英文法を超基礎から始めたい時のおすすめテキストをご紹介!

英文法、超基礎、ネイティブキャンプ

学生なら大学入試に備えて、社会人ならTOEICや英検などの試験のために、英文法はいつだって避けては通れない道です。英会話だって、文法から英語を始める日本人にとっては習っていないと難しいもの。となれば、英文法を基礎から始めたいと思う人もいます。

今回は、そんな人におすすめしたい「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」についてご紹介しますよ!「超基礎」とあるので誰もができ、挫折しないようになっています。

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」の特徴

では、早速「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」の特徴から見ていきましょうか。英語が苦手な人、一から始めたいと思った人、そんな人におすすめできるのは、どのような特徴があるからなのでしょうか。

著者は東進ハイスクールの英語講師

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」の著者は、あの有名な東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語講師です。難しいレベルの英語に触れているのでもちろん難関大学を目指す受験生を教えることもできますが、中学生向け講座や、基礎講座を担当しているので基礎力を付けさせることにも定評があります。

書籍には他に『大岩のいちばんはじめの英文法』や、『英語長文レベル別問題集1〜6』、『高校 とってもやさしい英文法』など多く出版しています。

中学レベルから学べるまさに超基礎編

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」は、超基礎とあるので、多くの人が躓きがちな、高校に入る前の文法から載っています。よって、このテキストが発売されてからはこれがわからなかったらもう終わりとも言われたほどでした。

受験生だけでなく、TOEICテストを控えている人や、英語の4技能と呼ばれるリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングを満遍なく高めたい人に愛用されています。

他の英文法の教材は、ある程度英語がわかっていて当然だろうという順序で解説がなされていくものもありますが、それだと一部忘れていることがある場合に先へ進めません。わからなければ挫折してしまう原因にもなってしまうので、それを防げるよう基礎中の基礎から解説があるのが「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」のメリットです。

改良・改善されてさらにパワーアップ!

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」は、一度発行されたもののその後改訂版が出ました。

例えば、講義内容や解説については、現役高校生や編集スタッフである大学生の意見をたくさんもらって改良しています。読者からの生の声を取り入れた形ですから、わかりやすくなるのも当然でしょう。

また、より深い理解のために「特別講義」を増補してもいます。第0講の前には「授業~その前に〜」が追加され、さらに第21講のあと(第2章の最後)には「形容詞のカタマリ」という特別講義が追加されました。

こうして内容をパワーアップさせた他、デザインも一新することで見やすいテキスト作りに気を配っています。見やすいということは使いやすいということ、そして学習を継続しやすくすることに繋がっていきます。

そして巻末には索引が付きました。文法項目の中でわからないものや忘れてしまったものが出てきた場合、どこに戻れば良いのかわからないこともあります。そんな時に便利なのが索引で、サッと引いてまた勉強に戻れるという仕組みに改良されました。

アプリもリリースしている

書籍だと机に座って勉強する以外ないように思えるかもしれませんが、「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」は実はアプリもリリースしているので、すきま時間を使ってスマホで勉強ができます。

スマホだと、書籍ではできない音声学習ができるようになるのでリスニングスキルを上げることが可能になります。英文の速度や回数を自由にアレンジできるので、自分のレベルに合わせて使えるのが魅力的。アプリ内では、今読まれている部分がハイライトされるので、何を言っているのか見失うこともありません。

このアプリはApp Store/Google Playのどちらからでも入手できます。検索ボックスに「東進ブックスStore」と入れて、Storeから対象書籍のデータを購入しましょう。

品詞の解説がある

中学時代を思い出してもらいたいのですが、英語の授業で品詞について深く学びましたか?この質問については多くの方がNOというはずです。具体的に文型を習い始めるのは高校になってからで、SVOCについて触れたり、品詞解剖を行いながら長文を読む練習を行う学習塾も出てきます。

しかし、このような品詞を意識した解き方をしていない人は、文法が苦手になってしまう確率が高まってしまうと言われています。英語を感覚で解いてしまえる人なら良いのですが、そうでないなら品詞からの学習は重要です。それを「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」は大切にしてくれており、英語が得意な人の解き方ではなく、英語が苦手でも解けるテクニックを教えてくれます。

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」の使い方

では、このテキストの特徴がわかったところで、次はその使い方を見ていきましょう。超基礎編なので1ページ目からどんどん進めていけば良いのですが、それでも不安という場合や、より短期間で効率良く学びたい場合にぜひ参考にしてくださいね。

まずは目次をサッと見てみよう

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」は、中学の内容から高校の内容まで載っています。どのような構成になっているのか、どのようなレベルまで進むのか、その全体像は最初に把握しておきたいところ。ですので、最初の目次をチェックしておきましょう。

英文法の超基礎と書かれているテキストを手に取った時点で、その人は英語が苦手である可能性は非常に高いです。ですから、「本当にこのテキストで自分は理解できるのだろうか」という不安を少しでも払拭することが大切です。目次を見て、全体像を理解することで苦手意識を安心に変えていきましょう。

また、目次を見た時に難しそうなところまで行くんだなと思ったとしても、1週目は内容を100%理解しなくても大丈夫です。完璧主義にならず、むしろ最初は軽くなぞるくらいの気持ちでいきましょう。2週目以降で理解度を高くしていけば良いので心配はいりません。とにかく目次を見て自分はできるぞというイメージを高めるのです。

毎日3講進めてみよう

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」は全部で21講あります。ですから、3講ずつやっていけばちょうど1週間で1周することができます。たったの1週間で、です!

このように毎日3講と決めて学習を続けるためには、学習ルーティンを作る必要があります。なぜなら、前回学習してから時間があくと、せっかく覚えたはずの英文法を忘れてしまい、またやり直さなければならないからです。この非効率な時間はできるだけ減らしましょう。

覚えたはずのことをまた繰り返して覚え直すのは大切なことですが、英文法は繋がりがあるのでできれば1週間は続けていきましょう。これによってトータルでの成長率や達成感を味わうことができます。

文型と品詞と例文を覚える

ただ理解することだけに重点を置いて「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」を進めることもできますが、それだと、このテキストがない時にわからなくなります。なぜなら、理解だけして定着する努力を行っていないからです。「先生に教えてもらった時にはわかったのに、家に帰って復習しようと思ったらわからなくなった」という現象と同じですね。

先生に聞く時間は限られますし、同じことは質問しにくいものですが、これは書籍ですから逃げもしませんし何度も繰り返せます。理解するだけでなく、文型と品詞と例文、この3つを意識して覚えるようにしてみましょう。

第1章の3講では文型を学びます。最初の方ですから、集中力を高めて超基礎を定着させるようにしましょう。文の構造を意識しながら読むのと読まないのとでは、1週目を終えた後の理解度と定着度合いが全然違います。

そして文構造が理解できたら、実際にどのような文が作れるのかを例文で確かめ、覚えていきます。口に出して音を自分で聞き、その語順に脳が慣れるようになるまで繰り返します。

最低5週は行う

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」は元々英語が苦手な人向けのテキストです。よって、英語が得意な人のように1週目ですべてを理解できるわけではないでしょう。ですから、最低でも5週は行ってください。

1週目はすべて理解できなくても良いので、文型と品詞と例文をしっかり覚えながら読み進めます。アプリでの音声学習も忘れずに!

そしたら2週目は1週目と同じように理解するだけでなく定着するように意識しながら進めていきます。そうするうちに、1週目ではわからなかったところも徐々に理解できるようになってきます。

3週目は、2週目で覚えきれなかったところや、忘れがちなところに焦点を置いて読みます。何度やっても忘れてしまうところは自分の弱点ですから、ここを克服すれば英語力はずっと上がります。

そして4週目は仕上げとし、5週目は忘れたころにやって本当に覚えたかを確認します。

まとめ

英語が苦手な人、文法を一からやりたい人におすすめなのは「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」というテキストです。東進ブックスはブランドが高く、レベルも高いので初心者向けではないのではと思っていた人もいるかもしれませんが、実は基礎力作りのための解説が得意です。英文法の参考書にぴったりなので、勉強するなら手元に置いておきませんか?

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