚えておきたい初級編という感じですね。

役立つ表現が詰め込まれたダイアログは192個と、これまた豊富!音声解説もダウンロードできるので、大西先生の講義を聞いているような感覚になれます。

まとめ

「NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ トレーニング編」の特徴と使い方を見て来ましたが、自分にできそうと思えたでしょうか。

音声はスマホで聞けるのですきま時間を利用しても良いですし、chapterごとにみっちり聞いて繰り返す時間を取るのも良いでしょう。

講義編とセットになっているため、トレーニング編を見て、講義編の内容も知りたいなと思ったら、ぜひ講義編からトライしてみてください。講義でインプットした後に、トレーニングでアウトプットという流れができれば即応力はより身につくでしょう。

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